2010年8月7〜9日
いや、もういろいろ堪能した旅です。
最終日は慌てずにゆったりとシートにふんぞり返って
ずっと座ってゆっくり帰るつもりでした。
まさか、大雨が降っているなどとは知らなかったんです。
やっぱりJR東海でケチが付きました。
8月9日 月曜日 | |
6時頃起きた。普段よりずっと早い。外はいい天気です。 朝食付きで、フロント前のロビーで簡単なのを自由にいただけるのですが、きっと時間が集中してそれどころじゃないだろうと予想、おとなしく部屋で昨日買っておいたコンビニおにぎりを食べてみますが、これまた握りがあまくてボロボロと・・・。いけませんな。 なにをするでもなく、ただぼさーっとテレビ見たり、着替えたり、歯を磨いたりしてたら8時近くなりました。荷物をまとめて、いざチェックアウト。一階に下りると、めのまえの朝食コーナーは人でいっぱいです。しかも、よく見るサラリーマンの姿ではなく、子連れの母親が目立つ夏休みのファミレス状態。空気を読まないくそば・・・おば様達ですから、こういう場所でものんびりしちゃいますからね。いつまでも席など空くわけがありません。待ってたらお昼ご飯の時間になっちゃいますよ。 8:20、チェックアウト。6930円でした。まあ、大きな駅の近くだから普通の値段でしょうか。 |
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和歌山駅まで5分ほどです。東口はちょっと静かです。高速バスとかはこちら側から発着する様子ですね。駅舎はこぢんまりしています。 すぐには電車に乗らないので、また入場券を買って改札を入ります。しばし、JRの電車観察です。 |
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和歌山線の105系は相変わらず色とりどりです。昨日、くろしおで通過したときにも見えましたが、ホームの端っこにはみ出した状態で駐まっている電車がときどきいます。何なのかと思ったら、待避していて、同じホームに別の電車がやって来るのを避けているみたいです。 この日も昨日と同じように、緑の105系がはみ出して駐まってます。その8番線和歌山市行きホームには、昨日と違う和菓子箱電車が来ました。ただ、珍しく戸袋窓が埋められた103系タイプの更新車で、窓のないぶんカラフルさが際だってます。 7番線に来た4両編成は、先頭のクハ104が分散クーラーで変わってるな?と思ったら、事故復旧車の550番台ですね。踏切事故で壊れたクハ104の運転台部分を、モハ102あたりにくっつけた1形式1両の珍車でもあります。相方はAU75で冷房改造されていたからでしょうか、分散クーラーを付けているので目立ちます。併結の編成はAU75冷改のクハ105の編成でした。 さっきはみ出していた、昨日も見た緑のダブルパンタ編成も7番線に来て、ちゃんと姿を撮れました。クハ104は、見ればみるほど常磐線ですねえ。 |
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205系や113系は昨日とあんまり変化なしですが、物珍しいので写真は撮りまくり。どうにも日の向きがあわなくて、なかなか写真撮るの難しいですぞ、和歌山駅はw。 381系のスーパーくろしおが来るので、1枚くらい撮っておこうと1番線に行って待っていたのですが、 |
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9両編成に増結されてしまっているからか、ホームめいっぱいに駐まっちゃって顔が拝めません。どうせならヘッドマークのある方をと思って行ったのにな。増結部の先頭と中間の連結面も、あんまり面白くない向きで撮っちゃったし、パノラマクロもへんてこりんな写真だし・・・。 反対方向にくろしおが来るというので見に行けば、なぜかヘッドマークがずれてます・・・。381系はこんな写真ばっかりになっちゃいました。ちょっと心残りです。 |
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紀州路快速の電車ももちろんやってくるわけですが、この223系もいろんな種類があるのはわかっていますが、どうにも興味のわかない電車です。和歌山で見るのは0番台と2500番台らしいです。ちょっと見てるだけだと、ヘッドライトが違うだけですが、ドアの戸袋窓があったりなかったり、同じ編成のうちでもそれが混ざっていたりしていたりもしています。でも、どうにもキャラが弱くて印象に残りにくいですねえ。 | |
色合いのせいか、117系はやってくると非常に目立ちます。いきなり和歌山線にも117系がやってきたと思ったら「ワンマン」表示が下がっててちょっとびっくり。和歌山に着いて、回送で走り去ってしまいましたが、このラッシュの時間帯に2扉車なんてちょっと不思議です。きのくに線の折り返し電車は、一番前の扉より運転室側の一角席が荷物室になってました。国鉄ちっくな風情でいいですね。 | |
和歌山駅は2・3番線と4・5番線に駅番売り場+立ち食いそば屋さんがあります。それぞれお店が違うようで、お弁当もそばも違います。あとで、戻ってきたらお世話になろうと思います。 そろそろ、貴志駅に向かうとしましょうか。中央改札側にいちど出て、和歌山電鉄の切符を買ってまた入る。改札前にダイハツ・エッセが置いてあります。ここにはいつもダイハツの新車が展示してあるのだそうです。そういえば、新大阪駅にもなんだか車があったな〜。広島駅もプレマシーがあった気がします。関係ないですが、プレマシーのあのドアプレスは板金屋さん泣かせですね。 ラッシュの時間もひと段落して人の少ないホームに、「ようこそ和歌山へ。」の看板があるのをまじまじと眺める。和歌山県って、たくさん観光するところがあるんですよね。ちょうど、パンダの赤ちゃんも生まれた頃でしたが、ちょっと元気があって和歌山もいいなあと感じられる看板です。紀州鉄道のイラストが、キハ600の絵なのがまたいいですね。 |
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昨日、いちご電車とおもちゃ電車には乗ったので、今日はたま電車に乗れればいいと思って狙ってはおきました。9:45発のたま電車で貴志まで行きましょう。 平日の下り電車のはずですが、お客さんはかなりいます。さすが夏休み。もちろん座れずにドアの脇に立ってぼけーっと乗りますが、立っているとけっこう揺れることに気がつきます。つり革がぶらんぶらんしてますよ。 |
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車内デザインは、昨日の電車より落ち着いてみていられる感じです。たま駅長風味な色調のフローリングから壁紙、シートモケット、各注意書きに至るまでトータルデザインです。つり革までもです。 ドアの横に本立てがあって、主に猫の絵本がおいてあって女の子が取りに来ては座って読んで、見終わるとまた本を取り替えにやってきます。のどかだ。 |
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10:18、貴志駅到着。途中からもけっこうなお客さんが乗ってきていたので、ホームは人でごった返しちゃってます。新築された駅舎の駅長室前は列が出来ていてややうんざり。改札を出てすぐが駅長のいる窓、左手が茶店です。駅を出て右手が売店になっていますが、ここも大混雑です。 | |
次の電車が来たら、それに乗って戻ろうと思うのでそれまでぼんやりします。 たま電車とか適当なことを言っていますが、形式があって2270系と言うはずです。南海電鉄のときにワンマン運転用に改造された貴志川線専用の電車のうち、3本が内装をいじって○○電車で人気者になってます。趣味的に見ても、実は結構面白い電車なのですが、この特装車のインパクトに隠れてしまっていますね。 10時半前、たま電車が折り返して出発していくのを見送って、さあて駅長に会いに行きましょうか。 |
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まだ並んでますよ。 この程度なら並びましょうか。で、駅長さんはお休み中でした。しかも、すみっこで丸まっててよく見えませんが、かわいいからいいでしょう。 でも、どうやらほとんどこの状態らしく、なにかしら考えていると公式サイトに出てましたね。 |
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ひとだらけでうんざりなのですが、駅以外にあたりはなにもなく、しかたなくグッズを売っているお店に行ってみる。小山商店といい、駅長はここのご夫婦が飼っているのだそうです。基本、無人駅ですが、貴志駅の駅業務もこの商店さんで代行しているのかな?。でも、これだけ人だらけだと、グッズ販売だけで手一杯になっちゃいそうですね。 とか言いつつ、たま駅舎クリアファイルとマグネットクリップを買ってみた。 |
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次の電車が到着、さっきと同じ光景がまたホームで始まりました。入れ替わりで逃げるようにこの電車に乗ります。さっきより人が多いように見えますね。 きれいに改装された車内からはあんまり感じませんが、運転室内を見ると懐かしい感じ満載ですよ。昭和45年製造の東急車輌のプレートのマークも、見たことのないデザインです。1995年の何回車両のは貴志川線仕様に改造、2007年がきっとおもちゃ電車になったときのプレートなんでしょう。 |
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10:56貴志駅発車。お客さんはまあまあ乗っていて、座る気にはなりません。 実は特にあてもなく乗りました。どうしようか考えていません。一番前のドアに寄りかかって、ぼけーっと外を見ながら電車に揺られてみる。 運転手さんのシャツに、いちご電車のタグが付いているのを見つけてちょっと笑う。 途中、二ヶ所で列車の行き違いがあって、車庫のあった駅があったのを思いだし、そこで降りてみることにした。11:08伊太祈曽駅で降りる。対向の電車は、「普通の電車」でした。あれが戻ってきたら乗って和歌山に行きましょう。 わたし以外にも数名降りました。どう見ても移動ではなく観光の人です。どうしてかと思ったら、ここでしか売っていないグッズとかもあるようですね。そんなことは全く知らないで降りてました。ちなみに、わかやま電鐵の本社もここにあるそうです。 駅は島式ホーム一本で、階段で地面に降りて長い踏切で駅舎にわたるようになっていて、すぐ隣が車庫です。今日はお休みのいちご電車もいますよ。 |
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駅舎は質素と言うよりも、もはや粗末と言う方がしっくりきそうな外観で、駅前はいきなり住宅地でなにもありません。駅の窓口は切符や定期券はもちろん、グッズもいっぱい売っています。駅の外に、たま自転車レンタサイクルが置いてありました。うーむ、ここから自転車でお出かけするところとかあるんだろうか?と疑問に思っていたら、女性が借りていきましたよ@@;。いいですね。 | |
なんとなく、窓口で和歌山までの切符と一緒にはっさくジャムを買ってみた。はっさくっておいしいですよね。和歌山県産のだそうです。みかんだけじゃないんですね。 車庫からいちご電車が出てきて、ホーム横の引き上げ線で引き返して工場に入っていきました。この出入りはいちいちこの引き上げ線に行って戻らなくてはならないようなのですが、そのたびに駅とホームとの踏切を閉めて、ダルマ転轍機でポイントを切り替えしているみたいです。そのたびに駅から駅員さんが来てポイント切り替えをしています。ローカルですね〜。 |
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車庫に「たまバン」なるワンボックスがいました。笑ったw。社用車なのかな? 電車の時間なのでホームへ。まず下りのたま電車がやってきて、さっきすれ違った普通の電車がやって来て交換です。この伊太祈曽駅は駅員さんがいるので、乗るとき整理券取って降りるとき精算ではなく、先に切符を買います。 11:40発の電車で和歌山へ。 |
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こんどはがらんがらんの車内の普通のシートに座って乗る。シートがグレーで、釣り広告もほとんど無いのでかなり地味です。外側の塗装も南海電車のままですね。いずれ全部の電車を塗り替えるそうですよ。 12時前和歌山駅到着。運賃箱がおもちゃ電車で見たのとずいぶん違います。 |
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普通のだと、その特徴がよく見えてきます。貫通路を埋めた前面、クラシカルな足掛けステップ、移設した前よりのドア、京王5000系みたいなクーラー等々。西武101系あたりと同年代の電車です。ドア横の青と橙のラインが変に途切れているのはNANKAIのロゴがあった跡でしょうね。 降りて改札で切符を回収と同時に、またJR改札用の切符みたいな整理券をくれます。もらいわすれるところでしたw。 |
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和歌山駅中央改札口を出て、みどりの窓口へ行って切符を買います。せっかくなので、オーシャンアローに乗ることにして、それもグリーン車で行ってみようと思います。新宮でワイドビュー南紀で名古屋に出て、あとは新幹線です。名古屋で多少の時間がある予定です。新宮ではあまり時間はない様子です。 全部口で説明するのも面倒なので、申込用紙に記載して窓口へ。出す寸前に下車駅を大宮の次の駅の土呂に変更します。ええ、切符を持ち帰るつもりですが、これで料金が上がったら笑いますね。 窓口の女性はさすがに戸惑ってます。まずこんなルートで乗る人などそうはいませんね。しかも「土呂」が読める人はあまりいないんじゃ?。「とろ」です。日進か宮原の方がよかったかな?。ええ、読み方を説明しましたよ。 で、いきなりグリーン車の席が取れないとか言い出しました。びっくりして、列車を変えれば、つまり前のスーパーくろしおなら取れるのか?と聞いていたら「やっぱり取れました」だってw。あー、びっくりした。特急南紀も指定を取り、新幹線は時間がわからないので自由席にしました。和歌山から土呂まで「紀勢・津・河原田・関西・名古屋・新幹線・品川・東北」経由で11310円ですってよ。6日間も有効なんですか。旨く使うと、一週間近く楽しめるのですね。 新宮までは特急オーシャンアロー13号で特急料金1880円、グリーンが4000円です。特急南紀の特急券が新幹線乗り継ぎ扱いで1820円、新幹線が3980円で、〆て22990円です。 恐ろしい旅ですねえw。オーシャンアローの発車は2時です。それまで、また電車見てハアハアしていましょう。また駅を出るかもしれないので、入場券で。和歌山駅で何回入場券買ったかな?w |
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切符を買ったオーシャンアローの前の新宮行きになるスーパーくろしお9号が来ました。乗ろうと思えば乗れましたが、どうせなら昨日とは違う電車に乗りたいじゃありませんか。外から見ているかぎり、空席もいっぱいあるようです。 お昼はどうしようかと。駅弁を買って車内で食べようかと思い、きのうから気になっていたお弁当を買いに行ってみます。 |
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和歌山駅にはお弁当の売り場が、中央改札口脇と、ホームに二軒ありますが、阪和線の2・3番線ホームだけは会社が違うらしく、そこにある「えびずし」っていうのがとても気になります。エビのにぎり寿司が6コだけで1030円もします。そうとう期待していいのかと、買いに行ってみたら売り切れてました。あとで調べたら8:30頃にはもう店頭にあったようです。3個入りのならあるよ、とおばちゃんに言われて、素直にそっちにした。今画像を見ると830円などと書いてありますが、500円くらいだったような気がします。 「ごめんねぇ」と、関西訛りのない旅人を気遣うおばちゃん、いいですねw。和歌山はオンラインゲームで知り合った人もいるのですが、みんないい人だな〜。 お弁当売り場よりも、実は立ち食いそばのスペースの方が大きいところで、そこでなにか食べていくことにします。暑かったので、冷やし中華そば(だったかな?)にした。500円弱でした。冷やし中華ではなく、そばは玉子の麺でしたがあとはお蕎麦っぽいのがでてきた。なにげに美味しかったよ。 ちなみに、帰って調べたらこのお弁当屋さんは阪和第一食堂という調製元で、4・5番線と改札のところのは和歌山水了軒というところです。水了軒さんは駅前にビルもあったのは見えたのですが、お弁当らしいお弁当が見あたりませんでした。めはり寿司、柿の葉寿司は美味しそうですが、新宮で買えばいいやなんて思っていましたから。 どう考えてもこの小さなお弁当じゃ足らないので、駅ビルの地下でも何か無いかと行ってみた。昨日とは違ってこんどは近鉄のデパ地下へ。平日の真っ昼間とは言え、昼時だからでしょうかお客さんいっぱいいます。適当に「うなたこちらし」なるちらし寿司を買う。504円。 で、こんどはもう外には出ないと思って、土呂までの切符で和歌山駅入場。オーシャンアロー来るまで、103系見てハアハアしていましょう。 103系マニアックスタイムが始まります。どうでもいいと思う方は飛ばしてくださいなw。(▼飛ぶ▼) 駅をぶらぶらしていたら、レンタサイクルなどを見つけました。そういえば、昨日お城方面から帰ってきて駅前の地下に入ったら、観光案内所にそんな表示があったかも。これ使ってお城まで行けばよかったですね。500円らしいですよ? |
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