横川で駅弁食べよう

釜飯か、だるま弁当か・・・


2008年10月20日

なんとなく駅弁食べたいな〜、と思って出かけてみたよ。
行き先を手近な高崎・横川に選んだのは早かったんですけど、
車にするか電車で行くか、直前まで考えてしまいました
たまには電車で行ってみます。

もちろん、新幹線など使いません。家を出るのは8時前ぐらいのつもりで乗り換え案内で時間調べると、どういうわけか大宮を9時発になるんですね。どうしてかと思ったら、高崎から先の信越本線が1時間に1本しかない。そうすると大宮9時発の快速が接続いいんですね。それでも横川には11時頃着きますから、まあそれでいいやと8時半過ぎに大宮駅着。携帯を忘れたことに気づきますが、戻っていると予定の電車に間に合わないので、そのまま行きます。どうせ使わないからいいや。ちょっと時間があったので、そばでも食べてみようか〜と、ホームを歩いていて8・9番線にもあったことに初めて気づき、ちょっと行ってみたよ。鉄博1周年記念の動輪そば(うどん)にもめっちゃ惹かれましたが、謎のたくあん入りのが目に入り、それにしてみた。駅のソバのわりにちょっと高い530円。まあいいかw。わりとおいしいです。ちなみに動輪そばはレンコンのきんぴらにちくわ天で鉄博のマークを表していますw。
電車が来る直前まで迷ったあげくに。またグリーン車に乗ってしまおうと、Suicaにグリーン券情報をピッ!。950円也・・・。案内に3ドアとあったので211系(※)が来るのはわかる。ならば平屋建てのグリーン車に乗ってみようと思っていたのですが・・・2輌とも二階建てのが来ちゃいましたよ><。二階の席は無意味に混むので下の方に乗ってみた。初めてじゃないですし、先月熊谷まで行ったときも二階だったからこれでいいかと^^。9:03、快速アーバン高崎行きでいざ出発です。窓の外は見慣れた風景です。マンガ読んで、ぼけーっとしてました。駅を通過すると、ホームが窓のすぐ外に見えます。ホームからはこっちの四コマ漫画なんてまる見えなんでしょうねえ〜。快速なのは熊谷まで。大宮から30分。そこから先は各駅停車で、さらに45分かかります。高崎って遠いねえ@@;。クルマだと熊谷がちょうど中間地点的な印象ですが・・・。
10:14、高崎着。信越本線に乗り替えです。乗り替え時間は7分。駅弁売り場には行ってみたものの、重いし、帰りも寄るからいいやってとりあえず買わずに6番線へ。107系の2両編成ですね〜。覚悟はしていましたw。そこそこお客さんは乗っていて、座れない。まあ、30分くらいです。10:21、横川行き発車。いちばん後ろで寄っかかって立っていたんですけど、反対側のドアに脇に籠があって業務用の袋が入ってます。で、駅に着くたびに駅員さんが覗きに来て、駅名の書かれた袋を回収して行ってましたw。社内便ですかww。
車窓はそう面白いものでもないです。クルマで国道18号線走ってるのと同じですし。107系100番代もロングシートでつまんないですが、モーターやクーラーは165系(※)のを使いまわしていますから、音とかは懐かしい感じです。元本線とは言え、1時間に一本しか無い上に、片道30分程度の路線ですからワンマン運転かと思いきや、車掌さんが二人も乗っていますw。そう言えば途中ですれ違う列車見ていないような・・・。複線すら無意味じゃ・・・。107系自体もワンマン対応の手を加えるような作りには見えませんし。磯部あたりで空席の方が多くなってきたので座った。乗っていたのは高崎寄りのクハ。クーラーが懐かしいAU13(※)です。クーラー一基ごとに吹き出し口が車内にありますが、いちばん運転席寄りのに一部カバーがかかって、運転席にダクトでつながっています。明らかにあとから手を加えてあって面白い^^。保安機器でしょうか?これまた運転席から屋根づたいに配線らしきものが延びていて、網棚をちょっと占領して箱が設置してありますw。そのまま目を網棚部の壁を見ていくと、ふと目に入った「お知らせ」が。下記の区間ではSuicaが利用できません。現金で清算してください。」信越本線は北高崎〜横川が該当区間・・・。なんですと@@;。
上信越道を越えたあたりで国道が線路脇に寄り添って、妙義山もよく見える。
10:54、横川駅到着。実は電車で来てここで降りるのは生まれて初めてです。EF63をつないでいた頃もあんまり知りません。車で通りすぎるだけですね〜。
本当にSuicaで清算できなくて、入場記録が見えるだけのようなので駅員さんが確認して現金で清算。一緒にレシートみたいな紙を渡されて、こんど出るときにその紙を見せて入場記録を消してもらってくれとのこと。めんどくさー。駅構内は昔の名残でホームも二本あって広いですが、軽井沢寄りで線路はぶっつり切れてます。
駅弁はどこに売っているのだろうかと見回すも、改札横のおぎのやの立ち食いそばしか見あたらないです。改札を出ても同じw。釜飯は売っているようですね。駅の前にはおぎのやの本店があります。でも、食堂っぽいよ??。横川駅舎はこぢんまりしたローカル線風です。真ん前にEE63−3の動輪が飾ってありました。おぎのやの釜飯マーク電飾付きですw。
なんとなくまっすぐ文化むらには向かわず、旧中山道に出て関所跡でも見ておこうと思い立ちました。旧中山道も、国道混雑しているときの裏道によく車では通りましたが、歩くのは初めてです。謎の団体がぞろぞろ歩いているのを追い抜いて関所跡に到着。門があるだけですw。しかも復元したものです。資料館と書いてある倉庫のような建物はありましたが、入口は閉まっています。
門しかないけどねーw
そのうちに追い抜いた団体が関所跡にやってきて大騒ぎにw。そそくさと逃げます。駅方向ではなく、坂本宿方向へちょっと進んで、線路跡の手前で左に入って文化村方向へ。ちなみにこのまま旧中山道を真っ直ぐ行くと、国道18号線碓氷バイパスです。旧道を行くと坂本宿です。真っ直ぐな坂道に宿場ちっくな風情が感じられていいとこですよ。車で通るときは「これから碓氷峠じゃあ!」と気合い入って、アクセルの踏み込み量がやや多めになる区間ですw。おぎのやで休憩しなかったときは、よく自販機でタバコとコーヒー買ってたよ。
路地を入っていくと、すぐ線路跡が見えてきてEF63と189系の置いてあるのが見えます。EF63の一両はパンタが上がって、ぶい〜んとうなってます。点検ですかね?
踏切の跡ですねえ EF63と189系
へええ〜って眺めていたら静かになってパンタグラフも降りちゃいました。廃線跡はそれなりにまだ残してあって、トロッコ列車で途中まで行けるらしいよ。線路沿いの遊歩道も整備されていて、めがね橋まで行けてしまうらしいです。その遊歩道を横川駅方面に戻りながら文化むらへ向かいます。
 んが・・・・;
さっき関所跡にいた一団と、さらにバスで来たらしい別の団体とがちょうど文化むら入口にたむろしています。入場券売り場で窓口はひとつだけで、その団体が列をなして並んでいます。なんですか?ひとりひとりで買うんですか??これが全員ひけるまで待つんですか@@;?。
冗談じゃないし、急いでもいないのでおぎのやのドライブインにでも行ってみます。お弁当買いたいし、おトイレも行きたい^^。国道を安中方面にちょっと歩いて、車では行き慣れたおぎのやへ。なんだか雰囲気がだいぶ変わっています。まず駐車場が静か。観光バスの姿は平日だからともかくとして、駐車スペース自体が見あたらなくて枠線が乗用車サイズだけになっているような。観光バスは高速行くよね・・・。お店の中に入ってまたちょっと驚く。あの大衆食堂っぽい雰囲気はまるっきりなくなって、黒っぽいイメージの店内に・・・。スキー帰りによく見た、ごった返す駐車場と店内はもう過去のものなんでしょうか。でもトイレは相変わらずきれいでいい^^。
さて、お弁当です。釜飯は当たり前ですが普通に売っています。イメージは変わっていますが、場所も値段も変わらず売っています。釜飯以外もちゃんとあった。良くも悪くも、わたしの旅スタイルなのですが下調べをしていません。ときどき見かける情報を思いだしながら旅先に佇んでます。で、駅弁もなにがおいしいとか見てはいるはずなんですが、覚えていないw。なので、釜飯と、あまりハズレを聞かないしアタリも多いと聞く鳥もので行ってみた。釜飯900円、旅の鳥800円のふたつ買う。店の前の国道を横切って、昔はEF63が行き交っていたであろう引き込み線跡地の駐車場を、駅を眺めながらてけてけ戻る。駅前で国鉄バス乗り場が目に入る。軽井沢駅行きのバスがあるはずなので発車時間を見に行くと、乗れそうなのは15時前のです。うーん、乗って軽井沢出てもいいけどな〜・・・考えておこう。例の団体はいなくなっているので、入園料500円払って中へ。

トロッコ列車シェルパくんと、運転体験用EF63
碓氷峠鉄道文化むら。詳細は公式サイトを見ていただくとして、横川駅と軽井沢駅を結んでいた信越本線の碓氷峠越え区間の通称「横軽」が、新幹線開業で廃止されたのを機に機関区跡地を使ってつくられた施設です。なので峠越えの補機であるEF63電気機関車や、ここを日がな走っていた特急あさま号(※)についての展示物が多いのですが、それより以前に高崎で機関車博物館を作ろう!として頓挫したらしく、そのために集めてあった車両もここに持ってこられて保存されています。

野外展示の機関車や客車
さっき歩いた遊歩道沿いの線路を使ってシェルパくんというトロッコ列車は走っています。往復900円だそうで、平日だから走っていないかと思ったらお客さん満載して走ってましたよw。入園料払うときに「トロッコ列車はどうなさいますか?」って聞かれたっけ。
同じ線路を使って、なんと実物のEF63を動かすこともできます。ちゃんと講習と試験受けた上らしいですけどね。講習料と運転体験料はいいお値段します。
EF63と189系の実物やカットボディを使ったトレインシミュレーターもあるよ。当然有料です。というか、無料のものはほとんどありませんw。まあ、維持費と思っておきましょうよ。
園内の展示車両とか見たい方はこちらへどおぞ(工事中ですが・・・)。
さっきいたはずの団体は比較的早々に見えなくなりました。でも平日だというのに、家族連れとかのお客さんはけっこういます。そんな中、カメラもってすべての車両を撮って遊んでましたw。一周したら12:30頃でしたでしょうか。こころなしか園内は静かです。じゃあ、お弁当食べましょうか。休憩用にしつらえてあるはずのお座敷列車に行ってみた。
本当にお座敷列車として使われていた車両です。テレビやカラオケ設備は無造作に外されていますが、通路の跳ね上げ式畳部分が外されている程度であとはお座敷列車のまんまです。パンフには思いっきり休憩施設と書いてあるのですが、現車にはなんの表記もないんですね〜。園内のベンチや芝生でお弁当食べてるヒ人はそれなりにいますが、お座敷列車にはだーれもいません。勝手にテーブル出して座布団も持ってきて、ふと柱にエアコンのスイッチ見つけてスイッチ押したら涼しくなったw。家庭用のエアコンを付けてあるようです。さて、お弁当どっちを食べようかな〜^^
旅の鳥から^^。結論から言うと、おいしいです。鳥三昧ナイス!。お味、量、後始末、値段、文句ないと思った。これいいわ、また買おう。でも、ドライブインでわたしが買ったこれが最後っぽかったな。
勢いで釜飯も食べちゃったよ。峠の釜飯、何度食べたか。めっちゃ美味しいというわけでもないんですが、なぜか食べてしまうw。ふつうにおいしいよ。園内でも釜飯は売っています。容器回収もしているので、気兼ねなく置いてきた。聞くところによると、益子に送って、また土にしているんだそうですね。
ひとり静かに食べていたら、ときどき「お座敷列車だって〜〜」と入ってくる人々がw。上がり込んで弁当食べている男にびっくりしていますww。お年寄りもふらりと入ってきて、「ここいいけど、暑いね」って言うので「今エアコン付けたばかりだから、じきに涼しくなると思いますよ」って行ったら、私と入れ違いでお弁当もって入ってきました^^。
さすがに満腹ですw。ミニSLの準備が始まると、子供連れさんが乗り場に集結。運転するおっちゃんが「今日は満員御礼だなぁ」なんて笑ってた。
さて、見るもの見たし、移動しましょうかね〜。軽井沢にバスで出て新幹線で高崎に戻る・・・のはちょっとな〜。ちなみにバスで30分ちょっと500円ですが、あと1時間ちょっと待たなくてななりません。帰りが無意味に遅くなりそうなのと、旧軽井沢駅舎が月曜日は休館日なのも知っていたので、軽井沢はまたこんどにして、信越線で高崎に戻ります。
駅に着くと、次の列車は25分ほどで出ます。切符を買ってホームに入ってぼーっと待ってたら、なんのアナウンスもなく列車が来たw。おや、115系(※)じゃないですか。なつかしい。高崎駅でまだ見ることがあるのは知ってましたが、信越線も走っているとは、しかも乗れるとは思いもよらなかった。いそいそ車内へ。
セミクロスシートの近郊型電車も見なくなって久しいです。ローカル線乗るならこのほうがいいけどねー、ラッシュの時はきついのかな。いや、私高校行くときはぎゅうぎゅう詰めのこの電車だったよ??。
13:47、高崎行き発車。空いたボックス席でぼけーっと窓の外見て、電車に乗っているなあ気分を満喫w。何事もなく、14:18高崎到着。高崎の駅弁も興味がありましたが、さすがにお腹いっぱいです。だるま弁当(※)、しばらく食べてないな〜〜。
さて、軽井沢に行かずに早めに高崎に来たのはですね、上信電鉄の電車を見るためです。あわよくば乗ろうと思います。ひとまず、いったん改札を出るべし。横川駅で降りるときのSuicaすったもんだを始末しなければなりません。自動改札用の切符を持っているのに、窓口側に言って切符とSuica、レシート状の紙を出したらなにやら機械通して終了です。めんどくさーw。
以前来たときとは駅の様子ががらっと変わっています。昔は上信線の改札など無く、JRと一緒くたの0番線だったのですが、今は改札口が別れているようです。とりあえず、駅から歩いて上信電鉄の車庫&工場があるところを眺めに行ってみましょう。駅前にあった客車の車体を使ったお店はすでに無く、最初の20分無料のコイン駐車場も見あたらず、ビジネスホテルがでん!と建ち、様変わりしています。でも、時間貸し駐車場の向こうに上信線の電車が並んでいるのが見えるようになっています。いますよー、西武線のお古、つぎはぎ電車に古典機関車・・・。西武新101系改造の電車も見えましたが、なんだかメーテルが描いてありましたよ・・・。がっかりです。写真に撮る気にもならなかったです。以前は近くで観察できなかった451系電車の残骸倉庫は、裏手が駐車場になって少し近くまで寄れるようになってましたが、電車の顔は拝めませんねえ・・・。

真ん中のが西武線401系ののお古。色が塗り直されているのを初めて知りました。

これも西武線のお古電車の廃車体を使った倉庫w
451系電車はもうこれしか残ってないんですよねえ。

横を通り過ぎた元西武801系。元気そうでしたw
ラッピング電車で幅を利かせていた「マンナンライフ」が一本しか見あたらなくなってました。勝手にのどに詰まらせて死んで文句言う遺族のせいで大変だなあと思うのは私だけでしょうか。いつから日本は自己責任というものを考えなくてよい国になったんでしょう?なんでも人のせいにして訴え起こすのは某米の国の人だけかと思ってましたよw。パン詰まらせた件といいねえ・・・。
駅に戻って上信線の0番線ホームに行ってみます。以前の駅構内コンコースがそのまま改札外のコンコースに変わっていて、階段降り口は以前の1番線への降り口のままw。しかしいまは1番線は使われていないらしく、ホームには柵がしてあります。でも、1番線の表示は残ったまま。階段を下りると立ち食いそば屋さんがあります。柵を隔ててホーム外をまたいで建っていますが、以前は駅内外で営業できていたのでしょうねえ。今となっては地続きなんですからこの柵を取り払った方が階段上り下りしなくていいと思うんですがw。その先に0番線乗り場はあるのですが、切符売り場と改札があって入場券でも買わないと先へ行けません。ホームから留置線の電車がよく見えるんですけどね。下仁田まで乗ってみようかな?とか思ったのですが、まず片道1時間かかるのと、なんと切符が1000円オーバー@@;。更に次の電車は50分後・・・やーめた。すたすたとJRの改札へw。
目先の違う列車で帰りたいとも思ったのですが、特急草津が1時間半後、新幹線は嫌だし・・・各駅でいいでしょう。ホームに降りると211系がすでに入線しています。おや、平屋のサロ211がいますね。のっちゃえ〜w、で950円也。列車自体空いているんですが、グリーン車は相変わらず二階建ての二階は席がぽつぽつ埋まってる。平屋の方は誰も乗っていません。発車しても誰も乗ってこなくて、深谷でひとり乗ってきた。ずっと寝てましたが、大宮に着く頃にはお客がもう二人くらい増えてた。あっさり大宮到着、いやーよく食べた日でしたw。

かかった切符代
大宮>横川 1890
グリーン券 950
横川>高崎 480
高崎>大宮 1280
グリーン券 950
文化むら入園料 500
合計6050円
ここで不思議なことに気がつきました。
大宮→横川と、横川→高崎→大宮とで運賃が違うのは当然なのですが、
高崎で降りた方が安いですよ@@;
あれえ??
〜リンク〜
碓氷峠鉄道文化むら
高崎弁当
荻野屋
NRE
JR東日本
上信電鉄
乗り換え案内
独り旅

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211系3000番台新車の頃211系
昭和の終わり頃、国鉄末期に製造され始めた近郊型電車。113系、115系の後継車として東海道線・東北/高崎線に投入されたステンレス製の電車です。
東海道線にはグリーン車の2両入った11両編成と、付属の4両編成が。東北/高崎線には5両編成が配置されて、2〜3本つないだ10又は15輌編成で走っていました。セミクロスシートとロングシートの編成とがあり、それぞれ1000番台、3000番台とされていました(東海道線向けは0番台と、基本編成のロングシート車が2000番台)。
のちに東海道線向けのグリーン車の座席数を増やすために2階建て車両が作られて、少なくとも編成に1輌は二階建て車が入り、当時一緒に走っていた113系にも同スタイルの車両が作られて組み込まれるようになっていました。
東海道線向け211系グリーン車新車の頃湘南新宿ラインが定着し、E231系が幅を利かせるようになって東北/高崎線にもグリーン車を連結することになった際に、東海道線向けグリーン車は二階建てに統一して、余った平屋建て車両と、113系に組み込まれていた2階建てグリーン車を持ってきて東北/高崎線向けの211系に、寒冷地向け改造をした上で組み込んで現在に至ります。無理矢理持ってきてるので、元々あったトイレをつぶしたりした跡がわかって面白いですよ。基本的に平屋+二階建ての組み合わせなのですが、一部二輌とも2階建ての編成もあります。平屋建ての方が圧迫感感じなくていいと思うんですが、なぜか二階建ての二階席が混雑しているように見受けます。
高いところに行きたがるのはなんとやらともいいますがね・・・。気持ちはわかるね。

165系・AU13
オレンジと緑色した懐かしめの急行電車。上野駅には頻繁に出入りしていて、各駅停車に使われることもあってそれに乗り合わせちゃうと駅で降りるときに一苦労で、子供の頃は大嫌いでしたw。
新幹線が開業してから急行列車が東北本線、上越線からなくなって、仕事はローカル区間の各駅停車用になってました。3両編成が組めるという点がよかったんでしょうか?つい最近まで使われていたようです。107系のようにボディを作り直して更新したり、他系列に改造したりして、いまやほとんど見ることはなくなりましたが、かろうじて絶滅はしていないようです。この電車に使われていたのがAU13型クーラー。パンタグラフのない車両に5〜6個設置されています。同形態の急行型電車や気動車、113系グリーン車や、485系等特急車両にも使われていました。言ってみれば、国鉄/JRでの共通部品ですから、他への流用も当たり前なわけで、車体更新車や冷房改造車にクーラーだけ持っていくのは何ら不思議ではありませんね。

食玩のだるま弁当ですwだるま弁当
有名駅弁と言えばたいてい顔を出す、高崎駅の駅弁。高崎に住む親戚があったせいで、このだるまの容器と旅がらすには子供の頃から馴染みがあった。でも味はあんまり印象になく、容器のインパクトの方が大きすぎてて思い出せないので、そろそろ食べておこうかと思い立ったしだいです。
身近すぎると接することがないというのは、ほんとうですね。→調製元サイト
その週末、大宮駅の駅弁フェアで売っているのを発見してつい買ってしまいました。食玩の出来映えに驚いたのが第一印象w。鶏肉とこんにゃく他、多彩なお弁当で美味しかったです。なにより手のひらに馴染むお茶碗サイズの容器がいい!非常に食べやすい。子供の頃は大きく感じていたものですね。わたし的には横川の釜飯より上です。900円也。

115系
高崎線・東北本線で一昔前まで主力だった、オレンジと緑色の3ドアボックスシートの近郊形電車。東海道線用の113系とは寒冷地仕様なのとブレーキがちょっと違い、見た目でも顔の塗り分けが違います。
色違いで中央線、身延線とかも走っています。製造期間が長く、マイナーチェンジを繰り返した上に、冷房を取り付けたりヘッドライトを取り替えたり、中間車を先頭車に改造したりして非常にバリエーションが豊富な上、先頭動力車のクモハが早い時期から作られていたせいで短編成でも使えるために日本各地に配置されて、JR化後はご当地カラーに塗られて今でも走っています。
上野口ではすでに211系とE231系に取り替えられて見られなくなって久しいです。ロングシートに改造された車両とかも見ていたので、どこかで見かけてもあまり関心なくなっていたのですが、今回クロスシートで湘南色のままなのを見て乗ってほっとしました。
でも、もう高崎で見るのは耐雪型の1000番台のみみたいですね。

国鉄時代色の189系あさま特急 あさま
上野〜長野間を信越線経由で走っていた特急列車。横川〜軽井沢間をEF63とで越えていたことでつとに有名。更に金沢まで行く「白山」、中軽井沢までの夏季季節列車の「そよかぜ」、急行「妙高」あたりが横軽列車としてよく知られています。ここを通過するのにEF63と協調運転できるように作られた直流区間用特急電車が189系。晩年のあさま色と言われた189系183系1000番代がベースです。あさまとあずさに使用されて、今でも少数ですが残っているようです。他に485系ベースの交直流用特急電車の489系が主に白山用に作られ、あさまにも使われました。新幹線が開通して愛称も新幹線に譲って在来線からは廃止になっています。一日の通過本数が一番多かったのもあさまだったので、EF63+あさまが横軽列車の代名詞みたいになっています。

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