2003.06.12
柴倉山 (標高1276m)
登山日 | :平成15年5月24日(土) |
天 候 | :快晴 |
メンバー | :のりちん(1人っす) |
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船形連峰の盟主御所山の西。急峻に切れ落ちる南壁の黒伏山手前に位置する柴倉山は、 2つの強いインパクトを持った山に挟まれているせいか、またまた山頂直下からのヤブこぎのせいなのか、 今ひとつ人気がないようだ。(その分、静かではあるけれど・・・。) 参考にしている山と渓谷社の分県登山ガイド・山形県の山では、 「御所山の前衛山群では抜きんでた鋭峰。」と記述されているが、 柳沢小屋から見える柴倉山は鋭鋒というより、こんもりした山容なので、実は違う山なのかなと前々から疑問に思っていた。 しかし、『船形山』の1/2万5000分地図を穴があくほど見たが、やはり間違いはナイ。 新緑の眩しくなったこの季節、久しぶりの山歩きは、そんな疑問を晴らすべく柴倉を目指した。 |
【左】駐車スペースと村山野川の徒渉までは黒伏山への道と同じ。柴倉山へは東の取り付きから登る。 急で崩れやすい足場もスグに抜ける。 【中】杉林を通りやがてブナ林へ。1101mのピークを巻いた辺り。〜新緑が眩しい。(ここまで約1時間) 【右】沢にはまだしっかり雪が残っている。 |
【左】何度か残雪を越え、目印を頼りに進むと福禄山の鞍部に出る。ちょっと一服(>.<)y-゚゚゚(ここまで約2時間) 少しでも立ち止まると小虫が寄ってきてうるさいので先に進む。 【中】鞍部からはいよいよ主稜線。柴倉山手前の1209mピークを登る。残雪と新緑って合うなぁ〜♪ 【右】鞍部から30分、ようやく山頂直下に着いた。この山容こそ分県別登山ガイドに載っていた柴倉山だ! |
【左】山頂直下手前の北側はスッパリ切れ落ちている。急斜面(鎖場2本)&ヤブこぎすること30分。山頂に到着。 【中】山頂より北西を望む。手前に見えるのが越えてきた1209mピークでその先が福禄山。 【右】山頂より東側を望む。姥地蔵への道も見える。奥には御所山が横たわっている。 |
三角点。 ヤブこぎはシンドイ。 顔と手が傷だらけになりました。 (;>_<;) |
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ショウジョウバカマ | ムラサクヤシオ | タムシバ | ウメバチソウ |
イワカガミ | シラネアオイ | (^。^;) ハテハテ? | カタクリ |
前日の予定では、柳沢方面から姥地蔵コース〜山頂〜福禄山鞍部〜村山野川徒渉地点と周遊するつもりだったが、 | |
この日朝寝坊したので往復にしてみた。時間的にはあまり変わらないようだが車を何処に止めるかによって長い林道歩きが待っている。 | |
そこで林道歩きが苦手なのりちんとしては、車に"じてんこ"を積んで一度林道終点まで行きじてんこ降ろす→ | |
車で黒伏登山口まで戻り柴倉を目指す→姥地蔵→粟畑→林道終点。ここから"じてんこ"で林道を下り車まで戻れば、 | |
稜線漫歩の周遊で、"じてんこ"でも遊べるおまけ付き!次回はコレだなと思ってしまいました。(^.^; | |
1101m付近から小虫が寄りはじめる。ちょっとでも足を止めると耳元がうるさく襲撃してくる・・・・(T△T) | |
写真撮影の時だけ足を止め、あとは小休止もなしで山頂まで(笑)。もちろん山頂で弁当開きなんて出来るわけもなく、 | |
歩きながらカロリーメイトとヴィダーインゼリーを補給。文字通り「行動食」をとった。 | |
小虫がいなくなったあたりで、ようやく腰を下ろしゆっくり遅いランチを食べた。 | |
黒伏高原からから吹き上げてくる風が心地よく、新緑のブナもサワサワと葉を揺らして気持ちよさそうだ。自分が癒されていくのがわかる・・・・。 | |
山頂直下からの入り口はわかりにくいが、目印の赤帯がぶら下がっている。 | |
しばらく行くと踏み足がしっかり付いているので迷う事はないのだが、ヤブこぎは必至。顔や腕など傷だらけになります・・・。 | |
急な所は鎖が付いているので有り難い。ヤブこぎと急斜面の鎖場は大変だけど楽しかった♪ | |
今まで柴倉山といえば、柳沢小屋から見たこんもりしたイメージだったけど、 | |
今回の山行きで登山ガイドのようにピラミダルな山容がすっかり頭に焼き付いた。 | |
そこに行かなければ見えない・わからないもの。というのは、好奇心をくすぐられる。 | |
登山口から柴倉山山頂まで約3時間。帰路は往路を戻り2時間半。 | |
地図:25000分の1 船形山 | |
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