記事No | : 2273 |
タイトル | : Re: 出家(出離)の心 |
投稿日 | : 2013/10/01(Tue) 18:28:48 |
投稿者 | : 桃青 |
教師の親と子の関係はんかなか難しいものがあると言われます。
子供から見れば、親は他所の子供の心配ばかりして、他所の親のように、自分だけに専心してくれない。
そんな複雑な思いを抱いている子供が教師の子供に多いそうです。
僧侶でも同じかもしれません。
出離の心など持たれた日には、やはり他所の親のように、ひたすら自分だけに専心はしてくれないでしょう。
目連尊者しか眼に入らなかった目連尊者の母は、世の一般の子供から見たら理想の母親ではないかと思います。
複雑な思いをしながら育った教師の子供が大きくなって、親の出離の心を理解できるようになっても、「でも、さびしかったなあ。」と、いう思い出は残るような気がします。
我が子しか眼に入らなかった鬼子母神ですが鬼子母神の子供からみたら、何故それで我が母がお釈迦さまから叱られるのかわからないという子供も大勢の子供の中には居たのではないかと思います。