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記事No : 1699
タイトル Re: 聖書を読んで自分の弱さを知る
投稿日: 2012/10/17(Wed) 12:11:23
投稿者桃青

さて、鍋さんの「自分の弱さを知れ!」を、私は、このように推理いたしました。

*某M教会では、教会員は、何かあるごとに「人間は弱いものです。」と、言う。
それは、だいたいがこんな感じ。
 「私は戒めを守れませんでした。人間は弱いものです。」
 「私のワードのビショップときたら、ああで、こうで、つまりビショップとしてなってない。人間は弱いものですね。」

この「人間は弱いもの」を、私は、なんとなく、親鸞聖人風に「どうしようもない、度し難い凡夫」
のように捉えていたのだが、それが鍋さんの言われる「自分の弱さを知る。」を、理解不能にしていたようだ。

 キリスト教、人間、弱い、で検索をかけると、たくさんの記事がヒットする。
牧師さんの説教もある。

それを出来るだけ沢山、読んでみた。
すると、私のように「人間の弱さ」を親鸞聖人風に「どうしようもない凡夫」と捉えている説教もあったが、それとはちょっと違う、どちらかと言えば、某M教の努力すれば神になるを思わせる趣の説教もあった。
そのどちらも、「人間の弱さ」で表現するところは

完全なる神、に対比して、不完全な人間。

というものであった。

ここで、私は、ぱっと、鍋さんが言う「自分の弱さを知れ!」が、わかったような気がした。
同時に「自分の弱さ」を知った鍋さんが、何故他人を「自分の弱さを知れ!」と攻撃できるのかがわかったような気がした。

推測ではあるが、鍋さんが高校時代に知った「自分の弱さ」とは、
何らかの能力、つまり「力」で括られるようなものが、自分において乏しい(不完全)と思ったのではなかったのか。
鍋さんは、自分が未熟であること、いうなれば自分はまだ「強い男」ではない。
と、痛感したのではないだろうか。
そして、強い男になりたいと努力して、自分は強くなった。
と自覚されたのだろう。

鍋さんが他人に向けて発する「自分の弱さを知れ」とは、すなわち
「オマエは自分が(俺様より?)劣っている。ということを自覚しろ」と、同義なのだ。

某M教会員が口癖のように口にする「人間とは弱いものです。」とは
親鸞聖人風に「どうしようもなく度しがたい凡夫である人間。」
あるいは「(原)罪の重さの前にうなだれるしかない人間。」
という人間の根元を見つめて出て来た「人間は弱い」ではなく、
努力すれば手に入る完全に至っていないという意味での不完全さ・・・「数学が弱いんだよね。」
というような使いかたでの「弱さ」なのであろう。

某M教は不完全な人間が、努力+神の恩寵によって、完全(神)になる。
という教えである。
神の恩寵を受けるためには、「某M教会員になる」という行動(努力)を必要とする。

人間は努力によって完全(神)に成れる。。。
人生がうまく行くか行かないかは、全て個人の努力で決まると思っている人間は、まことにやっかいだ。

彼らは、闘って得た戦利品を見せびらかすように、自分が良い思いをしていることを吹聴し、自分から見て吹聴するに足る戦利品がないと見るや、たちまち相手を見下し、哀れむ。
某M教の思いやりとは、勝者が敗者に、相手が自分の位置と取って代われないことを確認したうえで、優越感を抱きながら、戦利品の一部を投げ与えることなのだ。
言いかえれば、彼らは、自分が絶対優位の立場であること、相手が自分の位置に取って代われない事を確認するまでは、相手に思いやりと言う名の施しを差し出せないようだ。

そういう彼らは常に自分の優位性を確認していないと不安でたまらないのか、しばしば相手に無意味な攻撃をしかける傾向がある。

「私のほうがあなたより上なんだからね!」「あなたになど、この私が負けるものか!」
と、手当たりしだいにものを投げつけるような悪口雑言で相手を攻撃する人々を見ると
相手より絶対優位という立場でなければ、相手に親切にできないものなんですかね。
と、思うばかりであった。


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