記事No | : 1751 |
タイトル | : Re: 約束事て動く世界 |
投稿日 | : 2012/11/19(Mon) 11:20:31 |
投稿者 | : 桃青 |
私は、24で現在の仕事に見習いとして入り、30で独立するにあたって、業界の起業説明会に参加したのですが、
その説明会の冒頭で主任講師が開口一番言われた言葉に、「あ!そういうことなのか。」と、眼が開かれるような思いがした。
講師曰く。
「この仕事は約束事なのです。
おわかりですね。ですからみなさん!約束事に従って仕事してください。」
私は、途端、あ!世の中とはこの仕事ばかりでなく、全てがつまりはひとが恣意的に定めた約束事で成り立っているのだな。と解った。
ああ!そういうことなのだ。社会は約束事で成り立っている。
ひとはひとが恣意的に定めた仮の世界というか、取りあえずの世界を絶対の世界のようなふりをしてみせたり、絶対だと思い込んで右往左往しているのだ。
渡辺師が「身の飾り」という、地位も、カネも、名誉というものも、それらのものを重要とする約束事の上に成り立つ社会にあっては、
飾りそのものに価値が有るので、「飾りはそのひとそのものではない。」と、いくら言っても、飾りに価値が有るという約束事の世界に生きるひとには飾りの持ち主のことなどどうでもいいのです。
誰がもっていようと飾りは飾りそのものが値打ちがあるのですから。