記事No | : 1916 |
タイトル | : Re^2: 病 |
投稿日 | : 2013/02/20(Wed) 11:39:02 |
投稿者 | : 桃青 |
> お釈迦様の死病老苦ですね。
お釈迦様の、とつけるのでしたら「生老病死」の「四苦」ですよ。
そして四苦八苦のその奥には「行苦」があるのですよ。
一般人向けの仏教説法では「行苦」まで語られる機会は少ないので、「仏教はこの世は苦しく辛いものだ、と説いている。」とだけ思っているかたが多いのは残念なことです。
>死後の世界は地獄か極楽(西洋では天国)のどちらかのようです。
浄土真宗も最近は説き方が、ぐーっと変わりました。
具体的にいうと、西方浄土への往生だけでなく、阿弥陀浄土本来の「往還」を前面に出した死生観を一般門徒にも説くようになっていますよ。
>仏教では六道輪廻を説き再び人に生まれ変わるか、動物に生まれ変わりるか、など説いてます
それは、たとえ話でしょう。
もっとも悉有仏性ですから、「私」が動物に生まれるということはあるかも知れませんが・・・。
(この「私」、アートマンではありませんよ。念のため。)
>(中世のカタリ派というキリスト教の一派も生まれ変わりを信じていたとか)。
カタリ派を知らなかったので、検索してみました。
Wikiによると、カタリ派自身は記録を残さなかったので、正確なところはわからないとか。
でも、「生まれ変わり」を説いたというようでもないですが??
> もし西洋の中世のキリスト教会が売り出した免罪符があるなら、先祖や子孫のために大枚をはたいて購入するのが、親心または子の心なのかと思うこのごろです(地獄の沙汰も金次第)。
そんなことを考えているうちに、カネ取り宗教にひっかからないように御用心ください。
>「天国には教会はありません」と説いたのが無教会主義の内村鑑三さんでした。
内村鑑三さんは、当時「キリストの復活を本当に心から信じているクリスチャンがいない。」と、嘆かれたようですが、キリストの復活を心から信じているクリスチャンが殆ど居ないのは、現在も同じかもしれませんね、