記事No | : 2290 |
タイトル | : Re: 脳幹のひと |
投稿日 | : 2013/10/30(Wed) 00:29:29 |
投稿者 | : HIROMI |
闘うか、逃げるか、常にスイッチが入った状態は病気か、それに近い状態ですよ。リラックスできないのですから。まさしく鬱病はそういう状態であります。
私は鬱を経験しましたが、それはそれは苦しく辛く恐ろしい体験でした。
鬱病は、思考力や判断力が著しく低下し、やる気も全く無くなる状態と言われていますが、それだけでは正確にこの病態を現しているとは言えません!
一つの思考に取りつかれて(理性では間違いだとわかっていても)、その思考から逃れられなくなり、他人からはぼんやりしているように見えても、本人自身は常に逃げるか闘うかの切羽詰まった緊張状態で、肉体的にも激しい凝りと痛みでガチガチ。
頭の中は常に火花が散っていて、眠ることもできない。
カウンセリングはほとんど効きませんでした、自分の場合。
気休め程度にしかなりませんでした。
結局薬が効きました。
緊張がとれて思考力が戻り、やる気も出てくる。
リラックスできるようになれば、治ったと思える。
今、私は健康を取り戻し、考えることも苦痛でなくなりました。
最近は、こう考えています。
感情は厄介なものだ、例えば政治に感情を挟んだらどうなる?経営に感情を挟んだら?或いは仕事には?突き詰めたら人生には?
極論を言ってしまえば、感情は災いの元。
だけど人間は感情から逃れられない、動物よりはるかに大きな脳を持ってしまったがゆえの苦しみ。
人間を動かすものは感情かもしれないけれど、それは良い結果にならないことがとても多いように思われます。だから人は理性的であろうと努力するのでしょう。仏教はその手助けになるかもしれません。
理性的であろうとするなら、心身がリラックスしていないと絶対だめです。リラックスできるということは、すなわち健康ということです。
経験上、こんなふうに思います。