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記事No : 2291
タイトル Re^2: 脳幹のひと
投稿日: 2013/10/30(Wed) 18:45:21
投稿者桃青

HIROMIさん 

貴重な御話をありがとうございます。

> 闘うか、逃げるか、常にスイッチが入った状態は病気か、それに近い状態ですよ。リラックスできないのですから。まさしく鬱病はそういう状態であります。

鬱病などメンタルな病では「苦しい」とだけ訴えるかたは多くても、
症状を具体的に話してくださるかたはほとんどおられません。

なるほど、鬱病では、闘うか、逃げるかにスイッチが入った状態にもなるのですね。
「某M教は、鬱病のかたの症状を悪化させないところがある。」
と、よく言われるのですが、私はこれまでそれを

某M教では完璧になることを到達目標に定めているため、到達できない自分に悩んで、症状が悪化するのかな、

と、想像していたのですが、ただでさえ脳幹にスイッチが入っているのに、スイッチが入っている状態は正しい。と教え、スイッチを切ることを許さないので、症状が悪化する。
と、いうことだったのかな。

> 私は鬱を経験しましたが、それはそれは苦しく辛く恐ろしい体験でした。
>
> 鬱病は、思考力や判断力が著しく低下し、やる気も全く無くなる状態と言われていますが、それだけでは正確にこの病態を現しているとは言えません!
>

それは、あのかたがHIROMIさんの具合が御悪かったころ、
「今HIROMIさんはこういう状態じゃないかな。」と言われていたのとピタリと一致します。

母が認知症になって、はじめて解ったのですが、世にあふれている認知症についての大衆向けの情報は認知症の症状の一部しか伝えていなくて、「そうじゃないんだけどな。」と、思うことがよくありますが、他のメンタルな病もまた、そうなのでしょうね。

そして、一般の人々は、そのような情報で一旦認知症を理解したつもりになってしまうと、もうそれ以上の情報は求めないものなのだな、
ということも解りました。
これは、何についての情報であっても、同じかもしれませんが。

> 一つの思考に取りつかれて(理性では間違いだとわかっていても)、その思考から逃れられなくなり、他人からはぼんやりしているように見えても、本人自身は常に逃げるか闘うかの切羽詰まった緊張状態で、肉体的にも激しい凝りと痛みでガチガチ。
> 頭の中は常に火花が散っていて、眠ることもできない。
>

なんとなく、わかります。
たぶん、ほぼ解るのではないかと思います。

> カウンセリングはほとんど効きませんでした、自分の場合。
> 気休め程度にしかなりませんでした。
>
> 結局薬が効きました。
> 緊張がとれて思考力が戻り、やる気も出てくる。
> リラックスできるようになれば、治ったと思える。
>

薬が効いて良かったですね。
いつか、病気の機序が明らかになって、それぞれに的確に効く薬も開発されるようになるのでしょうが、まだまだ、良く解らないままに、処方されているというところはありますね。
これまた、一般の人々は一旦「薬で治る。」とインプットされると、「この分野、薬もまだまだなんだ。」という情報をシャットアウトしてしまうのですよね。

> 人間を動かすものは感情かもしれないけれど、それは良い結果にならないことがとても多いように思われます。だから人は理性的であろうと努力するのでしょう。

感情をコントロールしようという発想は人間だけが持ち得るものかもしれませんね。
この場合、そもそもは「ロクな結果にならないような感情はコントロールしよう。」だったはずで、高じて「感情は良くない。」となってしまうとオカシイですよね。

>仏教はその手助けになるかもしれません。
>

仏教は理性的な教えで良いですよ。
某M教のかたがたなど仏より神に惹かれる方々は、よく「仏教の理性的なところ、倫理的に整合性がとれているところが、いかにも人間が作った宗教のようで、信仰する気になれない。」
と、言われますけれど。
でもねー。人間の問題を解決するのは人間ですからね。

> 理性的であろうとするなら、心身がリラックスしていないと絶対だめです。リラックスできるということは、すなわち健康ということです。
> 経験上、こんなふうに思います。

それは全くその通りだと思います。
六根清浄。

とりあえず、脳幹にスイッチが入らないようにしましょうか。
病気だとスイッチのコントロールは難しいかもしれませんが、脳幹にスイッチを入れなくては生きていけないような社会が暮らしやすい社会であるはずがないです。


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