記事No | : 2296 |
タイトル | : 九相図 |
投稿日 | : 2013/11/12(Tue) 09:35:39 |
投稿者 | : 桃青 |
平安時代、九相観という修行がよく行われたらしい。
九相図というものも残っているが、現実に野に出れば打ち捨てられた屍も多かったのだろう。
母の変貌を目の当たりに突きつけられることも、一種の九相観なのかと思うが、芭蕉の軸のごとく空虚である。ということは、よく実感したので、その次へ行きたくなっているのだが、そちらへ行こうとして行けないもどかしさが苦しい。
御上人にそのもどかしさを訴えるのだが、御上人が導きたいと思っておられる方向と、私の行きたい方向が違っているようにも感じられる。