小鹿版・自由価 1999.10.27
                                  十菱麟著.在都祁村 「ももたろう」

問: 先生はなぜ昼間に電気をつけるのですか?

答: 隣の人が暗くして、テレビを見るのが好きだからです。
問: なぜ先生は、身辺のことしか書かなくなったのですか?
答: ほかのことに気がいかないのです。
問: 今度橿原市に早め(10月28日)に帰ることlこなって、嬉しいですか?
答: それはそうですよ。ここは束縛の監獄ですからね。
問: 心の持ちようlこよって、地獄も極楽lこなると言いますが。
答: 「パラダイムの転換」と[7つの習慣]に書いてあることですね。遺伝子を受け継いで、どうlこもならんというのはウソだというのです。でも、私の友人の兄弟で、大酒のみの母親の遺伝子をもらって、自分も途方もない酒飲みになって、あれほどの酒飲みは兄弟6人中一人もいないというケースがあります。遺伝以外lこ解釈の仕様がありません。
問: 努力すればパラダイム(人生の地図)の転換ができると思いますが。
答: アル中も治りませんよ。 AA(無名のアルコ−ル中毒者)というアメリカ生まれの会では、アル中同士が励まし合って酒をやめています。やめている間はアル中ではないようにみえますが、ちょっとでも飲み出せば、瞬間湯沸かし器みたいlこ、たちまちアル中に戻ります。それを彼らはスリップと呼んでいます。
問: 子供のときに親lこ虐待された人も、大人になっていろいろの欠点がでるでしょう?
答: これも大変な問題です。努力と忍耐でこれもパラダイムの転換ができると、スティーブン・R・コヴィン博士は言っていますが、私はその成功率lこ疑問を持っています。努力なしに歓喜のうちに人生を変えることができると、私は信じています。
問: 先生はどうして杖を突かないのですか?
答: 杖を突くと、杖に頼って身体の姿勢が曲がるのです。手すりもそうです。頼らないほうがいいです。
問: でも、ときどきうしろによろめくではないですか。杖があったほうが安全と思いますが?
答: そういう時のために杖を抱えて歩くことはあります。杖を水平にして背中にやるのです。

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問: 先生は特lこ栄養剤を飲んでおいでですか?
答: 特にありませんが、EM−Xドリンクというのを飲んでみたいと思っています。田舎では手に入らないので、大阪あたりで捜すしかありません。比賀照夫という沖縄の学者が作ったものです。これは微生物群ですから、栄養剤とは言えないでしょう。
問: 髭は1日に一度くらいお剃りですか?
答: 三日に一度くらいかな。本当は、伸ばしっぱなしの髭のほうが好きなのです。
問: 排便は何回くらいですか?
答: 三日に一度くらいかな。20日lこ一度排便をして健康そのものの人が、大分に住んでいました。私はいつも下剤を飲んで、あと下痢をしていました。今はちょうどいいのです。毎日排便する人や、食事ごとに便をする人もいるから、人それぞれですね。
問: 先生が自宅に帰るというので、羨んでいる人もいますね。なぜですか?
答: 自由だということですね。一日に1〜2回しか食べないこともあります。お金があれば出前をとります。スーパーまで買い物にゆくこともあります。徹夜することもあります。
問: 先生は寒がりだと聞いていますが?
答: ここモモタロウはワーカーが走り回っているので、みんな半袖で寒がりです。私たちは動かないので、寒くて仕方がありません。自宅では充分にストーブを焚きます。
問: 朝3時から起きて、もう夕方6時半です。眠くないですか?
答: 睡眠剤が着くまで眠ります。

問: 遺伝子がオンになるかオフかはEM−Xという合成微粒子によって決まる、と比翼照夫が言っていますね。先生のお考えは?
答: そのEMも生き物なので、生き生きした明るい性格の人の手lこかかると、実験もうまくゆくというのです。
問: 先生みたいな鬱病ではどうにもならないではないですか?
答: そうかもしれませんが、調子のいいとき、私はEMのボカシを使って、大きな大根を作ったことがあります。
問: その時は「爽」状態だったのですか?
答: そうでしょう。そうでなけれぼ、EMで肥料を作るというような厄介なこどはいたしませんから。
問: 先生の気分は天候の交代みたいですね?
答: 本当lこそう思います。天候を左右できないのと同じで、自分で自分の気分がどうにもなりません。与えられた気分で人生をやってゆくしかないのです。決定的な療法はないでしょう。

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