づく腹が立つ。何でこんなことlこ夢中になるのか不思議でたまらないよ。だから、みなと
一緒のときは、たいてい黙っている。雑談の材料は無限lこあるから、こちらも無限に黙っているか、席を立ってしまう。

 大切な話題を提供する人がいないのだ。いてもそれを続ける人がいないときている。雑談に流されて楽しいと見るほかはあるまい。そして、いつのまlこか齢をとって、80〜90歳になっても同じことをやっている。

 生きることを真剣lこ考えたことがないのだろう。何となく齢をとって、老体でヨボヨボになっても、中身は少しも変わっていないlこ違いない。年をとって尊敬されるというのは何かの間違いであうう。

 まだ老人保健施設「ももたろう」lこいる。今日が最後である。9月の初めからよく我慢したと思う。今日は10月27日である。三日便秘しているだけで、大悩みに悩んでいる。便の有無を毎日聞かれるからだ。便通も天候と同じく自由にならない。

 隣の雑談がテレビの音に変わった。幾らか違っても雑音lこは変わりはない。私は疲れている。神経的にここの生活が参ったのである。どこへ行っても人がいる。人がいれば話をしなければならない。絶対静寂は私の夢かもしれないが。

 何もしないでうたた寝をするしかない。次の3時までは何の行事もないから、寝ているだけでいいのだ。問題は隣のテレビである。しかし、この辛さは2カ月近く耐えてきたものだ。何を今更という気持ちがある。

 外へ出ても、自室に帰らざるをえなくなり、帰れば隣人の騒音が私を悩ます。ここを出ないかぎり、私の人生はどうlこもならない。ここlこいる間は、半睡半醒しか手はない。雑音は世間の音と聞くだけしかない。

 EMの問い合わせ先を書いておこう。
      自然農法国際研究開発センター普及部
       熱海郵便局私書箱26号
       T E L 0557-51-0558

 私は頻尿症である。たびたびトイレlこ行って、ゆっ<りと用を足さないとならない。若い時はこんなことはなかったが、いつのまにかこんな風lこなった。別に多尿症というものがあるが、これは尿量の問題である。

 いろいろ書いているが、これは私自身のプロフィールである。健康そのものの人間が何か書いているとすると、信用する気持ちが起こるかもしれない。病気持ちの人間には著作の資格がないのかも知れない。

                         −3−
 病人で大学者とか偉大な功績を残した人という者もいくらでもいるかもしれない。しかし、そういう実例をいくら並べても仕方がない。逆の例も数限りなくあるlこ決まっているから。

 今日はホールのなかを700歩も歩いたのlこ、前の時と違って便秘lこ影響しなかった。その代わり、タバコが物凄くなった。

 独りで休める喫煙所がない。私の嫌いな連中がたむろしているところしかない。時間が来れば一人もいなくなるだろう。それまで私は禁煙である。冷たい牛乳でもどうだろう。いずれlこせよ、私は便秘から解放されねばならない。

 いくら歩いても何を飲んでも、私の便秘は解決しない。喫煙所は一人もいないから助かったが、歩くほうは足が棒みたいになっていて、よろよろとしか歩けなくなった。明日に響くかもしれない。ヘルニアの脚は別として、とかくという故障がないといいが。

 8時lこは下剤の給付があるが、それまで待たねばならないな。漢方の便秘薬を飲んだ。西洋薬とゴッチャになると、どんな効果を発揮するか分からない。私が漢方薬のことを書くと、テレビで漢方のCMをやる。いつものコインシデンス(同時発生)である。

 [問答集]を最後まで書く「気」がなくなった。これも仕方がない。[小鹿版]として14頁まで書くことlこしていたが,断片的な4頁でやめておこう。この形式がー番楽だから。


 もう一度歩いて夕バコを吸ってこようかなと思う。身体はフラフラだが致し方ない。誰に見られるかを「気」lこしていたが、もう営業員lこ見られてもかまわない。なかには看護婦もいるが、「気」にするのはやめた。

 その看護婦に会ったのが縁で、西洋薬を一服もらった。まだ7時半なので、いま飲むと朝方困るわよと言われたが、「気」lこしなかった。どうせ私は和洋ミックスだから、今のうちに飲んだ。そして、いつも服む睡眠剤ものんでしまった。あとはパジャマlこ着替えて寝るだけだ。

 校正まではできないが、ここまでは橿原市lこ戻ってから校正をして、印刷できるようする。このコメントは、松嶌徹さんlこ出した手紙と重複するが、それは勘弁していただきたい。


                              大和つげlこて    ジュービシ リン


                       ー4/4−
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