書簡集リスト
                                       H14.7.3./6:07AM

 今日退院の予定です。五月が迎へに来ます。1万9千円位病院からバックするので2000円のタクシーで荷物ごと帰ります。もうのみません。おねしよ以外には体調もよくなりました。おねしよといっても紙パンツを少しづつぬらすのです。
 6時には朝がゆをたべます。
 医者の説諭を受けて歩行器で1階事務所にゆきます。ナースがよろこんで見送ってくれます。私は凶器のステッキをとり戻します。
 一つの幕切れです。

                                              リンJUBISHI

追伸 便箋がなくなったのでノートの紙をギセイに供します。
 病院生活はリハビリができず、みんなねたきりなので足がわるくなるのです。帰ってからリハビリがあります。
 からだがかゆいのは内服薬で直します。ランドーンはみんな一つのやり方で直したのですね。天才です。自分の不具を治したのがどうしても不思議です。彼の本をもう少しよんでみたいと思ってゐます。本では物足りないから後継者がゐれば連絡したいです。
 ETもランドーンをやればいいのに。

                         ―〇―

 人生はたのしいことが沢山あります。それが消失すると儚い限りですが、人生はどうしてそんなに出来てゐるのか、なつかしい限りです。しかしもう水崎先生などはこの世にいらっしゃらないと思ふ。元三と先生の指導で山芋を採ったことがあります。トロロいもにしてニハトリを一匹つぶして、ああ!
                                                   LyN
とほるさん!