戦う為のナマモノ達 〜 寄生虫バオー / モビラ巨神兵

寄生虫バオー きせいちゅうばおー 荒木飛呂彦 「バオー来訪者」

秘密機関 「ドレス」 の霞の目博士によって創られた生物兵器。生物の脳に寄生し、宿主の体に危機が迫ると 「バオー武装現象(アームド・フェノメノン)」 を起こす体液を分泌して、無敵の超生物バオーへと変身させる。
脳に寄生したバオーは百数十日で成虫となり、宿主の体に卵を産みつける事により繁殖・伝染する。宿主の肺呼吸が停止すると(宿主もろとも)仮死状態となる為、バオーに寄生された生物は水中で 「保存」 される。

強いぞバオー。カッコいいぞバオー。グレイトだバオー。でも絶対なりたくない
百数十日だ。短い。短すぎ。恐怖新聞が一日分しか読めない。たとえ超生物になれたって、そんなのイヤだ。霞の目博士死した後、改良する事だって叶わぬ夢だ。まあ、この虫、結構精神力でなんとかなるみたいだから、なんとかなるやも知れないが。
そんな訳で、橋沢育郎と共に地下の湖底で眠っているバオー。スミレの予知によると7年後には復活するらしいので、いつかこの地球にはバオーに支配される新世紀が訪れるのである。覚悟(&期待)すべし。 (/1999)

** トップページへ  兵器&マッドサイエンス トップへ  **


** Copyright © 1999 雷電定之丞 All Rights Reserved. **