「みんなで幸せになろうよ」 人類補完計画 / デモクラシー・マシン / シャングリラ文明

デモクラシー・マシン でもくらしーましん 諸星大二郎 「マンハッタンの黒船」

198X年、鎖国を開始したアメリカ合衆国が開発した究極の民主主義装置。全国民に接続を義務付けられたこの機械により、ひとりひとりの意思をホワイトハウスの中央コンピューター「永世大統領」に統合し、その総合的な判断で政策を決定する。
全アメリカ人の精神集合体である永世大統領は、いつしか「アメリカの精神」として実体を持つようになったが、国民意識の低下によりその力も低下。実体を維持するためデモクラシー・マシンを逆に使って民衆の意思を支配し始めたが、日本の開国要求と国内の反乱によって敗れる。

諸星大二郎といえば 「生物都市」 の方だけど、当たり前なのでこっちの方で(笑)。人類補完計画ともカブっちゃうしネ。
実際のところ、デモクラシー・マシン以外ではたいした書くことも無いのだ、この話(笑)。 (/2001)

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