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◆エレクトロニクス関係◆
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ECU断熱材 |
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ECUに断熱材貼り |
最終更新日07/04/04
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< 内容 >
状況 |
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二代目は前オーナーがECUの電解コンデンサを自己作業にて交換済みとの事でした。
但し交換品は何故か耐熱85℃品との事なので耐熱性を考えると最低105℃品にその内でも交換しようとは思います。 今回、断熱材があったのでECUの状態確認を兼ねて熱対策をする為、ECUを取り外しました。 |
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ECU断熱材 |
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内張りを外してECUを取り出しエンジン側面に断熱材を貼って終わり。内装外しはこちらを参照ください。
ECUに断熱材を貼る際、ケースのネジ穴をあけた形で取り付けしました。 一応、基板の電解コンデンサを確認してみましたが電解液もれもなく当分は大丈夫そうです。 |
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本来、 エンジン熱が伝わる事により電解コンデンサのケース熱変形による電解液漏れ、基板腐食、電解容量の変化によるECUの動作不良を引き起こすと言うトラブルになるので、 熱が伝わらないようにする熱対策として、 断熱材だけではなくECUを固定しているケースやネジにスペーサー等で浮かしてボディと触らないようにしてあげないと本来の熱遮断にはなりません。 |
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まとめ |
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今回のはあくまで熱の伝わりがちょっとは緩和される程度のものです。
又、内装でECUは隠されているので内部の熱もたまりますから本来は内装を外して外気にECUがさらされるような状態をするのがベストでしょう。(まぁ〜構造上の問題な気もしますけど) ついでにメインリレーも見ましたが新しいのに交換されていましたので当分大丈夫です。 (余談:この頃の電子部品に使われている半田は共晶半田(融点183℃)を使っていますが半田は融点が低いので環境温度変化に敏感です。特に常温以上の温度にさらされると基板と半田の熱による収縮率が違う為になお更、半田面にストレスがかかります。しかもメインリレーはリレー動作時の振動も半田部にストレストして加わります。それを繰り返していくうちに半田内部でクラックが発生。最後にはクラックによる半田内部の断線に到ります、この原因に到る熱要因は電解コンデンサ不具合も熱によるゴム劣化なので同じようなものです) (更に余談:共晶半田=普通半田ですが現在使われている鉛フリー半田の融点は200℃を超えます。そうすると融点が上がっているので熱によるストレスは単純に強くなるのですが、材質的に共晶半田よりも硬い為、クラックしやすいと言う問題が・・・・・・各メーカーで鈴にビスマスとか銅、銀の合金量で色々調整していますが共晶半田に勝るものが無いのが現状です、この鉛フリー半田に関しては一時期、日本の国家プロジェクトとして鉛フリー半田に対する国と大手企業との調査チームがあったくらいです) |
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