STEEL

最終更新日03/06/14

コラム

コラム101

包容力

この頃も・・と言うより昔から色んな人に相談される事が多いです。
(多分コラム読んでいる人の中に僕に相談した人も含まれている筈)(笑)
相談も友達などの場合は良いのですが、他人の恋愛の相談をされる事が今までに何度も在りました。これは結構、私にとって対応に困ります(笑)

その時の対応や今までの相談などの経験上で案外、包容力を問われる経験がかなりありました。

あんまり詳しくは話しませんが、自分が付き合っていた女性より過去の恋愛話などを話されれば、私に限らず誰でも気を悪くしたりします。(一種のやきもちでしょうけど)
腹立てたりするのは当たり前の事なんですが、昔、特に私は付き合った女性からその手の過去話を聞いて強く反発して後悔した経験があります。(何故、嫌がる事を話した背景を理解出来る程、当時大人じゃ有りませんでした・・・(意味深))
それらの経験やさまざまな人と出会った事で多少なり相談や話の対応が変化しました。

女性のでも話していますが、考え方を「理解出来ない」から「歩み寄る」方向に・・・・・これは結構難しいです。
特に男性の考え方だとかなり理解に苦しむかもしれません(笑)そしてその対応が僕の場合かなり珍しいようです・・・。
私が仲良くなった女性にかなりの確率で言われましたが、一般の男性の考え方と違うらしいのです。
どう言う事を言うのかはコラムの中で話す事があるかも知れないです・・・。

私はどちらかと言うと自己の意見を相手にはっきり言いません。
「決めるのは本人で」と言う言い方で相手に言います。
それは、
他人にはっきり言う権利もこれが正しいと言う根拠も僕には無いからです。
逆にそれを「曖昧だ」と言う人もいますが、人の生き方に関する事を他人の価値観や考えでこれが正しいなどとはとても言えません。
そして、他人の意見に従う事も正しいとは言えない筈です・・・。

私は今迄出会って来た人の中に後悔が山ほどあります「してやれなかった」「支えてやれなかった」・・多くの後悔の上に自分が居る事は事実ですね。(そこから逃げ出した事もありましたが・・)
だから、
すべての他人を相手にするのではなく自分が出来る範囲の中で「寂しかったり悩んでいたら話を聞こう」「意見を求めているのならば自分の考えを言おう」と状況に応じて対処してきました。
あくまで本人の問題はあくまで本人が解決しなくては行けないのは間違いなくても、それを私が手助けできる範囲で相手をするようになりました。

思っていた以上に女性で精神面で助けを求めている人が多いのは驚きました。
仕事ができる人に限って精神面が弱かったり・・・・・そしてそれを誰にでも見せている訳じゃない事を昔は知りませんでした・・・・・そして今も人間の外面と内面のギャップを相変わらず感じています。
実際に相談して来た人の話があまりに重くて、その夜、殆ど寝れなかったとか・・・・結構在ります(笑)僕が真に受けやすいのも問題ですが・・・・(苦笑)。

私が接している形は、周りの友人に言わせると包容力を問われるそうです。
何度も話していますが、自分自身に自信が無いのは相変わらず昔も今も変わりません。
それが人に歩み寄って接している理由の全てです。
もし自分に今以上の自信が在ったら私は「今の私ではない」と思っています。それらを含めて人に対して接して来た事が包容力に繋がっているような気がします。

包容力って人間性には大事なんですが、普通の人の付き合いで必要かと言うとそれ程重要視されていない筈です、どちらかと言うと精神的な付き合いの時に始めて重要視しされる物のようですね。

今回のコラムはちょっぴり私の過去を話しました。

よく包容力の意味を「包み込む」事として言いますが、写真のように人間1人が出来る包み込める量なんて高々しれていますね・・・。
(カメラ持っていたので両手で写真撮れませんでした(笑))

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