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最終更新日04/03/07

コラム

コラム165

ガンダムセンチネル

 すでに、私がガンプラが好きである事を話しましたが、もちろんアニメのガンダムも好きです(笑)その中でもガンダムの数多くのアニメ作品の中で、異色とも言えるのがガンダムセンチネルと言う作品です。
私自身はファースト・ガンダムが一番好きで、逆襲のシャア以降の作品はあまり興味がありません、何だかガンダム名乗っているだけでカンダムの名前を名乗る必要がない作品も有った気がしたので・・・・。
ビデオシリーズでは「ポケットの中の戦争」が好きでしたね。

でも、今は重い話はあまり受けないようです。
女の子が出て来てのりがよくてというような・・・・子供の頃見ていたロボットアニメと内容が変わってきてしまっている感じがします。
例ですと「08小隊」と言うガンダムビデオシリーズは人気が今一出なくて連載が打ち切りになってしまったのが一つの例ですね。
個人的には話の内容も良かったと思っていたのだけれど・・・・。

で、本題のガンダムセンチネルですが、この話はあくまでモデルグラフィクスと言う模型雑誌の中で連載された為、アニメと言うのが有りません。 当時としては珍しい形だったと思います。
連載の中で登場するメカ類の模型が雑誌で紹介されたものの、モデルグラフィクス以外の他の模型雑誌ではまったく取り上げられなく、モデルグラフィクスの特徴がはっきりしていました。
しかし今になってバンダイがセンチネルに登場するプラモデル(Sガンダム、FAZZなど)を販売している為に他の模型雑誌でも取り上げるようになりましたので、時代の流れの中でセンチネルがちゃんと認められるのに時間がかかった事が伺えます。

センチネルの世界観はガンダム時代を受け継いでいるものの何となく違う作品と思っています。
Zガンダムの時代設定は引き継いでいても女性は独りも出てこない、Sガンダムのコンピューターであるアリス以外は・・・・ガンダムの中では特に「戦争」と言う視点で作品が書かれており、主要登場人物がかなり死ぬ話の内容です・・・・。

個人的にはセンチネルの話の内容が好きでした重い話ですけどね。
メカ設定の徹底していた事も良かったですが、一つの作品を作るのに「ここまで設定資料を作るものなのか?」と自分でオリジナルの作品を作る際の見本になりましたね。
結局、どんなに設定を凝ってもSFであり空想の産物であっても、その世界観を本物みたいに見せる事は凄い事だと思いました。
その為にはちゃんとした設定と世界観を確立していないと話の背景が薄いものになってしまい中身の濃いストーリーでは無くなるみたいです・・・。

まぁ、ガンダム好きでセンチネルを知らない人は一度お話を読んで見ると良いと思いますが、誰にでも受ける話では無いですね。
私の中でSFと言うものの考え方を大きく変える作品でした。

昔から、ガンダムが好きでしたが、つい最近放送していたガンダムシードは全然見ませんでした。
昔だったら即効で見たと思います(笑)。
結果的にはテレビ放送は見ずに友人からDVDを借りて見てみたら予想以上に「面白い」と思いました、ただ、最初に話したように、売れるから何でも「ガンダム」と付ければいいと言う風潮がメーカーから感じられる事が個人的にあんまり好きじゃないですね。
ガンダムシードも何もガンダムの名前を使わずオリジナルの作品としても良かったのでは?と個人的に思いました。
昔、ガンダムだけじゃなく、ダンバイン、エルガイム、ダグラム、ボトムズ、レイズナー、バイファム、ドラグナーなどのロボットアニメが沢山放送して続いていた頃が一番好きでしたね。

ガンダムシードを見ながら私の中で未だにガンプラを作ったりはするでしょうが、ガンダムを始めアニメに対する興味や価値観が変わってきた事を感じています。
恐らく、趣味としてアニメに対する比重が薄れてきた証拠なのでしょうね。

高校生の頃の本ですから、もうボロボロです。

今見ても内容的に全然古臭くないですね、高校生の頃はめちゃくちゃ好きではまって読んでましたね〜(笑)。

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