最終更新日05/01/20 |
コラム202
NSXとMSX |
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変な組み合わせですが、NSXはともかく、MSXはアスキーが開発したパソコンの品名です。
私の場合、どちらも馴染みが深いものですが、当時、1980代からMSXはパソコンが高価なものである中で比較的値段が安く、入門的意味合いとして身近な存在でした。パソコンが数十万円の時代に10万円未満のパソコンでしたから。 アスキーと提携した主な電機メーカーから販売されたお陰で機種の選択が出来た事と、始めからゲーム機としてROMカセットを付けられたのでパソコンというよりもファミコン間隔で遊んだ意味合いが強かったと思います。 性能についても途中からMSX2になって性能が上がり3.5インチのフロッピードライブが付くようになったのは良かったのですが、この頃からパソコンの性能が急激に上がりだしCPU8ビットのMSX自体に死の影がのびだし、結局、生産終了へと・・・。 んで、私がNSXを購入後にMSXと間違われた記憶が・・・私の周りでパソコン趣味友達が多かったのでNSXをMSXと言われました(笑) 名前が似てても車とパソコンでは全然共通点などないし、ましてやCPUとして比較したならばMSXが8ビット、NSXは16ビットなのだから面白いもんです。 今思うに当時の車好きな人はパソコンを詳しくないしパソコン好きは車に興味ない時代です。いまでこそインターネットの普及で車好きでパソコンというよりインターネットをする人が増えましたけどパソコン詳しい車好きと言うのは今でも少ない。 しかし、今になって振り返ってみればMSXは消えてNSXは今だに新車で残っています。 考えてみると高度成長時代とバブルの時代は今以上に金をかけて物を作っていた時代で、技術的なものは今の方が進んでいますが、品質的なことは間違いなく昔の方が良かったと思います。 名前はともかく、MSXが会った頃と言うのはパソコンは一部の人しか興味が無く、興味があっても値段が高くて手が出せなかった時代でした。時代の流れを変な形で感じました。 |
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