これを聞いて「おおっ」と言うと言う人は本物です(笑)。
今でこそパソコンはAT互換機とマックぐらいですが当時は色んな機種が出ていて結構どれを買うのか迷ったものです。
X68000と言う機種はシャープより販売された機種でモトローラのMPU68000を搭載している事から名が来ています。
新OSを搭載していたのでソフトは全く無い・・・・同封されていたSPSのコナミ「グラディウス」のみ。
所がこのグラディウスの出来がアーケードゲームと同じレベルで初めて画面見た時、感動!!!それで購入を決めました。(笑)
で、この当時のパソコンは本体とCRTで大体50万円・・・・・・凄く高い買い物です。
高校生には無理なのでお小遣い減らして(ローンに割り当てた)バイトして親に頼み込んで買いました(爆)
新しい機種が出たこともあり「初代」は安くなり出していたので通販価格30万円で購入。
この頃の主力パソコンはPC88/98/MSX2などです。
性能で勝る68を買ってしまいましたが、ソフト(アプリケーション)が無さ過ぎてベーシックマガジンと言う雑誌を片手にXベーシックで音楽コピーして鳴らしたり簡単なプログラムをして遊んでいました。
パソコンの基礎はこのパソコンから教わりそれが過去の財産になって今だに人よりちょっぴりパソコンが分るのはこれらが原因です。
結局X68030まで買いましたので長〜い付き合いのパソコンでした。
結局、時代の流れにWindowsが現れて消えてしまいましたがいい思い出の機種です。
でも、当時、20MBのハードディスクが20万円とか、スキャナー20万円とか今の人は知らないだろうなぁ、もっと昔は、1MBの容量もない8インチディスクとか・・・・テープとか。(笑)
本当に技術進化が早すぎて僕には訳分りません。
そろそろ進化も落ち着いても良いと思うのですが、そんな気配なさそう・・。
今は、自分もそうですが、もはや、パソコンを使うのではなくアプリケーションを使うに変わっています。
OSが統一化されているため、ハードや言語を覚えて使うのではなくソフトを使えるようになればそれでいいと形になっています。
逆に考えると一般の人がパソコンのトラブルに弱いのはパソコンのハードウェアに関する事を一般ユーザーが知りえる環境が無くなっている事が原因です。
昔は必ずハードウェアマニュアルが同封されていたものですが今のパソコンは仕様書ではなくパソコンの取り扱い書に変わってしまいました。
恐らく、昔はある程度の技術的な事を知っている人はいいとしても知らない人はパソコンを買って必死に覚えたりしていたのですが今は知識が無い人の対応にメーカーが追われてしまい。
技術資料をユーザーに展開出来ていない状況になってしまいました。
自分は富○通のパソコン製造に携わっていましたのでその変化を肌で感じてきました。(実際にハードウェア仕様書あっても中々使いませんが・・・・)
コラム02でも話しました僕の中でパソコンが一般的にならないと思うのはこのような背景がある所為です。
ただ、パソコンは普及はするでしょうね。
後、パソコンの技術を上げるのならば大変ですが回りのトラブルに巻き込まれて対処を覚えるのが知識向上の一番の近道です(笑)
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