結婚と人間性

『人間性と外観』

私は外観に自信がなく悲観的になっていた方ですので良くわかりますが外観の良し悪しが他人に大きく影響するのは事実です。
ただ、経験上で知りましたが、外観というのはその人の持っている雰囲気、清潔感等で大きく変わるものです。
余談ですがこれらの良い雰囲気は写真とかには現れないものです。
実際、年齢や個人の性格に応じて好みがあるわけで、外観もよくて性格も良い人・・・・・・と言うのは私の知る限りそれほど多くは無いみたいです(笑)

個人の好みと言うのは人それぞれであり他人には理解できない場合もあります。
その中で外観を取って人間性を軽んじたり、人間性を取って外観はあんまりと言う事例が多くあります。
外観がどちらかと言うと良くない男性で結婚した人の話（嫁さんは美人）では女性が人間性で相手を選んだと言う話もあります。
私から見てもその男性は外観ともかく人間的にはコミニケーションが特に出来ている良い人です。
この話は外観ではなく人間性で女性と結婚したという例ですが、その人が職場結婚である事を考えると環境による影響がやっぱり大きいと感じます。
紹介やあまり接していない人と付き合ったりする場合と言うのはどちらかと言うと外観が大きく左右しています。
この手の話はコラムで何度もしていますが私の経験で考えても、人は個人の好みによる差がありますけど外観から入る場合が大きいと言う事です。

しかし、職場やサークルは外観からではなく人間性で人と接していく機会が在る場なので外観ではない選び型をする場合が結構あります。
一緒に接する事で人間性で相手を判断すると言う事。
結構、面食いもいれば、面食いじゃない人も多い。そんな中で人間性で相手を選んでいる人と言うのがどのようなものか？
一緒に接する事で相手の考えなどを判断する事が出来ると言う事でしょうね。

紹介のように僅かな時間で好みを判断するのは外観的要因が強く人間的に相手を判断しているかどうかは疑問、それが紹介が上手くいく確立を下げていると思います。
その為、それらの基準がばらばらな為、相手がどのような人に好かれているのか？同姓にはどうなのか、異性だけしか好かれていないとか・・・・色々ありますけど判断する一つの目安にはなります。

外観について思うのは個人の基準によって『外観いいのに謙虚過ぎる人』や『外観悪いのになんでそんなに自信があるのか不思議』・・・・なんて人がいるので個人の基準で色々変わってしまうあいまいな判断です。

話が脱線しましたが他人が人間性を感じるのは友達などの身近な距離にいる場合のみです。
プライベートの接し方によって人間性による人の良さを見ているから・・・・。
しかし、人間は理想や欲があるので更に上を見ようとする、実際に下も多くあるし、自分の事を棚に上げないと批判は出来ない。
結局のところ、結婚に至る人との出会いは結果論であって今いる自分の環境に居る他人に大きく左右されると言う事。

人間的にあんまり良くない人でも結婚している場合などの理由は他人である私には判りません（笑）相手が何らかしらの魅力を見つけたか・・・・・と言いたいのですが山のように多くの事例を見ている(相談されたなど)ので私には理解できない事例が多いので判断できません。
ただ、この点については人間性のずるさとかいい加減さを感じます。（ｺﾗﾑ195(好きと言ったから)とか色々書いています）
その為、結婚はひとつの方向性であって、しなくてはならない物では無いと思います。

又、人として良いのに結婚相手が見つからないと言われている人は相手を選びすぎの場合や結婚願望が本人に無い事などの他に環境や自己の考え方が大きく影響しています。
たとえば職場に女性が多ければそれだけチャンスが増えるし、友人に女性が多ければこれも同じように機会が増えるもの。
だからと言って出会う確立が上がったとしても結婚につながるかは当人次第でしょう。
人間性の良さが女性の接し方の良し悪しに繋がらないと付き合ったり、ましては結婚には直結はしないので人によっては損する事もある為、結婚は人間性とはまったく関係無いと思っています。

他人から良い人と言われている人の評価と言うのも難しい話で、友人の立場、恋人の立場などは親しい間からでも案外、その人の良さというレベルまで深く入り込んでいないと言うのが一般的でしょう。だいたい外面だけの表だけの話ですから・・・・。
外観とか、会話とかだけの上辺で見ていて他人が判断している事なので他人の本質は何も知らないのが普通です。

どちらにしても人の出会いによる過程の一つが結婚だと思いますが、外観が良い、人間性が良いから結婚に繋がると言う単純なものではなく結婚は縁のような偶然的な物でもあるので非常に難しい話です。