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コラム261
職場の人 |
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大体の人は職場の人と一緒に遊んだり飲みに行ったりする事が当たり前にあるようですが私はあまりなかったと言えます。 この理由は会社の人とプライベートの友人を切り分けていただけと若い当時は考えていました。 会社の人と一緒に遊ぶと、どうしても最大の接点が仕事になる為、仕事や会社の人の話になる事を嫌ったような記憶があります。 今になって思えば当時プライベードの友達が居た為に会社の人より友達と遊んでいた方が「気を使わなくて気楽で良いや」と思っていたからなのですが、会社では年下がおらず先輩ばかりだったので尚更、気を使わない旧友と遊んでいたと言う事です。 そうは言っても仕事上の人のつながりも大切なので会社の行事的な飲み会など最低限は参加していましたが全体的に会社に対しての比重が私は高くなかったと言う事です。 私自身、今になっても昔と同じであまり会社関係の人をプライベートに持ってくることはありません。 これは職場の人の年齢が高く、趣味性の方向性が私と全然違うので自ずと一緒に遊ばなかったと言う理由もあります。 結局、頻繁に毎日顔を合わせる職場であってもプライベート面での接点がないと中々遊ばないと言う形を私が取っていただけです。 しかし、現実的にプライベートの時間を友人達と共有する事はお互いの休みが合わなければならず仕事が別々だと学生の頃のように頻繁に会うと言う事も出来なくなっていきます。 会社で個人的に仲の良い人と遊んだ結果として会話に大きく影響してくるのは会社の話が一番多く、どうしてもお互いの接点と言う意味で仕事上の世間話になってしまいます。それ以外の会話は共通の話題がどれだけあるかと言う事でしょう。 ですが、独身の人ならばともかく家庭もちになってしまえば会社と家庭の話だけになってしまいプライベートや趣味話は殆ど出来ず、私の場合は会話が成り立ちません(苦笑) 普通に生活していると徐々に会社での比重が大きくなっていく事は分かるのですが、仕事にまったく関係ない個々の友人や友達がどれだけいるかと考えると昔と違って減ってしまったと言えます。 このまま時間が過ぎていけば尚更、個人の話と言うものが成り立たなくなっていきそうです。 これは普通に自己に影響していることが家庭や仕事など比重が大きくなっている為なのですが、あくまで自分ごとを会話ネタ(趣味や遊び)が出来るような環境や友人が減ってきている事が寂しいと感じます。 結局の所、この事実は今まで書いてきたコラムにも影響していて精神面の話は私自身の経験でありながら対人関係によるものなので、その話題も減ってきて話のネタが減ってきています。 この事を普通は「当たり前」と周りの人は言うのでしょうが、20代に友人や交流の会った対人関係で色々合った事を酒のさかなにして盛り上がるような会話が減っていき、仕事上の話や家庭内の不満だけを話すようになって行くとするならば個人的に悲しいと思うからに他なりません。 恐らく仕事上の接点のある人達との会話が今話したような状態になって来ている事からそれを肌で感じているに過ぎませんが・・・・。 |
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