1月12日
久方ぶりになんかゲエムがやりたいなあと思ったんで、「侍」ちゅうゲエムを買ってきました。
ようするにチャンバラゲエムなんだけど、プレーヤーの行動はかなり自由で、お約束のヒーローにも悪虐な人斬りにもなれるみたいですね。なんかちょっと「シェンムー」みたいな馬鹿っぽさもあるかも。
それにしてもアクションゲエムやったのなんて本当に久方ぶりなんだけど、なんか難しいなあ。おっさん化が進行するにつれて反射神経も鈍磨してきたのかしらん(汗)
あ・貴ノ花が勝った。しかし危なっかしいお相撲だなあ。
石黒耀「死都日本」読了。これは面白いっす。たぶん傑作といって差し支えないと思います。
火山の超巨大噴火によって日本が無茶苦茶になるっていう内容です。実際にこんな規模の大噴火がおきる可能性があるのかどうか分からないんだけど、なにやら異様なリアリティがありました。
あと日本という国が破滅から逃れる為に苦闘する政治家の姿とか、小説的な読みごたえもたっぷりです。大変満足しました。
1月9日
あけましておめでとうございます。って遅すぎますが(汗)
新年早々ばたばたと忙しかったり、年末にまとめて長い文章を書いて飽きちゃったりしてたんで、日記とかどうでもいいやみたいなモードにはいってたんだけど、このままだとまた半年くらい休みたくなるので何か書いておこう。
今年もダラダラの年越し・寝正月でした。早い時間からビール飲んで、餅ばかり食べて、子供をからかって遊んで、ハリ−・ポッタ−のビデオを見て、なくした免許が親父の車の中から出てきて、中島みゆきといっしょになって歌って、だいたいそんなとこか。3キロも太ってしまったんだけど、54キロだからまだ足りないくらいか。たぶんすぐ元に戻るし。
たったの4行で1週間の経過を説明出来てしまうのは、少しく悲しい気もするけど(笑)
なにはともあれ、本年もよろしくお願いします。
柄澤薺「ロンド」読了。旧年中に読み終える予定だった、馬鹿みたいに分厚いミステリです。途中まではまずまず読ませますが、終盤の展開がだらだらと冗長な感じかも。
『薺』って字の出し方が分からなくて困ったんだけど、読みの通りに『ひとし』で変換したらちゃんと出てきました。偉いもんだねえ。
12月30日
終わった・・・。ようやっと件の小説が完成しました。自分で「年内完成! はは〜ん♪」とか言っちゃったんで、かなり焦りましたが、一応の完成をみました。
締め切りを決めておかなければ、もっと長くなっていたかもしれないけど、ネット上であんまり長い文章書いてもいたしかたないという気もするし。だいたい長くしたから面白くなるかっていうと、たぶんそういうもんでもないしね。ていうか、今だって面白いかどうかかなり怪し気だと思うんですけど。書くだけ書いて公表しないというのもあまりにも馬鹿げていつので、恥を承知で発表しますよ。「Family」です。正直題名もどうよって感じかも。最後まで読んでもらえたら嬉しいな、ふふん♪
さて仕事も2日前に終わってるんで(実は31日は休日出勤なんだけど)、ネットも今日で終わり。みなさん、良いお年を♪
12月25日
メリー・クリスマス。と、会社で挨拶をしたら馬鹿にされました。ささやかな冗談だったんだけれども(笑)
僕はクリスマスなんてちっともめでたくないと思ってるし、これっぽっちも浮かれてないと思うんだけど、ふとした拍子にクリスマス・ソングを鼻歌でフンフンと歌っていたりして、はっと我にかえって辺りをキョロキョロ見回してから1人で赤面したりする事があります。意識してないつもりでも、なんとなく世間の風潮が刷り込まれているのでしょうか。なんとなく腹立たしかったりして。
中村航「リレキショ」読了。 ああ、面白いですね。好きなタイプの話ですね。
姉さんに拾われて「半沢良」になった青年。深夜のガソリンスタンドでアルバイトをはじめた半沢良の元に、ある夜不思議なラブレターが届けられる。
だいたいそんな話なんだけど、主人公が本当の名前を捨てて半沢良になった経緯は最後まで語られません。その辺は想像によるしかないのですが、そんな事は一向に気になりませんでした。
なんと言うかね、心がフッとなる感じですか。こういう小説が書けたら素敵なんだろうけど。
12月23日
父親の還暦のお祝いをやりました。親不孝なものですっかり忘れていて、危うくサッカーの応援に行くところだったんだけど、母親から速やかに帰宅する旨の連絡があってはじめて気がつきました。
還暦のお祝いといえば、例の赤いチャンチャンコという事になるのですが、これは父の激烈な反対もあって見送られました。実際のところあんなもの貰っても200%役にたたないとは思いますけど。結局兄弟連名で夫婦2名様北海道旅行をプレゼントしました。異様に喜ばれたのでこそばゆかったですが、一生一度の事ですからね。よろしいんじゃないでしょうか。
あとは例によって、昼間から酒飲んだり子供をからかったりしてダラダラしてました。
ちなみにサッカーは5ー2で快勝したようです。こりゃホントにいきそうな感じだよ。
フローラン・ダバディー著「黄金時代 日本代表のゴールデン・エイジ」読了。
サッカー日本代表の前監督フィリップ・トルシエの傍らに侍り、そのオーバーアクションと奇怪な風貌で、時にトルシエ君を凌ぐ存在感をみせていた通訳で、最近では単独でTV出演やら役者デビューも果たしたあのアヤシイ外国人・ダバディーさんの対談集。対談相手は、小宮悦子、中西哲生、村上龍の3人。
きっとそうだろうと思っていたんだけど、やっぱりこの人トルシエ君の言葉をそのまま訳すだけじゃなくて、言葉を削り付け足しかなり意訳してたそうです。繰り返すけど、きっとそうだろうと思っていた(笑)
いや、きっと頭の良い人なんでしょうね。分かってるんですよ。僕は頭の良い人は好きだ。このダバディーさんの話も面白かった。でもいささか鼻に付く。気に入らねえ。面白かったけど、気に入らねえ。
12月16日
先週は激烈な寒さだったんだけど、今週は寒さも少しく緩んで良かったなあ。
天皇杯3回戦で、名古屋グランパスはJFL(J2の下のリーグね)の大塚製薬を2ー0で下しました。昨年は佐川急便に0ー4でまさかの敗戦を喫したんだけど、今年は順当に勝ち上がり。決勝まで勝ち上がったら国立まで応援に行きたいです。
今日は特に書く事もない、ていうか今日も。実に平坦な日々です。
東野圭吾「ゲームの名は誘拐」読了。割と普通の誘拐小説。帯には『前代未聞の誘拐小説!』なんつって書かれているけど、そんな目新しさは感じません。つまらなくはないけど、特別面白くもない。普通。
12月12日
お寒うございますね。気が付けばこの日記を2週間もさぼっておりました。あぶねいあぶねい。
寒いのに加えて、小説みたいなものをちまちまと書いておるせいで、さぼっておるという意識が薄かったみたいです。
件の小説(恥ずかしいよお・・)の進み具合は、う〜ん、今のペースだとやっぱり年内にはたぶん仕上がるのかな・・・ってところです。
それにしても小説書くのって当たり前だけど結構難しい。書けば書く程面白くない様な気がしてくる。実際に面白くないのかもしらんけど。
それに正直言ってかなりこっ恥ずかしい。人物のセリフとか書きながら1人で、「いやいや」とか「ちゃうちゃう」とか言って赤面。頭をぶるんぶるんさせながら考えたりしていると、我ながらほとんど狂人みたいっす。
我ながら困った事をはじめちゃったなあ・・・と、痛切に感じておる次第です。でもなんとか形にしたいと思っております。
山田風太郎「魔界転生」読了。来年映画になるそうですが、やはりかなりエンターテイメント色の強い小説ですね。たまにはこういうのも良いかも。
島原の乱に敗れた天草側の軍師・森宗意軒は、「魔界転生」の秘法で名だたる武芸者を次々と蘇らせ幕府転覆を謀る。魔人として新たな生を受けた剣豪達に、柳生十兵衛が立ち向かう。
十兵衛と剣豪がやっとうと斬り結ぶのかしらんと思うておったら、十兵衛ってばわりかし姑息な手段で戦うのが少しおかしいです(笑) いやいや、これも兵法というものか。
11月30日
Jリーグ今季最終節名古屋対磐田戦に行ってきました。
夜勤あけで行く事になったので、ちょっと仮眠をとらねばさすがにきついかと思って1時間程寝てから出かけたのだけど、これが失敗だった。11時開場の14時キックオフで、私が到着したのは12時頃だったんだけど、その時点ですでに自由席は2階席までも一杯に埋まってました。今季最終戦で相手は王者磐田って事で、客もたくさんはいるだろうとは思ってたんだけど、予想以上でした。この日豊田スタジアムにつめかけた観客は3万5千人以上で、名古屋のホームゲームでは今季最多です。さすがに3階席で見る気にはならなかったので、1階の通路からの立ち見という事になりました。試合が始まればずっと立ってるから別に良いのだけどね。
前半ポンポンと磐田に2点を奪われ、早くも敗色濃厚。磐田相手に前半0−2となるととてもじゃないけど勝てる気がしません。我々名古屋サポーターの声援がしゅんとなってしまったのも無理からぬ事でしょう。
後半、我々はこれではいかんとばかりに頑張って歌った。実力的に磐田が名古屋を上回っているのは誰の目にも明らか。しかしながらここはホーム。チャンピオンチームが相手だろうと、そう易々と負ける訳にはいかない。選手より先にサポーターが諦める訳にはいかない。我々は頑張って歌った。歌い続けた。珍しく途中で途切れる事がなかった。一体感があった。
歌い続けて15分。ついに我々の声援が力に変わった。エースウェズレイのゴール。雄叫びが豊田スタジアムを揺らす。
さらにその3分後。ここ数試合不調の極みにあったヴァスティッチの同点ゴールが決まった。サポーターは狂喜乱舞。私も文字通り気が狂うかと思う程に絶叫した。脳内から流出したアドレナリンが耳鼻から出てこないかと心配する程に興奮した。
スタジアムは最高潮に盛り上がった。選手もサポーターも押せ押せだった。しかし王者磐田はそこから崩れない。残りは互いに攻め合いチャンスでの雄叫びとピンチでの絶叫が交錯する。
そして後半44分。名古屋ゴール前で磐田の選手が倒れる。無情の笛がピッチを切り裂く。主審がペナルティスポットを指し示す。
名古屋サポーターの楢崎コールも届かず。中山のシュートがゴールネットを揺らした時、私の膝が崩折れた。2−3で磐田勝利。
しかし負けて尚満足のドラマチックな試合だった。寒さと睡眠不足と疲労と興奮と歓喜と絶望で、最後の方は分けがわからない状態になってました。
豊田スタジアム恒例の帰りの超満員電車の中で、来年こそは優勝だと密かに誓う私だった。毎年誓ってるけど(汗)
町田康「テ−スト・オブ・苦虫 1」読了。文筆の荒法師・町田康の新刊。あいかわらず先鋭的な言語感覚で楽しいんだけど、ちょっと今読むべきじゃなかったかなとも思う。知ってる人は知ってると思うけど、私は今ちょっとした小説みたいなのを書いておる中途なのであるけど、こういう楽しい文章を読むとついつい真似てみたくなる。もちろん途中から荒法師の文章になったらそれこそ滅茶苦茶になっちゃうので困る。そういう訳で先日の日記がちょっと荒法師テイストになってます。
11月26日
気が付いたら、運転免許証がなくなっておった。
普段から車の中に入れっぱなしで、どこかの悪辣邪悪な卑劣漢めによって盗まれたのかしらん? とも思ったんだけど、いやちょっと待て、そういえば以前に、と言っても何時の事だか判然とせぬくらいの以前に私が手ずから持ち出したような記憶もある。しかし記憶は曖昧模糊としておってどうにもわからない。確実なのはいつもの場所に免許証がない、という事だけである。
さて何時紛失したのかは知れぬのだけど、ここしばらくの間免許証を携えないで車の運転をしていた事になる。道路交通法でいうところの免許不携帯。つまりは法律違反、ひるがえっては人間失格の烙印を押されたも同然である。
まあ、平常であれば免許証がなくったってとりわけ不都合が生じるという事もないのだけれど、折悪しくも時節は年末。そこここの街道において蛇のような目をした警察官のガキ共がうようよしておるのである。先生もわっしょいわっしょいと走り回るという忙しい年末の公道の安全を確保するために、寒空の中でじっと身をひそめて、無軌道な若者・不埒な泥酔運転者等の悪逆無道の鬼畜共を取り締まっておる。まことにご苦労様です。
しかしながら、かかる実直な精勤ぶりを発揮する公僕の諸兄においては、否、頑固一徹だからこそ、彼等の前においては私も無法者という事になるのであろう。
世間の迷惑も顧みず時速200キロで国道をぶっ飛ばかす若者も、己の欲望のままに酒色に耽り夢見心地のままフラフラと運転するおっさんも、ささいな不注意から免許証を紛失してしまった私も、道路交通法違反者として同列に並べられてしまうのであろう。世が世ならそこらの四ツ辻あたりに首を晒されたのであろう。入り鉄砲に出女みたいな。首までは切られんか。
ともかく私は違反者。私が普段から如何に法を遵守しておる善良な国民である事、普段から己の健康をも顧みず飲酒喫煙する等して多額の血税を懸命に納めておる事。そういった事を主張しても「そうかそうか、そういう事情であれば今回はお目溢ししてしんぜよう。今度からは気を付けるのだぞよ」というような事にはならず、減点をくらってしまう事は必定である。
私はこうみえても免許証取得以来、無事故無違反の優良運転手である。黄金免許の保持者である。こんな事で雪のように真っ白な私の経歴に汚点が残るのは我慢がならない。むかつく。
そういう訳で私は免許証の再交付を申請する事とした。ま・当たり前なんだけどね。ところで免許証の再交付って免許センターに行けばいいのだろうか、警察署か?
恩田陸「ロミオとロミオは永遠に」読了。久方ぶりのSF。近未来の地球。科学物質と有害廃棄物で埋めつくされた地球には、日本人だけが留まりこれらの処理に従事していた。これを指導するエリートになるためには『大東京学園』を総代として卒業する事。栄光の卒業総代を目指して、少年達は過酷な競争を繰り広げるが・・・。みたいな話です。
なんとなく「バトルロワイアル」。あちらの方がずっと面白かったけれど。
11月23日
Jリーグ2ndステージはジュビロ磐田の優勝が決定しました。1stステージに続いてのステージ制覇で、完全優勝は史上初。現在のJリーグチームの中では頭2つ程抜きん出た実力のチームですね。あー、むかつく。
一方のグランパスエイトはまた負けて、2ndステージはアウェ−ゲーム1分け7敗で勝利なしという惨澹たる結果でした。内弁慶は昔からだけど、こんな事ではリーグ優勝などとてもかないませんね。残念ながら。
来週はその磐田とホームで戦います。磐田は天皇杯を視野にいれて、ある程度主力を休ませる可能性もあると思うので、勝つチャンスはあると思います。
・・・あ、天皇杯狙いで主力温存はうちも同じだっけ(汗) しかもホームとはいえ豊田スタジアムでは非常に勝率悪いし(激汗) こうなったら私達が狂った様に応援して勝たせるしかあるまい(笑) がんばりまーす!
11月20日
アルゼンチン戦、まずまず面白かったです。前半で1点取れていたらあるいは・・・という試合でしたが、後半たちあがりの集中してないところで失点、気落ちしたところでさらに追加点。ま・日本のぬるいところが見えちゃいましたけど、全般とおして攻撃の姿勢がみられたし、僕は嫌いじゃないです。少なくとも前任者の時よりはずっと好きなサッカーが見られました。どちらの方が強いのかは分からないけれども。
個人としては高原・鈴木の2トップは良かったですかね。Jリーグで25試合25得点という凄まじい得点力の高原は、代表の試合だとこれまではいまひとつというイメージがあったんだけど、一皮むけたような感じ。
中村俊輔はまったくなんのインパクトを残す事も出来ませんでした。この選手やっぱり好きじゃないな。アルゼンチンの司令塔・ヴェロンが決定的な仕事をしてただけに、対する日本の司令塔は・・・・、ううむ。
でもアルゼンチンはたしかに豪華なメンバーを揃えてきたけど、みんな1〜2日前に日本にきたばかりなんだよね。なんとか一泡ふかせられんかったもんかしらん。
11月18日
ちょっとした小説みたいなものを書きはじめちゃいました。ここしばらくのところわざと崩した日本語を使用していたので(わざとだよ、わざと)、久方ぶりにまっとうな日本語・・・だと思える文章を書くのって結構とまどいを感じます。ま・僕は会社とかで書く文章にもいらぬ言葉を添えちゃったりするので、リハビリとして良い機会かもしらん。
最初に考えてたよりもちょっと長くなるかもしれません。完成予定は・・・年内くらいかな(笑)
桐野夏生「天使に見捨てられた夜」読了。シリーズの2作目。主人公がなんとなく成長してるみたい。なかなか面白かったっす。
11月17日
今日は久方ぶりにグランパスエイトの試合が中継されてたんだけど、最下位でJ2落ちが決定しておる札幌相手に0−1で敗北しちゃいました。エースのウェズレイを欠き、先に失点して、さらに退場者までだしてとかなりきつい展開でした。でも10人になってからの攻撃はなかなか迫力があって、見ていて面白かったです。・・・得点はなかったんですけどね。原竜太は成長著しいっす。心配なのはヴァスティッチね。加入後9試合で8ゴールを奪った男とはまるで別人みたいだ。
11月30日磐田戦。夜勤あけで行く事になりそうなので、寝ずに行って壊れようと思ってます(笑)
群ようこ「へその緒スープ」読了。これはちょっと毒のある短編集。ちょっといまいちかいな。「びんぼう草」が面白かったんで期待しておったんだけど、ちょい残念かな。
11月16日
今日は夜勤を終えてから、会社の用事で昼の1時まで身柄を拘束されてました。言うまでもなく眠くて頭はまったく機能しないし、機能しないどころかこめかみの辺りがキリキリと痛みだして気持ちもクサクサしてくるし、こんな状態で会議をしたところで実際に有効な結果が出るはずもねえと思うんだけど、そこはそれ、勤め人のつらいところ。会社が出ろと言えば結果はどうあれ出ぬ訳にもいかんのん。
帰って風呂にはいってから、半ばやけくそになって2時からサッカーを観ていたら、(予想通りではあるけど)ジュビロ磐田が大勝したので私のイライラがマックスに達したところで、ようやっと就寝しました。でも不思議なもので2時間程したら自然と目が覚めて、気分もそう悪くはなかったんだよね。そういうものなのかしらん?
桐野夏生「顔に降りかかる雨」読了。先日書店で「ダーク」というくそ分厚い本を買ったんだけど、シリーズものだったんでいっちょ頭から読んでこまそうかってんで、こちらからやっつけました。わりとカチッとしたハードボイルド女探偵小説で、まずまず面白かったっす。
11月14日
ようやっと件の試験もおわりました。朝早かったんで電車の中で居眠りこいちゃって、電車の乗り換えに失敗してかなり焦ったりしたんだけど、なんとか無事終了しました。結果はどうでしょうかね。ま、8割くらいは大丈夫だとは思いますが。なんにせよこうるさい雑事が片付いてほっとしてます。
野沢尚「リミット」読了。この本読んでからだいぶん時間が経ってるんで、新鮮な感想を憶えてないんだけど、面白かったと思います。
11月4日
ナビスコ杯決勝の鹿島対浦和戦をみてました。
10年間ではじめてタイトルに王手をかけた浦和と、勝利の味を知りつくしている鹿島。国立は真っ赤に染まってかなり良い感じでしたね。
浦和は今季リーグ戦でも好位に付けてますけど、ホントに強くなってきましたね。御自慢の3トップを中心に攻撃的で見てても好印象。鹿島は怪我人も続々復帰して戦力も整ってきました。
非常に力の入る好ゲームでしたが、小笠原のラッキーなゴールで鹿島が先制すると、やっぱり経験の差がでます。のらりくらりと時間を費う鹿島と、なんとかこじあけようとするものの噛み合わない浦和。
結局1−0で鹿島の優勝。一体幾つ目のタイトルになるんでしょうか。浦和は残念でしたが、このチームどこかで一つタイトルを獲得したら一気に化ける可能性があると思います。なにしろあれだけ強烈なサポーターの後押しがあるんだから。
昨夜は(というか正確には今朝だ)4時までプレミアの試合を見てたりして、かなり壊れてます。
いしいしんじ「ぶらんこ乗り」読了。これは良いですね。好きですね。いなくなった天才少年残した数々のおはなしを読む姉の思いで語り、みたいな形式なんだけど、優しい暖かい話です。面白いです。
11月3日
寒くなってきました。私もさっそく風邪の兆しがあらわれてきました。もともと軽装が好きなうえ、寒いのが割と平気ちゅう人なので、未だにTシャツ短パンたらいう姿で寮の中をウロウロしてるんだから、当然すぎる程当然ですが。でも断言するけどこの風邪はこれ以上発展はしないでしょう。
中原文夫「言霊」読了。う〜む、参っちゃったな、これは。現代に蘇った昔の歌人が日本語の乱れに憤怒して、言霊を操って人を殺しまくるという話。むちゃくちゃですね。ま・筋がむちゃくちゃなのは別に良いんだけど、問題なのはむちゃくちゃつまらなかったって事です。本当にひっくり返る位つまらなかったなあ(笑)
一応ホラーという分類に入るんだろうけど、上質なホラーには欠かせない『間』というものがまったくないんだよね。そこへいくと「リング」はいつみても何度みても怖いっす。米版リングも見たいなあ。
10月29日
おはよーございます。非ジャイアンツファンのみなさん、如何お目覚めでしょうか?
巨人・西武両チーム共に圧倒的な成績でリーグを制して、前評判では実力伯仲なんつってたから、久方ぶりに野球を見てやりましょうと思えば、この有り様ですわ。
初戦は清原のホームランが出たところで、2戦目は酔っ払ってたんでどこまでみたか憶えてない、3戦目はニ岡の満塁ホームランが出たところで、チャンネルをかえました。
ん〜、やっぱり経験のなさが露呈してるんすかね。伊東だけが5人分の経験をしててもダメっちゅう事なんだねえ(笑)
中島らも「中島らもの特選明るい悩み相談室 その2 ニッポンの常識篇」読了。世の中にはくだらねえ事を考える人達がいるものですね。僕も嫌いじゃないけどね。
10月27日
先日受けた講習の試験日が刻一刻とせまってきておるんだけど、う〜ん困ったなあ。どういう訳かやる気がでらん、腰が上がらん。今のままでは291%すべるんだけど、どうにもエンジンがかからねえ。
当初の予定では、2週間程かけて段々にギアを上げていくつもりだったんだけど、今日はその2週間前。しかしながら私は腑抜けのメロメロっていう感じで、誰かに一発頬をビシッと張ってもらいたい位です。困ったなあ。困ったなあ。へらへら。
群ようこ「びんぼう草」読了。主に若い女性を主人公にすえた短編集です。ずいぶんと面白かった。特に「爪をみがく女」という作品がおかしかったっす。げらげら。
10月23日
平日だったんだけど、急に仕事が休みになったんでまたしてもサッカーの試合に行ってきました。名古屋グランパス対ベガルタ仙台。
平日の試合だったんでやっぱり人は入ってませんでした。8000人くらいかしらん。その内の大多数が名古屋側の自由席に入ってたんだけど、私も久方ぶりに自由席で応援しました。
以前自由席に入った時、私はまだまだひよっこのサポーターだったので、隅っこの方で控えめに拍手したりするくらいだったんですけど、ふふふ、私は日々成長しておる。この日は自由席のど真ん中、簡単に言えば一番狂っておる人々にまじって応援してきました。言うまでもないですが、私も狂ってまいりました(笑)
いや〜、燃えましたね。試合中はずっと立ちっぱなし、手を打ちっぱなし、歌いっぱなし、踊りっぱなし、狂いっぱなし。試合が終わる頃にはへろへろになる位疲れましたが、めっちゃ楽しかったっす♪ 試合は3−1で名古屋の快勝でした。
かなりの快感を憶えてしまったので、おそらく次からは当たり前の様な顔をして自由席に入る事になりそうです。もはやどこからどうみても立派なサポーターって感じです。
次はたぶん今年最後になる磐田戦です。仙台相手にこれだけ燃えるんだから、磐田が相手だったらどうなっちゃうのかな。我ながらちょっと怖い(笑)
渡辺容子「左手に告げるなかれ」読了。普通のミステリーですね。まあまあ面白かったです。主人公はスーパーで万引き犯をひっ捕らえる女性保安士なんだけど、こんな仕事は絶対やりたくないなと私は思います。
10月22日
みなさん、おひさしぶりです。
親戚で不幸があったりして、ちょっとバタバタと忙しかったのです。忙しくなくったって、さぼりまくってるんですが。
はじめて神式のお葬式ちゅうのに出たのですが、やっぱり仏式の葬式とはだいぶん趣が異なりますね。一言で言うとなんか華やかなんです。勝手な印象だけど、おめでたい様な雰囲気すら漂ってました。仏式では白黒の鯨幕は水色と白のシマシマでやけに明るいし、花はやたらと豪華だし。祭祀を執り行なう人(神主さんでいいのかしらん?)の唱える祭詞も、仏教のナムナムお経と違ってなんとなく意味が分かるしね。亡くなった人を神様に祀り上げるという意味合いなんだろうと思うから、自然に明るい雰囲気になるのかな。
しかし神式仏式に限らず、田舎の葬式って大変っす。疲れました。
京極夏彦「覘き小平次」読了。私はよく知らんけど、たぶん元ネタの怪談噺があって、それを京極風にアレンジしたものだと思います。そんなに面白くもないですかね。そろそろ京極堂シリーズの新刊が出ないかなあ。
10月13日
今日は地元のお祭りだったんだけど、今年は無視して(ていうか知らなかったから)サッカーの応援に行ってきました。罰当たりな感じもあるんだけど。
まさかの4連敗を喫しておったグランパスエイトですが、こういう時に応援せんとなんのサポーターかっつうのね。頑張って応援してきました。チームも応えてくれました。
広島相手に3−1で快勝しました。前半ははっきり言ってかなり酷い出来だったんだけど、後半は魅惑の攻撃サッカーを見せてもらえました。滝澤の投入がばっちりはまりました。
それにしても今年は僕が見に行くとなかなか好調ですね。これで6連勝位じゃないかしらん。ホームゲームに行くだけだからある程度当然といえるんだろうけど、気持ちが良いですね。次は11月末日のジュビロ戦です。予定ではこの試合で優勝を決める予定だったんですけど、下手をうったら目の前で優勝を決められる事になるかもしれません(汗)
この日は帰ってからもアジア大会の決勝と、夜中にはユーロ2004予選のイタリア対ユーゴを見て、一日中サッカー漬けでした。
アジア大会の決勝は、ま・残念でしたね。あり得ないようなミスで失点しましたが、たしかにこのチーム予選の時と比べて大きく成長しましたね。初戦のパレスチナ戦(だっけ?)なんて本当に酷いものでしたが、よく決勝までこれたものです。まだまだまだまだ、子供のレベルという感じですが、頑張ったとは思います。
イタリア対ユーゴは、1ー1のドローでした。僕は当然ユ−ゴの応援してたんだけど、アウェ−でイタリア相手(トッティ・ヴィエリ抜きとはいえ)に引き分けなら上々でしょう。内容も悪くなかったしね。
僕としてはユーゴサッカー協会の会長のピクシーがTVの映像に映るのを期待してたところもあったんだけど、残念ながら映りませんでした。阿呆みたいに思えるかもしらんけど、僕にとってはピクシーの映像をみるだけで結構嬉しいのですよ。
東野圭吾「天空の蜂」読了。これも講習の間に読みました。奪われた大型ヘリコプターが原発の真上で静止する。やがて『天空の蜂』を名乗るテロリストから脅迫文が届く。まずまず面白かったです。
10月10日
春先に受けた試験の残り半分を受験するための講習を昨日今日と受けてきました。言うまでも無い事ですが私は斯様な講習を真面目に受ける様な事はしない。ははん。講習時間のうち95%の時間位は持参した本を読んでました。おかげで600ページ級の長編をふたつもやっつける事が出来ました。久方ぶりにまとまった読書の時間がとれて嬉しかったな。試験は一月程先だから2週間もあれば大丈夫かしらん。たぶん。
さてこの日僕は、会場近くのマクドナルド・ハンバーガーで昼食をすませた後、ちょっと会場近くを散歩する事にしました。ずっと座りっぱなしで尻やら腰やら痛かったし、お天気は良かったしね。ちなみに会場は熱田神宮の側だったんで、緑も割といっぱいあったんだよね。
とは言えそんなに時間がある訳でもなし、土地カンがある訳でもないので、大通りをつい〜っと行って『そのまんま同じ道を』引き返す事にしました。
10分程歩いた辺りでこぢんまりとした公園があったので、そこでちょいと一服して『来た道をそのまんま』引き返しました。たしかに引き返したはずだったんです。
「いい天気だなあ、ふふ〜ん♪」かなんか言って (実際にはんな事言いませんが)御機嫌でよちよち歩いておった私なんだけど、むむ、なにやら様子がおかしいぞ? 歩けど歩けど熱田神宮へ辿り着かないのです。熱田神宮って言うまでもなくけっこうでかいから目に入って来ないはずがないんだけど、どうにも見えてこないんす。おかしいとは思いつつ、しかしながら一本道を引き返してるんだから間違えるはずがない、ていうか間違え様がない。「間違いない間違いない、思ってたより遠くへ来ちゃってただけだ」と、どきどきしながらも自分に言い聞かせつつさらにそのまま進んで行きました。しかし眼前に見た事もない巨大な鉄橋が姿を表わした時点で、ついに私も事態を悟りました。私は、もうじき三十路にならんとしておるこの私は、迷子になってしまったのです。どど〜ん(効果音)
私は混乱した。激しく混乱した。たしかに一本道を往って返ってきただけだったはず。これは間違いない。横道に入ってはいない。これも200%間違いない。だのに私は目的地を飛び越えて見知らぬ地へと誘われてしまったのです。
なんでなんで? 何がどうなってんの?? 熱田神宮は何処に消えちゃったの??? は!これってまさかキモントンコウ(字が分からない)の術ってやつ? 閉鎖空間ってやつ?? 時空の歪みってやつ???
半分泣きそうになりながら、あちこち彷徨った挙げ句、コンビニのおっさんに「すいませ〜ん、熱田神宮ってどっちですか?」と救助をもとめたところ、あっさりトンコウの術は破れて私は無事熱田神宮に辿り着くことが出来たのです。私は確信しておる。あのくたびれたコンビニのおっさんは、実は高名な陰陽師かなにかにちがいあるまいと。なんちゃって。
しかし我ながら本当に訳の分からない出来事でした。私は特に方向感覚が鈍いという事はないと思うんだけど、まるで漫画に出てくる方向音痴のキャラクターみたいな迷いっぷりだったな。いやはや。
折原一「異人たちの館」読了。講習の間に読んだ本です。600ページの長編なので、2日かけてゆっくり読むつもりだったんだけど、思いのほか面白くて一気に読まされました。
富士の樹海で失踪した息子の伝記を書く仕事を受けた、売れない作家島崎。失踪した子供自身が残した資料によって奇怪な人生が明らかになるにつれて、島崎の周りにも事件がおこりはじめる。だいたいこんなところ。非常に面白かったです。
10月7日
愛車ミニの車検を受けました。3年前に新車で買ったんだけど、そもそも私はあまり車でのお出かけはしないので、走行距離はわずか13000キロです。当然ですが特に深刻なトラブルもなく帰ってきました。しかし、年間4000キロ平均ならあと20年乗れるな(笑)
この間代車を借りておったんだけど、たまに日本の車に乗ると本当に運転するのが楽だと思い知らされます。ボロの軽四のくせにハンドルは軽いしちょっとアクセルを踏めばぎゅいーんって加速をみせるし、ボタン一つで窓も開く。エンジン音は静かで気を付けてないとエンジンがかかっているかどうか分からない位だし。
それに比するに私の車は・・・。見た目の可愛さにひかれたんだけど、我が愛車ながらほとほと見下げ果てた役立たずですわ。私が選んだんだからいいんだけどね(汗)
10月6日
くくく・・、また今年もダメでした。名古屋グランパスはアウェ−で鹿島に1ー4の大敗を喫しました。怒濤の8連勝が止まったと思ったら、あれよあれよと4連敗です。今季も優勝はなくなりました。
まったくなんたらむらッ気の強いチームなんでしょうかね。こんなチームを必死で応援しておるというのは、我ながら因果な事よなあ。距離的にはそれ程変わらないんだから、磐田のクソガキのサポーターにでもなっておれば毎年お祭り騒ぎが出来たのにねえ。まったく業の深い事よなあ。
もう一つ、鹿島スタジアムについても。
思い起こせば10年前、Jリーグ初年度の開幕戦で現日本代表監督ジーコと河童頭のアルシンド(なつかしいねえ)にズタボロにやられて0−4で敗れて以来、見事なまでの負け癖をつけてしまいました。負け負け負けで10年間、ついに一度も勝てないままこんな時間が経ってしまいました。10年ですよ、じゅうねん。呪い、というほかはない。全然勝てる気がしませんよ、ほんとに。
10月2日
昨日の台風はすごかったですね。僕の記憶の中にもちょっと無いくらい激しい風雨でした。戦後最大級の台風なんだそうだから、僕の記憶の中にあったらちょっとまずい事になるんだけど(笑)
僕はいつも台風が来るとちょっとドキドキワクワクしちゃう困った男なんだけど、さすがに昨日くらい強烈な雨風だとちょっと怖かったです。ニュースでどこかの鉄塔がぶち倒されておった映像を見たんだけど、あれは視覚的にはなんか可笑しかったな。と、いう様な事を言ってはいかんのだけど(汗)
9月30日
この週末は会社の飲み会で久方ぶりに外に飲みに出かけました。いつも1人で浴びるがごとくに飲みまくっておる私ですから、大体がところ自身の限界というものを分かっておるつもりだったんだけど、やっぱり外で飲むとちょっと調子こいちゃって飲み過ぎちゃいますね。3時まで飲んで前後不覚。途中からの記憶が飛んじゃった事なんてホントひさしぶりだな。たまには良いんだけどね。
宮部みゆき「クロスファイア」読了。『装填された銃』となって、念力放火能力を武器に、法の網の目をくぐり抜ける悪人を無慈悲に処刑する女の話。
なんかの本に似てるなあ似てるなあ、なんだったかしらん?と思っておったんだけど、はは〜ん分かったぞ。こりゃ「罪と罰」に似てんだな。さすがに「聡明なる我が友、スメルジャコフ君」とかは喋らんのだけど(笑) スメルジャコフは違うか。「罪と罰」の主人公はなんつったけな。なにしろはるか昔の事なんで忘れちゃったのも無理からぬ事だよな、うん。
この人の本読むとなんだかんだと文句をつけてる気がする私なんだけど、この本もまあ面白かったですよ。人がかなり一杯死ぬのでダメな人はダメかもしらんけど。
9月25日
プロ野球も巨人のクソガキの優勝が決まって、シーズンももう終わりです。両リーグともに終わってみればダントツの優勝で、一言で言うとかったりいシーズンだったのかしらん。もっとも私は全然興味なしになってて、中継も見ないし結果すら知らない事もままあった訳で、そんな奴に退屈なシーズンだったとか言われると、熱心なファンの皆様はお怒りになるかもしらんのだけど。
日本シリーズはカブレラと松井の四球合戦にならなけりゃいいなあと思っとります。
三浦佑介訳・注釈「口語訳 古事記 完全版」読了。ふふふ、マニアックですね。我ながら。夏休みに出雲大社へ行ってきたんだけど、そこへ行ったからこの本を読んだ訳じゃないんです。夏休み前にこの本を見つけたからこれは偶然です。もっとも出雲へ行かなかったら、この本が本棚の肥やしになって長期間眠っていた可能性も十分にあったとは思いますが。
なかなか面白い本でしたよ。こういう本の性質上仕方のない事で、注釈が異様に多くついていて読むのに時間はかかりますが。
9月20日
実は夏休みがおわってからこっち、仕事がずっとヒマで今週は3連休次は4連休とか、実にぬるい仕事をしておったんだけど、急にぎゅんぎゅんに忙しくなってきて今週はいきなりの休みなしです。ちょっと極端すぎますわいな。ハゲシクおやじ化が進行しておる私にはけっこうきついものがありますわいな。
村上春樹「海辺のカフカ」読了。久方ぶりの新刊ですね。あいかわらず奇妙な小説です。世界で一番タフな15歳の少年になる事を誓って家をでた田村カフカ君がなんたらかんたらで、一方ネコ探しの名人ナカタさんは仕事の途中で奇人と遭遇する事になってあーだこーだで、そんな話。どんな話だ(笑)
9月16日
ジェフ市原との試合に行ってきました。
結果からいうと、すっかり名古屋サポーターの心をつかんだヴァスティッチの2ゴール1アシストの大活躍で3−1と快勝しました。
でも実はこの試合なんとも後味の悪い試合だったんだよね。序盤から主審の判定が実に不安定で、僕もけっこう不満がたまっていたんだけど、(穏やかな表現を使えば)熱心なサポーター連中は当然おさまらん訳で、試合途中で『へぼ審判』コールがおきる始末。試合の趨勢がほぼ決した終盤はなんとかおさまってたんだけど、ヴァスティッチが一発退場喰らったもんだからまたまた燃え上がっちゃって、試合終了のホイッスルと同時にチームへの歓声じゃなくて、審判への罵声が飛ぶという実に情けない光景でした。せっかくの快勝も台無しですわ。熱くなるあまりの事なんだってのは分かるんだけどね、一般の観客がこういう試合を観ちゃったら次にまたこようかしらんと思えないんだろうな、きっと。僕は行くけどね。
なにはともあれ、3試合終了したところですが、名古屋は首位にたちました。このままずっと磐田と鹿島の上を行きたいところです。最終の2戦はホームで対磐田戦、さらにリーグ戦全敗と鬼門中の鬼門であるアウェ−での鹿島戦だもんね。くわあ、たまらん。
そうそう、この試合の前ピクシーの挨拶がありました。元気そうでなによりでした。久方ぶりにピクシーコールもやって気持ちよかったっす。ピクシー! オ・レ!!
9月11日
TVをつければ米同時多発テロから一年の特集ばかり。テロテロテロ。
あの、のっぽの双児ビルが崩れいく光景は、私にしても文字どおりの衝撃的なものだったんだけど、一年という時間が流れると、う〜む、どうよ? 「非戦」とか、少し本を読んだりして情報が入ってくると、あの圧倒的な映像の裏側に隠されたものが見え隠れする様な気がしたりして、とは言えあの超暴力を認める事など到底でけんし、でもお隣に住んでる狂人をいぶり出す為に爆弾を落とされちゃあたまらんだろうなあ・・・なんて思ったりして、色々な重いがグルングルンのドキューンな感じで回っちゃってるのね。
理屈で考えても答えは出そうにないから、個人的な感情でモノを言うと、アメリカのやり方は正直言ってかなりアレな感じだと思うんだよね。嘆かわし。
宮部みゆき「R.P.G.」読了。会社から行かされた講習の会場で読みました。ま・面白かった。そつがないっていうかね。なんか当たり前の様に完成度が高いので、ちょっと鼻につく感じも(笑) でも、それだからこそ、突き抜けて面白いと思える本がないのも、この作家さんの特徴と言えるかもしらん。あくまでも個人的な意見ですが。
9月9日
コンビニエンスストアが出始めたのっていつ頃だったか、はるか昔の事なので忘れちゃったんだけど、私の住んでる地域でコンビニと言えばこれすなわちサークルKの事だった。しばらくはサークルKの独占地域であったのだけど、ここ数年でローソンなんたら言う新興勢力がのしてきて、今ではサークルKに肩を並べる程の数になった、様な気がする。さらにここ二ヶ月くらいの間に、セブンイレブンなんつう名前は有名だけど見た事ねえっちゅうコンビニがポンポンと立ちはじめました。栄枯盛衰、群雄割拠みたいな。
でも次々増えていくコンビニですが、じゃあ一方老舗のコンビニが次々に駆逐されていくかと言えば、これはそんな事もない。つまりはコンビニエンスストアの総数はどんどんと増えていっておるという事になる、はず。
まったくこんな豆腐みたいな形の無個性な建物が次々増えていって冗談じゃねえよ、と言いたいところなんだけど、私のような生活をしている者にとってコンビニは直接的なライフライン、コンビニが無くなっちゃったら死んじゃうよー、と言う現実的な問題もあるのであって、ジレンマでキュウキュウしておる私。でも可愛い店員さんがおるコンビニは好きだな、やっぱ。
中島らも「空のオルゴール」。久方ぶりのらもの長編。200年前アルジェリアの暴動を奇術で鎮めた男の記録を調べにパリへわたった主人公トキトモ。パリで知り合った奇術師達とトキトモに謎の武闘集団が突如として襲いかかる。トキトモと奇術師達はマジックを武器に敵と闘いはじめる。まあ、無茶な内容ですわ。しかもあまり面白くない(汗)
9月7日
痛たたた。今日の柏レイソル戦は引き分けでした。まあ、前半すぐに先制されて、さらに前半15分で大黒柱のウェズレイを一発レッドで欠いてから引き分けに持ち込んだのだから、悪くはなかったのかもしれないけれど。ただし、柏の選手は3人退場になっていたのですが(汗) 僕もちょっとだけ映像で見ただけなんだけど、かなり不安定なジャッジだったみたいです。
来週は瑞穂で広島戦。また行ってきます。絶対勝つでしょう。
夏休みのからこっちで読んだ本の事なんかも久方ぶりに書こうかな。
古川日出男「アラビアの夜の種族」読了。以前に紹介してもらってから、ずっと温存しておいた本ですが、うん、流石に面白かったですね。
イスラムの地に迫りくる常勝将軍ナポレオン。近代戦術を駆使するフランス軍に抗す術もないイスラム軍に残された秘策は、読む者を虜にする魔の書『災厄の書』をナポレオンに送りつける事だった。みたいな導入ね。そこからは戦況の推移と『災厄の書』の内容が交互に語られます。
そもそもこの本の成り立ちがかなり特異なのですが、まあ奇書の類という事になるのかな。
9月1日
Jリーグ2ndステージ開幕です。わ〜い、嬉しいな。
名古屋グランパスの開幕戦の相手は清水エスパルス。今季はあまり良いとは言えない清水ですが、現役の日本代表を数多く抱える強豪です。
1stステージを6連勝で終えただけあって、サポーターの期待も高まってるんでしょう。瑞穂はほぼ満員の観客でうまりました。
試合は開始10分、すっかり名古屋に不可欠な存在になったヴァスティッチがミドルを叩き込んで先制。
圧巻は後半15分。ここまで0−1と劣勢の清水は、切り札三都主を準備。ああいう形でプレミアリーグ入りが流れただけあって、やはり注目度は高い。センターサークルからわずかに清水陣地に入ったあたりで名古屋の選手が倒され、ここで三都主投入。セットされたボールの目の前を横切って定位置の左サイドへ入る三都主。観客の目も、おそらく選手達の目も三都主に注がれた一瞬、しかし只1人だけ別のものを見ていた男の名はイヴィッツァ・ヴァスティッチ。素早く振り抜かれた右足から放たれたボールは、はるか40メートル先のゴール左隅に吸い込まれました。三都主が入ってざわめく場内は一瞬のうちに名古屋サポーターの大歓声に変わりました。本当に夢の様なゴールでした。
さらに後半30分にはウェズレイの追加点で結局3−0で勝利。
最強2トップの得点、守っては高い攻撃力の清水を完封。最高の形でスタートを切りました。
次節はイヴォ(ヴァスティッチの愛称)がオーストリア代表の試合で欠場します。加入以来最高の形できていたので、ここで彼を欠くのは一抹の不安もよぎりますが、相手は調子の上がらない柏レイソルだし、今の名古屋の勢いを見れば確実に勝ち点3をもらっておきたいところです。GO!名古屋!!
8月30日
明日からJリーグ2ndステージ開幕です。名古屋は明後日清水エスパルスと瑞穂で当たります。僕も行ってきます。
1stステージはW杯中断後の8試合を7勝1敗、最後は6連勝で3位に滑り込んで終わりました。後半は1試合平均2.5点くらいの超攻撃力を見せました。2ndは久方ぶりに優勝が期待出来るステージになります。開幕5試合を出来れば全勝で、悪くとも1敗で切り抜けてほしい。悲願の優勝を、ぜひ。
8月23日
7時起床。本日の寝覚めはすこぶる爽やか。いかにも旅館の朝ご飯ですよって感じの朝メシを食って、早々に出立。私は普段朝食を摂らないのだけど、たまには良いものですね。
日本海側を延々と走る。ところどころに良さそうなビュー・ポイントはあったみたいだけど、お抱えドライバーの私は景観を楽しむ事など出来ない。きゃーきゃー言う母親の声にフラストレーションがたまる。
12時半。出雲大社へ到着。まずは昼食なんだけど、出雲ならやはり蕎麦と言う事になる。ていうか蕎麦屋しかない。激烈な呼び込み合戦が繰り広げられておったんだけど、店の良し悪しを判断する材料なんかはなにもないので、一番控えめに呼び込みをしておるおばさんの店を選ぶ。私は当然蕎麦を食うつもりで来たんだけど、親父の奴と来たら「トンカツにしようかな・・・」等と信じられぬ事を言いはじめやがったものだから、「はいはい、天麩羅割り子3つ」と私が勝手にオーダー。今回の旅行で唯一私が強権を発動した瞬間でした。
ずるずるずると蕎麦をすするんだけど、なんだかアレだよなあ。親子3人こんなところまで来ちゃってずるずるずるってなあ。なんともしまらねえって言うか、非ドラマチックな食い物だよなあ、蕎麦ってやつは。ずるずるずる。味はまあうまかったと思う。
でもだいたい私は蕎麦とか饂飩とか食って「これはうまい!」と心底思った事などは只の一度だってない。「これはまずい!」ていうのなら何回かは食ったけど。私の偏狭な意見かもしらんが、蕎麦なんてのは何処で食ってもだいたいこんなものなんだと思う。好みにもよるんだろうけど、感動的な程うまい蕎麦なんてのは僕には上手く想像出来ません。あ・まずいなんて言ってないですよ。どちらかと言えばうまかったんです。一緒に出てきた天麩羅はもっとうまかったけど。
昼食をおえ早々に出雲大社を御詣り。「因幡の白うさぎ」で有名な大国主神を主神としたこの神社は、いちいちなにもかもが巨大。大鳥居、大注連縄、大本殿。どれをとっても馬鹿馬鹿しい程にでかい。八百万の神々が衆参する総本山みたいなものだから、コレくらいは必要なのかもしらん。 立ち入りは出来ない本殿の真後ろ、訪れる参拝客もまばらであろうと思われる薄暗い森の中に小さなお社があったので、こんなところにおわすのはどちらの神様であろうと思って近付いたら、ここには須佐之男命がまつってあったので、私はちょっとぞくりとしました。
15時。私は帰路につくとばかり思っておったんだけど、ついでだからって事で近くのなんたら岬のなんたら灯台に登ってきました。高さは憶えてないけど、たぶん30米以上はあったと思う。登るのが大変だけど美しい景色が拝めます。
15時半。いよいよ帰路へつく。あとはひたすら走るだけ。ドライビン、ドライビンでぶっとばしまくって神戸辺りまで来たところで、事故渋滞に巻き込まれたのでついでにSAで晩飯。昼飯でトンカツを食いそこねた父親はトンカツ定食。私と母親はヒレカツ定食。普通にうまかった。でもここでお土産に買った神戸プリンはたいそう美味だったな。晩飯の後はノンストップで帰りました。家に到着したのは11時半くらいだったかな。
なんだか久方ぶりに『旅行』って感じの旅行だったなあ。無茶苦茶に疲れたけど。それはそれで悪くはなかったけどね。今度行く時は私がもっと資金を援助してもう少し立派なお宿に泊まりたいなあ。
了
8月29日
仕事再開っつっても正直言うと、しばらくはたいした仕事もないんだよね。で、昨日はちょっとした講習に出かけて、今日も一日たらたらとした仕事をしてました。暑いし体もなまってるから調度いいんだけどね。ならしっていうかね。
8月22日
7時起床。私達が投宿したボロ旅館には、どこかの予備校か塾の夏季合宿と思われる連中が宿泊しておって(なにしろ貧乏旅行なので文句は言えぬ)、この若人共がわあわあきゃあきゃあ、朝っぱらから押さえきれない若い力を発散しまくってくれやがるものだから、私も強引に夢の世界から連れ戻されました。疲労は抜けてないし、ガキ共ときたらうっほうっほだとかぐわおぐわおだとか、まるっきり理性を持たぬ獣共そっくりで私はむかっ腹がたってしまったので、ねぼけ眼をこすりながら獣の一匹の首ねっこをぐいっと掴んでボロ温泉に沈めてきました。8時半出立。
9時。秋吉洞へ到着。ここも母親がその昔訪れて深く感銘を受けた所なんだそうです。ま・ただの鍾乳洞ですね。なんて甘く見ておった私はお馬鹿さん。十万年の時が生み出した自然の大伽藍は見る者を圧倒する。人の手でこのような荘厳な空間は造れないでしょう。峻烈な神気すらも漂う異空間にすっかり呑まれた私は、白痴っていうか魯鈍っていうか一時的に惚けてしまって、だらしなく口をぽかーんと開けたまま洞内をひとまわりしてきました。今回の旅行で最も私の心を打ったのはここです。
11時。焼き物の里・萩へ到着。萩っていうと割と有名な観光地という印象があったんだけど、実際訪れた私が感じたのは枯れた観光地だなというところです。高杉晋作の生家とか吉田松陰がどうしたとか、名も知らぬショウカソン塾(字を忘れた)出身の誰某氏の銅像がどど〜んと建っていたりして、見てるこっちが恥ずかしくなる位だ(笑) 焼き物が好きな人、マニアックな松陰ファンの人以外にはおすすめの観光地とは言えないでしょう。でもここで食べたふぐ雑炊は美味であったな。雑炊に入っていた魚がふぐだったかどうかは判然とせぬのだけど(笑)
14時。実はこの日は宿を決めていなかった私達。本当は今日の間に出雲まで移動して宿泊し、翌日ゆっくりと出雲大社周辺を見て回る予定だったんだけど、ここから出雲までは5時間はかかるため、それから宿泊先を見つけるのは困難だろうと言う事から、予定を変更。萩とセットの観光地津和野で宿をとる事に決定し出立。
15時。津和野へ到着。この地について書く事はほとんど皆無。萩以上にかったりー観光地でした。わりと立派な神社があって(名前は忘れた)そこの巫女さんが可愛かったな。私は神社仏閣を巡るのは嫌いじゃないです。あとは駅前の茶屋で食ったよもぎ団子は美味であったな。それくらいか。
17時。本日の旅館はごくごく普通の旅館。風呂も普通、メシも普通、部屋も普通。女将は美人で主人は蝦蟇蛙みたいだったけど。宿泊者も少なく、この日はゆっっっっくりと眠る。眠る眠る。たいした波乱もなくてごめんなさい。二日目終了。
つづく
8月27日
ハロー、みなさん。お元気ですか?
私の夏休みも今日で終わりです。目一杯だらけてたおかげかしらんけど、この10日あまりで3キロばかりおデブになってしまいました。もっとも私は普段がガリガリと言えるやせっぽちなので、3キロ太ってもまだ足りないくらいなんだけどね。
さて、さすがに私も10日間ずっとだるっとしておった訳じゃいのね。旅行に行ってきたのね。ちゅうわけでちょいと書いておきます。カメラも持って行かんかったから、文章だけですいません。さらに私の記憶に従って書いておるだけなので、地名とか間違っとるかもしらんけど。そのへんは適当に流しておくんなまし。
8月21日
深夜0時。実家を出立。行く先の詳細は聞いていない。とりあえず広島まで行ってくれという指令に隷従する形でスタート。広島まで行ってくれって簡単に言ってくれるけど、500キロくらいあるんだよね(汗) そんな呑気な指令を私にくだしたのは、私の母親です。今回の旅行の同行者は私の両親です。ていうか両親の旅行に暇を持て余して腐りかけていた私が割り込んだという形なんですけど。
というわけでこの旅行での私の役割はだいたい次のようなもの。
・ドライバー(父親と兼任) ・荷物運び(父親と兼任) ・写真係(母親と兼任) ・道案内(カーナビと兼任) ・両親の口論の仲裁(専任) ・その他雑務(専任) ・息子(専任)
こんな感じかしらん。一言でいうと奴隷っていう感じ。
一晩中高速をぶっ飛ばして(父親と交代で)西へ。西へ。
午前8時。広島へ到着。広島と言えば原爆とお好み焼きとヤクザだと思っておったんだけど、ヤクザは見かけなかったな。(・・冗談です。広島の人ごめんなさい)
かわりと言ってはなんだけど、私は驚いた。どビックリした。この広島ってところは、なんだってこんなにも二輪・原付きが多いのか。ちょうど通勤時間帯ではあったんだけど、それにしても異様にたくさんの二輪車が走っておる。ただ走っておるだけじゃなく、我が物顔で走っておりやがる。まったく中華人民共和国の映像を見てる様でした。だから中国地方って言うのかしらん・・・。 ん、え、こほん、ま・とにかくこの地においては二輪は四輪よりも強い権勢をほこっておるようです。
そんな非常に走り難い広島の街をぬけて、広島の平和祈念公園へ。
公園を抜けてさっそく原爆ドームへむかう。考えてみれば半世紀も前の建物だから当然と言えば当然なんだけど、実物の原爆ドームは驚く程小さい。2分もあれば外周を回れるくらいですか。
およそ50年前この建物の200メートル上空で原爆が炸裂した。この建物の中にいた人達は文字どおり一瞬で命を失った。ドームの周りがひんやりと涼しいのは、建物が川べりにたっているからなのか、この地に漂うであろう多くの御霊の仕業であるのか。
続いて原爆資料館(だったかな?)へ。じっくり見学して歩けば半日がかりになりそうな多量の資料。50年前この地を襲った災厄は、けっして起きてはならない事だったのだと思いしらされる。つくづく、思い知らされる。館内がひんやりと涼しいのは、思わず目を背けたくなる写真やロウ人形に多くの御霊が呼ばれるから・・・・ではなくて、空調が効いているからであろう。
11時。私はお好み焼きが食いたかったのだけど、この献策は容れられなかった。平和への祈りとお好み焼きへの未練を胸に、広島を出立。
12時。日本三景の一つ、安芸の宮島へ到着。島へ渡る前に昼食。アナゴ飯ちゅうのを食う。本当は牡蠣を食いたかったんだけど、店員に「季節ではないので冷凍モノになるのでおすすめは出来ん」と言われ、おすすめのアナゴ飯を食う事に。結果的にこのアナゴ飯は普通であった。しかしながら値段が高かったので、イメエジとしてはぼられたという感じ。母親はよっぽどまずいものを食っても「まずい」とは口にしない人なんだけど、彼女の感想は「いまいち」でした。
私達が行った時は折悪しく干潮だったので、海に浮かぶはずの厳島神社も小汚い岩肌なんかが見えちゃって興冷めでした。潮が満ちている時に来れば荘厳な美しさがあるでしょうね。きっと。
他には特に見るものもないこの島。ロープウェイで(密かにロープウェイ好きの私であった)山のに登ると瀬戸内海が一望できて美しいのですが、ロープウェイの料金大人1人1500円は馬鹿高くないか? 判然とせぬまま出立。
16時。山口県(だったかな?)の錦帯橋というところへ到着。父親も私も疲労困憊って感じで、「さっさと宿へ入って一杯やりてえ」光線をギンギンに放出しておったんだけど、母親が強権を発動して寄り道する事に。なんでも若い頃に行って印象的だったんだそうな。たしかに興味深い形式の橋ではあったんだけど、それだけっていうか(笑) ま・こんな機会だからね。一度くらいは見ておいてもいいかって事で。
18時。ついに旅館に到着。へろへろになって到着した私と父親を(母親は元気であった)むかえたのは、くわあ、なんたらいうボロ旅館か。部屋は狭いし、料理はC級もいいとこだし、最近掘り当てたという温泉があるのは結構だけど風呂場は朽ち果てる寸前。ま・貧乏旅行だからね、分かってた事なんだけどね。でもいいの。今日は布団の中で寝れるだけで幸せなの。という訳で、そのまま泥の様に眠る。第一日目終了。
かと思ったんだけど、そうはいかぬ。親父のいびきが激烈に超うるさくてちっとも寝られやしねえ。いよいよ腹に据えかねて、私がテテ親殺しの罪に手を染めようと決意したその時、母親が先に動いた。テテ親殺しじゃなくて旦那殺しかよ、やれやれ、どちらにころんでも業の深い一家よなあ。なんつって息を呑んだ私でしたが、もちろんそんな事にはならなかった。のそのそと動いた母親が父親の枕をちょいと動かして頭の位置をなおすと、アラ不思議。雷鳴のごとくに鳴り響いておった父の大いびきがピタリと止んだのです。上手く言えないが私はちょっと感動しちゃって、ようやっと深い眠りに落ちたのです。第一日目終了。
つづく
8月16日
お盆の間中仕事で、あまりにも潤いがない生活に私のイライラも頂点に達して、わきゃあもう限界、もう死んじゃう、なんつって頭をふるふるしたりしておったんだけど、そんな堅忍生活もついに終了。
明日から夏休みで〜す。わーい、嬉しいな♪ うふふ、私はやるよ。だるっとするよ。本も読むよ、ビールも飲むよ。それじゃいつもと変わらねえって? うん、まあね。でも、たぶんちょっとした旅行もするかな。とにかく明日から夏休み。ちゅうわけで明日からしばらくがところお休みします。じゃーね。
東野圭吾「白夜行」読了。心を壊された人間の20年あまりにも及ぶ悪の物語。漫画「モンスター」を思い出させます。
ううむ、面白かった。800ページ超の大長編ですが、一気に読まされました。ただし、相当に嫌な話です。分厚い本なだけ、余計に心が暗くなる。一時期こんな話が好きな時があったんだけど、最近はちょっと苦手になってきたのかもしらん。
8月11日
いやいやいや、強いです。グランパス5連勝です。
今日の相手は浦和レッズ。Jリーグで最も凶悪な(?)サポーターを有するレッズですが、すごい勢いっていうか馬鹿元気っていうかやけくそっていうか、当然数で勝るホームの名古屋サポーターを完全に上回る声援でした。すぐに黙らせてやりましたが。ふふふ。
実は今日はあまり良い出来ではなかったのです。中盤のプレスが甘くて主導権は浦和に握られてました。しかし、点が入るのです。ウェズレイ・ヴァスティッチの強力2トップがいとも簡単にゴールを奪います。前半で2−0。後半浦和エメルソンに得点されましたが(すごい個人技の選手ですね)、そのまま2−1で逃げきり。
先週の鹿島戦では強豪チーム相手に逆転勝利、この試合は格下相手に悪いながらもきっちり勝ち点3。勢いだけではない、確かな強さを感じます。1stステージの優勝は逃しましたが、2ndステージにむけて視界良好です。
8月9日
今週はずっと、今日は37度だ明日は38度だなんちゅうて猛烈な暑さで、さすがに私もだるっとしちゃってます。世間一般、まっとうな暮らしをなすっておられる方はそろそろ夏休みに入っておるんだろうけど、私はやくざな仕事をしておるので、例年のごとく夏休みは17日からです。お盆終わってるじゃんよ、御先祖様に顔向けできねえってんだ。あ・昨年もこんな日記書いたような気がするぞ(笑)
明日は瑞穂で浦和レッズ戦です。一昨日はアウェ−で新参者のベガルタ仙台を4−1で一蹴。本当に絶好調です。全然負ける気がしません。
この試合で通算ホーム入場者数300万人を突破します。300万人目に当たると欧州旅行がプレゼントされるそうです。狙ってこようと思います(笑)
夢枕獏「神々の山嶺」読了。自分の全てをかけてひたすら困難な壁に挑み続ける男の話。山岳小説っていうの? 読みごたえがあって面白いんだけど、全編通して雰囲気がちょっと重いかな。
8月3日
いや、久方ぶりに燃えました。豊田スタジアムでの名古屋グランパス対鹿島アントラーズの試合に行ってきました。
行きの電車からえらく人が多いとは思っておったんだけど、リーグ戦では最高の約35000人がつめかけました。W杯の余熱、夏休み、強豪との対戦、チームの好調と好材料が揃ったものね。やっぱりこれくらい観客が入ると自然と盛り上がります。
日本代表選手を多くかかえる鹿島だけあって、さすがに鹿島のユニフォームを着たファンも多かったです。あとイングランドの7番も少なからずいましたね。ソフトモヒカンは見かけなかったけど、探せばきっといたんだろうな。なぜかセレッソ大阪のユニフォームを着ている謎サポーターもいましたが(笑)
僕は鹿島は嫌いじゃないです。柳沢、秋田、本山と好きな選手も多いし、チームとしても嫌いじゃない。けれど鹿島アントラーズとして名古屋の前に姿をみせた以上は、100%の敵。しかも強敵。
それにしても鹿島のサポーターは流石です。実に統制がとれていて、美しいとさえ言えそうなくらいです。もちろん名古屋のホームだから数は名古屋の方が上ですが、それを感じさせない熱い応援を見せてくれました。代表戦でもおなじみの「ヤナーギサーワー」ってのもいかすぞ(笑)
で、試合。うぷぷ。前半10分に本山のゴールで鹿島が先制するも、10分後名古屋のキャプテン山口素弘の同点ゴール。決して目立つプレーをする選手じゃないけど、仕事人のベテラン健在っす! これでスタジアムは一気におせおせムード。後半10分には大黒柱ウェズレイの勝ち越しゴール! スタジアム歓喜の爆発! 2−1で名古屋グランパス逆転勝利です!!
ここまで3試合連続ゴ−ルで、早くも名古屋サポの心を掴みつつある新外国人のヴァスティッチ。このオーストリアのスーパースター(らしい)のプレーを初めて見たんだけど、思ったよりもずっとプレーエリアが広いですね。中盤での守備も献身的にこなしてました。攻撃のセンスは言うまでもなさそう。先制点は彼の股抜きパスで演出しました。惜しくも4戦連発はなりませんでしたが、期待させてくれます。
名古屋は3連勝で暫定4位まで浮上。序盤でこけて終盤で連勝はうちのお家芸みたくなってきてるけど、今年も定位置まで上がってきてます(汗) 1stステージ優勝は事実上なくなったけど、2ndステージこそは・・・きっと・・・・・・。
それにしても実に熱い試合でした。最高に盛り上がりました。こんな試合を見せれるのなら、お客さんも一杯入るでしょう。来週は瑞穂での浦和戦に行ってきます。ますます楽しみです♪
7月31日
税務署から自動車税をすみやかに納める旨の書かれた書簡、所謂ところの督促状なるものが届きました。督促状って事はつまり「おめえさっさと金納めろよな、この非国民の豚野郎」と言われておるのも同じ事です。くわあ、恥ずかしい。
こんな寮なんつう所に長い事住んでる間に、私には自分宛に届いた封書なんかを開封せずに捨ててしまうという習慣がついてしまっているのです。これははっきりいってかなり困った習慣なんだけど、実際私のところに届く書簡のほとんどは実際的には内容のないもので、白ヤギ黒ヤギみたく捨てちゃってもちっとも困らないものですが、いくらなんでも税務署からの通知を捨ててしまう事はない・・・・と思う。たぶん有象無象のダイレクト・メールなんかに紛れて捨てちゃったんだと思うのですが。本当に実に実に困った男です。ごめんなさい。
で本来は善良な納税者であるところの私は、すみやかにこの税金¥34500を納めに行ったわけですが、やはり督促状なんつう物の処理を依頼されると、銀行の窓口の小娘の対応もなにやら冷ややかで、「督促状? 人間失格ね、ははん」とその眼は私を見下しておる。それはまあ9割がところ私の妄想なんだろうけど、ちょっと恥ずかしかったね。屈辱だったね。
7月30日
ハロー、みなさん。毎日毎日クソ暑いですが、お元気ですか?
暑い暑いっていつのまにやらもう8月も目前ですから、これ暑いのは当然なんだけど、それにしても高校生やら中学生やらのガキ共は夏休みでハメはずしまくってやがるんだろうなあと思うと、暑さとの相乗効果で私のイライラは沸点に達して、だらあかなんか獣の様に唸り声をあげて物を壊す、人にあたる、クーラーを独り占めする等の横暴を繰り返しておるのです。・・・・嘘ですが。ま・みなさん暑いからってあまりイライラしないようにしましょうね♪
7月25日
久方ぶりにグランパスの試合を観ました、TVでね。
相手はヴィッセル神戸でしたが、4−1での爆勝でした。これでW杯再開後の3試合で10得点と攻撃陣爆発、ついでに失点も7でかなりのものなんですが(笑) 新加入のヴァスティッチは2試合連続ゴール、3試合5得点のウェズレイとのコンビネーションがまだまだ乱れる事があるのにこの結果ですから、今後ますます楽しみです。顔もけっこうかっこいいです。
取って取られての派手なゲームを続けていて楽しいです。8月3日の試合に行きますが、こういう試合を観たいですね。
7月22日
久方ぶりにゲーム猿になってました、「かまいたちの夜2」ね。前作と比べると伝奇テイストみたいなのが強くなってるみたいで、多少好みが別れるかもしれませんが僕は嫌いじゃないです。
やっぱりチュンソフトのサウンドノベルは面白いですね。シリアスとコミカルのバランスが抜群で飽きさせません。新しいシナリオも次々と出現するし、しばらく楽しめそうです。
7月17日
元ちとせの1stアルバム「ハイヌミカゼ」を購入しました。『百年に1人の歌声』なんつって言われる人ですけど、さすがにきてますね。なんちゅうかね、直接的に心を打つ言うんですかいな、有無を言わせぬ説得力がある言いますかいな。とにかく一語で言うと「なんかすげえな・・」って事です。
ロングヒットの「ワダツミの木」は初めて通しで聴いて、全体の意味もようやっと分かったんだけど、実に美しい歌ですね。素晴らしいです。泣けます。
でも南方の方言はホントにまったく分かりませんね。ハイヌミカゼってなに? 拝(うが)むいぶしゃたってどういう意味??? 100%標準語の私には全然分かりませんな(汗)
7月16日
ここのところ台風が続けて来てるんだけど、私の住んでるあたりにはたいした雨を降らす事もなく、近くの学校の体育館かなんかに避難なすっておる方々なんかには申し訳ない気もするんだけど、ま・他人事ていうか。でも一度くらいは経験してみたくもありますね、避難生活。
佐藤正午「スペインの雨」読了。恋愛モノの短編集。そこそこっていうか、毒にも薬にもならないっていうか、パンチがないっていうか、別につまらなくはないんだけどね。
表代作「スペインの雨」はテレクラの話なんだけど、テレクラで会う事を約束した二人の合い言葉がいかすのね。「スペインの雨はどこに降る?」「平野に。おもに平野に」。いつか使ってみたいものです。実際使う事はないとは思うけど。
7月15日
珍しく顔を出した風邪のガキは幸いにして発熱の翌日にはあっさりとひっこんじまって、まったくもって根性のねえ風邪の奴だ。次にまともな風邪をひくのは30代に突入してからとみた(笑)
さてW杯で中断しておったJ1も再開しました。
ここまで3勝4敗で派手に勝ったり負けたりを繰り返しておった名古屋グランパスは、元オーストリア代表のFWヴァスティッチと元クロアチア代表のDFパナディッチの2人の外国人を補強してのぞみます。本当はポスト・ピクシーの座に現役クロアチア代表ゲームメーカーのプロシネツキの入団がほとんど決まっておったんだけど、金銭面で最終的な合意にはいたりませんでした。久方ぶりに客の呼べる外人が来そうだったのにちょっと残念。でもヴァスティッチもなかなか良さ気な雰囲気をもった選手ですけどね。
で、その注目の初戦はジェフ市原戦。前半0−2でリードされ、後半に1点返し、さらに1点追加され、しかし2点とって追いついて、延長Vゴールでの勝利っす! ずいぶん派手な打ち合いをやったものですが、前半0−2で折り返して粘り勝った事は大きいですね。ちなみにウェズレイがハットトリック。ヴァスティッチもちょっとコンディションを崩しながらも、ま・よくやったみたいですね。これからが楽しみです。8月9月は2試合くらいづづ観に行けそうです。
W杯の余熱でもっと客が入るかと思っておったんだけど、平均2万人弱くらいだったみたいです。浦和対磐田の試合は5万人オーバーだったそうですが、他は期待程には入りませんでしたね。ま・2万人入れば(スタジアムのキャパにもよるけど)そこそこ盛り上がるとは思うけど。もっともっといっぱいはいるといいなあ。
姜文 著・実川元子訳「鬼が来た! 鬼子來了」読了。2000年カンヌ映画祭グランプリ受賞作の原作なんだそうです。帯にそう書いてある。もちろん僕は映画は観てないです。
戦争中の中国、謎の男が貧しい村に突然持ち込んだ麻袋2つ。袋の中身は日本兵と中国人の日本語通訳だった、とまあそっから色々展開するお話です。
これ、けっこう面白かったです。途中までの素軽い展開からはちょっと想像し難い結末。奇妙な味のある小説でした。
7月12日
ここ数日どうにも咳がとまらなかったので、これってもしかして風邪?ねえ、風邪??とか思っておったらば、本日昼食をとった直後からにわかに体調は悪化。吹き出るかのごとく発汗するとともに、にわかに意識は朦朧、のどはせろせろ頭はむ〜ん、胸はヌイッとしてお腹はもいってるってな感じになっちゃって、これはもう仕事どころではないってんで半ドンで帰宅。
これならば間違いなく発熱しておるであろうと思ったんだけど、なんと私の部屋には体温計なるものがないのです。しかしながら今日の体調はここ数年経験がない程の異常の相を訂しておるのであって、私にとっては極めて珍しい事。そこで私は管理人に体温計を所望、おおよそ10年ぶりくらいで自らの体温を測定。結果は38度7分。わ〜い、発熱だ〜い、嬉しいな。 なんつって喜んでみたんだけど、明日から私は3連休。公明正大な事由によって有給を使えると思ったのに。無念。
中西哲生・戸塚啓「ベンゲル・ノート」読了。かつて名古屋グランパスを指揮し、01−02シーズンではイングランドプレミアリーグでアーセナルをリーグ・カップ2冠を成し遂げた名将アーセン・ベンゲルの練習内容、指揮方法等を克明に記録した本。マニアオンリ−って事で(笑)
7月11日
『バストが小さい事を悩んだり気にしたりしてはいませんか?』というメールが何処からか流れてきて、言うまでもなく私は全然そんな事で悩んだりしていないんだけど、さてここに普段からバストが小さい事を悩んだり気にしたりしている女性がおるとする、この女性がこのメールを目にして「あら、このメールってばバストが小さい事を悩んだり気にしたりしてるあたしに、なんての?渡りに船? ていうか天の配剤?ちがう? とにかくこれであたしも憧れの巨乳ちゃんよ♪」かなんか言って、かかる怪し気な商品をば購入するものだろうか。 ま・自分のバストが平板であることを深刻に受け止めておる女性の中には、まさに藁をもつかむ思いでこのようなモノにも手を出してしまうのかもしらんけど、この人の弱味に付け込みしかも自らの労力は極力使わぬようにして泡銭を稼ごうという商いは下品であり、またかくのごときを生業とする者ははっきり言ってこれ外道・悪鬼とでも呼ぶべき存在、野良犬にでも食われるのが世の為人の為という卑劣漢である。もしも、万に一つもこの商品が本当に科学的な根拠に基づく確かな効果が顕われる商品だったとしたらごめんなさいよ。
私の元に舞い込んだ、私にはどうでもいいメールを読みながらそんな事を思ったものでした。特に意味というほどのものはありませんが。
町田康「爆発道祖神」読了。著者撮影の写真に例の調子の短い文章を組み合わせたフォトストーリー集。いつもながら爆発してます(笑)
7月8日
先週の土曜日は地元で夜店をやってました。夜店とかお祭りとかっちゅうと92%くらいの確率で雨というイメエジがあるんだけど、やっぱり今年も雨でした。でもんなこた私には関係ねえ。何故なら私は実家で酔っ払って巨人−阪神戦を観ながら「くわあ、巨人強え。ていうか阪神弱え。ぶつけろ。いっその事ぶん殴れ」かなんか言って愚痴りながら、ビールを暴飲してるだけなんだからね。はは、ドームも私の実家も雨なんぞではびくともせんのよ。ははは。
で、この日は例によって私の甥っ子のソウ君が来ておったので、彼奴めに小遣い500円を下賜して(それとは別に金を渡して)、「おー、ソウ君いい子だねえ。お兄になんかおいしいもん買ってきてね」かなんか言って小僧を送りだし、最低でも焼き鳥くらいは買ってくるだろうと思っておったら(ソウ君の祖母、つまりは私の母が同行しておったから)、このガキの野郎めの買ってくるものってったら、ドラゴンボールの主人公に極めて類似したゴム人形だとか、ところどころセロテープで止めてあるヒーローの変身セットみたいなのだとか、まったくもって愚にもつかぬものばかり。肝心の私の要求である『なんかおいしもん』はというと。・・・うへえ、ポテチっすかあ?(泣) 無意識にソウ君の顎を打ち抜きそうになる拳をすんでのところで押しとどめて、「あー、ソウ君いいモン当たったねえ。ん、それなに? どうやって変身するの?」など言って彼奴めの御機嫌をとったのち、監督不行届きの咎にてソウ君の祖母・私の母を焼き鳥を買いに走らせたのでした。
いつか一発バチコーンとぶん殴ってやろうと思ってます。機会があれば。
井上尚登「C.H.E.」読了。予想に反して面白かったです。たいして期待してなかったんだけど、けっこう引き込まれました。
南米の小国の解放劇。なんかアメリカの作家の翻訳モノを読んでるみたいな感じでしたが、日本人の書いたものなのでそこはやっぱり読みやすいのかな。帯の文句がかっこいい。『群集よ。お前たちの武器は、リズムだ。』
7月7日
ハロー、みなさん。おひさしぶりです。
W杯が終わって、私は糸の切れたお人形さんみたくなっちゃって、先週一週間は選手達の勇姿やら腑甲斐無い審判やらを思い出したり、ピクシーの映像をみて改めてピクシー以上に楽しいサッカーを見せる選手がいない事を確認したりしながら、どうにか夢の世界から現実復帰を果たしました。
で、6月はサッカーばかりでホントにまったく本を読まなかったので、と思って先月は一体サッカーを何試合観たのか数えてみたら、実に37試合。一日1.2試合くらいですから、おおよそ100分。その他にも仕事をする、メシを喰う、眠る、ボケッとする、歯ぁ磨く、緊張する、アレする、コレする、・・・等々種々の時間をさっぴいていけば、『本を読む』の時間が極端に減るのも無理からぬ事。
それでようやっと本を読む時間が出来ました。また読みたいという欲求が強まってきました。で、W杯終了後の初の休みは本を読むの日にあてたのです。イエイ。
土日で3冊の本を読んで、最近の私にしては非常によく読んだよね、頑張ったよね、かなんか言って自分を誉めておったのですが、日記にするとすぐ終わっちゃうので、小出しにしよ(笑)
野沢尚「破線のマリス」読了。けっこう面白かったです。江戸川乱歩賞受賞作だから面白かったのか、私が久々に読んだ本だったから面白かったのかはよく分からんけど、ま・面白かったですよ。
TV局が舞台。映像を巧みに加工して視聴者に刺激的な映像を提供する映像編集者・遠藤瑶子。彼女のもとに持ち込まれたビデオテープを因にして動き始める事件の話。
ちょっと嫌な話ですが、きっとこういう事って実際あるんだろうね。程度問題だとは思うけど、映像の加工とか恣意的な情報の提供とかね。あ〜、嫌な話。面白いけどね。
6月30日
決勝戦ドイツ対ブラジル戦。
一ヶ月におよぶ長く熱い戦いもこれでおしまいです。
前半はどちらかと言えばドイツのペース。何度か決定的なチャンスを作ったのはブラジルだったけど、GKカーンの壁に阻まれて無得点。ドイツはそれ程のチャンスを作る事も出来なかったけれど、ま・そこはドイツのゲームプラン通りって感じの前半でした。ブラジルはチャンスこそ作ったけど、両サイドのロベカル、カフ−がほとんど攻め上がる事がなかったというのは、本来のブラジルからするといささか守備的すぎたみたい。
後半に入って、ドイツもおしいチャンスを作り、またしてもカーンが素晴らしいセーブ。この時点でカーンのカッコ良さに、これは皮肉じゃなくてホントにすごくカッコ良かったんだけど、とにかくカーンにすっかり魅せられた私の頭の中では、『あの武骨なゴリラ男が黄金のジュール・リメ杯に照れくさそうにキッスをして、そして初めてニコッと控えめに微笑む』の図が浮かんでいたんだけど、やっぱり私の夢想は打ち破られました。
私を夢の世界から引き戻してみせたのは、復活した怪物ロナウド。リバウドのシュートをカーンがはじいたところを押し込んだのだから皮肉な話です。たしかに強いシュートだったんだけど、前半まったく見せ場のなかったリバウドのシュートを、前半神憑かっていたカーンが押さえきれないんだから。これだから面白いんだねえ。
さらに前掛かってきたドイツの裏をついて、もう1点を追加。2−0でブラジルが5度目の優勝。
南米予選を苦しみ抜いたブラジルですが、結果的には見事優勝。王国復権。全勝優勝の原動力となったのはもちろんロナウド。7試合8得点という近年稀に見る見事な成績でした。
あ〜、終わった終わった。祭りの後って感じの心地よい疲れ。明日からはいつもの生活に戻ります。
Jリーグの試合もいっぱい観に来てね(ボソッ)
6月29日
3位決定戦トルコ対韓国戦。
3位決定戦なんちゅうのはおまけの試合ですから、かったりー試合になるのが普通ですが、互いに経験のないチームだけにそれなりに面白い試合でした。
開始10秒(!)でトルコが先制すると、10分に韓国が追いつく。しかし前半にさらに2点トルコが追加。3−1でむかえた後半、韓国はいつものごとくバカスカ攻めまくりましたが、連戦での疲れもあってわずかにゴールにはいたらず。試合終了直前にようやく1点返しましたが、時すでに遅く3−2でトルコ勝利。
でも、試合終了後両チームの選手が肩を組んでスタンドに挨拶に行った光景、そして(たぶん韓国のサポーターが用意したと思われる)トルコのビッグ・フラッグを掲げる韓国サポーターの姿は感動的でした。こんなシーンってちょっと見ない、ていうか初めて見ました。本当に素晴らしい。所謂サッカー強国ではこんな光景は決してお目にかかれない事でしょうね。韓国はホスト国として素晴らしい仕事をしたと思います。
明日はいよいよ決勝ですね。ついに終わっちゃうんですよねえ・・・。ふう・・。
6月26日
準決勝ブラジル対トルコ戦。
あまりにも当然の結果ですが、ブラジルが決勝進出を決めました。トルコも頑張って攻めましたが、やはり地力が違いますね。得点は世界をアッと驚かす大五郎カットのロナウド。ブラジルの選手は総じて好調を維持しておるようですね。
一方敗れたトルコですが、ここまで試合を重ねるごとに良くなってきました。特に10番『トルコのモリシマ』バシュトゥルクは素晴らしい。
これで決勝はドイツ対ブラジル。過去優勝3回準優勝3回のドイツ、優勝4回準優勝2回のブラジル。これだけの実績を持つ両チーム、ちゅうことはそれだけ多くの試合をこなしているという事でもあるんだけど、実はこれまでただの一度も対戦した事がないというのは割と有名な話です。その夢の対決と言っていいこの両者の対戦が、本大会で実現するなんて一体誰が予想出来ただろうか。
6月25日
準決勝韓国対ドイツ戦。
ポルトガル、イタリア、スペインと欧州の列強を次々と打ち破り、世界を驚かせてきた韓国ですが、ついに敗れました。
序盤からドイツの徹底した戦術、サイドからのクロスの放り込みをヘッドという非常に単純な戦術に苦しめられ、さらに選手達を覆う疲労の影は隠しようもなく、得意の速攻にも攻め上がりのスピードも数も不足。広汎30分までなんとか耐えましたが、結局ドイツに押し切られる形で失点。大声援に押されて反撃を試みましたが、最後まで崩しきれず1−0でドイツ勝利。
韓国の夢、アジアの夢を、ドイツの経験と意地が打ち破りました。しかしここまでの韓国の奮戦ぶりは見事というほかありません。韓国と日本の国レベルでの取り組み方が差になった感じです。日本が破れなかった壁をはるかに越え、日本が経験出来なかったものを得ました。ここ数年日本の後塵を拝していた韓国でしたが、一気に上をいかれましたね。うらやましい。
6月24日
4強までくると中休みで毎日サッカーな日々ではないですが、こんな私にも一応サッカー以外の生活があるのです。で、時間の使い方を忘れちゃったので、ちょいと日記なぞ書いてみたりして。
宇多田ヒカルのニューアルバムを衝動買い。1stアルバムの時は予約こそしなかったけど、探して探してようやっと手に入れたという憶えがあったんですが、今回はフラッと立ち寄った書店で見かけたので購入。ちなみに2ndアルバムは持ってないです。
このアルバムを買ったのは「SAKURAドロップス」を存分に聴きたいという思いがあったからなんだけど、これプロモーションビデオの映像が付いてた方が15.3倍くらい増しで良いですね。
恩田陸「図書室の海」読了。短編集なんですけど、前半部分をずいぶん前に読んでほったらかしてあったものだから、いまいちよく憶えてないのです。好み次第って気もするけど、僕にはそこそこ面白かったです。「イサオ・オサリヴァンを捜して」と「オデュッセイア」の2編が好きかな。
あとここまでのW杯期間中に読んだのは、村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」です。こっちも短編集ですね。この本読み返すのは初めてだったかな? 相変わらず僕は好きですけどね。
6月22日
準々決勝韓国対スペイン戦。
見ているだけでぐったりと疲れる様な、なんと凄まじい消耗戦だったでしょうか。120分互いに攻めて守って走って走って・・・。0−0でむかえたPK戦を制し、韓国準決勝進出。韓国の気力には脱帽です。感動的と言える程です。
ただし、この日の審判はひどかったです。素人の私の目でも分かる、明らかなミスジャッジが2つはありました。いずれもスペインの得点だったと思います。こういうのをホームアドバンテージと言うのなら、僕はかなり悲しい。
準決勝はドイツ。今日の試合に続いて中3日での試合で、韓国の疲労はピークに達する事でしょう。実際今日の試合も選手達に重さが感じられました。でも、ここまできたらそんな事関係ないですね。
頑張れ韓国!横浜まで来い!
同じくセネガル対トルコ戦。
面白かったです。どちらが勝ってもかまわない(一応トルコを応援してたんです、ピクシーがトルコが勝つって言ったから・・笑)、という試合だったんだけど面白かった。延長Gゴール(ゴールデン・ゴールね、V・ゴールの方がいいよね)でトルコがベスト4進出。
しかし、トルコってこんなに魅力的な攻撃が出来るチームだったんですねえ。日本が負けた時は、なんでこんなチームに負けちゃったの???って感じもありましたが、今日のトルコは別物でしたね。前半こそ五分で折り返したのですが、後半はほとんどトルコが攻めっぱなし。セネガルのDFもギリギリのところで防いではいたんですが、これだけ攻め続けられると穴が開きますね。でも、攻めて攻めて決められなくて、でもさらに攻め続ける精神力は素晴らしいですね。
セネガルもトルコも、チャレンジャーらしい姿勢で好感がもてました。次はブラジル戦。勝利の可能性は限り無く0に近いと思うけど、思いきっていってほしいと思います。
6月21日
準々決勝イングランド対ブラジル戦。
事実上の決勝戦なぞとも言われる注目の試合です。僕は注目はするけど、事実上の決勝だとは思えませんが。
前半ブラジルの守備の乱れを見逃さずオーウェンが先制すると、ブラジルもロスタイムにロナウヂーニョの見事な突破からリバウドが決めて同点。ここまでは期待通りの面白い展開でした。
しかし後半すぐ、イングランドGKシーマンが痛恨の大ポカ。ロナウヂーニョのFK、しかもミスキックが直接ゴールに吸い込まれブラジルが逆転。こうなると攻めなければならないイングランドは苦しい。基本的に受け身のサッカーをするチームだけに、自分からアクションをおこす攻撃は迫力不足。さらにロナウヂーニョが一発レッドで人数が不足したブラジルは、妙な色気をおこさずに専守防衛のかまえ。このブラジルを崩す術はなく2ー1でブラジル勝利。
それにしてもリバウドは狡猾というか姑息というか・・・。素晴らしい技術を持っている事は認めるけれど、どうにもねえ。
同じくドイツ対アメリカ戦。
どちらも負けて欲しいというのが、試合前の私の想いでした。
ドイツはおそろしく退屈なサッカーをするし、アメリカみたいなサッカー後進国がベスト4では納得がいかない。アメリカ嫌いだし。
でも、試合後半になると私は知らずのうちにアメリカを応援してました。大嫌いなアメリカを応援したくなる程ドイツのサッカーは小憎らしかったのです。前半ドイツが先制すると、後半はアメリカは猛攻を開始。後半すぐの微妙な判定をはじめ、幾度かの決定的なチャンスを得ましたが、得点には到らず。しかしその展開も、あらかじめ我々の計画通りといわんばかりのドイツの戦いっぷり。あ〜、憎らしい。後半20分あたりからアメリカが攻め疲れると、時折カウンターを放ちながらの余裕の戦い。くわあ、むかつく。で、そのまま1ー0でドイツの勝利。
にしてもこのドイツってチーム、なんで強いんだかさっぱり分からねえ。『最後に勝つのはいつもドイツ』とか、『ぶっ倒れるまでサッカーをやらせると、最後まで立ってるのはドイツ人』とか、色々な言葉で語られるドイツサッカーですが、これが所謂ゲルマン魂っちゅうやつなんでしょうか? いや、ホント、イライラするサッカーですな。
6月20日
準々決勝前の中休みですが、やっぱりトルシエ君の事を書かないのは不自然というものでしょうか。サッカー以外の事では特に書く事もないっちゅう事情もある事だし。
日本代表の監督に彼が就任しておよそ4年。そのエキセントリックな言動と、非常にしばしば納得のいかない采配で、世間を騒がせてくれたトルシエ君。私も彼の事については、馬鹿だの阿呆だの気狂いだの農夫だのと、事あるごとに噛み付いてきました。
僕は振り返る。シドニー五輪決勝トーナメント進出。アジア杯優勝。コンフェデ杯準優勝。そしてW杯では初の勝ち点、初の勝利、初の決勝トーナメント進出。
4年間も続けてりゃこれくらいの成果は当たり前という言い方も出来そうだし、日本がそれなりに強くなってきたのは代表監督の力ではなく選手達の力であるという考えも間違ってないでしょう。
でも僕は認める。トルシエ君が代表監督として一応の結果を残し、日本サッカーを新たなステージに導く一助になった事は曲げ様のない事実。オーケー、僕は認めます。トルシエ君、君はよくやった。君は自身の責務を果たした、最低レベルではあるけれど、ともかく果たした。お疲れさまでした。そして、さようなら、ムッシュ・トルシエ。あなたの顔はニ度と見たくない。
なんつってトルシエ君と今生の別れをしたつもりだったんだけど、スポーツ新聞を見て私はひっくり返った。『Jリーグチームが就任要請。磐田・名古屋等がオファー?』 おいおいおい、まじっすか??? スポーツ新聞の記事なんて全然信用してないけど、それでも冗談じゃねーよ!ってのが偽らざる心情です。
6月18日
日本対トルコ戦。
結果はみなさん御存知0−1で日本敗退です。でもホントよく頑張ったと思いますよ。お疲れさまでした。
この日はトルシエ君最後の謎采配で西澤の1トップ。まがい也にも結果をだしてきたメンバーをかえてくる必然性があったのか・・。実際鈴木を投入して2トップにもどした後半はずいぶん動きがよくなったし。否、もう言うまい。お疲れさまでした。
韓国対イタリア戦。
これで何度目の衝撃でしょうか。先制したイタリアがそのまま逃げ切るかと思われた終了直前に追いつくと、勢いそのままにG・ゴールでの勝利。
僕はイタリアが優勝と睨んでました。予選敗退の危機という最大の死地を脱して、このままいきそうだなと。そのイタリアが、ネスタ・カンナヴァ−ロのDF2枚を欠いていたとはいえ、先制し逃げ切れず逆転負けなど信じ難い事です。
これで韓国8強進出。次の相手はスペイン。アイルランドとの死闘を制して上がってきたスペインですが、韓国の勢いは止めようもない程に高まっています。実力的にはやっぱりスペインが上でしょうけど、もうそんな事は問題ではありません。『あの』イタリアですら屈した、韓国の勢いと真っ赤に染まるスタジアムの重圧を、スペインが跳ね返す事が出来るでしょうか。面白い試合になる事は絶対間違いないでしょうね。
6月17日
今日は休みだったんで(ちなみに先週は7日間勤務でした)、部屋の掃除をしてたんだけど、いつもながら私の掃除センス・収納センスは最低です(笑) 我ながら困った事よなあ。収納美人になりたいものです。
メキシコ対アメリカ戦。
くわあ、なんたる事か。なんとアメリカたら言う国が8強進出ですわ。がっちり守ってカウンターという、只それだけのおそろしくつまらないサッカーをするこんなチームがベスト8です。嘆かわしいですよ、ホント。この日もボールキープ率は7対3くらいでしたが、これはアメリカの術中。わずかの隙をきっちりついて2−0です。結果だけを求めるのなら、カウンターサッカーが強いのは分かりきった事ですが、カウンターだけのサッカーがおそろしくつまらない事も分かりきっておる事です。
汚いファウルも多いし、実につまらない試合でした。
ブラジル対ベルギー戦。
ふう、安心した。ここまで波乱続きの本大会ですが、これ以上の波乱はもういりません。攻めて攻めてなかなか得点に到らなかったブラジルですが、後半リバウドの見事な個人技で先制すると、さらに復活した怪物ロナウドがだめ押しゴールで2−0の勝利。リバウド、ロナウド共に4戦連続ゴールと絶好調です。
敗れたベルギーですが、けっして完敗などではありません。きっちりと守ってからの速攻で幾度もブラジルゴールを脅かしました。リバウドの先制ゴールがDFに当たってコースが変わっていなければ、どちらに転んだか分からない試合だったと思います。
これで次はブラジル対イングランド。今日のベルギーをイングランドに置き換えてみると、キャンベル・ファーディナンドを中心としたDFがベルギーに劣るとは思えないし、オーウェン・ヘスキーの2トップはベルギーとは比べ物にならないスピードを有します。そしてセットプレイを放り込むのは切れ切れのベッカム。他の有力チームの相次ぐ敗退、攻撃陣の爆発と波に乗るブラジルだとて、簡単に勝てる相手ではないでしょう。好勝負、否、名勝負の予感も走ります。
6月16日
スウェーデン対セネガル戦。
面白い試合でした。死のF組を一位通過したスウェーデンと、開幕戦で前王者フランスをくだしたセネガル。堅い守備と組織のスウェーデン、速攻と個人技のセネガル。対称的な両チームの試合は今大会初の延長の末、2−1でセネガルの勝利。
僕はスウェーデンがかなり強いと見ていたので、この結果はかなりの驚きです。セネガルは今日4−3−3の珍しい(というか古臭い)布陣。3トップに加えて、両サイドバックがガンガン上がる攻撃力は迫力があります。特に。名前忘れたけど左右のサイドバックと、なんといってもFWのディウフね。このディウフ、高度な技術と爆発的なスピードを有します。1対1はもちろんの事、1対2の局面でも当たり前の様に抜いてきます。見方によっては傲慢とも言えるプレーですが、あれだけのスピードがあれば抜きたくもなるよな(笑) 日本がトルコに勝ったらこのチームと当たるのだけど、ディウフ1人にズタズタに切り裂かれる可能性も十分考えられますね。このチーム、穴はあると思うけどね。
スペイン対アイルランド。
熱い試合でした。ホント、すごい試合だったな、コレ。スペインが開始すぐに先制して前半は1−0。後半にPKのチャンスをもらったアイルランドでしたが、このチャンスをはずし意気消沈・・・・かと思ったら、これこそアイリッシュ魂ちゅうのかな。そこからはアイルランドの猛攻。にわかアイルランドサポーターになっちゃった私も盛り上がっちゃったんだけど、試合終了直前に2度目のPKを今度は決めて延長へ突入。延長開始時点でスペインに怪我人が出て、数的優位を得たアイルランドでしたが、得点はならず今大会初のPK戦へ。
このPK戦もすごくて、アイルランドの2人目がはずしたのを皮切りに、両チームあわせて5人連続でPK失敗という凄い展開。最後はスペインのメンディエタがきめてスペインの勝利です。
それにしてもアイルランドの戦いっぷりにはやられましたね。一言でいえば、感動させられた。決してあきらめない選手達と、それを支えるサポーターの熱い応援。もっとみたいチームでしたが、残念ながらここで敗退です。
そして一方のスペイン。こちらはいままでW杯で刻みつづけた、屈辱の歴史を覆すビッグチャンスを得ました。勝負弱さで有名だったスペインが、その不足しているモノを加えるのに十分な試合だったと思います。
6月15日
今日から一発勝負の決勝トーナメントです。手に汗握る試合を期待したかったんですが・・。
ドイツ対パラグアイ戦。
カーン対チラベルトの宸Pゴールキーパー対決なんつって騒がれましたが、ま・かったりー試合でした。チラベルトがFKを蹴りに相手ゴール前まで行くとこくらいでしたか、見どころは。あれ、相当勇気がいるでしょうね。さすがは自称『次期大統領候補』(笑)
試合は終了5分前にドイツがゴールして、8強一番乗り。正直どっちが勝ってもよかったのですが。
デンマーク対イングランド戦。
試合開始直後にイングランドが先制すると、トントントーンと前半で3−0にして、そのまま試合終了。しかし流石はベッカム。前半豪雨でくしゃくしゃになったモヒカンを、ハーフタイムの間にきっちり立て直しましたね(笑) プレーも2アシストと切れてました。右足一本で〜億円稼ぐだけありますね。
にしても、開幕以降半月で何試合中継を見たかしらんけど、民放TV局のアナウンサーは酷いものですね。中でも日本TVのアナウンサーは特に酷い。特に酷い。
6月14日
日本対チュニジア戦。
いや、驚きましたね。今日の試合っぷり。いつのまにこんな試合が出来るチームになったんだろう。90分間完全に試合を支配する、チャンピオンチームかと見紛う程の悠然たる試合はこび。前半は押し込みながらも得点にはいたらなかったけど、後半頭から交代出場の森島が先制ゴールを奪うと、前掛かりになることもなく、かと言って引き過ぎる事もなく、しっかりと守り、ボールを奪えばゆっっっくりと時間を使い、チャンスには一気にスピードをあげてゴールにむかう。エース中田英寿のゴールも決まり、2−0の完勝です。しかもイエローカードもゼロ。審判が若干甘めだったかなとは思うけれど。
ロシア戦であげたW杯初勝利が、日本代表を新たなステージに引き上げたのでしょうか。これでH組を見事1位勝ち抜け、未知の決勝トーナメント初戦はトルコと当たりますが、今日の試合が出来るのなら、勝利も十分に考えられるでしょう。
韓国対ポルトガル戦。
ああ・・・・、なんたる事か。フランス、アルゼンチンに続き、ポルトガルまでが予選リーグ敗退です。前半ジョアン・ピントを一発レッドで欠くと、後半20分にはベトが2枚目のイエローで退場。11人対9人の圧倒的不利な立場にたたされたポルトガルは、FWパウレタにかえてDFを投入しなんとか引き分けをねらったのですが、直後に失点。捨て身の攻撃をしかけたポルトガルですが、フィ−ゴのFKがポスト、セルジオ・コンセイソンのシュートがポスト、ヌーノ・ゴメスのシュートは当たり損ね・・・。前半でアメリカの敗戦が濃厚だったので、引き分けなら韓国、ポルトガル共にトーナメント進出だったのに。遠慮しろよな、韓国。ってあのサポーターを前にしたら勝ちにいかなくちゃしょうがないかな。
グループDは韓国1位、アメリカ2位。ポルトガルのかわりにアメリカ・・・・。僕はものっっっっっっすごく悲しい。
6月13日
メキシコ対イタリア戦。
ふう、緊張した。この試合を落とすと予選敗退の恐れのあるイタリアが、前半に失点。大嫌いなイタリアだけど、フランス・アルゼンチンと大会の華が次々消えていくなか、(サトシが優勝予想した)イタリアまで消えたら、大会自体が盛り下がる可能性すらあります。ついつい大嫌いなイタリアを応援しちゃったんだけど、後半40分、途中出場のデル・ピエーロが値千金の同点ゴール! さすがに千両役者だねえ。試合は1−1の引き分け。大嫌いなイタリアの危機を、大好きなデル・ピエーロが救った格好で、わりと微妙な心境です。
Gグループは1位メキシコ、2位イタリア。
韓国でのCグループは1位ブラジル、2位トルコ。明日、日本が決勝トーナメント進出をきめると、この2チームのどちらかと戦う事になります。トルコも不気味ではあるけれど、攻撃力爆発のブラジルよりは与し易いのかな。ちゅうわけで明日もしゅっと勝っちゃいましょう!! がんばれ、日本!!!
6月12日
イングランド対ナイジェリア戦。
けっ、なんちゅうかったりー試合か。引き分けで決勝トーナメント進出のイングランド、すでに予選敗退のナイジェリア、ともにほとんどやる気なし。解説の岡田前代表監督に「ファウルの少ないクリーンな試合だった」と皮肉られる程です。結果も0−0のドロー。こんな試合を観せられた観客は不幸というほかないですね。
で、連日の衝撃。優勝候補の筆頭ともいわれたアルゼンチンがスウェーデンと引き分け、まさかまさかの予選敗退。信じ難い、ちゅうか信じたくないのか。
フランスについでアルゼンチンと、攻撃力を全面に押し出した有力チームが次々と敗れ去っていきます。ポルトガルも次戦の相手が韓国という事を考えると、(勝利が絶対条件なので)きびしいかもしれません。逆に堅守をほこる欧州の中堅どころが次々とトーナメント進出。デンマーク、アイルランド、スウェーデン、それに近年良いとは言えないドイツにイングランド。けっこう淋しい事になっちゃいました。
スペイン対南アフリカ戦。
引き分けならともにトーナメント進出という試合に関わらず、激しい打ち合いをみせてくれました。特にすでにトーナメント進出を決めているスペインのアグレッシブさは好印象。長短自在のパス回しからラウール君が2得点。スペインは強豪チームが脱落するのを尻目に3−2で3連勝。予選の試合をそのまま出来れば、本大会はスペインの大会・ラウール君の大会になる可能性だってありそうです。ま・いままで期待を裏切り続けてきたスペインですが、さてどうでしょうかね。
6月11日
ドイツ対カメルーン戦。
退屈な試合でした。しかも両チーム合わせてイエローカード16枚退場者2人という稀にみる酷い試合でした。ドイツが2−0で勝利。クローゼとかいう選手が3試合連続の5得点目。しかも全部ヘッド。そんなに速くも巧くもないけど、得点は取るといういかにもって感じのドイツ人ストライカー。こんな南の島の少女みたいな名前(それはフローネ)の奴が得点王とかになったら、かなりつまらんよね。このつまらん試合でドイツがイタリアと並ぶ、僕の嫌いランキングトップに並びました。おめでとう。
これでグループEは1位ドイツ、2位アイルランド。にしてもアイルランドのサポーターはなんかすげえな(笑)
さておとなり韓国ではフランスが予選敗退の大波乱です。ジダンも出場したようですが、結果はデンマークに2−0の完敗。フランス大会で優勝し、ユーロ2000を制し、威風堂々乗り込んできたアジアの地を、屈辱にまみれて去る事になりました。1分け2敗、失点3、そして得点・・・ゼロ。プレミアリーグ得点王アンリ、セリエA得点王トレゼゲ、フランスリーグ得点王シセと、超豪華メンバーを擁するチャンピオンチームにとって屈辱的としか言い様がない結果です。ジダンの大きさが浮き彫りになったという事なのだろうか。いずれにせよ、前回優勝チームが予選敗退はかなり淋しい結果です。
グループAは1位デンマーク、2位セネガルが突破。大波乱といってさしつかえないでしょう。
6月10日(ホント)
あ、日付けがずれてらあ(笑) こんなに毎日なんか書いておるのは久方ぶりなんで(汗)
ベルギー対チュニジア戦。
日本の決勝トーナメント進出に関わる一戦ですけど、ま・正直言って退屈な試合でしたかね。注目のチュニジアは何人かスピードのある選手がおったけど、う〜む、正直それほど怖いとは思えません。
でも、結果は1−1の引き分けでした。ベルギーがもっとしゃんとしておれば、チュニジアの決勝トーナメント進出の可能性を消せたのに。ま・でも、たぶん、大丈夫でしょう。たぶん。
ポーランド対ポルトガル戦。
昼間の韓国対アメリカ戦が引き分けだったことで、この試合に負けたら予選敗退決定という試合。ポルトガルが予選敗退など許されない事です。
試合は前半ポルトガルが1点リードして折り返すも、ポーランドの攻勢も強力。苦しいポルトガルでしたが、今日屈辱のスタメン落ちのルイ・コスタを投入した後半は一変。ぼーん、ぼーん、ぼーんと時計がみいぃっつう♪とばかりに、む・これなんのCMの歌だっけ?、それはともかくパウレタのハットトリックなんかで4−0の完勝です。
このグループも面白くなりましたねえ。次は韓国対ポルトガル。実は私韓国も頑張れみたいな気持ちもあって、さりとてポルトガルには絶対上がってきてほしい。アメリカがポーランドに負け、韓国対ポルトガルが引き分けなら、両方とも進出で最高なんだけど、この2戦のポーランドの出来ではちょっと期待薄かなあ。いずれにせよ見逃せません。
6月10日(ウソ)
うおおおおおおお!!日本勝利!!!!
日本対ロシア戦。
もう書く事なんてないっす。やりました! 日本W杯初勝利!! 今仕合終了後20分くらいで、この文章を書いておるんだけど、とてもじゃないけど興奮さめやらず。何を書いていいやら分からんくらいです。チームが、そしてサポーターが、一丸となってもぎとった勝利です。これ以上望むべくもない最良の結果。素晴らしいの一言です。興奮しすぎて手と咽が痛いよ(笑)
これで決勝トーナメント進出がにわかに現実味を帯びてきました。次はチュニジア戦。選手達が油断する事はないだろうと思うけど、サポーターはダルダルに油断しそうですね(笑) 2位通過だとおそらくブラジルとやる事になるんだけど、ブラジルは連勝で好調ですから、次も勝って1位通過したいところです。頑張れ日本!!!
6月9日
イタリア対クロアチア戦。
いや〜、面白かった。個人的にたまらん試合でした。
前半はクロアチアが猛烈な波状攻撃をかけるも、あと一歩イタリアゴールに届かずという展開で、一見クロアチアペースに見える試合でした。僕は非常に嫌な予感をもってました。イタリアの強い時はボールの支配率が40%くらいの時だと聞いた事があります。サッカーで60%の支配率というと、ほとんど一方的と言える内容になるのだけど、そういう時のイタリアが怖いと。で、この試合の前半がまさにそれだったんですね。
後半イタリアの狙い通りに、スタミナの切れてきたクロアチアはにわかにペースダウン。で、15分にヴィエリのヘッドであっさりと先制。後はしっかりと守って、時折鋭いカウンターを放つと・・・・これでイタリアが勝利するんだなと、いつものつまらないサッカーで勝つんだなと思ってたんです。
しかしサッカーとは分からぬもの。25分にクロアチアが同点にすると、さらに5分後にはなんと逆転! 先制したイタリアが逆転負けを喫するという信じ難い事態。終盤トッティの直接FK(GKが一歩も動けないン見事なキックでしたが)がポストに嫌われたり、審判の不可解な判定もあったりしましたが、試合は1−2でクロアチアの勝利です。いやホント、笑いが止まらない試合でした。
ブラジル対中国戦。
全然面白くないので、この文章書きながら横目で見てますが、前半で3−0。中国はノーチャンスでしょうね。ロベカルの左足のキヤノンシュート凄すぎます。
明日はロシア戦です。予選リーグのサトシ予想は1勝2分け。ロシア戦も引き分けでもオッケーかなと思ってます。もちろん勝てればそれにこした事ないし、願望としては勝ってほしいですが、絶対条件は負けない事です。頑張れ!
あ・ピクシーは勝てるって言ってるけどね。ちなみにピクシーのベルギー戦の予想は1−0で日本でした(笑) ま・2−2という結果を予想できた人が何人いるだろう?
6月8日
アルゼンチン対イングランド。
予選リーグ中最注目の好カード。前半はイングランドの速い守備が抜群で、アルゼンチンの攻撃を完全に封じました。そして前半終了前、非常に特徴的な後頭部のワンダーボーイ・オーウェンがゴール前で倒され獲得したPKをベッカムがきっちり決めイングランドが先制。それにしてもオーウェンの一瞬の爆発的なスピードはすごいね。アンリ以上か。
後半アルゼンチンは顔の怖いヴェロンを、顔の可愛いアイマールと交代。アイマールの可愛さに油断したのか(んな訳ないですが)、イングランドは防戦一方。最後20分くらいは11人全員を守備にまわしてましたね。セットプレー以外でもです。その馬鹿馬鹿しい程のガチンコ守備が結果的には奏功し1−0でイングランドが勝利。
これで死のFグループはイングランドとスウェーデンが勝ち点4、アルゼンチンが勝ち点3とどこが抜けるか予断を許さぬ展開です。イングランドは次、すでに2敗で敗退決定のナイジェリアが相手で引き分けでオッケーですから楽な展開です。アルゼンチン対スウェーデンは、引き分けでオッケーのスウェーデンにアルゼンチンは勝利がほしいところ(引き分けでも可能性がゼロではないんですが)。実力的にはアルゼンチンが上だろうけど、スウェーデンも引き分けで穴をあける力は十分。まさに死のグループになりました。要注目。
6月7日
フランス対ウルグアイ。
うわあ。こりゃずいぶんと荒れた試合になっちゃいましたね。全チームが初戦を終えたとこまでいくつかの試合をみて、たいして汚いファウルもなく好印象な試合が多かったんですが、さすがに負けたら終わりという試合が出てくると激しい試合になります。しばしば激しい試合はひるがえって汚い試合になるものです。この試合みたいにね。
アンリが一発退場になるアクシデントもあったけど、結局0−0のドロー。これでいよいよフランス崖っぷちです。デンマーク戦に大勝すれば滑り込みで予選通過となりますが、非常にきびしい状況。いよいよ手負いのジダンに頼らざるを得ないのでしょうか。前回のチャンピオンチームが予選敗退ではいささか淋しいですから、なんとか踏み止まってほしいものです。
6月6日
予選リーグも全チーム初戦を終えました。日本で行われた試合はまずまず順当に強いチームが結果を出したという感じですが、韓国で行われた試合はフランスがセネガルに負け、ポルトガルが米国に敗れたりと波乱ぶくみの展開です。今から行われる試合にフランスが負けると早くも敗退が決定します。さて、どうなります事やら。
町田康、いしいしんじ「人生を救え」読了。毎日新聞の日曜版に掲載されてた町田康の人生相談「どうにかなる人生」と、町田康・いしいしんじの道中対談「苦悩の珍道中」の2部構成。こういう人に本気で人生相談しちゃった人はけっこう不幸といえるかもしらんね(笑)
6月5日
今日はサッカーのネタじゃないんだ。すごいぞ、俺(笑)
僕の住んでる寮の草刈りにかり出されました。今まではずっと管理人さんとか近隣から派遣されてきた御老人達にやってもらっておったんだけど、不況だからですかいね? 我々にやれとおっしゃるんですな。
ふと気がつくと、この寮で暮らしてもうずいぶんと長い。ケツの青いガキだった私も、今ではほとんどおっさんである。当然近年はいってきた子達なんぞは、文字どおりのお子さまである。言うまでもなく彼等は「草刈り?んなかったりー事やってられっかよ へ!超うぜえ」かなんか言わんばかりの態度で、これは真面目にやる訳もない。ま・僕が18歳だったら、やはり真面目にはやらんかっただろうから、別に彼奴等の態度に憤慨する事もないのですが。
しかしながら、そんな無軌道な野生動物にも個体差というものはあり、なかには真面目に作業に勤しむ感心な子もあるのです。
で、こいつの鎌の使い方が妙。雑草の根元に刃を突き立てて、土を掘り返す様にして草を引っこ抜くのです。これでは鎌ではなく鍬である。鎌の使い方を知らないのだろうかいね。
これでは作業が遅々として進まぬので、私は彼の鎌の使用法の間違いを指摘、正しい使用法を指導しようとしたのであるけれど、なにしろ彼はクソ真面目。マメ太郎。雑草の地表に現れておる部分を刈ったところで、まさにその命ともいうべき根は安全な土中にあるのであって、これを放置したのであっては本の木阿弥、画竜点睛を欠くとの論陣を展開。
そりゃマメ太郎の論旨も分からぬではないけれど、本作業の主旨はそういうものではい。夏本番を前にしてこれからいよいよ繁茂してくる雑草を刈り込んで、少しでも見た目を整えようという事であって、なにも全ての野草雑草の類いを根絶やし、文字どおり根絶せしめよという作業ではない。
私はその事をマメ太郎に教えてやろうかとも思ったのですが、若い子とたいした益もない論争をするのはめんどうくせえってんで、「ああ、左様か。そりゃ御苦労な事で御座いますな」と相手をかわし、自分の作業を黙々とこなしたのです。
6月4日
ふう、疲れた・・・。日本対ベルギー戦。
異様に緊張したし、興奮しました。こんな試合久方ぶりです。初戦でしたから、守備的なつまらない試合になるのかなって思ってたんだけどね。先制され、追いつき、逆転して、追いつかれて。先制された時は暗澹たる気持ちになったけど、やれば出来るじゃねえか(笑) 結局2−2の引き分けです。W杯で日本初の勝ち点1を獲得しました。勝ち点3も狙えた試合でしたが、日本の実力・実績を鑑みれば現実的には上出来です。
稲本がいいねえ、ホントに。幻の3点目もあったしね。あと戸田ファウルしすぎ。こいつはいつもだけど、危ないです。
よく頑張りました!次も頼むよ!!
6月3日
イタリア対エクアドル。
ユーロ2000の準決勝でオランダに『守り勝った』試合を見て以来(オランダが格別好きな訳じゃなくて試合の内容で)、サトシにとっては憎悪の対象といっってもよいイタリアですが・・・・強いですね、さすがに。南米予選2位通過のエクアドルを子供扱いです。2−0の得点差以上の内容で、十二分に余力を残しての横綱相撲。王子様トッティはすごい選手に成長してきましたね。
にしてもこの余裕綽々の試合運び・・・・・キーッ!!! むかつくむかつくむかつくー!!! デルピエーロ以外はどいつもこいつもいけすかねえ。こけろ!
さて明日はいよいよ日本の初戦、ベルギー戦です。ちょっと前までは根拠もなく「ベルギー? いけるんちゃうのん?」とか思ってたんだけど、本大会が開幕して諸外国の試合を見るごとに、「これは・・・ちょっと・・・・・・」という不安がギュンギュン募ってます。
あ〜、もう! 藁にもすがりたい気分です。こうなりゃ進め一億火の玉だっちゅうて、ベルギーチーム宿泊先の近隣の住民の皆様におかれましては、今夜は総出でかのホテルを包囲、夜通し大声で歌を唄う、路上で踊り暴れる、呪の言葉をぶつぶつと唱える等して、ベルギー人の睡眠を妨害、精神を撹乱していただきたい・・・・・・・って一応断っておきますが、冗談ですからね。こんな事絶対しちゃダメですよ、お兄さんとの約束だぞ! なにはともあれ頑張れニッポン!!
6月2日
死のFグループとよばれる、注目のグループの試合です。
アルゼンチン対ナイジェリアから。
優勝候補の筆頭と呼び声高いアルゼンチンが、アフリカの雄ナイジェリアを1−0で下しました。さすがに強いですね。かさにかかった攻撃のスピードとプレッシャーは相当なものです。リードした試合展開で次々と攻撃的な選手交代を行うあたりもイイ感じです。今後も面白い試合が期待出来そう。
注目のCF争いはここへきてにわかに好調のバティストゥータが先発で見事に1得点です。僕この選手好きです。あと良かったのがオルテガね。4年前はちょっと接触されるとコロコロ倒れて(しばしばわざと倒れて)、情けない奴っちゃなあと思っておったんだけど、ドリブルの鋭さはそのままに強さも身に付けつつある感じ。
対したナイジェリアはちょっと見せ場が少なかったですね。痛めたならさっさと交代しろよな、カヌ。
続いてイングランド対スウェーデン。
怪我からのすんごい回復をみせたりして、異常人気のベッカムが先発してきました。とてもじゃないけどまだ全快とは言えそうにないでした。特に相手との接触プレーは意識して避けてたみたいです。ま・初戦だしこんなもんかな。でも、とはいえ、イングランドの得点は彼のCKから生まれました。う〜ん、千両役者ってとこですか。にしてもベッカムがボールを蹴るたびに、スタジアムがどよめくのにはかなり閉口しました(汗)
で・対するスウェーデンの戦いぶりですが、これは注目せずにはおれません。先日のアイルランド、(見たわけじゃないけど)デンマークといい、欧州の中堅国(欧州レベルでは中堅国ってことね)の力は底が知れません。アルゼンチンの突破は99.8%くらい間違いないとして、死のFグループで穴をあける事も十分に可能でしょう。
あ・試合は1−1で引け分けね(笑)
もうひとつ。スペイン対スロベニア。
仕事の都合で半分しか見れませんでしたが、ラウール・ゴンザレス君のあまりにも見事な股抜きゴールを拝めました。それにしてもラウールは小野と並ぶほどの、『君』付けの最も似合う選手ですね(笑)
3−1と良い勝ち方をしたみたいなので、大舞台では滅法弱いスペインが波に乗れるかもしれません。本大会がラウール君とスペインのさらなる飛躍の舞台(現在でもスーパーな選手なんだけど)になる可能性もあるかな?・・・・・と、ほんの少しだけ期待してます。
6月2日
今日もサッカーの事で申し訳ござんせんが、現実私の生活がサッカー中心なのであって、ちゅうことはサトシの日記もサトシのサッカー日記になってまうのです。こればっかりは仕方がねえ。興味のない方はは読み飛ばしておくんなさい。下の方に読書の事とかが書いてある場合もあるかもしれませんが。
はい、まずはカメルーン対アイルランド戦。
ボーナス交渉がこじれて出立が大幅に遅れたり、練習時間なんかも平気で変更したりで、カメルーン時間なるものをすっかり我々に馴染ませてしまった感のあるカメルーン。まったく呑気な事でございますな、なんちゅうて思っておったサトシですが、そこはそれ、なんとは言ってもアフリカ王者でございますな。
イメエジとしては、個人能力でイケイケドンドン、組織?しゃらくせえよってな感じのあるアフリカサッカーですが、これは私の思い込みだったのかもしらん。昨日のセネガルといいこのカメルーンといい、中盤の守備がかなり良いんですな。個人の攻撃能力でカメルーンが前半に1点先制すると、こりゃもう決まりだなと私は思っていたのです。悪くても1−0、下手したら3−0くらいまでありそうだなと。それくらい今日のカメルーンは完璧でした。途中までは。
でも私は甘かったね。甘甘だったね。私の予想を越えてアイルランドの選手達はしたたかでした。後半10分にミドルを突き刺して同点に追いつくと、そこからは攻める事攻める事。攻守の中心であり、精神的支柱でもあるロイ・キーンを直前で帰国させて心配もあったけど、そんな事は微塵も感じさせぬ戦いぶり。
にわかに試合の流れが変わったので、これはカメルーンやばいぞと私は思っておったのです。同点に追いつかれてとさかにきちゃったカメルーンが無理な攻めをするかと。でも私はまたしても超甘だったね。私の予想を越えてカメルーンは大人のチームだったのです。カメルーンはそこから守備を固めました。
最後まで攻めつづけたアイルランド。きっちりと守りきってみせたカメルーン。結果は1−1でポイント1を分け合いました。力のはいったナイス・ゲームでした。
もう1試合。ドイツ対サウジアラビア。
開始10分で力の差は歴然でした。サウジがあんまり弱いし、ドイツは嫌いだから僕はサウジを応援していたのです。なんとか耐えてくれ・・・と。虚しい願いはすぐに撃ち破られ次々と失点。3点目を奪われたところで僕はチャンネルをかえました。で、手の届かない所へTVのリモコンを置きました。手元に置いてあるとついチャンネル変えちゃうから。そして僕は予想しました。5−0、いや6−0だな。ドイツが何点取るかだけに興味がありました。
で、試合終了後TVをつけて僕はひっくり返りましたね。8−0ですよ。これはサッカーのスコアではないですね。
それにしてもサウジは酷かったですね。体格差とか技術の差とかいう問題ではないです。とてもじゃないけどやる気があるようには見えませんでした。なにしろ中盤で守備をまったくしないのですから、そりゃ自由にやられますよね。ビデオでみた70年代のサッカーを思い出しました。ドイツから金もらってたんじゃねえの?・・・と言われても仕方ないでしょ。本当に酷い試合でした。半分しかみてないけどね。それでも馬鹿みたいな試合見ちゃったって後悔する程です。
6月1日
ついにはじまっちゃいましたね。きちゃいましたね。たまらんですね。見れる限りの試合は全部見たいと思ってます。
で、開幕戦はフランス対セネガルです。開幕戦ちゅうのは穴があくことが多いといいますが、ホントに大穴あけてくれました。アフリカの新鋭セネガルがジダン抜きとはいえ王者フランスを1−0で破りました。
フランスとしては嫌な形での敗戦かな。以前から言われていた弱点、老朽化しはじめているDF陣の実情が露呈する形での失点。ディウフのスピードにはまったくついていけませんでした。後半反撃に転じた時の圧力はさすがに迫力がありましたが、惜しくも得点にはいたらず。やはりジョルカエフ(なつかしいねえ)あたりじゃ、ジダンの代役はつとまりませんね。
一方大金星のセネガルですが、この一戦をもってこのチームが本大会の台風の目になるとは思えません。前半フランスDFの裏を執拗にねらっていたディウフも(何回オフサイドにかかっただろう?)リードしておりかえした後半はすっかり影をひそめ、チームもガチンガチンの守備戦術に変更。最後まで得点を狙いつつの1−0勝利なら賞賛に値しただろうけど、これじゃ凡百のつまらない勝利になっちゃいました。予選は突破出来そうだけど、トーナメントまであがってどれだけやれますかね・・。
さて、これで面白くなりました。次戦フランスは必勝体勢できます。第3戦も考えると、出来れば大量得点での勝利がほしいところです。ジダンも出てくるでしょう。本気のフランスが予想外に早い段階で見られそうです。
5月30日
今週は他の部署に応援にいってるんだけど、やっぱり慣れない仕事をするのって疲れます。おまけに1週間なんて期間じゃ慣れた頃には、ハイサヨナラですからほとんど意味なんてない。ただ疲れを溜め込むだけでアホみたいね。
松樹剛史「ジョッキー」読了。冴えない競馬騎手を主人公にした小説ですが、こりゃなかなか面白いです。文章もストーリーも良い感じに素軽いっちゅうのかな。なんかマンガを読むのに近い感じを受けました。競馬の事を知らなくても全然問題ないです。僕の競馬知識はダビスタレベルですが、十分に楽しみました。
5月26日
昨夜は日本対スウェーデンを見て、現在は鹿島対イタリアの親善試合を見てます。いよいよきてますって感じ。
日本は本番前の最後の試合を1−1で引き分けました。スウェーデンはラ−ション、リュングベリ等を擁する強豪で、本大会では死のFグループでアルゼンチン、イングランドなんかと戦う訳ですが、うん、強いね、こりゃ。本大会ではもっともっと厳しく当たっていくんだろうと思うけど。
日本は小野を右サイドで起用。僕もこれはアリかなと思ってたんだけど、結果的にはいまいちだったかな。ちょっとやりにくそうでした。その他の日本人選手は特に目新しい部分はなかったっす。ま・こんなとこか。ちょっと強い相手だとやっぱり中田英の強さが際立ちますな。
本大会は1勝2分けでいければいいかなあ・・・と。
それにしてもアズ−リ(イタリア代表の事ね)は簡単に点取るねえ。うらやましいかぎり。今回はイタリア本命かも・・・って密かに思ってます。
実力的にはフランス・アルゼンチンの方が上なんだろうけどね。フランスは前回優勝でユーロ2000も優勝。これで連覇じゃちょっと出来すぎな感じですからね。どっかでこけるだろうと。アルゼンチンは予選からある程度ギアを上げざるを得ないだろうから、準決勝あたりで息切れしそうかなと。で、残るのは最近大きな大会で悔しい続きのイタリアかなと。そんな事考えてます。
薄井ゆうじ「夕海子」読了。暖かい居場所を求めて同窓会名簿の知人の部屋を転々とする女の話。暗い話ですが、僕は嫌いじゃない。
5月24日
X−boxが値下げされたんですか。よく知らないけど。でもX−boxってついこのあいだ発売されたばかりじゃなかったですかね。ちょっと早すぎやしませんですか。売れてないのかな。全然知らない。DCが値下げしたのだって1年くらいはたってからだったと思うんだけど。
DCが値下げされた時も思ったんだけど、いくら売れないからってほいほいと値下げするってのは、なんつうかみっともないですね。誇りってものがないのんか?え?ないんのんか?って言いたくなるね。X-boxを購入する予定は全くないので、高くても安くてもいいんだけどね。
宮部みゆき「あかんべえ」読了。サトシの好きな宮部みゆきの時代もの。そこそこ面白いです。小粋なお化けさんが出てきます。・・・どんな感想だ(笑)
5月20日
超久方ぶりに詩なぞ書いてみました。「こんな夢」って題名にしてみたんだけど、これ本文が出来あがったあとでつけたんです。けっこう長々と考えてみたんだけど、どうにも良いタイトルが思い付かないので、適当につけちゃいました。もっと相応しい題名が思い付いたらすげかえますが。ちなみに僕、実際にはこんな夢見たわけじゃござんせんのであしからず。最後の一言が最初にうかんで、あとはそこから繋げていきました。良い出来かどうかは分からないけど、久方ぶりに一応形になりましたので・・・。ま・お目汚しってことで。
小松成美「青の肖像」読了。サッカー関係の本もちょっと飽きてきたな。
5月17日
W杯まで2週間。日本代表メンバー23人が発表されました。
僕はやられた。最近の代表戦では召集されることのなかった、ベテランの中山雅史、そしてなんと秋田豊の名前もありました。中山はひょっとしたら・・・位に思ってたんだけど、秋田が選ばれるとは完全に意表をつかれました。
実は僕は中山が選ばれないだろう事を予想し、若手ばかりの代表メンバーが選出されたその時には次のような文章を書こうと思っていたのです。
『あらためて見るとなんて若い代表だろう。30代は森島たった1人。こんなに若いチームはたぶん他にはないでしょう。
こうなると第1戦のベルギー戦がすべてのカギをにぎる事になる。勝てればいい。若い戦士達は加速され、その勢いはとどめる事が出来ないほどに高まるでしょう。
しかし、ベルギー戦に敗れるか、あるいは引き分けた時。第2戦目のロシア戦は必勝を要求されます。そして国民の過度の期待は一転すさまじい重圧に変わる事でしょう。その重圧を受けて、この若い戦士達は走る事が、戦う事が出来るだろうか。
「ここで中山雅史が、あるいは秋田豊がいれば・・・・」 そんな場面がおとずれない事を祈るばかりです。』
だいたいこんな感じ。これ本当に考えてたんだよね。中山雅史は日本人で只1人W杯の得点経験者だし、秋田は王者鹿島のDF陣をひっぱる選手で、その強靱な肉体とハードディフェンスは日本人としては突出しています。
そして奇しくも、僕が必要と考えていた中山・秋田の両ベテランをズバリと起用してくるとは・・・。見・・・見なおしたぜ、トルシエ。ちょっとだけね。
そして落選組。中村俊輔が落選しました。ここ数試合の代表戦、さらにJリーグでもキレキレのパフォーマンスを披露してましたが、現在の代表の中盤では入り込む余地がないということか。驚異的なFKという飛び道具を持っているので惜しいような気もしますが。
なにはともあれ、決定です。彼等の活躍を期待します。
5月16日
一昨日は日本×ノルウェー戦で午前3時就寝。昨夜はUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝、R・マドリード×レバークーゼン戦で午前3時起床。我ながらかなりクレイジイな感じになってますね。
ノルウェー戦は0−3で完敗でした。W杯本大会出場を逃したとはいえ、欧州の古豪ノルウェー。しかもかなりの本気度で対戦してくれました。ここ最近到底本気の試合とは言えないゲームばかりしてたから、結果はどうあれ面白かったです。日本はミスばかりしててノルウェーに攻められっぱなし、「ひゃあぁぁ」とか「うひいぃぃ」とか悲鳴あげつづけで、マゾヒスティックな快感がありましたね(汗) ノルウェーみたいに中盤をすっ飛ばかしてくる相手とは戦術的な相性が最悪ですね。
チャンピオンズ・リーグの決勝を3時起きで見るのはここ数年の年中行事みたくなっております。欧州最強、すなわち事実上の世界最強を決定するこの試合ですが、一発勝負の決勝は互いに相手を警戒して守備的で、ハッキリ言うとわりとつまらない試合が多いのですね。でもこの試合は違いました、言わずとしれたスター軍団R・マドリードに挑むレバークーゼンは(ドイツらしからぬ)イケイケの攻撃サッカーをするチーム。互いにボコボコ打ち合うファイン・ゲームでした。結果はジダンのスーパーゴール等で2−1でR・マドリードの勝利。ま・格の差を見せたという形ですか。
5月10日
地上5000メートルの気球からバンジージャンプ。そんな命知らずの話題をニュースで見かけました。
そこで僕はふと思った。5000メートルからどれだけ落ちるのか知らんけど、仮に300メートル落ちたとしてもそこはまだ地上4700メートルのはるか高み。5000メートルから4980メートルくらい落下すれば、そりゃちびっても仕方あるまいけど、5000が4700ではいまいちインパクト不足であろう。むしろ気球で待機している同行者の方が怖いかもしらん。じゃ、お前やって見せよって言われたら丁重にお断りさせていただくんだけど。
そう言えば私が若かりし頃、まだ人生の酸いも甘いも分からない中学生の頃、私はなにしろ田舎者なので夏になると近所の川で泳ぎ狂っておりました。今にしてみればほとんど野性動物である事よなあ。
さて、この川にはちょっとした断崖があって、高さにするとせいぜい7〜8メートルっちゅうところだと思うけど、野生動物であった我々は当然ここからドボンドボンと飛び込んでおりました。最初はちょっと怖いけど、これは爽快でした。
この断崖からの跳躍を試みる際、多くの子供は「イエーイ」とか「ヒャッホ−」とか、意味のない魂の叫びみたいな声をあげて飛び込むのですが、ある日ある友人が奇矯な雄叫びを発して飛び込みました。「冒険野郎マクガイバー!」 これは相当にうけました(笑) ていうか「冒険野郎マクガイバー」って知ってます? 映画なんだけどね。
5月8日
4時起きでサッカー見てたんだけど、つまらん試合でしたね。R・マドリードはチャンピオンズ・リーグの決勝をひかえてるので、当然主力は温存。フィーゴとロベ・カルがファンサービスでちょっとだけプレーしてくれましたが。さらにひどい雨でクシャクシャのピッチ状態になっちゃって、文字どおりの泥試合でした。にしても、もうちょっと浮き球使うとか考えてプレーしてくれよな。試合は0−1でレアルの勝利。結果はどうでもいいんだけどね。
ていうか今(20時現在)録画で放送してるし・・・。hぅ・・眠たい・・。
矢作俊彦「あ・じゃぱん」読了。久方ぶりに本を読みました。正確には久方ぶりに本を読み終えました。ちゅうのは、この本一冊やっつけるのに、実に3週間近くかかっちゃったからです。厚めの本ではあるんだけど、それにしても時間かかっちゃっいました。正直、かなりきつかったです。5年前だったら、きっと挫折していた事でしょう。偉いぞ、俺。一言で感想をいうなら、疲れた。でもこういう本が好きって人もきっといるんだろうな。
5月7日
4日間のお休みもシュッと終わっちゃいました。どうにもお天気がよろしくなくて、ほとんど寝GWになっちゃいましたが。ま・いつもの事なんだけど。
で・休みの間ただ一日だけ素晴らしいお陽様がでた日があったので(5月6日)、ついついサッカー観戦に繰り出しちゃいました。
この日は陽気に誘われる様にフラフラと出かけていったので、もちろんチケットは当日券。当日券で入った事ないので、少しは並ばなきゃいかんのかなって考えて、いつもよりちょいと早くでました。そしたらさすがはGWのまっただ中、お天気サイコ−のファインデイですね。当日券販売開始の15分前に到着したんですけど、なんと10人程度の行列ができてました(汗) ううむ・・・。困ったもんだねえ・・。
そのチマチマした行列に並んでたところ(並ぶまでもないんだけど)、1人の男に声をかけられました。聞けば奥さんの出産の為チケットが余っちったんで買ってくれんかというんですね。はい、もちろん買いましたよ。なんかめでたい気分になっちゃったんで、御祝儀値段で(と言っても十分安い値段ですけど)買っちゃいました。う〜ん、良い日だねえ。
さて、本日の試合はナビスコ杯の予選リーグ、名古屋グランパス対鹿島アントラーズです。日本代表メンバーを欠くとはいえ、そこは王者鹿島ですから楽しみな試合です。ぷぷぷ。
いやはや、今日はすごかったね。くくくっ。もう詳しく書かないけどね、やってやったぜ!げらげらげら! 鹿島のガキを3−0でペチャンコののしいかに・・・、否のし鹿(鹿島のマスコットは鹿ね)にしてこましたった!! ボタン肉の刺身にして食ってやったぜ!! 鹿の肉がボタン肉だったか、また刺身で食えるかどうか知らんけどね。 あ〜、参っちゃったね、こりゃ。笑いが止まんねえっす。う〜ん、快・感♪(壊) ハッ、いかんいかん。ちょっと調子こきすぎました。鹿島ファンの人ごめんなさいね。
今日は名古屋のスタメンで、昨年の高校サッカーの得点王になったルーキー片桐が出てたんだけど、なかなか得点こそないものの良い動きでした。まだまだ子供の域を抜けきれてない気はするけど、大器の片鱗も見え隠れしました。期待。
それにしても本当に良い日だったなあ。久方ぶりに日焼けしちゃいました。
明日は4時おきでR・マドリ−ド戦だなあ。う〜ん、きついにゃあ(汗)
5月3日
業務連絡。まことに勝手ながら、明日から4連休につき、しばらくお休みします。「連休じゃなくてもお休みしまくりじゃねーか」って声が鮮明に聞こえてきそうですけど(汗)
4月29日
いよいよ、W杯まで一ヶ月になりました。僕の場合はだいぶん以前からスイッチオンの状態なので、別に盛り上がってきたとかはないのだけど。
で、今日はキリンカップ日本対スロバキア戦でした。にしても、代表の試合はめちゃめちゃ客が入りますね。90分・・否試合開始前から応援しっぱなしだから、さぞ疲れる事でしょうね。せめて国家の独唱の時位静粛にしてろよな、と思います。ハッキリ言って少々下品だよな。
試合の方は1−0で日本が勝ちました。ただそれだけです。あいかわらずガチガチに引いて守る相手から点を奪う術はないとか、(FWの柱であるはずの)柳沢を右サイドハーフで先発起用するという謎采配とか、後半にはいると毎度毎度の大量選手交代とか、W杯まで残り少ない代表マッチでこんな事やっててイイんですかいね。不安だけがぎゅんぎゅん募ります。
良かったところをあえてあげれば、久方ぶりに見た稲本の攻撃センスが鋭かった事くらいですか。トルシエ君はいつも通りに「攻撃的なナイスゲームだった」とか言ってたけどね。ははっ。
4月23日
かなり唐突ですが、東京ディズニー・シーへ行ってきました。
実際に急な話で、21日の昼過ぎに実家に帰ったところ、一族郎党でのディズニー行きが決定していて、メンバーの中に僕の名前も組み込まれていたのですね。しかも控えの運転手として。あまりの計画性の無さにあきれ、さらには私の事情など一顧だにしないその態度に怒りを覚えつつも、「わーい、行く行く! ディズニー・シー嬉しいな♪」なんつって二つ返事で引き受けてしまいました。
で・その日の夜に出発して神奈川の辺りのPAで車中一泊、翌日早朝に浦安まで移動し開園前までディズニー・シーの駐車場で睡眠、とまあ強行軍でした。
ディズニー・シーは初めて行ったんだけど(ディズニー・ランドだって2回しか行った事ないんだけど)、なかなか楽しかったです。絶叫系のアトラクションは数も少ないけど、優しい感じのアトラクションが多くて好印象です。別に僕は絶叫好きじゃないし(どっちかって言えば苦手かな)、今回は幼児連れだったので調度良かったかな。特に人魚姫のミュージカル・ショーがかなりイイ感じでした。大人でも十分楽しめます。敷地も思った程馬鹿でかくないし、この日はそれ程お客も混み合っていなかったので、1日でほぼ見て回る事が出来ました。
にしてもディズニーの従業員はいいよね。みんなキビキビ動くし、応対も実に丁寧。子供が訳の分からん様な事言ってもすごく優しく接してくれます。ほとんど惚れそうでした(恥) やっぱりディズニーは夢の国だねえ。ちなみに聞いた話ですけど、USJなんかはもっと大人向けちゅうか、ちょっと子供に冷たい様なとこがあるんだそうですよ。
帰りはノンストップで帰ってきました。僕は枕が変わると眠れないタイプの人なので、車の中なんぞで眠れる訳もなく、結局2日間ほぼ完徹状態(そんなんで運転するのも危険ですが)の荒行になっちゃったんだけど、久方ぶりに楽しかったっす♪
4月20日
我が名古屋グランパスは楽勝と思われていた京都戦を落とし3連勝はならず。これでJリーグはW杯の中断期間にはいります。この期間にどれだけチーム力が上がるのか、ベルデニック監督の腕の見せ所です。今まではこういう中断期間があると、必ず調子を落としていたからね。只1人、アーセン・ベンゲル監督その人を除いては。『あの』ベンゲルとベルデニックを比較するのは無理があるかもしれないけど、期待してます。
そういえばトルシエの家に空き巣が入ったそうで、こりゃ『少しは謙虚になれ』っちゅう天の思し召かもしらん。彼のウソ臭さはちょっと他に比肩するものがないです。
4月16日
「新しい単位」って言う本を読んだんだけど、ゲラゲラ、こりゃおかしいや。題名のとおりに色んなものに新しい単位をつけちゃおうって本です。
例えば、『ゴージャスさ』の単位はPnp(パイナポウ)。カクテルに生のパイナップルがのっているときのゴージャスさが1Pnp.。天井にシャンデリアがあるゴージャスさは69Pnp。松井の送りバントのゴージャスさは240Pnp。禁煙中の群集を前に一服するゴージャスさは2KPnp(2キロパイナポウ)。馬鹿っぽいでしょ(笑)
『気前よさ』の単位はCh(チョクハン)。日本直販の気前よさが1Ch。カルピスを牛乳で割る気前よさは2Ch。施設にプレゼントを持っていく気前よさは28Ch。道を譲ってくれるトラック野郎の気前よさは32Ch。「仮装大賞」の欽ちゃんの気前よさは590Ch(笑)
あんまばらすとまずいと思うけど、面白いっしょ?馬鹿馬鹿しいっしょ?
他には『起用さ』の単位Sn、『うっとうしさ』の単位Jk、『日本人っぽさ』の単位dn、『面倒くささ』の単位Yg・・・等々があります。気になったら本屋さんで調べてね。ゲラゲラ笑っちゃわないように注意してね♪
4月15日
ひさかたぶりに詩とかそれに類する短い文章を書いてやろうと思って、2時間程パソコンの前でぼけ〜っとしてみました。誰か見るものがあったなら、白痴のひきこもり青年かなんかに見えた事だろうけれど、決してそういう訳ではない。ひきこもりは半分くらい当たっておるかもしれんけど、たぶん白痴ではない・・・と思う。
とにかくその時私の頭はフル回転。あまたの言葉を繋いだり切り取ったり、こねまわしたり噛み砕いたりして、なんとか一つの形にしようとして、私はがんばった。いや、がんばった。
しかしまことに遺憾ながら結果的には、何も出来上がらなかったのです。美しい詩も、悲しい詩も、いかれた詩も、馬鹿げた詩も、な〜んも出来んかったのです。私の努力はどんな姿を与えられる事もなく消えてしまったのです。すこし悲しい。
結局のところ私は再確認した。詩なんつうのは「さあ、いっちょ書いてこますか!」なぞと意気込んだところで書けるものではない。そういう状態で書いても愚にもつかん、毒にも薬にもならぬ駄文しか書けぬのである。
そんな事、私は経験的に知っておったはずなのに。私は愚か者である。ごらん金と銀の器を抱いて♪・・・これはマッチである。
まあ、とにかく私は愚図愚図の馬鹿野郎である。2時間もダルマさんをきめこんでおるくらいなら、部屋の掃除でもするんだった。2時間ではおわらんと思うけど。
とにかく限りある人生の一部を無駄にしてしまった・・・というお話。
4月10日
僕の甥っ子がこの春保育園に入ったんだけど、そこの上履きになんぞ絵を書いてくれと頼まれました。よりにもよって何だってこの私のところへそんな話をもってきたのかしらんが、どうやら僕のことを「小手先のちょっと器用な奴」だと勘違いしておるらしいのですね。私の家系も義姉の家系も絵画のセンスゼロの家柄なんだけど、私はその中でも比較的まともであるとの判断で白羽の矢がたったようです。くっくっくっ・・・。どこでそんな謝った認識がうまれたのやら。
そこでなんの絵を書いてほしいのか甥っ子君の要望を聞いてみたところ、ピカチュウを書いてほしいとのこと。う〜ん、電気ネズミねえ。どんな面あしとったっけのお・・・・、と苦悩しておったら用意周到に絵本を持ってきておった。「ははは、これならなんとか書けそう、人生楽勝〜♪」なんつっておったら、人生はそううまくはいかぬもの。ディスイズライフ。
なんと上履きの右足と左足で別々のキャラクターを書いてほしいとのこと。そしてピカチュウの相方には凶悪そうな面をしたオオカミ型の敵キャラクターを書いてほしいとの事。さらにふざけた事には、二つ合わせた時に正義のネズ公と邪悪なオオカミが睨み合っておる構図にしてほしいなぞと言いやがるのです。アホか!そんな高度な技術があると思っておるのか!一体この私を職業的イラストレーターかなんかと勘違いしておるのか!
と、心の中で絶叫しつつもそこはそれ。私はあわれな叔父バカであるからして「ソウ君(と呼んでおる)そりゃちょっと無理だよ。そんな憎たらしいオオカミ野郎なんかじゃなくて、こっちのモグラたたきみたいな可愛いの(ダグトリオという奴)じゃダメ? こっちの方が簡単だし・・・」なんつって猫なで声で懇願したんだけど、相手は子供である。情理をつくしての説得も「ヤダ!」と一言のもとに完全拒否。野郎・・・、いつかどついてこます!・・・と密かに誓いつつ、ネズ公の下書きを開始するサトシであった。くくく・・・(涙)
結局私の技量では邪悪なオオカミは手に負えなかったため、ピカチュウとその亜種であるらしいピチュウというやつを書いてお茶をにごしちゃいました。ピカチュウの瞳のなかの白い部分が小さくなっちゃって、ちょっと死んだ魚みたくなってしまったけど、私の知った事か。微妙に喜んでたから、ま・いいや。
4月8日
例の試験の結果が届きました。ま・試験受けた感触で合格はほぼ間違いないだろうとは思っておったんだけど、しっかり合格してました。あまりにも当然の結末で申し訳ないんだけど(笑)
結果はほとんど分かっておったとはいえ、それなりの努力がカチッとした結果になって返ってくるのは悪くないですね。
とは言っても実はこれ半分終わったところで、まだ法令の勉強しなきゃならないんだよねえ。こっちは教本をちょっとなめてみただけだけど、吐き気がしそうな程つまらなそうな勉強になりそうです。こっちの試験は半年も先の事なんだけど、ちょっと憂鬱っす。
4月7日
いやはやえらい事になりましたね・・・という程でもないんだけど、今回のtotoはなんと1等当選者ゼロで、配当金7億円強がそっくりそのまま次回に持ち越しっす。2回連続1億円が出て、今回は1等なしだもんねえ。荒れてるよねえ。で・こりゃあおいしいっすね・・・と考える人も多いだろうから、普段より売り上げも伸びそうだし。いやはや、まぢで狙い目っす。
実は今回も惜しかったんだよねえ。名古屋や京都や川崎の勝利を1点読みで当てて(名古屋を当てたのは9割願望だったんだけど)、さらにジュビロ磐田の延長突入もズバリで当てたんだけどねえ。鹿島がベガルタ仙台に負けるとは思わんかったなあ・・。恐るべし仙台。
ついでに我が名古屋グランパスは敵地で清水エスパルスに4−0で爆勝しました! なんだってホームでころころ負けといて、アウェ−でこんな勝ち方するかなあ(汗) ま・とりあえずは一安心ちゅうところですか。
4月6日
「阪神すごいねえ」あるいは「阪神どうかしちゃったねえ」というのが時候の挨拶になりつつあります。ダイエーホークスも連勝しておるんだけど、「ダイエーすごいねえ」という人は1%くらいなものでしょう。ちょっと可哀相ではある。
それにしても監督が変わってすぐに、これだけガラリとチームが生まれ変わるちゅうのも珍しいですね。ま・6試合やそこらで生まれ変わったかどうか判断する事はでけんとは思いますが、とりあえず良い試合をしておる事はたしかみたいです。
僕としては、W杯で野球の関心が薄れておる間に失速して、7月になったら「ははは、いつものところに収まってまった」・・・・などという事にならないよう、強く願うものであります。
重松清「定年ゴジラ」読了。定年後の新たな生活を見つけだそうとする元サラリーマン達の姿をユーモアと悲哀をおりまぜて描いた連作短編。ちょっとハートウォーミング。それにしても惹かれる題名だ。
3月31日
今月3試合目のサッカーの試合っす。今月は仕事の都合とうまくはまったんで3試合も応援にいけたんだけど、これからしばらくはいけないと思います。
今日の相手はここまで3連敗で最下位のコンサドーレ札幌。前節初勝利の勢いにのって確実にいっちゃいましょう!・・・と書くのも虚しい(汗)
前半は名古屋ペース。何度か惜しいチャンスを作って、得点の臭いを感じさせました。0-0で折り返しても全然心配してませんでした。・・・僕は甘かった。甘々だった。デロデロの甘納豆野郎だったのです。
後半風下にたった(けっこう風が強くて寒い日でした)名古屋は防戦一方、中盤まで下がってきてボールをキープする小倉(札幌に移籍してたんだねえ)に時間を作られ、守備陣をズタズタに引き裂かれました。小倉の動きはきれていました。ストライカーからゲームメイカータイプの選手として変身して成功するかもしれません。
ホーム瑞穂で0-3の屈辱的大敗。後半30分過ぎに3点目を取られると、観客は次々と席をたちはじめました。終了後サポーター席からは今まで聞いた事のないような大ブーイングが起こりました。
4試合でわずかに得点1。なんとかふんばってきた守備陣も完全に崩壊。・・・・危機的状況である。降格の有力候補と認めなくてはならないでしょう。ここが踏ん張りどころか。ここでサポーターが、ファンが見捨てる訳にはいかない。
歯を食いしばって言おう。みんな、スタジアムへ行こう!
3月30日
プロ野球の開幕っすね。御存知のとおり僕はこのところ野球はすっかり御無沙汰で、12球団の監督も言えるかどうか怪しいところって位に興味がないのだけれど、TVがうるせえから一応見ました。本来なら中×ヤ戦を見るべきなんだろうけれど、やはり派手な方が良かろうってんで巨人×阪神戦を見ました。
うむ、なかなか面白い試合でしたね。試合時間もそこそこにおさまったしね。なにしろプロ野球の最大の欠点ちゅうと試合時間が長い事ですから、9時位にシュッと終わると気持ちいいです。
野球ちゅうのは人もボールも動いておらん時間が長過ぎるので、投手は球もったら5秒以内に放らんといかんとか決めちゃえばいいのに・・・・と僕は思うんだけど、まあそういう事にはならんでしょうね。
3月29日
気がつけばもう4月になるのですね。また新人さんが入ってきて年をくったのを痛感させられるんでしょう。
なんだかんだ言ってもうすぐ入社して10年にもなるんだよねえ。じゅうねんですよ、じゅううねえん。なんか最近所謂責任のかかる仕事みたいのが増えてきたなあ、めんどくせえなあ・・・なんて思っておったら、10年ですからね、当たり前っすね。
ちゅうことはこのアルカトラズ監獄みたいな寮生活ももうすぐ10年。そろそろシャバに出てもいいような気がしてきました。お引っ越しちゅうと色々面倒な事も多かろうけれど、ちょっと真面目に考えてみようかなあ・・。
3月25日
予定通りに「サクラ大戦3」をおわらせました。
サターンではじめて初代「サクラ大戦」やったときは、「こんな小娘のギャルゲ−みてえなのおもしれーの? え? え?」なんつって半信半疑ではじめたんだけど、結果は見事にはまっちゃったんだよね。やられちゃったんだよね(汗)
で、それから4作目。一応は今回でこのシリーズも大団円ちゅうことみたいで、やはりそれなりの感慨というものがわくのですな。なんか終わらせるのが惜しかったり、エンディングでちょっとジーンとしちゃったりして、困ったおっさんだな、俺ってば。
それにしても「チャンネル5」「サカつく」「サクラ4」と結局セガのゲエムばかりやっておるんだね。なんつうのかね。業ちゅうんかね。カルマ言うんかいね。・・・・む? カルマじゃなくてただのマニアだ? まあそのとおりなんですけど。
3月24日
あう、太陽がまぶしい。一週間のサカつく隠遁生活をしておったサトシです。ようやっとスタジアムを拡張して経営も安定し、チームにも何人かの優秀な選手を加えチーム力もあがりつつあります。ようやく理想のチーム作成のあしががりが出来上がったといったところでしょうか。実際にはクラブハウス・スタジアムを最大にしてからが本格的なチーム造りになりますから、ま・あと15年くらいはかかるだろうけど、こっからはちょっとのんびりすすめようかな。
さて私が蟄居しておる間に季節はすっかり春ですね。あちこちの桜もブワッと一時に咲いてしまったようで、こりゃタイムリーってんで「サクラ大戦4」をやってこまそう。
DC最後の花火「サクラ大戦4」ですが、今回はあらびっくりの1ディスクです。こりゃ明日には終わるな(笑) ま・今回は13人の中からよりどりみどりでヒロインを選べるので、1回のプレイ時間は短い方がいいのかもしらんけどね。
ちなみに付属ディスクは「サクラ大戦3」のドラマダウンロードディスクで、こりゃ「3」持ってない人はついでに買えってことなのかしら?(笑) いや「4」買うやつは99%くらい「3」も持ってるだろうから、純粋なサービスなのかな。
3月17日
ああ、やっっっっっと手に入りました、「サカつく2002」。手に入らなかった期間の間に、石鹸の箱かなんかに『カサつくお肌に・・・』とかいう文句を見つけて思わずハッとしたり、自分でも気付かぬ間にかなりクレイジイな感じになっておったようです(笑)
にしても10日遅れかよ、サカつく名人のこの私としたことが、なんたる失態であるか。ま・今回はネットワーク大会とかに出るとかいう事はないので、ゆっくり好きなようにやればいいんだけどね。
今回は完全ノ−リセットでプレイする事に決めました。ノーリセットで最強チームをつくるのは事実上不可能だけれど、コンピューター相手の世界制覇でいいや。美しい中盤構成のチームをつくりたい。中央にはもちろんあのユーゴスラビア人を置きたい。こうして理想のチームを思い描く時がもっとも楽しい時かもしらん。
とりあえず今日は2年すすめて、J1への昇格をはたしました。理想のチームは未だ影も形も見えません。
佐藤正午「Y」読了。ちょうど『Y』の字のように二つに別れてしまった人生をやり直そうとする男の物語。けっこうおもろいです。
3月16日
今日は久方ぶりに瑞穂での試合です。豊田スタジアムは素晴らしいスタジアムだけど、やっぱりホームの雰囲気はこっちの方が強いですね。豊田だとなんか戦績悪いしね(汗)
今日の相手は東京ヴェルディ1969。お互い連敗スタート同士の対決です。今日負けたらホントやばいよ。
うわ・・・。客少な・・・・。1万人入ってないんじゃないの? なんちゅうさびしい事ですかね。去年の今頃は(ピクシーのカウントダウンではあったんだけど)満員だったのにねえ。先が思いやられるよ・・。
でも納得。おいら納得しちゃったよ。こんな試合やってたんじゃ客も離れます。東京ヴェルディの出来が良いとは言えぬのに、それに輪をかけてのお粗末な出来でした。まるっきり草サッカー。前半3度の決定的な危機を逃れたのは僥倖としかいえなかっただけです。名古屋のサポーターがブーイングする気持ちが良く分かりました。
試合には勝ちました。後半ウリダとウェズレイのコンビネーションで奪った虎の子の一点を守りきって勝ちました。今期チーム初得点でしたから、さすがに嬉しかったし盛り上がったけれど、それだけでした。
今期初勝利。それはもちろん嬉しいけれど、次に繋がらない勝利ではないことは明らかで、それどころか次がさらに心配になる勝利でした。微妙に心が晴れない。
でも僕は応援するね。あきらめないね。残り12連勝すれば(たぶん)優勝だぜ。はは。ま・みんなスタジアムへ行こう!
恩田陸「上と外 1〜6」読了。キングの「グリーンマイル」みたく隔月くらいで出版された、ん〜・・冒険小説かな、こりゃ。話そのものは面白かったです。隔月で出版する事に意味があるのかは疑問だけど。
3月14日
先週サッカーの試合を見にいった時に、名古屋グランパス10周年記念DVDを買ってしまいました。懐かしい顔がいっぱい見れます。
初年度から3年くらい在籍しておったジョルジーニョ(鹿島のとは別人)は今見るとピクシー並みの技術を持っておる。(全盛時の)小倉の攻撃センスは日本人としては群を抜いている。イメージとしては柳沢をより強くより巧くした感じ。99年シーズンのメンバーはすごかった。大岩、平野、望月、山口、呂比須、楢崎(当時全員日本代表)、トーレス、ウリダ、そしてピクシー。現在のジュビロ磐田が可愛く見えるような陣容だけど、これでも優勝には届かなかったんだよね。
改めて記録を見ると、序盤のつまづきと終盤の怒濤の連勝は名古屋のお家芸である。今期も連敗スタートで97.2%くらいの確率で優勝はなくなったんだけど、また後半連勝して2ndステージ優勝候補とかになるのかなあ。困ったモンだよ。サカつくやりてえ。
3月12日
試験も無事おわって、もはや私を縛るものはなくなった。つまり自由。フリー。フリイイイ。アイアムフリー。この英語間違ってる?ちゅうわけで私は遊ぶ。遊びたおすぜ。ハハハ。
まず手始めに「サカつく2002」だ。いよいよというか、ついにというかPS2に登場してしまったサカつく。サターン版初代サカつく以来のサカつく名人を自負しておるサトシとしては、微妙に寂しいところではありますが、とにかく久方ぶりに遊びたおすのだ!
最強チームを作成するのは散々やりつくしたので、今回のテーマはどないしよーかな?・・・なんて期待をふくらませておったんだけど、おじさんまいっちゃったね。売り切れてやがんの。
発売日は3月7日だったんだけど、当節私は試験勉強の追い込み時期。私は感動的なまでの克己心を発揮して、サカつくへの未練を断ち一心に勉強に打ち込んでおったわけです。まったくほとんど労働者の鑑であるが、その私に対してあまりにも無情の仕打ちである。
それにしても正直僕はびっくりした。ドびっくりした。売り切れなどまったくDC時代では考えられぬ事態である。そんなに人気なのか。みんなそんなにつくりたいのか。・・・て、出荷枚数少なかったのかな・・。あ〜、はやくつくりたいなあ・・・。
3月10日
今日は例の試験です。試験の事を書いても仕方ないけど、結果は92%くらい合格だろうと思われます。勉強したもんね。
試験から帰ってくる電車の中で。向かいに小学校2〜3年生の女の子とその祖父と思われる二人組が座りました。聞くともなしに話を聞いておったんだけど、女の子は祖父に北海道の質問を繰り返しておりました。「北海道って広い?」「人はいっぱいいる?」「ゲームはある?(と言ったように聞こえた)」等々、色々な質問をしてました。
この子は春休みに北海道へ旅行に行くのであろうと見当をつけたのであるけど、違ったのかもしらん。
少女の小さな体につまった旺盛な好奇心はとどまる事を知らず、祖父に対して次々に質問をあびせかけはじめました。(線路わきにあった石碑を見つけて)「あの文字はなんと読むのか?」「如何にしてあの文字を彫ったのか?」「どれくらいの時間がかかるのか?」と矢継ぎ早に質問を浴びせました。さらにとにかくどんな事にも疑問を生ずる少女とみえて、車窓から見えるありとあらゆるものに対して祖父に質問を続けてました。「あの河川はどのくらいの長さがあるのか?」「この駅名の由来はなんであるか?」「あの鉄塔はどのような役割をおっているのか?」等々・・・。とにかくすごい量の質問をしていたので、最初は「うんうん、それはね・・・」なんつって答えておった祖父も、しまいには困惑気味に流しておりました。
やけに微笑ましい風景でなごみましたわ(笑)
3月9日
豊田スタジアムでのホームゲーム開幕っす。明日は件の試験ですから、ホントはお家でお勉強をしておるべきなんだろうけど、こっちの方が先約だったからね。それに試験の前日にとじこもって勉強するなどという計画性のない事ではいかんのである。私は高校受験を一夜漬けで失敗した時にその事を学習しておる。同じ徹を2度は踏まぬのである。へへ、楽勝だぜ。
今日の相手は横浜F・マリノス。今期はDFに中澤、MFに奥、FWにウィルと大補強を行い名門復活を目指すチームが相手です。
それにしても、客が少ない! ホームでの開幕戦で2万人に満たないのではいささか淋しすぎます。豊田スタジアムはでかいので特に空席の多さが目立ちますわ。
むう、マリノスの強さというか、名古屋の弱さが際立ったゲームになってしまいました。今日は対ジュビロ戦で(それなりに)機能した3-5-2システムを最初から用いて中盤の支配を狙いました。しかし、ですね。どのような優れた戦術・システムを採用しようとも、局面局面では個人の能力での勝負になるのです。あらゆる局面で勝負に負ける、あるいは勝負を仕掛ける事すら出来ないというこの状況では試合にならないのです。それでもなんとか(反則しまくって)0-0での終了直前、ロスタイムに入ってから中村俊輔の直接FKが決まって0-1の敗北。
くくく、無念。2戦連続の完封負けの屈辱っす。・・・・さあ!来週は瑞穂での東京ヴェルディ戦です。これで勝てなかったらホントにやばい。この試合も観に行ってきます。今度こそ、絶対!!
こんな試合もあります。でも、みんなスタジアムへ行こう!!
3月5日
漫画「モンスター」の18巻が出て、ついにこの長大な物語も終止符がうたれました。ひとつの事件で、いやひとつの事件じゃねえか、いやいややっぱ連綿と続いてたひとつの事件なのかしら? まあ、それくらいぎゅんぎゅんに謎が謎をよび、いろんな要素をくんくんに詰め込んだ複雑な物語で、私のがごときかぼちゃ頭ではイマイチ細部がつかみきれぬのである。この漫画もしも人気が全然出らんくて2巻くらいで終わる事になってたら、一体どうやって終わらせたんだろうね。ま、もっかい頭から熟読しよーっと。
でもねえ、懸案の試験が目の前にせまってきておるので、それやっつけてからだなあ。実は勉強の成果が当初の計画からすると、若干遅れ気配であるのです。あと3日で無理矢理つめこみます。ハゲシクいくわよ!・・と、うららの真似で決意を新たにしてみました。いやホント、こんな事してる余裕ないんだけどね(汗)
3月4日
そうそう、気付いた人は気付いてたと思うんだけど、昨日はお雛様だったんだよね。なんとかタイムリーなネタの日記を書きたいと思ってるんだけど、日々の雑事におわれてると忘れちゃうんだよね。ちょっと悲しい。で、今日の日記・本編。
サトシの家はヤローばかり3人兄弟でしたから、ひな祭りちゅうても特にイベント性というのはなかったのです。・・・・そういえば、子供の日もクリスマスも誕生日もイベント性なんてちっともなかったけど、それはさておき、とにかくひな祭りなんて無関係の家庭だったのです。
でもね、こっそり告白しちゃうけどね、僕はひな祭りって密かに好きだったんです。てへへ。
幼馴染みの女の子の家に遊びに行って、雛壇にどど〜んと鎮座ましましたるゴニンバヤシやらサンニンカンジョの皆さんを憧れの目で見上げたものです。雛壇の組み立てなんか楽しくて仕方なかった記憶があります。冷静に考えると、そげなげっつい雛壇があったって事はこれすなわち金持ち(実際小金持ちの家だった)の御家庭で、キラキラしたお人形さんたちをいぢくるのが好きだっただけかもしれないけど、とにかく好きでした。ちなみに今でもやっぱり好きだと思います。たはは。
長嶋有「猛スピードで母は」読了。芥川賞受賞作だそうです。帯にそう書いてなかったら絶対読む事なかったと思うんだけど、良かった。すごく面白かった。文体がクールでカッコいい。なんとなく村上春樹、でもやっぱ違う。万人向けではないかもしらんが、僕はすごく好きです。きっといつかふとした瞬間に読みたくなると思います。
3月3日
Jリーグ開幕に伴って、totoも開始されました。今年はちょっとルールが変わりました。勝ち・負け・引き分けの3択から、90分勝ち・90分負け・その他の3択になりました。要するに延長戦に入ったら勝ち負けに関係なしって事です。
う〜ん、どうなるのかなあ。3等配当金が底上げされるのは間違いないと思うんだけど、果たして1等一億円が出ますかね?わかんない。
ちなみに昨年は一度だけ2等を的中しました。その時は3番目の低額配当の740円だったけどね(苦笑) 収支は・・・ううむ・・・・。
鈴木光司「枝の折れた小さな樹」読了。大切な人を失った人達を描いた短編集。それなりにイイ感じ。
3月2日
Jリーグ開幕です。わ〜い、嬉しいな。
毎年優勝候補の我が名古屋グランパスエイトですが、今年は新監督にズデンコ・ベルデニックを迎えて、悲願のリーグ制覇に挑みます。ベルデニックは昨年ジェフ市原を率いて、毎年最下位争いをしてきた同チームを年間3位まで躍進させた知将です。ちなみに開幕前には非公開だったはずのジュビロ磐田の練習試合に潜り込んだタヌキ親爺です。頼もしいぜ(笑)
で、開幕戦の相手はその怨敵・ジュビロ磐田とのアウェーゲームです。静岡スタジアム・エコパでの試合だったので、サトシも実はこの敵地まで乗り込んでこまそうかと思っておったんだけど、試合開始が19:30ちゅうのはちょっときついっす。下手すりゃ泊まりになっちゃうもんね。そこまでの覚悟はなかったです。結果的には観に行かなくてよかったんですけどね・・・・・。
試合は0−2でジュビロ磐田の勝利。腹が立つので細かい内容は書かないけど、(主力数人を欠いていたとはいえ)ジュビロには昨年までの大人気ない強さはなさそうです。それだけにこの完敗はかなり痛い。来日してこの試合を観戦していたピクシーも心なしか呆れ顔でした。
試合中の選手交代とシステムの変更で悪かった流れを引き寄せたりと、ベルデニック采配の一端は垣間見れた気がしたけど、やはりまだ時間がかかりそうです。
来週土曜は豊田スタジアムでのF・マリノス戦に行ってきます。試験前日なんだけどね〜(汗)
山田悠介「リアル鬼ごっこ」読了。くっくっくっ・・・。おじさん、まいっちゃったよ・・。くっくっく・・。こいつぁ、ひどいね。やっちゃったね。物語は起伏にとぼしいし、なによりもこの文章の稚拙さ。なにこれ?下書き??って思えるくらい。いや、わたしが悪かったんでござあすよ。書店で2〜3Pも読めば、この駄作っぷりは想像出来たはず。題名だけで選ぶものじゃないね。ホント、反省しきりです。
ところでやっぱりこの「リアル鬼ごっこ」とは如何なるものかについてちょっと触れておきたい。まあ、鬼ごっこではあるのです。鬼は国の兵士100万人。逃げる人はとある理由で選別された国民500万人。期間は1日1時間×7日間。鬼には逃げる人と一般人を見分ける装置が与えられており、装置がついている為逃げる側からも鬼の姿は一目で分かる。逃げる側も追う側も移動は自分の足のみ。鬼ごっこ時間内は自動車、バイク、電車等一切の移動手段は使用禁止。鬼を襲撃するのは禁止。違反者は即処刑。
ま・だいたいこんなとこです。このルールではたしてこの本のような結果になるもんか、かなり大きな疑問です。
2月26日
大好きな映画「スワロウテイル」のDVDを買ってしまいました。
基本的に映画というのはあまり観ないサトシめですが、この映画は特別。年に2〜3回くらいは観てもいいかなと思える映画です。泣けまっせ。号泣だっせ。みんな観よう。
メイキングディスク「円都」も良い感じです。けどこっちは好きな人じゃなきゃつまんねえと思います。
ま・衝動買いだったんだけど、きっとそのうち買ってたと思います。
町田康「実録・外道の条件」読了。いつもの町田エッセイ。ちょっと前まで「ダ・ヴィンチ」誌で連載しとったね。たまに読んでるんだ、「ダ・ヴィンチ」。
それにしても「ガチンコ」のナレーションはちょっと、否けっこう、否否ものすごく鼻につきますわな。平たく言えばむかつく。耳障り。ならばTVを消せばよいのですね。なるほど、静かになったわい。
2月25日
オリンピックも終わっちゃいましたね。
日本人選手はどうにもパッとしなかったし、審判の判定の問題だとか開催国の身びいきだとか、どろどろとした問題がかなりあからさまな形で噴出して、残念ながら美しいとは言えぬ大会でしたね。正直言うと、色々な問題が次々出てくるたびに、サトシはかなりうんざりしていたのです。
でもね。ここが不思議なところ。ココロの神秘。これだけどろどろした卑しい醜い嘆かわしい、所謂ところの大人の力ちゅうのを見せられて、螢の自生する清流に汚泥をどばどばと垂れ流されるがごとくに、私の心は汚され、傷つけられ「うきゃあ、もう嫌嫌! アルプスのお山に帰るの〜!」ちゅうて毎度の様に現実逃避。さてアルプスのお山で暮らすならどんな本を持っていきましょうかね、むむむ、苦悩。そんなこんなで頭を悩ます間にも、オリンピックは終わってまった。アルプスのお山に帰る前に終わってまったのよ。私の自我を崩壊寸前までおいこんだこのオリンピックめが終わったのです。
そしてこの時を迎えて私の胸に去来する思いはと言えば、なんか、さびしいな。これが私のココロの神秘。ていうかおいらは何を書いておるのか。自分で書いておってものすっごい混乱してきたの。へへへ。
宮部みゆき「堪忍箱」読了。時代物の短編集。特にこれといった感想はなしです。時に勉強しておるはずのサトシですから、こう毎日本を読んでおる訳ではござんせんよ。この3日間で書いた本の感想は、講習の行き帰りの電車内、及び講習中に読んだものですので、あしからず。
2月24日
勉強勉強ってもね、人は24時間走り続ける事はでけんのである。むしろ適度の休憩及び精神のリラックスを与えてやる事は、結果的に効率のよい勉強の仕方である・・・はずである。
なんちゅうて自分に言い訳しながら、ついつい勉強の合間にうららと踊ったり、サッカーを見たりしておったのです。ははは、これも効率良い勉強の為よ。急がば廻れってね、古人は上手い事言いよったもんですわ。ビールもがんがん飲んでこませ。急がば廻れ。廻れ廻れ。ははは。
しかし上記のようにはははと笑っておって勉強が進めば苦労はいらぬのである。勉強の合間に踊っておったものが、やがては逆転。踊り疲れて泥のように眠る。当然勉強の成果はさっぱり表れぬ。
ううむ。急がば廻れだったはずなのであるが、私はその場でクルクルと廻った挙げ句昏倒してしまった様である。はは、アホちゃう。
さて、バカな日記書いてるヒマがあったら勉強しよ・・。しくしく。
谷甲州「エリコ」読了。久方ぶりに読みました、SF言うんかいな。そも、SFなんちゅうのは無茶苦茶なものであるからして(暴論だね・・笑)、設定の奇矯差には文句は言わんのさ。元男性の美貌の高級娼婦が警察の命令で中国系マフィアの売春組織に潜入して、それが原因で警察とマフィアの両方から狙われて、やがてはやれクローンだの改造人間だのが跳梁してぐちゃぐちゃのむにゅむにゅ・・・って筋だって文句は言わんのだよ。しかしながらね、ちょっと下品だな、こりゃ。たいして面白くもないしね。
2月23日
一昨々日(『さきおととい』だと一発変換、『さきおとつい』だとダメなんだねえ)から3日程、とある資格試験のための講習を受けに、名古屋まで行っておりました。
こんな勉強したのどれくらいぶりなんだろう。理論空気量。一応言葉の端々に聞き覚えがあるという事は、中学校以来ちゅう事かいね。モル数。なんちゅうても私、高校でやった(はずの)勉強については、100%忘れている自信があるからね。アボガドロ定数。記憶の隅にでもかかってるのは中学校以前の勉強ちゅう事になるんだよね。ボイルシャルル。
しかしね、この講習ね、アレだあね。はっきり言うとせこいね。
この資格試験を受験するには、今回の講習を受講しないといけないのだけど、この内容はないでしょう、あなた。講師はただただ教本を読みすすめるだけで、こりゃ事実上子守唄と変わらんの。で、ときおり不意打ち的に「ここは試験によくでますから・・・」なんつうて言いよりやがるんじゃ。うぬれ。こせこい鼠輩めが。これじゃまるっきり落とす為に受講させてるみたいなもんじゃないの。しどいわ! しくしく。
なんちゅうて愚痴ったり泣いたりしておる訳にもいかんのさ。こうしておる間にも時は流れてゆく。ああ、無情。レ・ミゼラブル。ちがったかもしらんが、とにかく試験は再来週の日曜日。くぬう。こんなつまらん勉強を強いられるのは我慢ならんのだけど、すべったらまたいつか同じ試験をうけんくてはならぬ。それは限りある人生の浪費というもの。私はそのような愚をおかすつもりはない。つまり今度の試験は一発で合格するつもりです。ていうか、します。
森淳一「ランドリー」読了。3月公開の映画の原作本だそうです。サトシは非常に好きなタイプのお話です。ま、一般的には癒し系ちゅうて言われよる分類の小説になりましょうな。別にサトシは癒されたいと思っておる訳ではない(つもり)のだけどね。面白いからどうでも良いのです。
2月16日
待ちどおしかった「スペースチャンネル5 パート2」に激はまり中です。ゲームの発売が待ちどおしかったのなんてホントに久方ぶりっす。
期待どおりの馬鹿馬鹿楽しさです。うららの可愛かっこよさにも磨きがかかってます。今回はダンスだけじゃなく、歌も歌うし、ギターも弾くぞ。ギャギャーン!!
今回の敵は悪のダンシング集団「踊り団」のみなさんです。これについては前作の敵モロ星人の可愛さには到底およびません。でもモロ星人もちゃんと出演してるモロよ。
で、やはりチャンネル5といえばマイケル・ジャクソンですが、もちろん今作でも健在です。前作では「フー」とか例の奇声を発するだけでしたが、今作ではセリフもダンスもたっぷりです。もちろん奇声も発します(笑)
サトシは密かにマイケル・ジャクソンというのは嫌いじゃなくて、アルバムなんかも所有しておるのです。昔はカッコよかったんだよね。今じゃ変なマスクしてて、はっきり言って単なる(単なるってことはねえか)奇人。面白いからいいけどね。
前作ではそのボリュームの無さと難易度の低さが、(サトシにとっては)ほとんど唯一の欠点でした。今回も簡単なんだけど、ちょっとした隠し要素・やり込み要素はありそうですね。うららのコスチューム全部集めるのはかなり厳しそう。
それにしても楽しい。あまりにも楽しすぎるモロ。このノリが楽しめない人は全然ダメだろうけど、サトシのツボはモロ直撃だモロ。
2月13日
お寒うございますね。寒い日本とは対照的にソルトレイクが熱い!・・・なんちゅうて無理矢理オリンピックのネタにしちゃおう。実はそれ程熱くもないんだけどね(汗)
清水は惜しかったね。これだけ頑張ってきて(どれだけ頑張ったか知らんけど)、100分の3秒差だもんねえ。しかも金メダルの選手はかなり露骨なフライング気味のスタートだったし。アメリカ以外の国の選手が相手だったら、清水が金メダルだったんだろうけど。ま、アメリカ選手が優遇されるのはある意味当然だから、しかたないと言えばしかたない。アメリカ人がぐうの音も出ない位の滑りをしないといけなかったのでしょう。厳しい世界っす。
でも清水の足、太ももはえらい事になってますな。とても同じ人間のものとは思えませんよね。
清水がダメだったんだから、こりゃ今回日本の金メダルはなしかなあ。いや、スケルトンとか言う競技のなんとかいうおっさんが有力候補だとか言ってたか。ううむ。スケルトンねえ・・・。
2月9日
ごめんなすって、風来人のサトシでござんす。と言ってすぐに理解出来る人はちょっとマニアック。ちゅうわけでゲームを買ったのです、その名も「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見算!」ちゅうて長い、そしてちょいとばかりこっ恥ずかしいタイトル。
いやそれにしても懐かしいわあ。しゃべりの文字が出る時のあのププププププとかトゥルトゥルトゥルとかいう電子音とかね。スーパーファミコンの時とほとんど変わってねえでやんの(笑)
このシリーズちょっと調子こいて突っ込んでいくと、急に敵が強力になって即死。それまでせっせと積み上げたものも一瞬でパアってんで、まるっきり我が人生を鑑みるかの様。反省してるつもりでも、必ずまた突撃しちゃうんだよな(汗) 人間引き際が肝心でござんすよ。
それにしてもこのゲームある程度の時間やってると、ものげっつい肩がこります。
もうすぐ「スペースチャンネル5 パート2」も出るし、しばらくゲームばっかやる予定です。
2月6日
おおよそ20分経過した。パソコンの前に座って苦悶しておる。くわあ、ネタがないぃ、日記のネタがないぃのんじゃ。う〜ん、困ったなこまったな、どないしよどないしよ。なんつって若きサトシの悩みを告白して、本日の日記おしまい。・・・すいません。反省します(汗)
高田祟史「QED 百人一首の呪」読了。以前からいっちょ読んでこまそと思っておったミステリ。立て板に水のしゃべりの主人公とか、なんとなく京極系。いくつかの謎が序盤で推測出来ちゃったりしたので、ちょっと盛り上がりに欠けたかな。
5年前のサトシだったら、きっともっと楽しめたかもしらん。最近読書傾向がますます不定形になりつつあるなあ。
で、タイトル通りに百人一首の解釈について、けっこう長大な論説が展開される訳ですが、これがまた難しいんだなあ。サトシはついにあきらめて、不本意ながらかかる部分は斜めに読みとばしちゃいました。巷間にたまにいらっしゃると思うんだけど、マニアックな百人一首愛好家の方はきっと面白いと思います。
2月4日
当HPを休止(さぼり)しておった期間の後遺症であるのかもしらんが、3〜4日パソコンに触らぬと言うのは当たり前、ちと気を抜くとまたしても一月くらいの小休止もなんでもない、ってな感じのマイネットワーク生活。おまけにこの季節、サトシの地方はそれほど厳しい寒さにはならんのだけど、そうは言っても夜中にパタパタとキーボードを打つのはつらい。なんつってもサトシの部屋の暖房設備の貧弱さちゅうたらちょっとひどいもんで、とても近代人・文明人の生活とは言えぬ。アフガニスタンの子供達のように襤褸毛布にくるまって、飢えた瞳をギラリと輝かせ・・・てはおらんのだけど、とにかくそういう如何ともし難い理由から、この日記も不定期更新になるんだあ。・・・なんという文章だ(汗)
野沢尚「砦なき者」読了。TV、マスコミ等を巧みに利用して若者のカリスマとなった邪悪な男と、その怪物を生み出したTV業界の男たちの戦い。あの宮部みゆきのくそ長い小説「模倣犯」に似た様な小説です。「模倣犯」よりはお手軽に読めます。そこそこ面白いし。
1月30日
書店でガンダム占いなる珍妙な本を発見しました。もちろんやりました。そりゃやるでしょ。ガンダム占いだもの。誰もがやるでしょ。
ひと昔前に流行った動物占いの亜流みたいなもんで、星座と血液型で12×4の48種のモビルスーツに振り分けられるってもんです。
まあ、サトシだったら当然のごとくしてシャアザク、ちょっと控えめに見てもゲルググ辺りであろう・・・と考えておった訳ですが、人生はそう上手くはいかん。ジムでした。しかもジムスナイパーカスタムなる取って付けたような亜種。くくく、ディスイズライフ。人生ってこんなもんさ(涙) でもガンキヤノンじゃなくて良かった。あれはカッコ悪いから。あらゆる事象には良い側面と悪い側面があるものだ。
山本亜紀子「穴」読了。売れない作家のボロアパートの壁にあいた穴、そこから隣人の生活をのぞいてそれを小説に書いていく・・・・って感じのホラー。いやこりゃホラーっていうか怪談ですね。タイトルにそそられてついつい手に取ってしまったんだけど、いまいち期待はずれかな。装丁が良い感じです。
1月27日
よく知らんのだけど、冬のオリンピックってもうすぐ開幕ですよねえ、たしか。なんか全然話題になってないんじゃないですかね。
サトシは冬の五輪種目も実は結構好きです。ジャンプやらアルペンスキーやらも好きなんでげすが、密かに好きなのがスケートの長距離レースです。
たしか長野の前の冬期五輪の時だったと思ったけれど(アルベールビル五輪?)、金メダルを複数個獲得したノルウェーの医学生の選手の滑りを見て惚れちゃったんですね。小型の草食恐竜みたいな顔をした選手だったんだけど、彼のコンマ単位でのラップ刻みの正確性にはただ唖然とするばかりでした。
オリンピックで金メダルを狙える様なアスリートの能力にはド肝を抜かれますが、たまにTVなんかで彼等のトレーニングや私生活を見ると、「ここまでして欲しいか、金メダル・・・」と思いますね。
佐野眞一「東電OL殺人事件」読了。昼間は東京電力のエリートOL、夜は娼婦として街頭に立つという、二つの顔を持つ女が殺害された。97年に実際におきた事件の追跡ルポ。
そういえばこんな事件ありましたね、なんとなく記憶あるな。法廷の細かい描写なんかは結構面白くて読みごたえあります。まあ、ミステリアスな事件ではあったらしいんだけど、この著者の人が偶然の一致やら奇妙な符合やらを殊更事件と結び付けたいらしくて、ちょっと笑えます。
1月26日
今日の日記はどうもあまり美しい話ではない。別にいつも美しい話を書いている訳ではないんだけれど、今日は特別美しくない話なので、お食事中の方は読むのをひかえた方が良いかもしれません。ていうかお食事しながらインターネットをするのはお行儀が悪いので、すみやかにどちらかの作業を停止しましょう。お食事中でもなく、少々美しくない話でもおいら平気だよって人だけ進んで下さい。じゃ、レッツリード!
ここ数日どうも体調が悪い。具体的にいうと尻が痛い。う〜んこりゃどうしたことかって思っておったらば、どうやら不祥このわたくし、痔になってしまったらしいのです。もちろん正確にどのような症状を呈したら正真正銘の痔であるのかなんて知らない訳ですが、おそらくこれが伝え聞くところの痔であろう。立ってても座ってても鈍い痛みが襲ってくる。ぬるい風呂に入っている時だけ痛みから解放される。
くわあ、なんたる事か。ここ数年間の不摂生、爛れた生活が斯様な形で噴出してきたという事か。それにしてもよりにもよって痔。寿ではない。おや、今までよく似ている字かと思っていたが、実はけっこう違うのね。
それにしても困った事になってしまった。患部が患部であるだけに、他人様に見せる訳にはいかない。いうまでもなく、医者といえども同じである。いや、むしろ医者にだけは決して見せてはいけない。万が一奴等に見せでもした日にゃああんた、触診なんてお題目をつけくさってその邪悪な指を・・・・くわあ!! 想像しただけで気絶しそうだ。私はそのような屈辱を容認出来る程寛容な男ではない。
さりとて薬屋などで薬を買い求めるのにも困難が伴うだろう。「痔(ぢ)でお困りの方・・云々」などという、宣伝用紙をしばしば見かけるように思う。「痔(ぢ)」の部分はかならず毛筆赤字で大書されているように思う。そんな薬屋にのこのこでばっていって、彼の薬を買い求めでもしようものなら、店員の小娘にも「この人痔(ぢ)でお困りね、クスクス」なんつって密かに嘲笑を買う事になるはずなのである。刷り込み効果って言うんでござんしょうかね。今まで気付きもしなかった偏見、差別意識なんてものが初めて想像出来る。被差別者なったからである。うきゃー、ホントになんてことだよう(泣)
この閉塞的・絶望的な状況をいかにして打破すべきか。今のところは痛みをこらえつつ、これが慢性的な痔ではなくその他の突発的な異物であることを祈るだけである。ふう・・・、げっついブルーな気分です。
1月20日
昨年末に購入して以来、ピクシーのDVD再生専用機(たぶん20回くらいは見たと思う)と化しておった黒い奴ですが、ついにゲームを買いました。「真・三國無双2」っちゅうやつ。
三國志に登場する群雄豪傑、さらには軍師やら美女やらになって戦場を暴れまくるアクションゲームです。一体なんだって頭でっかちの軍師やら、傾城の美女やらが率先して敵陣に切り込まなくちゃならんのかとは思うけど、それはゲームだからね。まあ面白いんだけど、長時間やってると酔いますね。
いま書きながらふと思い付いたんだけど、どうせ美女を操る事が出来るんなら、美貌を磨いて漢(と書いておとこ)どもをたぶらかす、舞踊の業を高めて権力者に取り入る、お色気を駆使して乱世をかき乱す等して、やがては大帝国を打倒、しだいに疲弊していく民と国を肴に酒を呑み我が世の春を謳歌、やがて民衆の怒りはマックスに達して全土で民の一斉蜂起、押し寄せる人波をみおろしながら自ら宮殿に火を放つ・・・というようなゲームがやりたい。どんなゲームだ。
1月16日
正月休みの間に、従姉の娘(ってはとこでいいのか?)が英語の勉強を教えてもらいにきてました。もちろん私が教えてこましてやった訳じゃなくて、私の兄が教えておったわけです。というのは私の兄貴と言う人は昔から実に実に真面目な人で、寸暇も惜しんで勉学に勤しみ、現在では高校の英語教師をしておるからです。
たいするサトシはというと、これとにかく学校での勉強というものをしたことがない。ことに完全一夜漬けで臨んだ高校受験に失敗して以来、第2志望の高校では本来学生の本分たる勉学を一切無視してきたのです。ゼロです、ゼロ。
こんなていたらくに陥ってしまったのも、本来私達の母親から等しく与えられるはずであった勉学への意欲とかいうものを、兄がすべて搾取してしまったからであろうと思う訳だけれど、そんな事はまあどうでもいいや。
とにかくその中学1年のはとこが英語の勉強にきたわけです。それはもちろんけっこうな事で、私のような堕落者からみるとこれみあげたもので、「いやはや結構結構」なんつって見ておったのだけど、どういう訳かサトシがビール飲みながら鍋物かなんかつついておる居間で勉強をはじめよったのですな。
中1の娘が勉強しているのに、TVなんぞみて「ははは、アホちゃう」なんつってクダを巻く訳にもいかんので、英語の教科書をパラパラ見たりしたんだけど、いや、良かった。なんとか理解出来た。シーダズなんたらかんたら。
それにしてもなんですよ。最近の英語の教科書、ニューホライゾンなる名こそサトシの頃と同じですが、なんちゅうかずいぶんとフレンドリーな感じになってますな。アイキャンスピークイングリッシュ、ヴェリーウェル。
村上龍「イビサ」読了。サトシ苦手の村上龍ですが、これはそこそこ。
1月12日
一週間働いたんで、さすがにちょっとは正月ダラダラモードも抜けてきました。で、ダラダラが抜けると同時にまたしても日記つけるのも億劫になってきて、こりゃいかんってんで何か書こう(汗)
ちょっと前から「クイズミリオネア」に代表されるような、壱千萬円などの高額賞金を目指して、愚民どもがクイズやらゲエムやらをやるというTV番組が横行しておるんだけど、これはまあ参加しておる奴等はあわよくば高額賞金を得られるんだからそれは熱くなるのかもしらんが、視聴者の側はこれちっとも面白くない。やってる内容は単純で起伏がないし、挑戦者はどれもこれもなんの変哲もない一般人、でおまけに高額賞金に目の色を変えていて実に下品。
今日見た番組は記憶力を競わせる番組だったんだけど、これはそれらの中でも一際ひどいシロモノで、一体1000箇所もの温泉の名称を覚える事にどのような意味があるのか、さっぱり分からねえ。これに挑戦したのは大学生男子だったのだけれども、「お前は限りある人生一部を浪費している事に気付いているか? 少しは自省せよ、このガキが。ははは」なんつって文句を言いながら、ついつい見てしまうサトシであった。とほほ。
町田康「きれぎれ」読了。最近のサトシの文体に(良いか悪いかはともかくとして)多大な影響を与えていると思われる作家です。特に昨年末当HPを再開した後の日記には色濃く反映されているかと思います。たぶんそのうち飽きてもとに戻るだろうけどね。
本の内容は、一言で書くのは極めて困難なんだけど、ま・好みの別れるところでござんしょうね。
1月9日
ええと、今年は2002年なわけで、2002年ちゅうたらW杯なんですわ。なにも書かないのはどうも空々しいんで、なにか書こう。まあ、日記ではないかもしらんが(笑)
予選リーグの突破っちゅうのはホスト国のノルマで、いまだかつてホスト国が予選敗退した事はただの一度もないんでげすな。日本の予選リーグでの対戦相手は、ベルギー、ロシア、チュニジアの3カ国。まあ、(予定通り)比較的楽であろうと思われる相手とあたるんですな。
ベルギーちゅうたら「赤い悪魔」なんぞと呼ばれる常連国なわけですが、一昨年のユーロ2000でホスト国ながら予選敗退と腑甲斐無いところを見せましたね。その雪辱をバネに・・・なるのかなあ?いずれにせよそれ程恐れる相手って感じはしないっすね。
ロシアは強そうですね。欧州予選でユーゴを押さえて勝ち上がってきた国なので、サトシは余計贔屓目で見てしまうんだけど、ま・強い事は間違いないっすね。おまけに大会のダークホース的な気配も漂う嫌な相手ですな。でもピクシーは「日本の方がスピードは上。勝てない相手ではない」と言ってたなあ。
チュニジアはようしらんけど、たしかシドニー五輪前の壮行試合の相手じゃなかったかしらん? その時は日本の五輪相手に完敗を喫したんだけど、まあそんな試合とW杯本大会をいっしょにはでけんね。でも日本のアフリカ勢への苦手意識もだいぶ薄まってきた(ような気がする)し、どうにもこれには負ける気がしないっすね。
あら、ちゅうことは良くて2勝1分け、悪くても1勝1敗1分けですから、ははは、予選突破だな、こりゃ。と、まあサトシは楽観視してます。
なんにしても早くこいこいW杯。今年の前半はサッカー中心の生活になる予定です。
ファビオ・ミシェル著「ワールドカップ『なぜ』の真実」読了。
当然W杯関連の本も世間にあふれかえってくるであろう本年ですが、うひゃあ、こりゃやっちゃったな。なんという嘘臭い本であろうか。W杯が日韓共催になった舞台裏なんかが、まるでその目で見てきたがごとくに書かれていたりして、うさんくささぷんぷん。で、そのくせ2002年への提言は僕でも書けそうな凡庸な内容。さらにはこのファビオ・ミシェルなる人物実は偽名で「現在のサッカーシーンに深く切り込んだ本書の性格上、本名、国籍は明かせない」のだそうな。わきゃあ、死ぬ程うそくせえ(笑) この本、いわゆるところの「トンデモ本」の類いだったのかもしらん(汗)
1月8日
仕事がはじまったとはいえ、やっぱりまだ体は正月モード。なんだか非常に疲れまっさ。
さらに初日には上司から、当社の非常にげっつい厳しい状況を熱弁されて、猛烈にうんざり。新年早々嘘でもいいからもうちょっと景気の良い話ができんもんかしら。「当社の経営状態は引き続き絶好調でござあすよ。株価は連日のストップ高。昨年に引き続き臨時ボーナスをだす予定でござあすから、みなさんはりきって職務に勤しみましょう。がっはっは」なんつって。・・・さてさてどうなりますかね、実際のところ。
坂本龍一監修「非戦」読了。
昨年起きた米国の同時多発テロ事件と、それに対する報復としていまだに行われているアフガニスタン空爆。これらの紛争について書かれた記事やら文章やらを、世界中からかきあつめてまとめたものだそうです。
多くは「テロは無論許されない事だが、それに対してアメリカが起こした戦争も絶対に許されん。アメリカはなぜ自分の国が攻撃されたのかを考える必要がある」と、だいたいそういう論旨の文章が多いです。
サトシもまったくそのとおりだと思います。たぶん世界中の人がかなりハッキリ気付いているだろうけど、テロの首謀者は絶対に捕まらないと思うけど、アメリカの攻撃は執拗で今も継続されています。たぶんテロの報復とは関係ない理由なんでしょうね。
一方では先日15歳のガキが飛行機でビルにつっこんだりして、不穏な空気はますます強まってるような気配です。終わる事のない憎しみと暴力の無限連鎖。
この本の中に実にわかりやすい文句がありました。「目には目を、歯には歯を。やがてすべての目が潰れる」
ちなみにこれが2001年最後に読んだ本です。今年は平和な良い年になると良いですね。
1月6日
あけましておめでとうございます。ハッピーニューイヤー。
まあ、いつもの事なんだけど、冬休みもしゅっと終わっちゃいましたね。しゅっと。
今年は新年2日から出勤でした。いつもなら「ははは、新年早々働いておれるかね。アホちゃうか」なんつってさぼりたおしてやっとった訳なんだけど、今年は仕事の範囲がキッチリと決められていたので、真面目にやらんと一発でばれていきなり怒やされる事になるってーんで、1人ちまちまと仕事。とほほ。
で、さらに珍しく大雪が降ったりして寝正月。別に雪が降らんくても寝正月なんだけど、これ幸いってんで堂々と寝正月。のはずだったんですが、ここ数年ってもの盆正月は子守りがサトシに与えられた使命。次第にでかくなりつつある子供達を、ハム太郎のビデオなんかをクシクシと駆使して制御。それにしても恐るべきはハム人気。お年玉もお菓子もジュースも、あの手この手でなんとかなだめすかし、あるいはおだてたり叱ったり、しまいには懇願したりして、どうにか統率していたものが、ハムのビデオをつければたちどころに御機嫌。仲良くTV前に並んで「とっとこ〜走るよ♪」なんつって合唱。ははは、こりゃ楽チンだ。サトシも御機嫌になってまって一緒に合唱・・・はせんかったけど、ホントに助かった。ありがとう、ハム太郎。クシクシ。
で、この休みは久方ぶりに本もけっこう読んだのですわ。ま・小出しに紹介したりして(笑)
松岡圭祐「千里眼の瞳」読了。まあ、おなじみの「千里眼」シリーズですね。内容は・・・そこそこってとこかもしれんのだけど、どうにもシリーズを重ねる毎につまらんくなってる感じは強いっす(汗)
カバー裏にもこれみよがしに書いてあるんだけど、このシリーズこれまでの作品中でいくつかの事柄を予言&予知していて(旅客機つかったテロとか二足歩行ロボットとかそういうのね)、今回もなんかあるんかしらとか思ってたら、いきなり昨年末おこった不審船事件を彷佛とさせる場面があったのですな。これでますます調子こいて、ほれ予言の書だほれ新世紀のノストラだの騒がれるんかしら・・。ははは、気に入らないのだ!・・・なんつってハム太郎風に憤慨したりして。
ま・そんなこんなで今年もよろしくお願いします。クシクシ(お気に入り)