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September 23, 2005:ストックホルムへ出発
September 24, 2005:ガムラスタン散策
ガムラスタン散策
ホテルの部屋から見た外の景色
ホテルの部屋から見た外の景色
朝7:30に起きて窓の外を眺めると、外は晴れている。
通りはとても静かで時折犬を連れて歩いている人が通るくらいだった。
1階に下りて朝食をとった。バイキング形式でメニューは多くて美味しかった。
ヨーロッパを旅行して感じる事は、ハム、チーズ、パンという基本的な食材がとても美味しいということ。これだけも充分なごちそうだと思う。

さて、今日はストックホルム市内観光の予定。
市内といってもガムラスタンの散策をメインにして、なるべく歩いてまわることにした。
ホテルを出て地下鉄に乗り、ひとつ先の駅で降りてみた。
しかし駅を出たところで、いきなり場所が分からなくなってしまった。
迷ってしまった原因は、ガイドブックの地図で感じた距離より実際の方が短かったからで、すでにストックホルム中央駅のすぐ前まで来ていたのだった。ストックホルムは思ったより小さい街だ。

ガムラスタンの小道
ガムラスタンの小道
NK(エヌコー)デパートの前を過ぎて右に曲り王立公園に沿った辺りを通ってからガムラスタンへ向かった。
大きな橋を渡りガムラスタンに到着。ガムラスタンは島のような場所で、王宮や大聖堂、またノーベル博物館などがある観光名所。
石畳の坂を登って行くとそこは王宮で、入口にはかっこいい衛兵が立っている。白いブーツがちょっとギャルっぽくかわいらしかった。
そこから旧市街の繁華街に行くとすごい人ごみなので驚いた。ちょっと前に出掛けた椎名町の長崎神社のお祭りの人ごみを思い出した。
面白そうな店をあちこちを覗いてみたが、手作りのお土産を売っている店が多くて、ちょっとほのぼのした感じだ。
なかでもクリスマスの人形やおまじないの人形を売っているお店があり、かわいいものがたくさん置いてあった。

モーテン・トローツィグ・グレン
ガムラスタンで一番狭い通り
モーテン・トローツィグ・グレン
しかし、ガムラスタンでもっとも気に入ったところは、メイン通りから横にそれた小道だ。ガムラスタンには小さな通りがたくさんあって、そこは人も少なく建物の壁に囲まれた石畳のスペースがとても良い雰囲気。そんな場所に足を踏み入れるたび、思わずカメラのシャッターを押した。
ガムラスタンで一番狭い通り(モーテン・トローツィグ・グレン)も、ただ狭いというだけでなく、その通りの雰囲気がとても良かった。

大広場などをしばらくうろうろして、王宮前の中庭まで戻ってくると、ちょうど衛兵の交替式が行なわれるところだった。
交替式は衛兵だけでなく、楽隊も王宮の周りを演奏しながら行進するので見ていて楽しかった。

昼過ぎまで歩くとさすがにちょっと疲れてきた。
お腹もすいてきたので大広場のまわりの店に入ろうかと思ったがどの店も混んでいる。、仕方がないので繁華街からちょっと外れた店でラザニアのようなパスタを食べた。美味しかったが、かなり量が多くてお腹いっぱいになった。

暗くなってからのガムラスタンの風景を見たかったので、とりあえず暗くなるまで市内中心に移動することにした。
国会議事堂の横を通って行くと、橋の辺りでは釣りをしている人がいた。サーモンのような魚が釣れるらしい。
このあたりはすごい人ごみで、周りには土産店が並んでいたが、ここはガムラスタンと違ってどこでも見かけるお土産を売っている店がほとんどだった。

北欧デザインの国ということで、市内のインテリアショップにいくつか入ってみたが 、意外にもあまり良いものは見つけられなかった。というより日本で売っているものばかりなので、別に目新しくなかっただけなのかも知れない。
また土曜日だったので、期待していたお店が残念ながらお休みだった。

ガムラスタンに戻る前に、となりの小さな島(リッダーホルメン島)に寄ってみた。
夕方のせいか人はほとんどいない。 それがまた不思議な雰囲気で良かった。
ちょうど日が沈むところで、海に沈みゆく夕日を眺めた。
となりにはベンチに座って、ポットに入ったコーヒーを飲んでいる地元のおじさんがいた。
毎日この景色を眺めているのかと思うと、このおじさんがとても贅沢でうらやましい感じがした。

夜のガムラスタン
夜のガムラスタン
ガムラスタンに向かうと、辺りはだんだん暗くなってきて通りには街灯が灯りはじめた。
するとそこは昼とはまた違った雰囲気になっていた。
街灯に照らされた石畳の陰影と建物の壁のシルエットは本当にすばらしい。
観光客も少し減って、静かな街の雰囲気を楽しむことができた。

最高の雰囲気だったので、夕食はガムラスタンで食べることにした。
それでも中央広場はやはり賑やかだ。そこからちょっと歩いていくと「熱いスープあります」という看板を出している店があった。
ちょっと寒くなってきたので、その言葉に惹かれた。入口に日本語のメニューが置いてあるので、変なものを頼んでしまう心配も無いだろうと思いその店に入ることにした。

スウェーデンらしい料理を食べたかったので、2人で「ミートボール」と「にしんのフライパン焼き」をワインと共に注文した。
スウェーデン名物のラズベリーソースをつけて食べるというミートボール。実際食べるまではどんな味なのか想像がつかなかったけれど、食べてみるとこれが美味しかった!
ラズベリーソースはそんなに甘くなく、爽やかな酸味がミートボールにぴったり。
プレートには、トマトとズッキーニが添えてあり、山盛りのマッシュポテトが載っている。
別にパンも付いてきたけど、無くても充分満腹になった。
にしんのフライパン焼きの方は、ハーブを挟んだにしんを焼いただけの料理だけど、これもとっても美味しかった。
柔らかく骨も感じない。生臭さもなく日本でイメージするにしんよりもっと上品で美味しい味だった。
こちらのプレートも山盛りマッシュポテトが載っていた。

料理とワインで気持ち良い気持ちでホテルに帰ると、2人ともしばらくはベットの上で動けなかった。
1〜2時間後にようやくシャワーを浴びたが、すぐにぐっすりと寝てしまった。
 
 
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