suedeの活動休止のお知らせに思うこと |
衝撃のannouncement から約10日が経ちました。「解散!」と思わず報じてしまったNMEのフライングがありました。そして、ファンの動揺の激しさは、suede の歴史の中で3本の指に入ったのは間違いないでしょう。その後、2日をおいてbrettのstatementが出て、かなり事態は収拾されたような印象を受けます。ですが、やはり活動休止という状況ははっきりしているので、なおも私たちは心配せずにはいられないのです。本来なら1月で日本のファンの“祭り”は終わりのはずなんですが、イギリスツアーを現実的なものとして考慮に入れた人も多かったのでは…?実際に渡英される方もいるでしょう。「モシカシタラ、コレガサイゴノライヴ、カモシレナイ。」そんな悲しい、本当に悲しい考えが頭を掠めてしまったかもしれませんが、無理もないことです。 私は今回のannouncementの出し方、その後のstatementにとても戦略的なものを感じています。ですがそれが悪いということではなくて、むしろ頼もしいと思っているのです。今回の騒動でどれだけ世界中のファンが彼らを思っているかはっきりしたのではないのでしょうか?オフィシャルにアクセスが集中してサーバがダウンしてしまいましたし、ツアーのチケットの売り上げも好調のようです。私自身は危機感を煽られて“singles”を何枚か配布用に買ってしまいました(苦笑) やはり、suedeはただ10年を生き延びてきたバンドじゃなかった、なかなかしぶといぞ、厳しい業界で生きるためにはこうでなきゃ、と、しみじみ納得してしまうのです。 そうは云うものの、brettが音楽的な行き詰まりを感じているのは本当のことだと思います。ずいぶん正直な告白です。living deadな日々もあったことでしょうが、基本的には10年間、バンドのために努力し続けてきたと思います。それでも、バンドをしばらく離れるのに、そんなに律儀に断らなくてもいいんじゃない?と、私は思うのですが…。ものすご〜く真面目なのか、それともファンが驚く課外活動をやってのけるのか。真面目ならそれも良し、先を読んだ上での布石ならばそれも素敵です。(結局、何でも好きなんだわ、私。) 充電期間中に個人的には声を何とかして欲しいと思います。今、Xfmのスタジオ・ライヴの音源を聴いているのですが、the wild ones のファルセットの伸びないこと!声帯が悲鳴を上げているのが聞こえてくるようです。そんな悪条件でも、繊細な歌い方で感動させてしまうのが、なおさら残念に思えてなりません。ツアーが終わればレコーディング、そしてプロモーション…と常に声帯を酷使し続けてきたわけなのですから仕方のないことなのでしょう。suedeをしばらく離れるのであれば、発声の仕方も含めて考えた方が良いかもしれませんね。 今回の衝撃で、アドレナリンは急上昇、睡眠時間も減少してげっそりしてしまった人もいるかもしれません。えっ?私じゃないですよ。考えようによってはこれだけsuedeのことが頭から離れない一週間も最近なかったかもしれませんね。それにこれから再びsuedeが活動するまでの間、“程良い緊張感”で過ごせること間違いなしです。別の言い方では「心配のしどおし」とも言います。 ところで、他のメンバーは充電期間中にどうするんでしょうね、やっぱり、マットには育毛してもらいたいわ〜。今度メンバーが揃った時に「誰?あのベースの人はっ?!素敵っ!」「やっぱりメンバー替えたのね?!」などと言わせてもらいたい。ブレさまのお守りをすることもなくなるし、気を使わずに済むんだから、これは期待できるかも。リチャードはリフト・アップねー。劇やせしちゃって少〜しタルみが入ってしまったけど、若いんだから、すぐに元に戻るわよねー。リバウンドしたら許さないからっ! アレックスは今でも十分素敵だけど、も少し垢抜けてみましょうか〜♪ 楽しみね。 そして、サイモン!いつまでも変わらず素敵でいてください! |
17th.Nov.2003 |
colum13 | colum11 | home |