アルピーヌ・ルノーA110!
大好きなデザインです。わくわくします!
バンダイの1/20ではスケールが、エレールの1/24は攻めたオーバーフェンダー仕様だったのがどうにも残念で、どこか1/24で出してくれないかしら、できればフジミのエンスージアストシリーズとかで・・・と思い続けていたら、前世紀の97年にタミヤ様がポコンと出してくれてばんざ〜〜〜い!早速買いました。
でもね、好きすぎると失敗が怖くて作れないのです。・・・なわけで、21年ほど寝かせてしまいました・・・
その間にラリーバージョンとかも出たし、なんか、4キットほど積んだ・・・
しかし、最近、トホホ妖精がこうささやくわけですよ 。「好きなのいいわけにしてるでしょ?ホントはそんなでもないんじゃない?」 売り言葉に買い言葉!ぼくは立ち上がりました!もう失敗してもいい!失敗したらもう一回チャレンジして、今度は成功作を作るんだ!・・・
失敗した・・・
というわけで、不本意ながらも一応完成したタミヤ1/24のA110です。
下に敷いてるのは35年ほど前にユニオンから出たエレール金型のA110の説明書。情熱的な解説です。
ぼく的には、このキットはA110の可愛い部分をよく捉えていて、好きです。でもサブタイプが・・・
1300のも出してほしい・・・
この車のサイドから見た形、大好きです!
もうちょっと後ろが盛り上がってても良かったかな?
ノーズはぼく好み。
屋根ももうちょっと高くても・・・キリがない・・・
ドアとボンネットとリアフードを可動に。
サイドウインドー可動はもうやりません!ええ、負けですよ!負け・・・ カーモデルって、蓋が開くとかっこいいっすよね。
ここからは工作の記録・・・苦戦の記録・・・
ドアとボンネットを切り取ったあとに、プラバンでリブというか、ハッチが乗っかるシロを追加です。
キットではメッキの板だったリアインテークのフインと、無視されたフロントのルーバー(こんなのインレットマークで再現されても・・・)を、洋白線で再現してみました。ここは我ながらそんなに悪くないと思う。
フロントとリアでは太さの違う線をつかってまぁす。
ドアの工作。もう窓を可動に!とか絶対思わねぇっす。
ヒンジは、実車的な構造に近づけてみた。金麦のカンで!
実車のヒンジはすごくやっつけてきというか、不安になる・・・
タミヤのキットはこの車のシャーシを再現していて、普通に作れば秀逸!なのですが、ぼくは色気を出してリアタイヤのネガキャンを強調してみたのです。
そしたらなんか、リアタイヤがボディのタイヤハウスの前目に来ちゃって・・・
泣きながらシャーシぶったぎって無理やりタイヤ位置合わせた・・・
もう大敗北ですよ!屈辱ですよ!
エンジンはハイテンションコードをつけるとともに、キットでは省略されてる、水だかオイルだかの注入パイプをつけてみました。
イグニッションコイルもつけたんだよ!?
でも上記のシャーシぶった切り改造の際に、収められなくなって泣く泣く取り除いた・・・屈辱!
でもほら、こうしてリアフード開けると、とっても素敵なのでいっか。
先出のユニオンの説明書に、このエンジンの圧縮比は12.0とかかいてあって、ディーゼルエンジンみたいや!と感動した高校生の頃を思い出しました。
シートはいつものタミヤらしく裏がぼっこり何もないのでパテで埋めて自己満足。
サンバイザーつけてみました。飴色の透明樹脂製らしい。おしゃれ。 可動?しませんよ!・・・老いた・・
ボンネットの中は燃料タンクとスペアタイヤでほぼ占領されるという、ピクニックに行こうとかそういう車じゃないのね・・・キットでは再現されてないんですが、ボンネット開けるなら作らないとね・・・
プラバンの積層を削った。
燃料タンクの左前には、ブレーキオイルのリザーブタンクであるガラス瓶が、フロント、リアと2つあるんだって。勉強になった。
燃料タンク前の、スペアタイヤの真下にはバッテリーが収まるんだって。勉強になった。
スペアタイヤを収めてみた!かっこいい!
このために1キット無駄にしたのですが、これは、いろんな意味で無駄にはならなかったのです・・・いや、いろいろ無駄になったか・・・ぐっすん・・・
この車のボンネットとリアフードのヒンジは、昔ながらの外付けのおしゃれ蝶番で、金麦のカンで・・・老眼なら気にならない。
高校生の時作ったユニオン/エレールのキットと。
車高とかほぼ同じです。
ユニオンのはボディをハンブロールのフレンチブルー(絶版)で、タミヤのはタミヤエナメルのクリアブルーにハンブロールの#11「シルバーフォックス」をまぜたやつで。
で、タミヤのキットには、エンブレムとかをメタルで再現した「インレットマーク」っていう、きれいで細かいメタルの圧着転写シートが付いてるんですが、これがもう、つかねえ・・・2キット分ダメにして諦めました。20年前のだから?エナメルで塗った上だから?
もういいよ・・・負けたよ・・・
(ちなみに、シャーシと、ヘッドライトのクリアパーツと、コンソールのメーターのデカールは3キット分ダメにしてるっす・・ものすごい浪費家だね君は!ってデスラー総統になじられそう・・・)
うらっかわ。エレールを作ったときは、ああ、手ぇ脱いてんな・・・せっかくエンジンとかエンジンルームの見えないとことか再現してて素敵なキットなのに!とか思ったのですが、タミヤの作ってみて、おお!じっさいそんな感じだったんじゃん!いいんじゃん!って見直しましたね。
ブラーゴの1/24と。ブラーゴのはでかい!でもミニカーだし、ちゃんと後輪のネガティブキャンバーも再現してるしで、許す。
実車の世界では、ルノーから最近21世紀版A110が登場しましたが、あんなデザインより、こんな感じに一回り大きいだけ、みたいなのもアリだったんじゃないかなって思います。
これはマイストの1/18。でかいけどハッチが全部開く。でもリアタイヤのネガキャンは無視。上のブラーゴのはちゃんと再現されてて素敵です。
でかいね!マイスト!まだ恵比寿にミスタークラフトがあったときに、何日も迷ったあげく買ったのを思い出します。買ってよかった
上はアシェットのミニカー付き雑誌のトヨタ2000GT。
一番下はエレールのジャガーEタイプ。
みんなちいさくてかわいい。 なんか金持ちになった気分。
ルノー4CVから発展した従兄弟たち。
下は日本の日野コンテッサ。アシェットの雑誌付録のです。
コンテッサ1/24でどこか出さないかな〜、もちろんエンジンとか再現で。
でもって、リベンジですよ!
インレットマークのために、
新しいキットをまた買いました!(馬鹿です)
新鮮なキットのインレットマークはあっさり着きました!わ〜い!
最近はタミヤのパーツ請求はネットでできるようなので、こんどやってみるです。