おぢか国際音楽祭&小値賀島体験記 2023年4月更新
長崎県五島列島の小値賀島
初めての方の参考になればと、旅行記を書いてみました(笑)
長崎県五島列島の小値賀島
初めての方の参考になればと、旅行記を書いてみました(笑)
おぢか島旅に情報満載です。問い合わせもできます。
小値賀へは船で行くしかありません。博多港と佐世保からフェリーが出ています。 船酔い対策ですが、酔い止め必須です。私はトラベルミンを愛用。 船に酔わないコツですが船に乗ったらすぐに横になって寝ます。左側を下にして横になるのがベストだそうです。。 座って本を読むのが一番酔ってしまいます。とくに海が荒れている時などは、起きた状態だと船の揺れに合わせて胃袋が上下運動。 胃袋の中身が上に移動して「うっ・・・おえ~」となりますが、横になった状態で胃袋が上下運動をしても、オエっとなりにくい気がします。 しばらくじっとして体が慣れてきたら、起き上がってお昼ご飯を食べたりしています(^^; 海が穏やかなら、景色を見たり、誰かとおしゃべりすると良いでしょう。
●小値賀町(小値賀島とその他の複数の島からなる) の野崎島にある教会が、2018年6月に正式に世界遺産に登録されました\(◎o◎)/ 初めて小値賀に行った10年前は、まさか世界遺産になるとは想像もしませんでした。
●昭和の街がそのままの別世界。タイムスリップをしたような錯覚がします。
●日本だとは思わないこと。のんびりいきましょう(笑)。
●銀行、郵便局はちゃんとありますので、現地でお金は下せます。 クロネコヤマト、小さなスーパーも数件ありました。カフェ、食堂、居酒屋、お菓子屋さん、酒屋さん、文房具屋さんもあります。 歯医者さんあります。診療所もあります!風邪をひいても大丈夫です。
●クレジットカード クレジットカード、なんちゃらペイ、意外と使えるところが多くありました。 新しそうなお店なら大丈夫。古いお店は要確認。
●コンビニは無い! コンビニ、ファミレス、ファストフード店はありません。 初めて行った時はビックリしましたが、慣れてくると、何も無いのが心地良いです。
●遊ぶところはないので、楽器でも練習していないと、暇でしょうがありません。
●公共交通機関はほぼ無い 前回行った時はタクシーが島に1台ありましたが、 2023年に行きましたら、タクシーはもはや存在しませんでした(ToT) レンタカーはありました!。バス停がありますが、 本数は少な~~~~~いです(小値賀交通・バス時刻表、200円、一時間に一本あるかどうか?日曜は全便運休です。)。島内の公共交通機関はあまり当てにしない方が良いでしょう。 ですので、私は自分の車を持っていきます。
●普通のホテルはありませんが、民宿や古民家の宿があります。 古民家の宿は純和風の古い一戸建にちょっとした日本庭園がついています。和モダンの内装におしゃれなインテリア。 一度は泊まってみたい宿です。民宿も数件あります。 お部屋にバス・トイレがついているところも増えました。 若者交流センターは激安で泊まれます(キッチンで自炊も可能)。
●漁協で魚を買うと激安らしいです。朝見学に行きましたら、大小さまざまな魚が次々に運び込まれ、 なかなかの見ものでした。魚の知識がないので、どれがなんの魚なのか分かりませんでしたが。 クール宅急便で実家に送っている受講生が何人かいました。
●以前は携帯の充電器は島では売られていませんでした。今はどうか分かりません。念のため、持ってくるのをけして忘れないように。 数年前に行った時に家に忘れてしまい、いろいろ探しましたが、島ではどこにも売っていませんでしたorz 携帯の電波はちゃんと届きます。野崎島は電波が途切れがち・・・・
●料理上手な方が多そう島の人たちはとても暖かで親切です。 島のお母さんが作ってくれたババロアやドレッシングが、一流レストランも逃げ出しそうなくらいのハイレベルでした。 以前アワビのワタの味噌炊きを、熱い炊き立てのご飯にかけたものを頂きましたが、甘くてちょっぴり苦みがあって美味しかったなあ。
●島の警察官はとても親切で、愛想が良い。---あんなに腰の低い警察官を見たことがありません・・・・。 なんとなく、警官より島民の方が強そうです(^^;
●島には信号機が2つあるそうです。
【島宿御縁】--楽器の練習し放題だったので便利でした。 毎食おいしい新鮮なお刺身が付いて感激。私の宿泊した部屋はバストイレ付で、和室のお部屋でした。
【民宿まるま】--友人が宿泊。とにかく良かった!と感激。島で唯一のベッドの宿だそうです。 朝掘ってきたばかりのタケノコや、新鮮な魚介類が美味しかったそうです。
【小西旅館】--島で一番の老舗旅館のようです。かつては音楽祭の講師専用の旅館でした。
(写真をクリックすると大きくなります)
小値賀島の日の出。感動しました。
小値賀島のトン ピ~~~ヒャララ~と鳴きながら飛んでいます。まるでカラスのように大量に飛んでいました。
2023年は島宿御縁に宿泊しました。毎日おいしい新鮮なお刺身が付いてて感動。
しばらく博多のお刺身が食べられません・・・。
私のお気に入りは 食堂「ふるさと」と居酒屋「こにし」。それ以外にも「谷商店(居酒屋)」 や、お総菜屋さん、おしゃれなカフェやパン屋さんなど、いろんなお店ができていて驚きました。 島でケーキやパフェ、焼き立てパンが食べられるようになりました。
お寿司屋さんで握りずしをテイクアウトして、念願のお寿司も食べました。ネタが新鮮すぎる! 魚の身が…まるで真珠のような光沢感。身もしまっていて美味しい。 細胞がまだ生きているようでした!
「しまうま」というネットショップを発見! 小値賀でお土産を買いそこなっても、小値賀に行けなくても、、これでいつでも小値賀の美味しいものが手に入ります。
私の一番のお勧めは、かつおの生節 °˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° かんころ餅も美味しいです。御餅にサツマイモやショウガやゴマが練り込まれています。甘くておいしいです。 私はフライパンで焼くか、魚焼きグリルで焼いて食べます。
年々お土産の種類がジワジワと増えているようです。ピーナツ系が多い。
私が小値賀に行ったときに、必ず買って帰るもの。
●ピーナツ!小値賀産と納島産のピーナツが売られています。どちらも美味しい!新鮮!特に納島産は、地元民ですら滅多に手に入らない貴重品。見つけたら必ず買うべし!
●カツオの生節
これは大好物。カツオの燻製。柔らかくて、そのまま切って食べてもよし、小松菜やホウレンソウなどと一緒に和えてもよし。
●かんころもち
もち米と一緒にサツマイモやショウガを一緒についた甘いお餅。切って焼いて食べると美味しいです。2023年はどこも売り切れで
購入できませんでした。欲しい方はお早めに。
●ずぼかまぼこ
淡いグレー色した、素朴なカマボコ。
●乾燥アオサ
お味噌汁の具に。軽いので持って帰るのに良い。写真は海岸に沢山ある乾燥前のアオサ
●塩ウニのビンづめ
福岡のスーパーで売っているウニのビン詰とは全くの別物。変な添加物が一切入っていません。塩とウニの味のみ!
とても美味しいのですが、2023年4月は手に入りませんでした。どこも売り切れ状態。5月に新物が出回るそうなので、
どうしても欲しいかたは五月にお店に直接電話して交渉してみてください。
●五島の椿油
特に小値賀のものではないですが、島外ではお目にかかることのない、五島列島の椿油。
ヘアケア製品にアレルギーがあって、リンスもトリートメントも使えない私。 毎日のようにここの椿油を使用しています。シャンプーに数滴混ぜて使うのが お手軽で良いです。
●アワビのワタの塩辛
沢山は食べられないけど、変わってるってことで。。。
詳細は おぢか島旅のサイトを参考にされてください・
小値賀の赤浜海岸
文字通り赤い海岸です。初めて見たときはびっくり(@@)!国立公園内なので、海岸の石は勝手に拾って持って帰っちゃダメです。
たんの木・・・だったかな
南方系っぽい木がところどころに生えてます。でかい。!
五両ダキ
海の断崖絶壁。古い噴火口のあと。神秘的な景色です。五両ダキもさることながら、そこへ到達するまでの途中の道のりが、もうワイルド!異国の景色のよう。
無人島には多くの野生のシカが生息し、教会が立っています。 廃墟の集落や神社があります。時々道端にシカの死体が(;´Д`) なんとも神秘的な島。海はとんでもなく綺麗!透明度が高く、 奄美や沖縄にも負けてません!真夏はお客さんが増えたようです。修学旅行生などが多いようです。
なんと港のそばに新しい建物ができ、 清潔なトイレがあります(重要だよね)。そのうちお土産物の販売も始まるのでは? 自販機があったような気もしますが、記憶がさだかでなく・・・次回確認。
港のそばの集落内、廃墟の純日本家屋のお屋敷の一つが綺麗に整備され、 中を見学することができます。 平成の初期頃まで人が住んでいたそうです。 昔のかまどや五右衛門風呂などがあります。 ここにも清潔なトイレがあります(重要)。
野崎島の船着き場から教会までは山道で、かなりの距離があります。歩きやすい靴で行きましょう。 島内の移動手段は徒歩のみ!島内に一台軽トラックがありますが、これはVIP専用です。 この軽トラの荷台に乗れるのはVIPだけです。 運が良ければ途中でシカにお目にかかれます。 教会の周りには新鮮なシカの糞が大量にゴロゴロころがっています。 野崎島に行くときは、シカの糞をふんでもいい靴で行きましょう。
野崎島観光の起点となる施設です。野崎島に到着したら、まずはこの施設を目指します。入り口でシカの頭蓋骨がお出迎えしてくれます。廃校になった小学校を利用した施設です。宿泊もできます。広いキッチンで自炊も可能。シャワー、トイレ、休憩場所、飲み物の自動販売機があります。種類はそれほど無いので、こだわりのある方は、飲み物を持参して行くと良いでしょう。この施設のそばに教会があります。
野崎島の教会 --- 世界遺産に登録されるそうです!!
もう、こんな風に自由に写真撮影はできないそうです。
野崎島の植物
ウラシマソウ・・・かな?三月の終わりごろ、港から教会までの道沿いに沢山咲いていましたが、2015年には姿を見なくなりました。
道が整備され、木が伐採されて日当たりが良くなり、環境が変わったためかな・・・と思います。
奥の方に行けばあると思いますが、ちょっと寂しい。
野崎島の植物とシカの関係について、長崎大学が研究をされているようです。
レッスン会場は古民家
弦楽器のレッスン会場はおしゃれな古民家。
チェロの場合
初めて音楽祭に参加した時は、カナダ人の先生でした。この先生とはその後も5年ほど毎年レッスンを受け、すっかり仲良くなり、
今でもメールでやり取りをしています。私が今使っているチェロは、その先生の楽器を制作した方に頼んで作ってもらったものです。
先生が価格やその他、弦楽器製作者さんと交渉してくださり、作ってもらいました。
音楽祭の受講生の演奏会に出演した時に、ピアノ伴奏をしてくれた受講生のピアニストさんが、チャイコフスキーコンクールに日本代表で出場していて、びっくり仰天したことも!とんでもない出会いがあるものですね(@@)
音楽祭事務局
専属スタッフではなく、島の方達が仕事の合間にボランティアで音楽祭の世話をされています。朝は漁に出掛け、昼は仕事の合間に音楽祭のお手伝い、夜は家族たちの世話と、パワフルに働いています。
若者交流センター
一泊2000円で宿泊できます。大きなキッチンがあるので自炊もできます。昼、夜は外食するとしても、朝ご飯は自分で用意する必要があります。とりあえず食パンとバター、コーヒー・紅茶・緑茶等を持っていくと安心です。即席ラーメン、カレー、ご飯のレトルトなどを持っていけば、とりあえず食いっぱぐれないでしょう。門限あり(夜)(笑)
ここは練習し放題なので助かります。他の受講生と仲良くなれるというメリットがあります。民宿の部屋では練習ができないのが欠点・・・。
民宿
漁師さんのやっている民宿に泊まると、朝から豪華なお刺身が出てきます。それはそれは新鮮で、
おそらく数時間前まで海で泳いでいたのかも・・・。お味噌汁の具のアオサは目の前の海岸に沢山!一人部屋でノンビリ過ごせます。練習場所は、一日数時間ほど事務局が場所を確保してくれますので心配いりません。
広~~~い敷地に、古い立派な日本家屋の空き家がいくつもありました。 島の方に家賃はどれくらいか聞いてみたらば、信じられないくらいの激安価格でした。たぶん東京の月極め駐車場より安いかも。リフォームも好きにしていいとか・・・。一瞬別荘に借りたくなってしまった私。。。マリンスポーツの好きな方にうってつけかもですね。
都会の日常生活で溜まった様々なもののデトックスに最適な島かも?
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