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◆母と娘のヨーロッパ見てある記◆

  2月24日(日)雪 のちくもり 

赤頭巾ちゃんの故郷アールスフェルトへ
7:00起床。外は小雪がちらついているた。8:30、用意して朝食に1階の食堂へ下りて行く。ビュッフェ方式の朝食で、パン、チーズ、ハムなど数種類ずつ、またコーヒー、 ジュース、フルーツ、ヨーグルト、シリアルなども豊富に置いてあった。久しぶりにリッチな気分で朝食をいただいた。テーブル横の飾り棚には、千代紙の折り鶴が何種類か 並べてあった。シーズン中は日本人の宿泊も多いのだろう。私たちもチップに添えて折り鶴を置いてホテルを出ることが多いので、思わず目が行ってしまった。

9時頃ホテルを出発。5分で駅に着き、9:26発のICE(インターシティー・エクスプレス)にてフルダへ。たった30分くらいの乗車だったけど、ICEの1等はハイクラスで、日曜日 の朝のせいか、乗客はほとんどなし。豪華な黒レザーの椅子、TVモニター付、ゆったりした車内。まさに走る応接室といった趣だ。写真をとる。

ICEの豪華な車内豪華だけどがら空きの車内 車窓の雪景色雪に覆われた田園
車窓には雪化粧した絵のような街並がはるかにのぞめて素敵だ。10時頃、フルダ着。ここから目的地のアールスフェルトに向かうローカル線に乗り換えるのだ。約1時間半 の待ち時間があるので、町を一回りすることにする。歩き始めは雪が降っていて寒かったが、だんだん雲が切れて青空がのぞき、雪もやんだ。広大な公園や大寺院を 見る。地図なしで歩いていたため、途中で方角がわからなくなったが、通りがかりの人に聞いて、何とか無事11時半には駅に戻れた。

フルダの公園広大な敷地には人影もまばら フルダ大寺院塔の高さ65mの威容を誇る
フルダは中世の面影が残る落ち着いた小都市で、ゲーテが常宿としたホテルが今も営業しているらしい。ここに宿泊する案も検討したが、結局もっと田舎の小さい町へ 行ってみようという私の希望で、11:39発のローカル列車で木骨組みの建物がいっぱいのアールスフェルトへ向かう。2両編成の古くて小さな列車だ。

12:32アールスフェルト着。さっそく駅から一番近い、ガイドブックにあったホテルをめざす。5分ほどですぐに見つかった。朝食・シャワー・トイレ付で66ユーロの3つ星ホテル。 ここに決める。1階はレストランになっていて、部屋は広くて、きれいだったがホテル全体がガランとしている。シーズンオフはこんなものなのかもしれないと思う。

なにしろここの旧市街地は、市庁舎と教会とマルクト広場を中心に直径300mほどの丸い形をした、可愛らしい町だ。丸い形なのは城砦に囲まれてた名残りをとどめているの だろう。グリム童話「赤頭巾ちゃん」の故郷としても有名らしい。 さっそく旧市街に入ってどんどん歩くと、もう町外れまで来てしまっていて、また半分戻って右の狭い通りに入ると、木骨組みの家々がずらりと並んでいた。

どうみてもどの家も木組みが傾いてゆがんでいるが、互いに支えあうように建っている。きっと家の床も水平ではないと思う。パリ・フィレンツェ・ローマと、壮大な石造りの 建築物ばかり見てきた目には、手作りの感触のするなんとも可愛らしい家並みの町だ。

マルクト広場の古い建物昔ながらのドイツの風景 木骨組みの家並傾いたまま支えあって建っている
民族博物館を見つけて、4ユーロ払って入る。見学者は私たちだけだったが、ドイツのいろいろな手作業時代の古い道具や民族衣装など歴史的なものを、人形を使って 再現してあり、見て楽しめる工夫がしてある。赤頭巾ちゃんの衣装もあるらしいが、女の子の人形がいろいろあってどれか分からなかった。

パン屋さんを併設したカフェで、パンとスープで昼食。鶏肉と卵のスープはとても美味しかった。ちいさな町なので、マルクト広場を中心に何度もぐるぐると見て回って、2時 間くらいしかかからなかった。

日曜日のせいか開いているお店はケーキ屋さんばかり。なんとか夕食になりそうなものを調達して、3:30にはホテルへ戻った。あす朝も早いし、今日はのんびりするのも いいだろう。ローマ以来、久々に部屋にテレビがあったので、夜はアイスホッケーのアメリカ・カナダ戦を楽しんだ。そういえば、私たちはソルトレイク冬季オリンピックの 開会式の日に日本を出発したので、オリンピックのことはまるで忘れていた。日本のニュースも昨日の新聞で見たくらいだから、浦島太郎状態だ。でも旅のときくらい、 日本のことは忘れよーっと。

今日の会計:合計   83.18ユーロ
 ホテル         66
 民族博物館       4(2人分)
 昼・夕食        11.18
 コインロッカー      2


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