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3月2日(土)晴れ のち くもり
シェイクスピアゆかりの地にて また部屋に戻って、一休み。今度こそ8:30分に食堂へ。8畳くらいの部屋に、テーブルが3つ。部屋は女性好みのファブリックでまとめてあり、テーブルセッティングも なかなか凝っている。部屋中に所狭しと、花や絵や人形や泊り客から届いた葉書やカードが飾ってある。いろいろな国から泊り客が来ているようだ。そんなものを 眺めているだけでも楽しい気分になった。 メニューは、シリアルが8種類が用意してあって、自由に取れるようになっている。2種類いただく。薄切りのトースト3枚、大きなお皿には、調理したばかりの温かいもの が出た。真ん中に太目のグリルしたソーセージ1本。そのまわりに型抜きしたポテトフライ、グリルした厚めのベーコンとトマト、目玉焼き、マッシュルームをソテーした ものがのっている。 今日の飲み物はコーヒーを注文したが、明日はティーにしようと思う。テーブルの上にはオレンジジュースも置いてあり、ナフキンも形良くセッティングしてあった。 噂のB&Bでの朝食だ。奥さんの手料理というところがミソなのだろう。味もまずまずで、朝からおなかいっぱいいただいて満足! このB&Bには2泊の予定だ。
9:30に出発。寒いことを予想して手袋を持って、青空なので傘は持たずに出た。まず中心部に向かって歩くと、B&Bから一番近いところにテディーベア博物館が
あったので、入る。博物館といっても個人のマニアが経営しているような、小さな2階部分全部の狭い部屋に、世界中から集めたようなテディーベアが所狭しと、
テーマにそって飾られていた。かなり古いものや、小さいものから巨大なものまで、とてもかわいい展示だった。2人で入場料4.49ポンド。
そのあとシェイクスピアセンターへ行き、シェイクスピア生家など5つの関連施設を見られるチケットを買う。2人で23ポンド(約4400円)。VIZAカードで払う。400年も前の シェイクスピア生家が、修復を繰り返したとはいえ、今までよく保存されているものだと感心した。2階建ての全ての部屋を見ることができてた。記名帳があったので、 しっかり名前を書き込んだ。日本人の名前も結構多かった。
シェイクスピアゆかりのナッシュの家を見学。その建物と隣接するニュープレイス跡地の庭園を見る。ニュー・プレイスもシェイクスピアの住んだ家があった所だけど、 あまりにひっきりなしに見学者が来るので、18世紀に当時の家主が怒って建物を壊してしまったという。その跡地が庭園になっているのだ。イギリスのガーデニング を楽しむ。
次に、ホールズ・クロフトの家へ行く。ここはシェイクスピアの娘スザンナと結婚したホールズの家で、医者だったらしく、裕福さを裏付けるような家具や調度品や手術 用具などが展示してあった。ここまで見て廻って、12時になったが、私たちはさらにそこから2kmくらい離れた郊外にあるアン・ハサウェイズ・コテージをめざした。 観光地図とところどころに掲示してある案内板を頼りに歩いたが、さすがに人通りはほとんどない。 絵のようなという例えがピッタリの、前庭のある可愛らしいとしかいいようのない、一戸建ての並ぶ街並が続く。ゆったりした敷地にレンガ造りの家々の間を通りながら、 30分ほどでめざす「アンの家」に到着。ここも有名な観光スポットなので、私たちを追い越した大型の観光バスから続々と観光客が降りていた。 アンの家は、何とシェイクスピアの妻アンの実家で、裕福な自作農だったらしい大きな家が、ほぼ当時のままに残されている。家の中も見学コースになっていて、 400年前ほど前の台所用品や暮らしぶりがわかるように再現してあった。家の周囲の庭も、素晴らしく広くて、よく手入れがされていたが、ここはまだ花は咲いてい なかった。 そこからは市内への近道となる広大な芝生だけの土地を歩いて戻る。途中の林の中で、お昼のパンを食べた。市の中心部のみやげ物店が軒を並べる通りへ戻って、 いろいろなお店を見てまわる。けっこう楽しかった。夕食の買い物をして、4時過ぎにB&Bに戻る。 夜テレビをつけると、ドクター・ビーンのアニメをやっていた。続いて9時からはビーンの映画が始まった。ビーンがアメリカへ行って、美術館でひと騒動起こす内容で、 英語のセリフはあまり理解できなかったけれど、とにかく面白くて、終わりまで見てしまった。
今日の会計:合計 89.5ポンド <3月1日へ戻る> <日程表へ戻る> <3月3日へ進む > |