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3月3日(日)くもり
ロンドンへ 今日はロンドンへの移動日だ。荷造りをして下へ降りると、B&Bの奥さんが荷物を預かっていいと言って下さったので、スーツケースをお昼までお願いして、身軽な かっこうで、また町の中心部へでかけた。 途中でATMがあったので、CITIバングからお金を下ろした。大体の残金を計算して最初90ポンド下ろそうとしたら残高不足と でた。2度目は80ポンドと数字を押してみたらOKだった。ということは日本で10万円入金していた分を、今回の80ポンドでほぼ全部使い切ったことになる。 手持ちの現金はアメリカドルで約500ドルと、日本円で5万円だ。ポンドの手持ちが少ないので、ロンドンでの宿泊費はカードを使おうと思う。 昨日ちょっとだけ通ったロイヤル・シェークスピア劇場へ行く。劇場は閉まっていたが、川に面したロビーを借りて、クラフト展をやっていたので、2人で1.8ポンド払って 入場。いろいろな手工芸品を展示即売していたが、かさばりそうなものが多かった。見るだけで出た。エイボン河畔の公園を散歩して、またお店を見てまわり、陶器の 専門店でお土産を買った。 11:00過ぎにB&Bに戻り、スーツケースを受け取り、オーナーの奥さんにお別れをいってB&Bを出る。朝、部屋に西陣織のポーチを置いて出ていたので、お礼を言って くださった。お昼頃のロンドン行きの列車があるはずなので、11:30に駅に着いた。ところが駅舎には、「3日の日曜日の列車は運休」との張り紙がしてあって、 代行バスの出る時間が手書きで書いてある。それによると、アポン・エイボンからレミングストン・スパまで12:20発のバスで行き、そこからロンドン行きの列車に乗り換えよ ということらしい。さっそくロンドンまでの切符を買う。 まだ時間があったので、朝買っておいた昼食用のパンをホームのベンチでいただく。バスの出る時間が近づくと人が集まって、30人ほどが同じバスで出発。約30分で、 レミングストン・スパ着。ロンドン行きは13:03発だ。始発だったので、余裕で座れた。 14:50ロンドン・パディントン駅到着。ロンドンにもいくつもの鉄道の終着駅があって、ヴィクトリア駅周辺には安宿が多いとガイドブックには書いてある。けれど、私たち は最後の日にヒースロー空港まで地下鉄1本で行きたいので、アクセスの良さなどいろいろ考えて、地下鉄ピカデリー線のアールズ・コート駅周辺で宿探しをすること に決めた。 アールズ・コートで下車して、地上に上がり、とにかくホテルのありそうな通りを目指してカンを頼りに歩く。大きな通りを歩いて、1つ目の角を右へ曲がると、早くもホテルの 看板が目に入ったので、その通りで探すことにした。しかし私たちの探している小さなホテルはなくて、けっこう規模の大きいホテルが軒を連ねている。半分諦めかかって いると、先の方の建物にB&Bと書いた看板を発見。ちょうど次の交差点の角だ。 さっそく娘に行ってもらう。ツインで50ポンドとのことで、物価の高いロンドンだから仕方ないとそこに決めて中に荷物を入れる。カードで3泊分支払って明細を見ると、 120ポンドとなっている。ということは1日40ポンドだ。娘の聞き間違いかと思ったが、安くなったのだから気にしないことにする。ここは家族経営らしく、受付の小さな部屋 には息子らしい若い男性が座っていて、パソコンなどが見えた。部屋は あまり広くなく、きれいとはいえないが汚いわけでもなく、普通の感じだ。ロンドンで、朝食も付いていて、40ポンドは安いから、こんなものだろうと納得してしまった。 荷物を置いて、さっそく夕食の買い物を兼ねて、周辺の探索にでかける。アールズ・コート駅の前にテイクアウトできるお店があり、サンドウィッチ、ジュース、水を買う。 夕方になったので、今日はこれだけで戻り、B&Bに置いてあった観光案内のパンフレットをいくつか貰って、明日からの観光計画を立てることにした。 夜、テレビを見ていると、またしても「クイズ・ミリオネア」をやっていた。日本で放送されているのと全く同じ内容のクイズ番組がドイツであっていたが、ここイギリスでも やっているのかと驚いた。しかも、スタジオの作りも問題の表示方法や音楽まで同じものを使っているとよ、娘の弁。ドイツの番組では、音楽は違っていたらしいが。 イギリスの番組では2人の回答者が出ていた。いったい、この番組を始めたのはどこの国? ※帰国後知ったところでは「ミリオネア」はイギリスのある放送局がライセンスを持っていて、世界の色々な国で放送されているそうです。
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