!--selection-->
3月4日(月)くもり
2階建バスでロンドンをまわる 9:30頃出かけて、地下鉄のアールズコート駅へ。昨夜、きょうの観光方法をいろいろ検討して、「オリジナル・サイトシーイング・ツアーバス」を利用することに決めていた ので、バスのチケットを買おうと窓口へ行った。ロンドンは歩いて回るには広すぎるので、旅の最後の都市でもあるので、朝から観光バスでまわるという初めての 贅沢をすることにしたのだ。地下鉄窓口には長蛇の列ができていて、やっと順番が来たら、観光バスの運転手から直接買ってくれといわれる。 駅前のバス停 を見つけて、通勤の人々に混じって待つこと15分。2階建の赤いバスが来たので乗り込もうとすると、どうも路線バスのようで、運転手さんが「違うよ!」てなことをいう。 どうやらこの辺りには観光バスは通っていないことにやっと気がついて、もっと市の中心部を目指して20分ほど歩いていった。賑やかな大通りを歩いていると、オリジナル・ バスツアーのチケット売り場を見つけ、中に入って2枚買う。バスのルートと名所を書いた地図ももらう。これできょうの観光は万端だ。 ちょうどバスが来る時間だからと、切符売り場の女性に教えられて、近くのバス停に急ぐ。バス停にも係りの男性がいて、私たちの切符と引換えに、時間の入った切符を もらった。5分ほどで、2階がオープンになっているバスが来た。このバスは正規のルートの発着点までのつなぎのバスのようで、朝のロンドンの街角を、ハイドパークの 南東側に沿って、ぐるりとまわって、20分ほどで終点の乗り換え地点に着いた。 ここから赤いマークの City Sightseeing Tour バス、つまり2階建のバスに乗り換え、ロンドンの中心部をぐるぐる回るのだ。ロンドンの主な見どころは網羅していて、 座席にはイヤホンで日本語の説明も聞けるようになっていたのでよかった。ルート上にはポイント(停留所)がいくつもあって、1日乗車券なので、そこからの乗り降りは 自由だ。
バッキンガム宮殿、ビッグ・ベン、国会議事堂、セント・ポール大聖堂(故ダイアナ妃の結婚式のあったところ)、シェークスピアグローブ座、ロンドンブリッジ、 タワーブリッジとまわり、タワーロンドン横でバスを降りた。近くのレストランで昼食。サンドイッチとスープのセットを注文した。サンドイッチはツナとマヨネーズだったので、 特に問題はなかったが、スープがいまいちだった。何の味だろうかとわからないまま、でも何とか食べた。
そこを出て、この近辺にロンドン漱石記念館を開設されている恒松氏の古書店があるはずと見て回ったが、それらしき店はなかった。住所のメモをホテルに置いてきて、 うろ覚えなのがいけなかった。明日はちゃんと準備して、漱石記念館に行って、恒松氏に会わなければと思う。 朝、歩いて移動中に両替所を見つけて、アメリカドルの現金200ドルをポンドに両替した。レートはよかったものの、手数料9.5%も引かれていた。米ドルのままでも 使えるのだろうけれど、2回換算することになり値段がピンとこないので、やはり現地通貨で買い物したほうが気持はいいものだ。
今日の会計:合計 93.49ポンド <3月3日へ戻る> <日程表へ戻る> <3月5日へ進む > |