《エンジェル・ダスト第1話:妖精郷の少女たち・前編》


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  エンディング1
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GM:戦闘直後。飛鳥さんを呼んだり、正気に戻った子供達をあやしたりで途端に忙しくなりました。
飛鳥:「ここか……みんな無事かい?」
シーリウス:「飛鳥ちゃーん。リュジューや子供達って治りそう?」早速声をかける
星嵐:「対応速っ」腕にくるくると包帯を巻いている
飛鳥:「後で精密検査してみないと確実な事は言えないが、電波塔が倒れたから、当面の危機は去ったとみていいさね」
春華:「あれ? 星嵐さん攻撃受けてましたっけ?」手当てを手伝いつつ
リュジュー:「えっと、これは、ここにおくの?」うんしょうんしょと、荷物を運び
飛鳥:「延髄付近のナノマシンが拒絶反応を出すとマズイけど、すぐにどうこうって事はないはずだよ」
シーリウス:「ふむふむ。じゃあ、この子達は全て飛鳥ちゃんに任せて良いかな?」
星嵐:「受けてたって言うか、こいつを扱ってるとどうしても、な」くるくる
菜乃葉:「すぐに病院の手配を行います。ひぃ、ふぅ、みぃ……この子もでしたっけ?」<リュジュー指して
リュジュー:「?」きょとんと、菜乃葉をみつめます
春華:「えぇ。この娘もです。 なにせ、一番キケンですよー(えがヲ)」(マテ
飛鳥:「あと、この擬似月匣発生装置の残骸も回収ー」
星嵐:「まあ、危険といえば危険だがなぁ……どうするんだよ、パパ?」にたにた
シーリウス:「まあ、リュジューも治療が必要だよなぁ」
シーリウス:「良し。子供達には俺の出番は必要無いな! …だったら」二人の遺体を降ろす
菜乃葉:「わかりました、計16人分の病室を用意します」
リュジュー:「え?え?」状況を把握できたてないようで、ポカンとしながら、シーリウスの行動を見ています
シーリウス:「さて、…娘には人殺しをして欲しくないし、仕方ないよな」一人で頷いて、サングラスを外す
GM:飛鳥に菜乃葉も不思議そうにシーリウスを見る。
シーリウス:「(出来るかな…? 翔の時には出来たが…今度は二人だ。…けど、こいつ等は二人じゃないと…辛いだろうし)」
シーリウス:「…はぁ。―――せーのッ!!!」リミットブレイク&小さな奇跡を同時発動
シーリウス:内容は二人を生き返らせる
GM:OK、内容は受理しました。
GM:ただ、その力を使った時、シーリウスはかすかな違和感を覚える。
春華:「(シーリウスさん…その子達は作りし者達の期待に応えられず力尽きたモノたちです…たとえ生き返ったとしても…)」と心理描写しとく
GM:目の奥が熱くなるような、痛いような感覚が……
シーリウス:「……キッツゥ。目の前がダークブラウン…」目を押さえながら
リュジュー:「……パパっ!」シーリウスの僅かな異変に気付き、荷物を落として駆け寄ります
星嵐:「(親の気持ちは理解できる、だがなぁ……存在意義が見出せずに生きていても、それは死んでいるのと変わりは無いんだよ…)」その光景から背を向け
シーリウス:「…頼むぞオイ。…無茶し過ぎ…だな…俺」そのまま倒れます
飛鳥:「店長、アンタ―――」
リュジュー:「パパ!パパ!」倒れるシーリウスを、抱きとめて
シーリウス:「ごめ…ん。…飛鳥…ちゃん。…コイツ…ラも治療してやって…くれ…」気絶します。涙を流しつつ
リュジュー:そして、シーリウス君の耳に、リュジューの叫びのような呼びかけだけが残り……シーンエンドでしょうか?
飛鳥:「はぁ……菜乃葉、病室もう二つ予約頼むわ」
GM:そうですね、シーンエンドにしましょう。
星嵐:「つらいな、どんなに心を砕いても…彼女はあのベルの娘だ、通過点だよ、人殺しなんてな」誰にも聞こえぬよう、小声で呟いて

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  エンディング2
  登場PC:星嵐
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GM:個別にいきましょう。まずは星嵐。
星嵐:はいなー
GM:夜も遅いので、さすがに家に帰るでしょう。
星嵐:まあ、多少は気晴らしに寄り道しつつ家に帰るかな
GM:家に帰ると、何故か妙ににぎやかだ。
星嵐:「ん?姉貴の友達でも来てるのかな?ただいま〜」がちゃり
風香:「いやぁ、お嬢さんイケル口だねぇ。まま、もう一杯……あ、お帰り星嵐」
ルー:「この程度のアルコールで我がどうにかなるとでも……遅いぞ貴様」
星嵐:「………姉貴、えーっとだなー……彼女じゃないからな、絶対に違うからな?!」びしっ
風香:「うに? じゃあアレ、お姉様? スールって奴??」
星嵐:「どれも違う!てか、何で意気投合して酒盛りなんてしてやがる!あぁ……俺の平穏な日々が…」がっくり
ルー:「なんだ、腹いせにここら一体を焦土にして欲しかったのか?」
星嵐:「ソレハヤメテクダサイ」カクカク
風香:「あー、何か気持ち悪く鳴ってきたような……」
星嵐:「とりあえず……外に出てくれ、話はそれからの方がいいだろう?」深く溜息
ルー:「我はここでもいいのだが? まぁよかろう」
風香:「あら、お出かけ? 頑張ってねー……うっ」
星嵐:「頑張ってくるよ、うん…」いろいろと諦めた感じで
星嵐:んじゃ、外…公園のベンチに腰掛けつつ
星嵐:「と、まぁ…現状はこんな感じかな、ナノマシン使ってある程度の操作も出来るみたいだな」
ルー:「ふん、それぐらい我ら魔王クラスであれば児戯にも等しいわ」
GM:技術的な事に関しては興味なさそうに聞いてます。
星嵐:「そっちから調査しろって言われたんだぞー、少しは労いの言葉くらいよこせよー」しくしく
ルー:「結局、蝿の女王との関わりは何もわかっておらんのか? そっちのほうが重要じゃ」
星嵐:「そんなこと言ったって、娘が出張ってきてるし…まあ、あのベルの娘たる片鱗は見せてもらったけどな」
ルー:「ほう、何かあったか?」
星嵐:「殺すことに躊躇いが無い、さすがだよ」
星嵐:「あー、なんかリオンの影武者やってる方が楽って感じだなー…あ、リオン元気にしてるー?」
ルー:「ほほう、父に歯向かうものには決して容赦しない、か…」
星嵐:「そこをうまく使えば、色々と利用できそうな感じだけどね」
ルー:「よほどの事がない限り、貴様ら人間でいうところの『元気』だ、我らは」
ルー:「ほう、利用か……蝿の女王めもそれを見越して娘を……?」
星嵐:「案外と、それもあるかもね。父親も娘にべったりで女関係に苦労してるみたいだしさ」
ルー:「もしかしたら、その蝿娘とその父のほうが重要なのか? 当分は泳がせておくしかないのだろうな」
星嵐:「シーリウス、か………あいつ、何者なんだろうな…」
ルー:「それを探るのも貴様の役目だ」
星嵐:「騙してるみたいでなんか心痛むなー……命令であれば従いますけどね」
ルー:「今日のところは、これぐらいで勘弁してやる。次までにはよい情報が入っている事を期待しておるぞ」
GM:では、ここでシーンエンドとしましょうか。
星嵐:「あ、これお土産、向こうで食べろよ」詰め合わせを渡して、エンドOK

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  エンディング3
  登場PC:春華
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GM:さて、春華はどうするか(ぇ)
春華:飛鳥博士のところにでも行って、子供達のお見舞いでもするかなー
GM:じゃあそれで。
飛鳥:「おー、橘さんちの春華ちゃんかー」(ぐったり)
GM:目に見えて疲れまくった飛鳥さんに出会える(笑)
春華:「あぁ…どうかされたのですか?」>飛鳥博士
飛鳥:「いやはや……子供達の治療や、その後のアフターケア、おまけにオルタナティブの研究や擬似月匣装置について調べてたら、寝る間もなくて……」
春華:「そうですねー…やることがいっぱいですねー… うちのマスターも呼びますか?」
飛鳥:「あーそりゃ助かる」
春華:「後、子供達の方は私が相手をしておきます。治療はできませんけどw」
飛鳥:「お願いねー……それにしても、店長のあれは何だい? というかびっくりだね」
春華:「シーリウスさんですか? …たしかにすごい力ですよね…でも、かなり無理してるんじゃないでしょうか…」
飛鳥:「そうかもね……命を蘇らすなんてのは、それこそ神の領域、ってやつさ……」
飛鳥:「絶大な力を行使する以上、それ相応の代償は、あるさ……」
春華:「…できれば、時間が取れた時でも良いですから、シーリウスさんの身体も見てもらえませんか? 何か普通とは違う気がしますし…」
飛鳥:「んー………気が向いたら、考えとく……」
GM:そのまま、眠りの世界に行ってしまう飛鳥博士だった……シーンエンドOK?
春華:「すみません、お疲れの所に無理を言ってるみたいで… お疲れ様です。」と、毛布をかけながら。OKです

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  エンディング4
  登場PC:シーリウス、リュジュー
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GM:最後は親子まとめて。
GM:シーリウスが目を覚ますと、病院のベッドです。リュジューも別のベッドで横になってます。
リュジュー:「パパ、そっち、行ってもいい?」シーリウスの目が覚めた気配に気付き、声をかけます
シーリウス:「…んー? 構わんけど…」
リュジュー:「えへへ」と、ちょっと嬉しそうにはにかんで、シーリウスのベッドにもぐりこみ、ギュッと、抱きついて
リュジュー:「あのね、パパ、ごめんね」それから、ポツリ、と洩らします
シーリウス:「(…12歳の子供が此処まで甘えん坊ってのは問題だよなぁ) ん? 何が?」
リュジュー:「わたしが、あんなふうにしちゃったから、パパ、こうなっちゃったんだよね」
シーリウス:「気にしない気にしない」ポンポンと優しくたたく
シーリウス:「まあ、アレだ。…俺はリュジューには人を殺して欲しく無いんだよ。我儘だけどね」
リュジュー:「ちがうよ、パパ、パパが私になにかオモウのは、わがままなんかじゃないよ?」
リュジュー:「あのね、『意味』があるの、わたしとか、ママとか、ルーって人とか、リオンのお姉ちゃんとかには」ギュッと抱きついたまま、続けて
シーリウス:「ん、意味? 何の事だ?」
リュジュー:「ママは、『大食』だから、ぜったいに、まんぞくしないんだって、ずっと、さがして、もとめてるんだって。 ルーって人は『傲慢』だから、つねに、うえをめざすんだって」
リュジュー:抱きついるせいで、表情は見えずに、息だけがシーリウスの服にあたり
シーリウス:「………魔王の持つ、意味…」
リュジュー:「リオンってひとは、『秘密』なんだって、どんな意味かわからないけど『秘密』なんだって。 あのね、わたしはね」
リュジュー:「『パパ』なの」
シーリウス:「………リュジュー」
リュジュー:「だからね、『パパ』が、『シーリウス』が、だれを殺せっていったら、きっと、どんなにむずしくても、わたしはそれをするし、『パパ』が、人を殺すなっていえば、わたしはぜったいにころ“せ”ないの」
シーリウス:「…あのな? お前には色んな事を興味持って欲しい。お前を学校に通わせたいとも思っている。もっと『世界』を知って欲しい」優しく頭を撫でながら
リュジュー:「あのね『世界』っていうのは、『意味』をもたない主観が認識することで、生まれるの。だから、わたしはきっと、『パパ』が恋人がほしいっていえば、わたしはソレになれるし、男の子が欲しいって言えば、そういうふうにかわられるの」
シーリウス:「………難儀だな。リュジューは俺の一言で全て決まるのか…」
リュジュー:「うん、パパが、ずっと、幸せでいたいっていえば、わたしは、“最初”みたいに、ずっと、パパのための世界で居られるの。だって『シーリウス』がわたしの世界だから」やわらかく、それでもどこか怯えているような声で語り
シーリウス:「…なるほどな。…じゃあ、俺も言い返すよ」
リュジュー:「だからね、もし、もしね、わたしのカラダの中の“何か”が、パパにとってじゃまだったらね。一言、『リュジューいらない』っていってくれれば……」と、続けて
シーリウス:「リュジューが俺を父親と認めてくれてるなら。俺はずーと、リュジューの父親で居よう。俺はリュジューの事、『大事な』『娘』だと思っているよ?」
シーリウス:「だから、要らないなんて言わないし思わない」
リュジュー:「うん……うん、パパ。わたしは、パパの娘だよ」更に深く、ギュッと抱きついて
シーリウス:「変えて欲しいなら、二人で少しずつ変わっていこうな? 急に変わる事は、俺は望んでない」
リュジュー:「パパ」その言葉を聴いて、顔を上げて、シーリウスを見つめ
リュジュー:「大好き」頬に口付けして、それから、シーリウスの腕を枕にして、微笑みます
シーリウス:「…はいはい。俺も大好きだよ」苦笑して優しく背中を擦ります
GM:シーンエンドしていいのかね?
リュジュー:此方、切りOKです
シーリウス:「(ベル…。お前がどんな事を考えて育てた知らないけど、俺はこの子をお前の思い通りにさせないからな?)」
シーリウス:OKです


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