《エンジェル・ダスト第8話:零と壱の狭間の現在》


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 エンディング
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GM:さてと、戦闘も終わり、ぐったりとしている咲。
GM:その咲に近づこうとするまきな。
シーリウス:その咲さんを橘家に連れて行きます
リュジュー:蝿の御座をつかって、辺りの警戒を行いますね
春華:「待ってください、まきなさん」
まきな:「えっ?」
春華:「普通なら大丈夫なのですが……ADと言う特殊な存在と相手が相手ですから、まだ近づかない方がいいです」
シーリウス:質問です。今の場所何処ですか?
GM:夕凪の近くの繁華街の細い道、ってとことかな。
シーリウス:まずは夕凪に移動かなぁ。そして飛鳥博士と重蔵博士を呼び出す
シーリウス:そして咲さんは自分が背負います(キッパリ)
GM:その前にだ。
シーリウス:何かイベントですか
GM:これで終わったら、最終話前だというにあまりにも盛り上がりに欠ける。
シーリウス:ですね。最終回の前にほのぼので終ります(笑)
GM:警戒していたリュジュー。君は多数の熱量がここに近づいて来るのを感知する。
リュジュー:「パパ…何か来る!」
リュジュー:そう叫んだ瞬間、蝿の御座を浮かび上がらせます
GM:リュジューが警告を発した頃には、肉眼で飛来してくるものは確認できるね。
シーリウス:「ん!?」警戒します
GM:御座には誰が乗ってる?
春華:「やはりまだッ!」咲さんを守るように近くに立って
リュジュー:ええと、ナターシャ、慎、リュジューでしょうか
春華:全員乗ってそうな?
リュジュー:あ、運び込んだなら、全員乗ってますね
GM:運び込む前にしろ
リュジュー:まだ、まきなさんが降りてる状態なら、ナターシャ、慎、リュジューが乗員ですね
GM:続けていい?
シーリウス:どうぞー
リュジュー:どうぞ!
GM:飛んできたのはミサイルの群れだね、数秒後には着弾します。
シーリウス:ぶはっ!
GM:あたりに爆音が響き、飛び散る破片と煙で視界が一時的に閉ざされる。
春華:「ミ・ミサイルー!?」ちゅどーん
シーリウス:「チッ!」背中の咲を爆風から守りつつ
リュジュー:『パパ、春華お姉ちゃん、ごめん、ぶつけるからつかまって……間に合わない!』と、声を漏らした直後、そのまま、二人にぶつかって掬い上げるような軌道で動き始めますが、1歩たらず、ミサイルが当たりに降り注いで
GM:まぁ、ソレで死んだりはしないから。
ナターシャ:「もう、何だってのよ……何この巨大な反応?!」
シーリウス:「…巨大な反応?」
GM:ナターシャがそう言った時、何か湿った布を引き裂くような音を、シーリウスたちは聞いたような気がした。
シーリウス:「――ッ」その音に素早く反応して全員の状況を確かめる
まきな:「えっ……?!」
GM:まだ煙が辺りに漂っていて、視界は利かない。
GM:そして、その煙が徐々に晴れていき―――――
リュジュー:「パパ!春華おねえちゃん!まきなお姉ちゃん!はやくこっちに!」と視界が開ける直前に叫んで
イクス:「き、貴様は……初めから、これが、目的…か………」
GM:何故か苦しげなイクスの声が、聞こえ――――
シーリウス:「…イクス? まきな! イクス! 何処だ!?」
春華:「まきなさん? イクスさん!何があったのですか?!」
GM:煙が晴れると、まきなの前に誰かがいる。
GM:その誰かは、右手でまきなの胸を貫いていた―――
シーリウス:「…!」その人物を見据える
春華:「――ッ! ぁ…あぁぁー!」ソレを目にした途端、獣のように飛びかかる
菜乃葉=セツナ:「脆いものだね、適応者と言えども、不意を撃たれると弱いよね」
GM:春華の突進に合わせ、血にぬれた右腕が引き抜かれる。
シーリウス:「リュジュー、咲ちゃんを任した」御座に預け、素早くフライトを詠唱
まきな:「ねえさ……ダメ…にげ………」
リュジュー:「……パパっ!ダメっ!今はダメっ、はやく、まきなお姉ちゃんをこっちに運んで逃げて!」
春華:「まきな!まきなッ! うぁぁぁーっ!」
GM:想像よりも軽い音を立てて、まきなの体が大地に倒れる。
菜乃葉=セツナ:「03はもらったよ」
春華:がむしゃらに突っ込んで返り討ち(ぇ
シーリウス:「………」唇を噛み締め、まきなと春華を両腕で撤収させる
リュジュー:と、咲さんを運んだ状態で、円弧を描いて加速する軌道を取り、まきなのからだを回収できそうな位置を通過します
菜乃葉=セツナ:「そして、もう一人の僕を宿す者。君には選ぶ権利がある」
シーリウス:「……セツナ…お前は何をしてるか分かってるな?」まきなを御座に預け、春華を腕で制しながら
シーリウス:「俺の前で…良くも…やってくれたもんだ」足元から闇が広がる
菜乃葉=セツナ:「もちろんわかってるとも。それより君こそわかっているかい? 決断は早いほうがいいという事を」
まきな:「だ、め……シーリウス、さん……その、ちからは…」
シーリウス:「…選ぶだ、決断だぁ…。そんな事はどうでも良いんだよ。菜乃葉ちゃんからお前を引きずり出し、…消すぞ」
菜乃葉=セツナ:「橘まきなを、秋月咲を救う事より、僕を消す事を優先させるのかい?」」
シーリウス:「……テメェが望むならそうしてやろうか」魔法で作られた翼も黒く変色する
ナターシャ:「ダメ! ダメだよシーリウス!! アイツの挑発に乗っちゃダメっ!!」
シーリウス:「いちいちウゼェんだよ、テメェ。回りくどい事をし、俺の周りを傷つけ、…何様だ」
菜乃葉=セツナ:「怒りのあまり我を忘れたか。少しばかり予想外だけど、これはこれで悪くない」
シーリウス:「戯言は済んだな?」そう言いながら瞬時に踏み込み、素手で殴る
リュジュー:「パパ……もっと、もっと速く!速く!速く動いてよ!」蝿の御座は空に弧を描いて、加速と共に、シーリウスとまきなをその中に取り込もうとして……
GM:それでは、セツナは大人しく殴られます。只その時、腕に巻いてあった魔殺の帯に無数の亀裂が入ります。
リュジュー:既に予測した場所にシーリウスはおらず、まきなだけを救い上げ、シーリウスを残して、月衣により狂った物理法則の元、空へと舞い上がります
菜乃葉=セツナ:「くっ……フフフフ、来るがいい、僕と同じ領域に!」
シーリウス:「出ろ。その体は菜乃葉のだ。俺はセツナを消したいんだよ。出て来い、セツナ!!」片腕を抑えながら睨む
GM:睨みあう両者から、渦巻くように瘴気が吹き上げる! イノセントがいたら、一瞬で死に至るほどの強烈な毒だ。
シーリウス:「それとも俺がその体を使ってるから手加減するとでも思ったか…?」そう言いながらあくまでも剣を取り出さず
シーリウス:そして必死に腕を押さえ込もうと額から汗を流す
菜乃葉=セツナ:「正直、そう思っていたけど、今の君はそうじゃないようだね」
シーリウス:「分かってるなら出て来い。1対1でやろうぜ?」
菜乃葉=セツナ:「……いいだろう。この戦いで、真の<虚無の王>が決まる……いや、誕生すると言ったほうが正確だね」
GM:その台詞を言っている間に、セツナから月衣の力が広がり、シーリウスを飲み込む。
シーリウス:「……馬鹿ぬかせ。俺は<虚無の王>なんかじゃねぇ。俺は…シーリウス=ユリアンだ…!!」その月衣にブルークロスを突き刺す
シーリウス:「確か…これは効くよな、セツナ!! いや、――ッ<虚無の王>!!」
菜乃葉=セツナ:「シーリウス=ユリアンであれば、彼女達を放っておいたりはしないはずだよ。もやは僕しか目に入っていない。それが君が<虚無の王>たる証拠さ!」
シーリウス:「―――黙れ!! お前に俺を語る資格なんてねぇんだよ!!」
菜乃葉=セツナ:「それとも怖いのかい? 自分を犠牲にして、彼女達を助けるのが」
シーリウス:「俺自身はどうなっても構わない…。だが、…俺の体を使って暴れられるのも貴様を放っておくのも勘弁ならない!! 彼女達を助けるなら…俺の命で助かるなら…喜んで使おう」赤い目で強い意志を表し
シーリウス:そう言い放ち、セツナの腕を掴む
菜乃葉=セツナ:「君一人の命でできる事なんてたかが知れているんだよ! 大人しく虚無へと還るがいい!!」


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