今回はその２回目です。
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Boujan-sur-Libron（Beziers近郊・南フランス・ラングドック地方） ☆☆☆
２月２８日（木）Pezenas 9h15===(BUS)===9h45 Beziers
モリエールの町、ペズナで２泊した私達は、昨年同じ時期に１週間滞在し、大変気に入ったベジエ近郊の村ブージャン・
シュル・リブロンへ向かった。ペズナからベジエまではバスで約３０分。まだ葉も出ていないラングドック地方のワイン畑を
車窓に見ながら快適なバスの旅。運賃はここでも一人１．５ユーロ(^_^)/~ 途中雲行きが怪しくなり、ポツポツと大粒な
雨が降ってきたが、ベジエのバスセンターに到着する頃には止んでいた。
ブージャンのホテルは、１２時から午後５時までは閉まっている。早くホテルに着かなければならないので、バスの回数
券を買って予定どおりブージャン行きのバスに乗った。
因みに、回数券は１０枚綴りで３ユーロ。つまり、１回約３０円の安さ。それも１時間以内であれば何回乗り降りしても
良いという、本当に信じられない有様。市街地の活性化を考えるとき、日本は町の中心地に駐車場を作るが、フランス
では中心地へ出るための公共交通機関を安く、充実することを考える。
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”ボン・ジュール” 元気良く、ホテルのドアを開けて中に入った。フロントには、昨年すっかりお世話になり、顔馴染み
になったマダムが居て、フランス式の挨拶、ビーズ（頬にキッス）を交わす。早速部屋に案内してくれた。２階の１０号室。
夕焼けが綺麗に見える南側の部屋を予約しておいたのだ。ところが、シャワーが上手く使えない。水道との切り替えが
できないのだ。これではダメと思い、マダムに言うと、２時頃までには業者を呼んで直しておくとのことであった。
昼食は近くのレストランで。昨年安くて美味しかったので、今年もまず行ってみようということで行く。ところが、今年は
オーナーが変わり、多少高くなっていて、メインで頼んだ「牛のほほ肉」が塩っ辛かった。「もう再び来ることは無いだろう」
と家内と話しながら出た。
なぜこのホテルが気に入っているか。２年も連続でなぜ１週間も滞在するのかというと、何と言っても安いこと。
１泊が４０ユーロなのだ。ツイン（orダブル）、風呂付きで、テレビ、冷暖房設備もある。部屋も広く、サービスも良い。
これは結果論だが、街まではバスで１５分。３０分に１本あり、安くて便利。言うこと無しである。ＰＣで探していて見つ
けた。
余り満足できなかった昼食から帰った私達は、翌日からの情報集めにバスでベジエの街へ出た。家内はまずギャラ
リーラファイエットへ。私はインフォメーションへ行く。実は、ベジエからバスで「フランスの美しい村」（Olangue）に行き
たいと考えていたのだ。インフォメーションのフロントには上品なマダムが座っていた。”ボンジュール”にこやかに
迎えてくれた。私もニコニコしながら、「次の月曜日にオラングへ行きたいのだが、時刻表をください」とフランス語で
言う。「？？？？」通じていない。全て私の発音の為。仕方ない、奥の手、やおら地図を出して、指で示すと「お〜、
Olangueか」と、今度は、私にはよく分からない発音で言った。
「ちょっと待ってください」と言って、パソコンを叩く。直ぐにバスの時刻表を打ち出してくれたくれた。それによれば、
日帰りだとバスの乗り継ぎが悪くて、朝６時頃に出るか、次のバスだと帰りが８時過ぎになってしまう。それに途中で
３時間待ちとか、誠に不便きわまりない。しかも目的地には１時間ほどしか居られない。もともとバスで行くには無理
なのであろう。素直に諦めることにした。(>_<)
【ベジエの街遠望＝オルブ川には中世の橋が掛かる＝巡礼の道】
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私達は、数日後の３月５日（火）にスペインのFigueres（ダリの町）に行く予定をしていて、その
切符を買うために市内を無料で走るミニバスに乗って国鉄の駅に出た。窓口には若いマドモア
ゼルがいた。”ボンジュール”「３月５日にスペインのフィギュレスまで普通電車で乗り継いで行き
たいのですが」「３月５日ですか？」「そうです」「・・・・・・」何故かもたもたしている？？？私は
時刻表を出して「この電車です」と指す。すると、渋々？スペイン側国境のポート・ボーまで売って
くれた。《そこから向こうはポート・ボーで買え》という。フランス国鉄ではスペイン国鉄の切符は売
ってくれないのだろうと思った。《ところがこのことが後で大問題になる》とは・・・・。
帰る途中でスーパーに寄り、夕食はホテルでピクニック。ハム、チーズ、トマト、マッシュルーム
赤ワイン、美味しいバゲット（フランスパン）
３月１日（金）
ベジエの校外にシャトーホテルがあり、そのレストランで昼食を取った。
【CHATEAU DE LIGNAN：シャトー・ドゥ・リニャン】
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