４回に分けて報告します。
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Pezenas（南フランス・ラングドック） ☆☆☆
２月２６日（火）晴れ：パリ・リヨン駅発１０ｈ０７＝＝（ＴＧＶ）＝＝１３ｈ３４モンペリエ着 トラム＆バスでペズナへ
【パリで１泊して、リヨン駅から出発】 【今年の春は遅い。一面の雪景色：この景色がパリから延々と続いた】
【ＴＧＶの愛想の良い女性車掌さんと】 【モンペリエからペズナまでのバスの車窓から：小さな村を通過】
モンペリエからバスで約１時間。ラングドックのブドウ畑を見ながらペズナに到着した。ペズナは中世の古い街並みを
残した綺麗な町である。バスセンターから直ぐのホテルを予約しておいたので、初めてのホテルでも直ぐに分かった。
ホテルの名は《Le Grand Hotel Moliere》である。３ツ星であるが田舎町なのでか安かった。ツインベッド、テレビ、風呂、
冷蔵庫付きで、１部屋５８ユーロ（税込み）。しかも、部屋はかなり広かった。
ホテルの名にもなっているように、ペズナは１７世紀の劇作家《モリエール》の町である。当時の邸宅も残っているし、
夏の芸術祭には世界中から大勢の演劇好きが集まるとのことだ。
ホテルで一休みした後、いつものようにまずインフォメーションに行き、情報を集めた。市内の地図をゲットし、是非
訪ねるべき所に印を付けてもらう。レストラン、郵便局やスーパーマーケットの位置も確認しておく。
【スーパーマーケットでは夕食の食材を買う：パン、ワイン、ハム、チーズ、野菜などなど・・・】
２月２７日（水）晴れ：ペズナ市内散策
午前１０時行動開始。ホテルを出たが、やはり《シーズンオフ》なのだろう、人出はあまりない。古い中世の
町並みは重みがあり、落ち着きを感じる。小１時間ブラブラして、トイレ休憩でホテルに戻る。町の中心にホテ
ルを取っておくとトイレ事情の悪い町では便利である。
再びホテルを出ると、バスセンターに市内循環らしきミニバスが停まっていた。運転手さんに話しかけると
約３０分で市内を回り、戻って来るという。出発までに１０分位。何処へ行くというあてもない、ただ古い町中
に身を置き、雰囲気を楽しむことを喜びとする私達にとっては誠に好都合なバス。しかも料金は、何と１ユーロ。
ここでも信じられない安さである。
《市内のどの地域を回るのか》とインフォメーションで貰ってきた地図を見せ運転手さんに尋ねると、彼はやお
らジーッと地図を見つめたきりで、一向に応えてくれない。地図をひっくり返したりしながら考えている。「アレッ？
アレッ？」それでも面子に掛けてでも応えようと、顔を真っ赤にして地図とにらめっこ。出発の時間が迫る。
結局、何んだか気の毒になり、「もう良いよ。出発しよう。」と言って、私は地図を受け取った。
果たして、バスは客の私達だけを乗せて出発した。市内の小道を複雑に周り、途中でバスセンターまで戻り、
再度別の地区へ。約３０分のバス旅行。その間客の乗り降りは一人もなかった。私達専用、タクシー状態で
走ってくれたことになってしまった。
【このミニバスで市内観光】 【バスセンター横のベンチは、老人達がいつも日向ぼっこをしていた】
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昼食は、ミシュランの１ツ星レストラン《Le Pre Saint Jean》
