2003年国内現地研究会の報告


テーマ:名古屋と岐阜で都市再生を考える
開催日:2003年11月1日(土)~11月2日(日)


企画主旨:2003年問題の年にあたり、1月の関西(大阪)に続いて、今回は東海(名古屋+岐阜)で都市再生を考えます。名古屋は、東京・大阪に次ぐ第3の大都市でありながら、話題性や印象に乏しい存在でしたが、長引く全国的な経済不況の中で、いまや「日本一元気な都市」になり、その活力と底力が都市開発にも注がれています。岐阜は人口40万の地方中核都市として、中心市街地活性化に取り組んでおり、トランジットモール社会実験も始めました。人口7万の羽島では、歴史文化資源を活用した中心街の魅力づくりが課題です。大規模な超高層タワー開発の林立する東京と違い、大阪では既存ストックのリフォームによる成熟型都市再生が主流でしたが、名古屋・岐阜ではどのような都市再生の動きがあるのか、一緒に歩き、語り、考えましょう。

参加者:合計16名  (敬称略)
保倉、小林、古里、重永、大場、梶川、洪、大木、大野、
千川、鎌原、平井、河原、
コーディネーター 加藤、大竹、渡邊
多大なるご協力をいただいた地元の方々 (敬称略)
岐阜市  堀、武藤、松谷
羽島市  桐井、柴田、浅野、坂倉、近藤、橋本、田中、入山、清水、虫賀、長谷、石原、


行程報告(1日目):

  当日の岐阜の写真はこちら
 
当日の羽島の写真はこちら


 ○ テーマ:地方中核都市の中心街再生(岐阜)+中小都市の魅力づくり(羽島)
 
 ○スケジュール
10:30 JR岐阜駅集合(新幹線名古屋乗り換え、東海道線で18分)
・岐阜駅前(連続立体化事業、繊維問屋街再開発、新産業デザイン創造=アクティブG)
・岐阜市中心市街地(玉宮通、柳ケ瀬商店街、路面電車+トランジットモール社会実験)
・川原町地区(歴史的景観保全、川原町家の活用、マンション問題調整事例) <昼食>
15:00 名鉄新岐阜駅から羽島市へ移動(名鉄線で20分)
・羽島市役所でレクチュア(羽島市庁舎:1959年、建築学会賞)
・竹鼻中心市街地(商店街と格子戸の町並み、酒蔵や機織工房、歴史民俗資料館)
17:30 第1日目ディスカッション
19:30 交流会 <羽島市内泊>


11/2(日)

 ○ テーマ:第3の大都市・名古屋の都市再生

  当日の名古屋の写真はこちら 


10:00 JR金山駅南口:金山南ビル11階 都市センター集合(名古屋から東海道・中央線3分)
・2日目オリエンテーション
・名古屋の都市形成、都市開発についてレクチュア
11:00 出発。途中適宜地下鉄・タクシー等を利用します。
・大須商店街<昼食>、大須観音:古くてホットなまち
・大津通り、ナディアパーク、さくらアパートメント~栄地下街~オアシス21
(名古屋の中心商業地、地下街ありブランドショップ゚あり)
・広小路通り~納屋橋:歴史的建造物、堀川プロムナード整備
・四間道(シケミチ)~円頓寺(エンドウジ)商店街:旧街道筋
16:00 ノリタケの森:愛知県は産業観光のまち
17:00 JRセントラルタワーズ・名古屋駅


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