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C12 その2-各部の様子

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フロントデッキ周辺

中村精密 前面 トレインショップ 前面
中村精密
素朴な作りですが、C12のイメージは捕らえられていると思います。現代の製品を見慣れた目には寂しいディテールなので、何か手を入れたくなります。
トレインショップ
細いボイラーでとても繊細なパーツ構成です。先輪のクリアランス確保のため、フロントデッキの傾斜が少しゆるくなっています。カプラーはZゲージ用のマグネ・マティックカプラーです。
マイクロエース 66号機前面 マイクロエース 199号機前面
マイクロエース 66号機
ボイラーが太く、首付きのヘッドライトです。
マイクロエース 199号機
こちらはデフ付きです。
マイクロエース トラストトレイン前面 やえもんデザイン
マイクロエース 164号機(トラストトレイン)
シリーズ後半の製品で、ライトが若干変更されています。
やえもんデザイン
前半分はほとんどベース車のC56小海線に由来します。作例はデフを切り取り、大型ライトをかぶせた程度です。
KATO 実物のC12
KATO
ライトはキャブ内のLEDからボイラー内を導光されて点灯します。スポーク先輪からも集電しています。
実物のC12(保存機)
実物と比べてみると、どの模型もそれぞれの制約の中でがんばっているようで、それぞれ少しずつ面影を感じさせる部分があります。

キャブ周辺

中村精密 後部 トレインショップ 後部
中村精密
キャブ内に、ボイラー後部から飛び出した銀色のコアレスモーターが見えます。キャブ外側のディテールは甘くてあまり明瞭ではありません。
トレインショップ
ハシゴや各種の配管など、たいへん立体感のある仕上がりです。後部カプラーもZゲージ用のマグネ・マティックカプラーですが、Nゲージのカプラーともちゃんと連結できます。
マイクロエース 後部 やえもんデザイン 後部
マイクロエース 66号機
最も気になるのは、側面窓の上部の平らな部分が非常に広いことではないかと思います。しかし、屋根の高さが先に決まっていたとすれば、どうデザインすれば最も似るのでしょう。
やえもんデザイン
キットの基本部分はシンプルですが、よい形をしており、見事にC56からC12に生まれ変わります。屋根は自分で丸める必要があるので慎重に…。
KATO 後部
KATO
窓が開いており肘掛もあります。側面タンク〜キャブ下の配管類のディテールは、まとめて1つのパーツになっており、立体的で高密度です。

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