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C56

C56

2000.9.13/2012.11.10

C56は車体が小さくボイラーが細いため、9mmゲージでは製造しにくそうな形式ですが、1980年代にはすでに中村精密からコアレスモーターの製品が発売されていました。
1999年から2000年にかけて、乗工社・マイクロエース・トレインショップから次々と発売され、一時は市場に3社のC56が同居しているという珍しい状況がみられました。
2012年になってから、KATOよりコアレスモーターを内蔵した新製品が縮尺1/150で発売されています。

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横から

中村精密中村精密
(拡大写真)
乗工社乗工社
(拡大写真)
アリイマイクロエース(92号機)
(拡大写真)
トレインショップトレインショップ
(拡大写真)
KATOKATO
(拡大写真)

発売順に並んでいます。各社とも全長はほぼスケールで作られており、どれもほとんど同じ長さです。ただし小型で製品化が難しい形式のため、発売時期や駆動方式により、車高やボイラーの太さはずいぶん異なります。

乗工社はテンダーモーターのため、キャブ内をシャフトが貫通していますが、キャブ内部がすっきりしていてボイラーも細くなっています。他はエンジンドライブで、中村精密・トレインショップ・KATOはコアレスモーターです。使用したモーターの大きさにより、ボイラーの太さが多少の影響を受けているものがあります。

キャブのあたりを中心に順に見ていくと、3番目のマイクロエースでいきなり大きくなって遠近感がおかしくなりますが、マイクロエースは通常のモーターを使用してエンジンドライブを実現しているためです。

前から

中村精密 乗工社 マイクロエース 92号機 トレインショップ KATO 小海線
中村精密(拡大) 乗工社(拡大) マイクロエース
92号機(拡大)
トレインショップ(拡大) KATO
小海線(拡大)

マイクロエースのみ別形式に見えますが、そのほかもメーカーそれぞれに特徴があります。特に動力の影響を受けるボイラーの太さや、それとバランスを取るナンバープレートの大きさの違いで、表情にも違いが出ています。乗工社とKATOが比較的似た印象です。
乗工社のステップはフロントデッキと一体のロストパーツなので、少し太くなっています。

後ろから

中村精密 乗工社 マイクロエース 92号機 トレインショップ KATO 小海線
中村精密(拡大) 乗工社(拡大) マイクロエース
92号機(拡大)
トレインショップ(拡大) KATO
小海線(拡大)

テンダーの全幅に対して、上部の炭庫の幅が少しずつ違うので、後姿の表情も違います。
乗工社はテンダー内にモーターが積み込まれているため、炭庫の幅が最も広くなっています。KATOのみ後部ライトも点灯します。

なお実物の炭庫の幅に個体差があるのかどうか存じませんが(詳しい方教えてください)、図面によって少し幅が異なるようです。
マイクロエースとKATOの炭庫の幅は少し違っているのですが、それぞれに近い寸法の図面がありました。

トレインショップはステップが1つずつ線材でできている繊細なもので、後部カプラーはZゲージ用のマグネ・マティックカプラーです。

上から

中村精密中村精密
乗工社乗工社
マイクロエースマイクロエース
トレインショップトレインショップ
KATOKATO

これだけ小型の模型でも、最古の中村精密から最新のKATOまで、長さと幅はほぼ同じに揃っています。


編成のバランス

一時期市場に3者共存した乗工社・トレインショップ・マイクロエースと、最後発のKATOです。
マイクロエースは背が高い高いと言われていますが(実際かなり高い)、それぞれに「汽車」になっていまして、自分で見て違和感がなければそれでよいわけです。貨車はKATOのツム1000です。

乗工社

乗工社

トレインショップ

トレインショップ

マイクロエース

マイクロエース

KATO

KATO


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