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C56 その2-各部形状

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フロントデッキ周辺

中村精密 乗工社
中村精密
素朴ですが感じは出ています。先台車を削って端梁をなんとかすれば、もっと格好良くなりそうです。
乗工社
煙室からフロントデッキ、ステップまで一体のロストです。ボイラーが細くて引き締まった印象です。
マイクロエース 92号機 マイクロエース 125号機
マイクロエース C56 92
ボイラーが太く上下に長いアリイ的スタイルです。見かけは苦しいですが動力の関係で仕方ないのでしょう。この顔は最新の製品までずっと維持されます。
マイクロエース C56 125
デフのステーに特徴があります。ただ、これのせいでいっそう上下に伸びて見えるような気もします。
マイクロエース 150号機 マイクロエース 160号機
マイクロエース C56 150
火の粉止めが付き、ライトは少し新しいものに変更されています。レンズ外枠には銀が入っていますが、形のせいでそれほど実感的ではないかもしれません。
マイクロエース C56 160
ライトは最新の縦縞付きの大型です。煙室戸手すりの銀色のステーは目立って少々異物感がありましたが、その後の改良品では黒に変更されています。
マイクロエース 92号機お召指定機 マイクロエース 160号機改良品
マイクロエース C56 92 お召指定機
初回の92号機をお召指定機として仕様変更したもの。印刷表現のナンバーが特徴です。出荷時には重連用カプラーがついています。
マイクロエース C56 160 改良品
上の160号機の改良品。煙室戸手すりは黒に、つかみ棒は金になりました。
トレインショップ
トレインショップ
モーターの制約があっても、エンジンドライブとして上手にまとめたプロポーションが話題でした。前部カプラーはZゲージ用の固定式ですが連結は可能です。
KATO 小海線 KATO 160
KATO C56 小海線
ひとつ時代が進んだ製品で、エンジンドライブなのにボイラーが細く仕上がっています。小さなシールドビームも明るく光り、レンズ外枠には銀が入っています。
KATO C56 160
火の粉止め付きで大型ライト、デフ点検口付き。ナンバープレートは赤・黒の2種が付属します。この角度では見えませんが先輪スポークは裏まで抜けました。

後方から

ナカセイ

中村精密
キャブの奥まったところから、コアレスモーターと配線が少し顔を出しているのがわかります。

ナカセイ

乗工社
テンダーの石炭皿から出たシャフトが、バックプレートを貫通しています。写真では見えませんがバックプレートにはディテール表現があり、ブレーキ弁も別付けになっています。

ナカセイ

マイクロエース C56 160(改良品)
キャブ全体を大きくして太いボイラーとバランスを取っていますが、やはりどうしても限界があります。
しかし細かな印刷は得意中の得意のようです。

ナカセイ

トレインショップ
コアレスモーターはキャブ後端まできています。テンダーの石炭は少々粒が粗いようです。これは同じメーカーが作った天賞堂のC62まで受け継がれます。

ナカセイ

KATO(C56 小海線)
金属製の模型と並べてもプロポーションに違和感がありません。床板付近の作り込みにより、エンジンとテンダーにも一体感があります。

キャブ後部

金属蒸機といえばバックプレートがあるように感じますが、意外にもバックプレートがあるのはテンダーモーターの乗工社製品だけでした。
プラ製品では後発のKATOが何とかバックプレートを設けています。

中村精密 乗工社 トレインショップ
中村精密
テンダーは切り離せます。キャブ後端に銀色のモーターがよく見えます。
乗工社
中央をシャフトが貫通していますが、ちょっとしたバックプレートがついています。
トレインショップ
こちらもモーターがキャブ後端まで詰まっています。
マイクロエース KATO
マイクロエース
キャブいっぱいのモーターですが、2007年頃まではこれがプラ製品の普通の作りでした。
KATO
今はモーターが小型化され、新作のプラ製蒸機はバックプレートを持つのが普通になりました。
中村精密 乗工社
中村精密
テンダーは切り離せます。キャブ後端に銀色のモーターがよく見えます。
乗工社
中央をシャフトが貫通していますが、ちょっとしたバックプレートがついています。
トレインショップ マイクロエース
トレインショップ
こちらもモーターがキャブ後端まで詰まっています。
マイクロエース
キャブいっぱいのモーターですが、2007年頃まではこれがプラ製品の普通の作りでした。
KATO
KATO
今はモーターが小型化され、新作のプラ製蒸機はバックプレートを持つのが普通になりました。

キャブのナンバープレート

マイクロエースのナンバープレートは普通のプラモールドに金色を入れたものですが、2010年の製品では平面に印刷したものに変わりました。
その後、2012年の160号機(改良品)では再びプラモールドが採用されています。

2007年製品 2010年製品
通常は一般的なプラモールドのナンバーです。 2010年のお召指定機は平面板への印刷でした。
KATO C56 160
ナンバープレートではありませんが、KATOのC56 160では札差の凸モールドが省略され、金フチの印刷表現のみになりました。KATOでは同じく金フチのC57 1、D51 200も類似の表現です。

テンダー傾斜部のステップ

テンダー側面傾斜部に設けられているステップは、実物にも数や形状で色々なバリエーションがあります。模型でもいくつか作り分けが行われています。

マイクロエース 150号機 マイクロエース 160号機

マイクロエース C56 150(初期テンダー)
傾斜部のステップが5段です。ライトに銀色・赤色が入りました。

マイクロエース C56 160
新たに作られたテンダーです。ライトが少し大きく上方についており、テールライトの形も他と違います。

KATO C56 小海線 KATO C56 160

KATO C56 小海線
ステップは5段タイプです。

KATO C56 160
ステップは6段タイプで、左右の形状も作り分けられています。


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