Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>C59の組み立て(やえもんデザイン)
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前後のテンダー妻板を2つ折りにして貼り合わせ。前の妻板には後退角がついているので、裏側の折線に従ってほんの少し曲げました。 | |
テンダーは平板状態なので、折り曲げて船底テンダーを形作ります。
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テンダー側面の上端に、リン青銅製のフチを付けます。
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妻板には、下部にリード線で集電板と結んだドローバーを通すための大穴を開けてから固定しました。 しかし、最終的にはドローバーと内部の集電板とはコネクターで接続することにしたため、ドローバーをここに通すことはなく、もっと小さい穴で十分でした。 |
今回使ったC57の動力も、エンジンだけでは走れなかったので、テンダーから集電しました。
集電機構はC61をもとに改良したマークIIです。 プラ板を組み合わせて台座を作り、両端にリン青銅板を固定しました。 |
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その上にウェイト座を固定し、ウェイトを載せられるようにしました。 |
ドローバーは適当な長さでカットします。集電線はバラバラにならないよう、接着剤で固めました。 |
ドローバーはテンダー側に固定し、エンジンとの着脱はエンジン側で行います。 ドローバーからのリード線は、妻板に開けた大穴を通し、集電板に差し込みます。 |
概ね番号順に部品を取り付けました。 |
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後部妻板に番号順に部品を取り付けました。 |
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上部の蓋を固定。本来はネジで取り外せるのですが、たぶん外すこともないだろうと、固定したまま塗装しました。 |
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ハンダ付け工作がすべて終わったら、各部を修正後、樹脂ピンを接着固定しました。 |
あとは洗浄して塗装し、各部の色入れだけなので省略します。
製作途中で結構ひどい風邪をひいてしまい、喉や鼻が治るまで塗装は待ちました。3日ほどロスし、当初着手から5日後と見ていた完成日が8日後になりました。
こればかりやっているわけにもいかないので、なるべく早く組み立てたいのです。
できました。ほとんど素組みだったので楽に組み立てましたが、できあがってみるとやっぱり何かへろへろです。ごめんよC59…。
ナンバープレートは後付けなので適当です。実機とは関係ありません。 構造がしっかりしているキットで、動力もC57のためスムーズであり、走らせていても安心感があります。 D52、C61に続いて3両目となると、さすがにそれほど困難な部分はなくなりますが、手元がいっそう見えなくなっているのには参りました。 |
今度はC59の半年後に発売されたC60を組み立てました。
ボイラー側はC59とほとんどまったく同じです。ただ動力は、C61九州タイプでも使ったKATOのC62 2号機用を使いました。
C61のときと同様、動力ブロックの外側を削り、ボイラー内に入るようにします。 フライホイールがボイラーのテーパー部や、バックプレート上部のフチに当たりそうなので、調整しながら組み立てました。 従台車は付属のロストパーツを3つ組み合わせ、別途用意したC11かD51の先輪(軸の細いもの)を使う構造です。 しかし車輪が用意できなかったのと、せっかくC62の従台車があるので、ロストの台車枠をこれに張り重ねて間に合わせました。 互いの接合面は削って薄くします。ただ作業が深夜しかできず、ヤスリをゴリゴリ使うわけにはいかなかったため、あまり追求しませんでした。 |
なおC62 2号機のシリンダーは上部が外側に広がっているので、そこだけ安直にまっすぐにして使いました。
もともとは種車にトミックスのC57を使うため、テンダー台車もC57のネジで留めるよう指示されています。 |
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しかし今回はC62動力のため、C57のネジがありません。 |
できました。凡ミスが多く、自分でも嫌になるほどあちこち失敗しました。でもトリアタマなのですぐ忘れるでしょう。だから上達しない…。
砂撒き管は2本をボイラー内に、1本をボイラー外に出して組み立てました。
KATO動力の場合、テンダーからの集電は省略してもほとんど大丈夫のようです。代わりにボイラー側の動力の切削加工などに時間がかかりますから、トータルの工作時間は特に短くはなりません。
KATO動力を使うメリットは、たぶん調達コストが安いことです。動輪もわずかに大きいのですが、あまり有意差は感じませんでした(写真で見ると違いますが)。トミックスとKATOでは動輪形状が少し違うので、光線の具合による陰影と反射によっては、むしろトミックスのほうが大きく見えることもありました。模型で動輪の大きさがどう見えるかは、上廻りとのバランスも大きいと思います。
ボイラー内の寸法はぎりぎりでしたが、車高はC57の動力を使ったC59とまったく同じになりました。組み立ての腕のほうはともかく、キット自体はスタイルも良くて、走らせるのが楽しいです。 塗りは水性素材で行いました。またちょっと失敗しました。しかし部屋に臭いがほとんど残らないので、総合的に満足しています。 |
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