Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>C62東海道形(KATO)

C62東海道形(KATO)

2008.3.7

動かなかった初回品の内部をちょっと見てみました。


モーター通電構造

そのまま買ってきた初回生産品のうち1両がまったく動かなかったので、たぶんモーター接点が接触不良なのだろうと思い、ボディーを外してみました。
その通りでした。→C62東海道形の分解

C62内部

赤い矢印の部分、ライト基板を上下から抱いている接点のひとつが外れていました。下側はモーター横の丸い端子に引っかかっていなくてはなりません。上側は基板のパターンにきちんと接触していなければなりません。そうでないとモーターに通電しません。

なお、一番下の車両は、KATOのキハ80(現行製品)です。新しい3極モーター(GM-3)が載っています。C62のモーターはこれを片軸で使用しているようですね。 実はこのC62のボイラー外径は1/150スケールよりも少しばかり(0.5〜0.8mmくらい)太いのです。ボイラー下の開口部が最低11.5mmなければこのモーターは収まりません。ボイラーの太いC62ですから、わずかなデフォルメで収まったということでしょう。

補足(2008.3.7)

2008年2月発売の二次生産品では、前方の接点がプリント基板にハンダ付けされているので、このトラブルは少ないと思います。

C62二次製品内部

モーター側はハンダ付けされていませんから分解は可能です。なお、私が見たところ、パッケージや車体外観から初回品と二次生産品を見分けることはできないようです。


「Nゲージ蒸気機関車」トップページに戻る