Nゲージ蒸気機関車2009年のメモ>223系2500番台タイプ

223系2500番台タイプ

KATO(ラウンドハウス)から2500番台タイプが発売されました。予約できなかったのでパスする予定でしたが、やっぱり欲しくなって3時間探し回り、ようやく見つけた1セットを買ってきました。どうも、実際に乗ったりするものについては、あきらめが悪くていけません。

2009.6.13

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前方から

クモハ同士です。

2500番台
2500番台タイプ(KATO)
2000番台をもとに腰帯のグラデーションを加えた「タイプ」とされています。
0番台
0番台(マイクロエース)
前のページで比べた0番台です。

グラデーション

実物の腰帯は、網点にて白と青のディザ的なグラデーションになっています。両社でちょっと感じが違うので超クローズアップにしてみました。

これは異常拡大です。実際のNゲージの使用場面での見え方とはかなり違いますのでご注意ください。

2500番台 2500番台タイプ(KATO)
やや細かい網点です。拡大してみてザラッとしている程度です。
0番台 0番台(マイクロエース)
こちらは粒のはっきりした網点です。青と白の間にもう1階調あればよかったですね。

遠くから見たときのグラデーションの滑らかさではKATOのほうが具合がよさそうですが、近くで見る実物は整然と並んだ網目が印象的なので、マイクロエースの表現もわかります。好みだと思います。実は両社とも、もう少し網点を強調してくるのではないかなと思っていました。

向き合わせてみると

左がKATOの2500番台タイプ(クモハ)、右がマイクロエースの0番台(クハ)です。

2500番台と0番台 先頭部の連結器は、KATOは押し出し式の密連、マイクロエースはアーノルド(編成の両端はダミー密連)となっています。ここではマイクロエースの0番台に、カトーカプラー密連タイプを取り付けて連結しています。電連で連結する面白いものです。
カプラー加工

電車の一般的なカプラー交換方法を知りませんので、カトーカプラー密連型(ジャンパ付きの初回)を適当に取り付けました。
元の0番台のパーツや車体はまったく未加工で、無傷です。

  1. 元のアーノルドカプラーを外します。
  2. カトーカプラーの後方2本のベロのうち下側を、分解しない程度に短くカットします。
    (注:現在のパーツは後部が箱状なので、他にもカットが必要です)
  3. 上部に1.0mm真鍮パイプを、後部に0.5mm真鍮線を、それぞれ穴を開けて取り付けます。
  4. カプラーの上部が車体の裾に触れそうなときは、左右に首を振ったときに引っかからないように、カプラー上部を少し削ります。
  5. 元通り組み立てます。

これは手持ちの材料でただ作っただけで、特に簡単な方法を吟味したものではありません。申し訳ございません。たぶん電車の工作に詳しい方のサイトでは、適切な方法が色々紹介されているものと思います。

カプラーの加工
カトーカプラーの一部をカットして、元のアーノルドカプラーと同様の突起を上部に2個付けます。後部の突起は真鍮線を曲げて代用しています。
組みあがったカプラー
元通り組み立てます。後部の突起で、マウント部の裏側後部にある細い線バネを、前方に引っ掛けます。
取り付けた様子
上下から見たところです。寸法がずさんな工作なので、復元の度合いは不十分ですが、一応使えはしました。

もう少し考えてから工作すれば良さそうなものですが、私の場合時間をかけても大して変わらないようなので…。

2500番台と0番台


●比較した模型


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