Nゲージ蒸気機関車以前のメモ>2006.4.15(EF15)

EF15/EF16

EF15のプラ量産品は、KATO、トミックス、マイクロエースから発売されてきましたが、マイクロエースのみ手持ちのEF15がなかったので、EF16で比べています。
よく知らないのでピント外れのことを書いているかもしれません。

2010.9.7 この記事のKATOのEF15は生産中止になった旧製品です。
新しい製品についてはこちらをどうぞ。→EF15 KATOリニューアル品


横から

KATO 側面 KATO EF15
(拡大写真)
トミックス 側面 トミックス EF15
(拡大写真)
マイクロエース 側面 マイクロエース(アリイ) EF16
(拡大写真)

(機関車の向きがばらばらですみません)
KATOとトミックスはいずれも1980年代からあります。トミックスのほうが数年早く発売されていますが、ここでは大きさの対比の関係でKATOを先頭にしています。KATOの機関車が長いのは蒸気機関車に限ったことではありません。
それぞれプロトタイプや模型化にあたっての表現が違います。トミックスは中央の窓のhゴム表現がアクセントになっていますが、KATOではモニター窓にhゴム表現があります。
なお、この写真のトミックス製品は古いもので、ナンバープレートとメーカーズプレートが金属製です。

正面から

KATO 前面
KATO
トミックス 前面
トミックス
マイクロエース 前面
マイクロエース(EF16)

窓の大きさ、間隔、ひさしの形状はすべて違います。扉はKATOとマイクロエースは表面から一段引っ込んだ表現ですが、トミックスはツライチで周囲に溝が掘られた表現になっています。

前面・上方から

KATO
KATO
トミックス
トミックス
マイクロエース
マイクロエース(EF16)

パンタグラフ、信号炎管、避雷器の表現にも違いがあります。トミックスはデッキが左右分割になっているため中央に継ぎ目があります。

前方から

KATO
KATO
トミックス
トミックス
マイクロエース
マイクロエース(EF16)

三社の印象はかなり違いますね。どれが一番それらしく見えるでしょうか。

全体

KATO KATO
全長が長いですが、作りはしっかりしています。フライホイールのない時代の製品ですが、ずっしり重くて走りは結構滑らかです。
トミックス トミックス
古い製品なので仕様も今のトミックス製品とはかなり違います。スプリングウォームの走行音も高めですが、全長は短くできています。
先輪のスポーク表現は浅いものですが、これは少し前に出たc57の先輪と同じものです。
マイクロエース マイクロエース(EF16)
同社のEF15は、屋根上のホイッスル等を除いてこれと同じです。ナンバープレートのモールドは甘い感じです。台車集電板が目立ちますが、タンクはKATOやトミックスと違い車体側にマウントされています。車体に印刷表記はありません。

●比較した模型について
・KATO EF15(3008) ※旧製品
・トミックス 国鉄EF15形電気機関車(2116)
・マイクロエース EF16 30 上越(A2501)

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