Nゲージ蒸気機関車2007年のメモ>2007.4.5(EF65 500 マイクロエース)

EF65 500(マイクロエース)

マイクロエース(アリイ)のEF65 501を、KATO・トミックスの500形と並べた様子です。近接撮影で写真が多少歪んでいますが無視してください。また、私は蒸機中心なので、蒸機を見るのと同じようにしか形を比べていません。


側方から

KATO 側面 KATO
また大きい先輩として登場していただきました。これがないと比較が始まりません。
トミックス 側面 トミックス
2006年に登場した若手です。
これは高崎機関区セットに入っていた539号機です。
マイクロエース 側面

マイクロエース
2007年にラインナップに加わった501号機特急色です。

屋根上に、わざわざ別パーツで巨大化させた手掛けがずらりと並んでいます。

床下と台車の隙間は狭くて車高は低いので、このへんは腰高な同社の蒸機とは逆の印象です。実物と比べてどうなのかはわかりません。

正面から

KATO 正面 トミックス 正面 マイクロエース 正面
KATO トミックス マイクロエース

トミックスとマイクロエースは最近の流行で、前面手すりが別パーツです。
マイクロエースは窓下の手すりとドアの手すりも別パーツです。トミックスは窓下の手すりは一体成型ですが、ちょうど良い成型で、角度によってはまるで別パーツのように見えます。

上方から

ここからメーカーの順番が変わっています。

トミックス 上方
トミックス
無線アンテナとGPSアンテナは、自分で屋根に穴を開けて差し込みます。穴を開けるだけなのに「上級者向け」などと書かれていますが、それだけ購入者層が広いのかもしれません。
マイクロエース 上方
マイクロエース
出荷時はダミーカプラーなので、これをまず付属の連結用カプラーに交換してから列車を引かせます。ですから、いつものマイクロエースのようなレディ・トゥ・ランではありません(単機なら別です)。
KATO 上方
KATO
避雷器と信号煙管、そしてナンバーがユーザー取り付けの別パーツです。昔の製品ではこれらが全部一体モールドだったので、それはそれでレディ・トゥ・ランでした。

前面アップ

どアップにしてみました。

トミックス 前面
トミックス
これだけアップにしても耐えています。窓ガラスのはめ合いが見事です。
マイクロエース 前面
マイクロエース
左右の窓の間隔が広いせいか、窓の上のクリームの幅が広いせいか、ちょっと「ゆるい」顔つきになっています。
また、どこから見ても屋根の巨大フックに目が釘付けです。
KATO 前面
KATO
素朴な表現ながら、アップにしてもビシッとしています。仕様的には、次第に古いものになってきました。

どの模型も、ここまで拡大して眺めることは想定していないと思うので、あまり意味のない比較です(…すみません)。

マイクロエースのダミーカプラー

マイクロエースのEF65 501は、1エンド・2エンド側ともダミーカプラーです。

EF65とC51

左がEF65、右が同じメーカーのC51です。見慣れた蒸気機関車のダミーカプラーと違い、電気機関車のダミーカプラーって大きいんだな、と納得はしませんよね。同じメーカーの、EF55のダミーカプラーは小さいですから。

私の持っている客車・貨車は、皆カトーカプラーやマグネ・マティックカプラーにしているので、仕方なくこのEF65にもマグネ・マティックカプラーを取り付けました。

カプラー交換前後 別添の連結用カプラー自体が、蒸機の重連用カプラーと同じ構造ですから、マグネ・マティックカプラーも蒸機と同じ方法(復元バネを省略するほうの)で付けました。スカートの真下に小さい穴が1個開くだけです。まさか電気機関車にこんなことをするとは思いませんでした。

《関連リンク》 EF65 500(2006年トミックス) EF65 500(P形)KATOリニューアル品 EF65 500(P形・F形)


●比較した模型について


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