Nゲージ蒸気機関車以前のメモ>2006.1.15(101系電車)

101系電車

「Nゲージ蒸気機関車」サイトですが、適当にやっていますので電車も比べてみました。
私は「通勤電車」といえばまず101系〜103系あたりを連想しますが、外観については大雑把なことしか知りません。毎日乗っている電車でも、床の色が何色だったかなど、問われても答えられない有様です。


持ち合わせがあるのはWIN・マイクロエース・KATOです。

横から

WIN 側面 WIN(拡大写真)
マイクロエース 側面 マイクロエース(アリイ)(拡大写真)
KATO 側面 KATO(拡大写真)

近くから撮りすぎて少し歪んでしまいました。申し訳ございません。
マイクロエースのカプラーはKATOカプラーに交換してあります。

正面から

WIN 前面 マイクロエース 前面 KATO 前面
WIN
(拡大写真)
マイクロエース
(拡大写真)
KATO
(拡大写真)

ライトや窓周辺の表現に、各メーカーでの違いがあります。
手持ちのマイクロエース製品は床板が反っており、ボディーの前方が少し浮いていました。そのため写真では少々高さにズレが出ています。申し訳ありません。いつか機会があれば修理して撮り直したいと思います。

高さの比較

マイクロエース+KATO連結
マイクロエース(左)+KATO(右)
マイクロエース+WIN
マイクロエース(左)+WIN(右)

KATOは窓より下のウェイトが多いので高く見えますが、台車と床の隙間が少ないので、全体的にはむしろ低いようです。また、サスペンション機構がついているので、指で頭を押さえるともう少し下がります。

斜め前方

WIN 前面
WIN
マイクロエース 前面
マイクロエース
KATO(クモハ101) 前面
KATO(クモハ101)
KATO(クハ101) 前面
KATO(クハ101)

マイクロエースはベンチレーターが水色に色分けされています。やや妻板と屋根のRにずれがありますが、前面窓のHゴムは細く表現されています。
妻面からの窓の奥行きや、傾き具合は各社でばらばらです。KATOでは実物のぎょろ目ライトの感じが出ているように思いますが、大きすぎるという人もいらっゃいます。どれが似ているように見えるかは、普段注目している箇所によって色々かと思います。
KATOでは2タイプのジャンパ栓受けが付属していますので、2種の写真を置きました。

パンタグラフ周辺

WIN
WIN
マイクロエース
マイクロエース
KATO
KATO

これはパンタグラフのあるクモハ100の比較です。マイクロエースは800番代で低屋根です。走行中、本来見えないはずの扉の緑色がチラチラ見えてしまいますが、1両1両で見ると面白いです。

全体

WIN WIN
購入したものは塗装が厚ぼったく、あまり状態がよくありませんでした。動力ユニットはトミックス製なので走りは問題ありません。
マイクロエース マイクロエース
マイクロエースらしく、吊革や貫通扉の着色など、細部の飾りに力が入っています。
この頃の製品は転がりが悪く、トレーラーも線路の上で静止してくれ、撮影が簡単でした。その後の同社製品とは全然違います。
KATO KATO
作りは一番きちんとしていて精度も高いです。個人的には前面窓の傾斜がきついように思うのですが、こんなものだったでしょうか。

電車はわずかな寸法の差や表現の差が即座に印象に響いて難しそうです。特に通勤電車はいつも見ているだけに、利用者のファンの方には厳しく見られてしまうこともあるかもしれません。電車の改造や自作を楽しまれている方は大勢いらっしゃいますが、一見単純な形に見える車両でも、9mmゲージで的確に再現するのはかなり苦労されているのではないでしょうか。

その後(6年後ですけど…)、トミーテックの鉄道コレクション、KATOのリニューアル品101系中央線を加えて撮り直しました。
こちらへどうぞ。→101系中央線(2012年版)


●比較した模型について


[101系電車(2012年版)へ→]

「Nゲージ蒸気機関車」トップページへ