KATOの電動ターンテーブルの操作室(牽引機、牽引小屋)です。
あとで元に戻せるように簡単に、と、安易に窓部分にデカールを貼ってみたらかえって面倒でした(笑)。
KATOの電動ターンテーブルの操作室は、窓が赤色でふさがっているので大変に目立ちます。
内部のコアレスモーターを隠すため、あるいはホコリ混入防止のためにふさいでいるのかもしれません。
窓を切り抜いたり操作室そのものを作りなおしたり、市販のキットパーツに交換されたりした方もいらっしゃると思います。
こちらは先輩のトミックスの操作室です。
最初、このパーツをかぶせられないかと思いました。
左がKATO、右がトミックスです。大きさがかなり違いますね。 |
KATOの操作室はまっすぐ上に引っ張ると外れ、トミックスの操作室は内側に押して下部のツメを外せば外れます。 |
残念ながら、トミックスの操作室をそのままかぶせるのは大きさ的に難しいようです。何かしら加工・改造が必要なのであきらめました。
プラ板などで窓を抜き、まるごと自作するのが良さそうに思えましたが、ただ窓部分を黒で塗るだけでも見栄えがよくなるでしょうか。
黒で塗るほか、薄い透明板の裏側を黒で塗って落とし込む、薄手の黒いシールを貼るなど、色々できそうです。ただ意外と窓のへこみが浅いので、あまり豪華なガラスは重ね貼りできないようです。
だいぶ昔に買った黒のデカールが余っているので使ってみようかな…。
デカールなら薄いですし、貼ってから窓の外周に沿ってナイフを入れて切り抜けば、マスキングせずにきれいにできるかもしれない…。
元に戻すときは、何かで擦ればパリパリと剥がせそう。
というわけで、安易に貼っております。
馴染まないのでマークソフターで柔らかくし、綿棒で押さえています。隅に気泡が入るので、デザインナイフの先でつついて小さい切り込みを入れ、逃がしています。
窓の外周に沿ってデザインナイフで軽く切り込みを入れ、余分なデカールを剥がしました。
しかし、乾いてくると案外強固で剥がしにくくなります。水で濡らせば簡単かと思いましたがそうでもないですね。乾いてから擦り落とすと、細かいカスがこびりついたりもします。
それを取り除こうと、手の届くところにあったアクリジョンのツールクリーナーを綿棒に付けて拭いてみたところ、表面が溶けて大慌てしました。うかつ。コンパウンドをかけて何とか見られるところまで復旧しましたが、それだけで15分ぐらいかかりました。余計な仕事を増やしてしまいました。
普通にマスキングして塗ったほうが楽だったような気がします。デカールにしても、素直に最初から窓の大きさに切り抜いておいたほうが楽だったのでしょうね。そちらをおすすめします。
出来上がりは想像したとおりで、それ以上にはなりませんが、メリハリはつきます。
全然よい方法ではないと思いますが、やってみたらこうなりましたよということで晒してみました。
さてこのあとどうしよう(笑)。
(後日)
これはこれとして、最初から窓の開いたものを3Dプリンターで作ってもらいました。
→転車台の操作室(3Dプリンター)