Nゲージ蒸気機関車>蒸機の工作>宮崎交通コッペル4号機の組み立て
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金属模型の水性塗装に熟練している方、お時間があればまともなやり方をご指導ください…。何卒よろしくお願いします。
臭いが少ないことを優先し、すべて水性の溶液を使いました。
よって、いつも優先している塗膜の強さや食い付きの良さ、粒状感の少なさなどは、多少低下してもかまいません。
しかし、模型に適した水性プライマーを何も知りません。 水性塗料はモデルマスターを使いました。 モデルマスターには専用の溶剤もありますが、高価なので、適当にタミヤカラーの溶剤も使っています。 |
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プライマーには、「そのままか約10%の水で薄めて塗ってください」とあります。 しかし、テスト吹きしたところ、溶液が濃すぎて平滑にならずに非常に難しいです。私のコンプレッサーでは圧力が低いのか、全か無かという感じになってしまいました。 |
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エアを全開にして、塗料はごくわずかに出すようにすると、何とか微粒子化してくれました。 |
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それでも何とか塗りました。少しでも塗料が多く出るとビシャビシャな感じになるので(濃すぎるのですよ)、通常の倍以上の時間がかかりました。 |
次回のために薄めのテストをしました。 水ではなく(はじくのを恐れたため)、水性タミヤカラーの溶剤を使って3倍ぐらいに薄めました。 今度はスムーズに吹けました。やっぱりちゃんと薄めたほうがよいです。ただし食い付きについては未知数です。 |
水性プライマーには、1日以上乾燥させるようにと注意書きがあります。 しかし、30分もしないうちに手で触れる程度には乾いたので、それを守らずに数時間後に塗ってしまいました。 |
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モデルマスターのフラットブラックとセミグロスブラックを、2:1ぐらいに混ぜ、専用の溶剤およびタミヤカラー溶剤で薄めました。 かすかに黒くなる程度に塗料の出方を調整して、サーッと塗っていきました。一回りするころには初めのほうが乾いているので、繰り返して重ね塗りしました。要するにいつものラッカー系塗料と同じです。 |
翌日、一部に細かいひび割れが。 昨日の乾燥後には正常だったので、プライマーの硬化が進んで黒の塗膜を引っ張り、ひび割れたのかもしれません。 |
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確かに、プライマーも黒塗装も、日数が経つにつれて重合が進み、塗膜が丈夫になっていきます。 10%薄めのプライマーをテスト塗りしたところを、1日後に引っ掻いてみると、まだ軽く傷が付きました。 |
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2日後のプライマーは、いくら強く引っ掻いても傷付きませんでした。 |
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なお、微粒子を薄く吹いた面は、2日後でも強く引っ掻けば軽い傷がつきました。よって今回の模型はこの状態のはずです(ただし、簡単にはがれなければよい)。 やはりツブツブが付着したまま乾くのではなく、きちんと粒同士がつながって「膜」になってから固着しないといけないでしょう。よって次回は迷わず、十分薄めて面になるように塗ります。 |
モーターには極性を示す白のマークがありますが、説明書では逆に記されているので間違えないようにします(公式サイトに訂正があります)。 今後の再生産があれば、説明書が訂正されるかもしれません。 なお、ウォームギヤをモーター軸に取り付けるとき、ウォームを適正な位置にするためのゲージが付属していますが、これを使っても1mmくらいギヤ位置が短くなってしまいました。 そのままだと、ウォームの先端がやっと動輪ギヤの中央部に届くかどうかという感じで、前進時にギヤを引っ掻いてしまう不都合がありました。やはり、自分の組み立てに合わせて、自分で位置決めをしなければいけません。 |
乾燥後、色々と弄り回しながら動力の組み立て調整を行いましたが、それだけで塗装がはがれてくるほど脆弱ではありません。
その後別な箇所がひび割れてくることもありませんでした。
塗装作業中の臭いが少なかったので、とりあえずうまくいきました。
ランボードの白線のように見えるところは白を塗ったわけではありません(ヒント:洋白製)。
小さなC56と比べてもこんなに小さいです。それなのにちゃんと自走するのが驚きです。
ある程度のことはわかったので、今度はもっと大きい機関車で水性プライマー塗りを試したいと思います。テンダーの側面のような広い面が、乾燥後にどうなるかですね。
ラッカー系でもプライマーの乾燥が悪いと、上塗りの黒にヘアラインのようなひびが入ることがあるからです。
●水性プライマー
●黒の水性塗料
●課題
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