イメージ画像

腸に関するQ&A

免疫力に関する素朴な疑問や意外な事実

免疫力の強さを測定する方法

もし、風邪のウィルスが体内に入ったら通常は、鼻みずやせきが出る、のどが痛む、熱が出る…。これらの症状は、体内の免疫システムが正常に作動している証拠。回復が早ければ免疫力も高く、逆に症状をこじらせたり長引くようであれば免疫力が低下していると考えられます。この免疫力、血液を調べることでもう少し客観的に判断することができます。
血液中の総白血球数やリンパ球、好中球、マクロファージなどの免疫細胞の数と活性度を調べて免疫力の高低を比べたりするのは、テレビの健康番組などでもおなじみ。
ただし、免疫システムにはさまざまな要因が絡んでいるので、そのデータだけで正確に判断するのはむずかしいものです。

インフルエンザや食中毒にかからない人がいるのはどうして?

空素中や食べ物から、つねに体内に入り込もうとしている病原体。同じ敵に出会った場合、病気になる人、ならない人の違いはやはり敵を意識しし、攻撃、排除する「免疫力」の高低の差と考えられます。
その差を左右するのは、食生活や生活習慣、気候条件など。「楽観的か悲観的か」といった考え方の癖も、実際に免疫力に影響を与えることがわかっています(楽観的なほうがプラス)。
なお、最近花粉症が増えたのは、衛生状態がよくなって細菌感染が減らたことが原因のひとつであるといわれています。細菌に感染すると、Th1という細胞がが生理活性物質を分泌し、アレルギーを起こすTh2 細胞を抑制しますが、感染症が減ることでTh2細胞が元気になりすぎて、症状が起きるとえられています。

免疫力はただ強ければいいわけではない

病気にかかりにくく治りが早くなるように、免疫力は強ければ強いほどありがたいと思いがちでずが、じつはそうでもありません。
食生活の変化やストレスなどで防御と攻撃のバランスが乱れてしまうと、自身を困らせ、傷つけるような症状起こすことがあります。花粉症やほこり、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどは本来さほど攻撃する必要のない特定の食品などに対して免疫細胞が過剰に反応して起こるもの。
さらに、関節や甲状腺など自自分自身の細胞や組織を攻撃してしまう自己免疫疾患と呼ばれる病気もあり、多くは国の難病指定となっていますがなぜ突然、自分自身を攻撃するのかは今のところ不明です。

免疫力アップに温熱療法の使用感、口コミ

このページの先頭へ