大学生活日記


ここでは、私y−tokuの4年間の大学生活を、飾らない言葉でありのま
まに振り返りたいと思います。

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大学二年次

・歯車を狂わすきっかけになった一件
順調に二年目の大学生活もスタートして、5月くらいに高校の時の友人から
「関西の大学に来てる子たちで同窓会やるから来ない?」って誘われたんで
すよ。ちょうどそのときは用事と少し重なっていたけども、数十分遅れてな
ら参加できるから一応OK出しといたんですよ。そしたらまた詳しい場所は
連絡するから、って言われたんですけど、その後何日かずっと待っとったん
ですけど連絡がなかなか来なくて。結局、当日のその時間まで来なかったか
ら無くなってしもたんかなあって思って、あきらめて大学の友人とメシ食い
に出かけてしもたんですよ。そしたら、11時頃家に帰ってきてみると留守
電に「〇〇にいるので良かったら来て下さい」ってその同窓会やってる友人
からメッセージが入ってて。正直かなり残念でしたけどね。何でもっと早く
連絡くれやんかったんやろか、って。
でも決して仲間外れにされてたわけではなくて、単に連絡するの忘れてただ
けやったから、別にその友人のこと悪く言うつもりはないし、何も怒ってへ
んのですけど、不思議とこの一件から人生の歯車が大きく狂いだしたんです
よ。具体的には後で書いていきますけど、でもほんま人生ってこんなに恐い
ものか、って今振り返ると感じますよ。こんな些細なことでおかしくなって
いくわけやから。
逆に言うと、些細なきっかけで人生が好転することもあるってことですけど
ね。でもつらいのは、そのきっかけが過ぎてしもてからじゃないと分からな
いってことですよね。まあ人生が分かってしもてたらほんまに面白いことな
いから、それはそれでええんでしょうけど。

・前期のテストで大崩れ
大学二年生って教養から専門への過渡期やから、当然一年生の時より試験は
難しくなっていくんですよ。それは十分分かっていたし、試験勉強も手を抜
いたわけじゃないんですけど、明らかに一年生の時より成績が悪かったんで
すよ。まあ教職の科目に重点を置きすぎたのと、前から勉強していた情報処
理技術者試験が後に控えていたのが原因ではあるんですけど、こんなんは所
詮言い訳やから。
でも、本当にこの時はひどくてね。まともに合格した数学の専門科目はほぼ
皆無やったから。正直、この時数学を専攻するのやめよかな、ってちょっと
思ったんですよ。実際、化学とか生物の方が成績が良かったし。ひょっとし
たらこっちの方が向いているかもしれん、とかっていろいろなこと考えてい
ました。
結局、今はこうして数学を専攻してるんやけど、やっぱりこの時あきらめや
んで良かったな、って思ってます。たぶんここであきらめてたら、他の分野
に移っても長続きせーへんかったんとちゃうかな、って。
でもまあ成績という現実を叩きつけられて、まず最初に思ったことは「ここ
で腐ったらおしまいや」ってことでしたね。卒業するためには十分な単位を
揃えてきているんやからここが踏ん張りどころや、って。

・資格の意義
10月に前から勉強していた情報処理技術者資格の試験を受けたんですよ。
大学で少し勉強したことをさらに幅広く発展させた内容やったから。やっぱ
りちゃんと身につけたい、っていう気持ちがあって。特にプログラミングに
関しては今後どういう形で必要になるか分からへんから、せめて一通りはや
っておきたかったんですよ。
周囲からは「その資格は本当に将来役に立つのか?」とかいろいろ言われま
したけど、でも役に立つか立たないかで分けるもんなんかなあ、って僕は思
うんですよ。だって身につけた技術がいつ、どこで、どういう形で役に立つ
かなんてはっきりと分からないわけでしょ。一見役に立たなそうでも、何十
年か経って必要になるなんてこともあるかもしれへんし。
それに、役に立たないけど資格持っている人って世の中にたくさんいるわけ
ですよ。頑張って教習所に通って免許取ったけど、今はペーパードライバー
やっていう人は数え切れやんくらいいるし。でも、僕はその人たちは無駄な
ことしとるなあ、とは絶対に思いません。いつ車を運転する必要性が出てく
るか分からへんわけやし。もしそういうときがきて、運転がうまくても免許
持ってない人に運転させます?
そう考えていくと、資格は役に立てば無論言うこと無いですけど、取ること
にも十分意義はあるんちゃうかなあ、って僕は思いますね。特に学生の間は
いろいろな知識に触れることができる良いチャンスなんやから、そういうこ
とに積極的にチャレンジしていくべきやと思います。

・成人式で見た幻滅
後期の僕はもう必死でしたね。前期の試験でのミスを取り返すためにがむし
ゃらに頑張って。それに比例して少しずつ成績も上がってきて。12月末ま
でにはある程度メドがついて、順調にいけば問題なく進級できる、ってとこ
ろまできてとりあえずホッとしたんですよ。
で、成人式があったから息抜きも兼ねて実家に帰省したんですよ。けっこう
成人式は楽しみにしていたんですけど、その惨状には完全に幻滅してしもて
ね。詳しくは コラム にも書いてるから、多くを語ることはしないですけど。
でも、最近は成人式のひどい有様がテレビでも報道されているから知ってい
る人も多いでしょうけど、いっそのことこんな行事無くしたったらええんち
ゃうか、って思うんですよ。昔は20歳というとかなり大人でしたけど、今
はそれが崩れてしもてるから。
それで、力が有り余っているああやって昔懐かしい人間と逢う場所を設けて
しまうから、何かアホなことやり出す奴がおるんですよね。式中に話をする
こともそうですけど。正直、お偉方から見るとこんな奴らと自分は同じに見
えてしまうんかな、って考えたらものすごく悔しくて。
ほんまに、成人式で何か問題のあった市町村の人たちに言いたい。絶対やめ
るべきや、って。同じ歳の人間集めるなら、最低限の分別がついて常識をわ
きまえてる年齢になるまでやらん方がいいですよ。これは同窓会でも言える
ことですけどね。


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