今日もぶつぶつ
7月1日(日)
とうとう7月になってしまいました。これから約3ヶ月半、いや下手をすれば4ヶ月近く暑〜い日々が続くのかと思うとそれだけで夏バテになりそうです。
私は夏生まれのくせに、どちらかというと夏より冬の方が好きです。
高血圧の私は寒い冬でもちょっと体を動かせば、そこそこ暖かくなれるのです。
ということは、ただでさえ暑い夏には息をするだけでも汗を吹き出すと言うことです。
何度も言いましたが私は人間とは思えないくらい非常識な量の水を飲まないと生きていけない生物なので、汗で水分を奪われると大変なことになるのです。
油断をしたらあっという間に脱水症状♪
ま、暑いのは夏が嫌いな理由の筆頭ですが、その他にも色々理由があります。
1.窓を開けて寝なきゃいけない。
私の家は1階です。クーラーなんてありません。
ちょっとお年を召したとはいえ、やはり若い娘(?)が窓を開けて寝るのは恐いものです。ただの泥棒だって、窓を開けてりゃ入りやすいでしょうしね。
だから外から開けられないようにガムテープなんかで網戸を固定していますが、やっぱり恐いものは恐いのです。
窓の外でちょっと物音がするとビクッっとなったりして。
無理して窓を閉めて寝たところ、明け方のぼせて鼻血が出て目覚めました・・・。
「変な奴が入ってきませんように。」って、毎晩祈りながら寝なきゃいけない。
極端な話、命をかけて窓を開けてるんだ・・・。
2.虫。
最近、でっかいものが窓やら網戸やらにビシビシ当たるようになりました。今年もまた、カナブンとの戦いが待っているのでしょうか?
家にいる時には去年買った網をいつも身近においてます。
恐いのはカナブンだけじゃあありません。あの真っ黒で巨大な虫だって現われるはずです。
ちなみに今も、パソコンの画面に小さな虫が数匹うろうろしていて、なかなか嫌な感じなのです。
3.風邪を引く。
冬だって引きやすいんですけどね・・・。
でも、外を歩いて汗を掻く→冷房の効いた場所で冷えてしまうという行動で、確実に毎日風邪状態なのです。
4.どこへ行った?夏バテ!ちっとも痩せねーぞ!
・・・夏は誤魔化しにくい季節です。薄い布からは贅肉のはみ出し具合がよく分かります。しかも、きつい部分に汗が溜まってあせもになったりします。恐ろしいことです。
・・・ま、いいことってないですね。とはいえ文句を言っても自然現象の前に人は無力です。
こんな夏を少しでも快適に過ごすために、7月の目標は痩せることと部屋をきれいにすること!(汚い部屋は倍暑苦しい上、扇風機をつけると埃が舞って喘息になる。)
いつまで続くか分かりませんが、新しい月もがんばrましょう。
(月が変わるたびにこんなこと言ってるような気が・・・)
6月30日(土)
ボーナスも出たことだし♪今日はコンタクトを買いに行きました。生まれて初めての体験です。
お店はインターネットで調べた大阪の某有名コンタクトレンズ専門店。左右に眼鏡を売ってるコーナーとコンタクトレンズのケア用品を売ってるコーナーがあって、その奥が受け付けです。
「あの〜コンタクトにしたいんですけど・・・初めてなんですが・・・。」
とりあえず遠慮がちに受け付けのお姉さんに声をかけると、
「じゃあ、そちらに座ってお待ち下さい。」とのこと。店の中は喫茶店かと思うような丸テーブルと椅子が並んでいて、割りとくつろいだ感じのお客さんが何人か待っています。
雑誌を読んでる人なんかもいて、ここは何屋だ?って首を傾げていると、すかさず申し込み用紙を持った店員さんが現れました。
住所やら名前やら、今までのコンタクトレンズ(長いので以下レンズ)体験、使いたいレンズの種類なんかを記入する欄があって、書き終わってどうしようかな〜と周囲を見渡すと、またまたすかさず
アドバイザー?らしき人がご登場。なかなかサービスは行き届いています。
で、予算とかどんなレンズが欲しいかを聞かれて、私はとりあえず使い捨て、と答えました。
私は結構雑な人間なんでケアとかちゃんとできないはずなのです。
「使い捨てですか・・・初めての方にはちょっと・・・割高にもなりますし・・・。ハードとソフトだと、ソフトがいいってことですね?」
アドバイザーは首を傾げてそう言います。使い捨てレンズっていうのはほとんどがソフトなのでそう思ったらしいのですが、そうは知らない私は、ハードがいいと答えました。
ソフトとハード・・・レンズを買う人の一番の悩みどころだと思うのですが、私もこれにはかなり悩みました。
ハードが通気性が良くて目に優しいけど、めっちゃ痛い、ソフトはハードよりは違和感とかないけど、通気性が悪くて目にあまり優しくない。
これを教えてくれた同僚のムーミン君は、「僕はハードですけど、そりゃもう、めっちゃ痛いですよ!」と嬉しそうに教えてくれました。
痛いのは嫌だからソフトにしようか・・・でも、私はたまねぎをきってても号泣するほど目の粘膜が弱いから、目に優しい方がいいのかも・・・こうして考えに考えて、昨日はハード、今日はソフト、そして翌日はまたまたハード、って選択肢をコロコロ変える日々を送っていました。
そんな私に、ハードとソフトの中間だ、という怪情報(?)がどこからかやってきて、使い捨てレンズと言う選択肢が勝利したのです。
でも、ソフトと一緒、とか割高、もう少し慣れてから、とか言われたらあっさり萎む、ちょっとした決意です。
最終的にはハードレンズということで、お店の奥にある目医者(なんで眼科と言えないんだろう?)へ行きました。
さて、この眼科でもあまり待たされることはなかったのですが、私は最初、名前を呼ばれたことに気付きませんでした。
間違った読み方をされていたからです。私の名前はちょっと珍しいので、確かに読めない人とかいます。
でも、それに気付いたのは大学生の時でした。だって、うちの田舎じゃ山ほどいるもんな・・・私の中では「鈴木」「佐藤」よりありふれた名前だったのです。
でも、高校生ぐらいから珍しいと言われる様になりました。多感な17歳前後の乙女(!)には、「なに珍しがってんの?変な人達。」としか思えなかったのですが、大学でまったく違う土地に行き、そこの人達に「なんて読むの?」「なんて書くの?」としょっちゅう聞かれ始めたあたりから・・・そして、その地方にも、私にとって珍しい名前が当たり前のようにあふれていたことから・・・
「あ、田舎じゃ変わった名前が多いんだ・・・。」って自覚しました。
・・・閑話休題・・・。
なんにせよ、目の検査が始まりました。
片目ずつ、アメリカのハイウェイのような道路の映像を見せられます。それが遠くなったり近くなったりして、はっきり見えたりぼやけたり・・・そのあと点滅するライトを見たり、いきなり目にエアをかけられたりと苦難の道を歩んで、再びカウンセリングです。
「ま、乱視とかもないですし、ソフトのレンズで入れてみましょうか。」
「ソフトですか?でも、ハードが・・・・・。」
「でも、初めての方だとハードはかなり異物感を感じますし・・・目の状態からもソフトの方がいいと思いますよ。」
ソフトがいい理由はなんだか難しい話をされたのですが、きれいさっぱり忘れてしまいました。要は、黒目を全部覆った方が私の目には合うということで、通気性の問題も、ソフトレンズは水分を含んでいてちゃんと酸素を補っているから普通に使っている分には大丈夫だ、と言われました。
「じゃあ、ソフトで・・・。」
ふふっ、信念が無い奴だと笑いたければ笑えばいいさ・・・目の健康に素人の信念なんていらないのさ・・・レンズのこと、な〜んも知らないし。
さて、使うレンズも決まったところで、試着です。
この試着、なかなか鮮やかです。ちょっと目の下を押さえられて、「左側を見ててください。」「次は右側を見ててください。」
と、レンズを入れられる恐怖心を煽らないよう、配慮がなされています。
思い出すのは高校生の時、・・・長くなるので久々の自己紹介コーナーで書くことにしましょう。
で、無事レンズをはめたものの・・・う〜ん、レンズをした人とか、眼鏡をかけたひとtかって、よく「見えるようになったら世界が変わるよ〜。私は今まで何を見てたんだろう?とか思うよ〜。」
って言いますが・・・何か変わってるか?
なんだろう・・・確かに、はっきり見えているような気はします。でも、そkまでの衝撃は無いのです。レンズを着けるなんてはやまったか?とすら思いました。
はっきり見えるようにはなってるんだろうけどね・・・多分、もともと乱視とかは一切無くて、視力は0.3とか0.4。それで乱視とかの問題が無い場合、両眼での視力は0.5とか0.6とからしいです。
だから、日常生活には困らなかったわけで・・・。
こんな私の当惑をよそに、目医者さんはお仕事を続けます。
レンズをつけた視力検査の結果、私の視力は1.2になっており、レンズを着けた状態での私の目の状態も異常は無いと分かり、目の問題が解決したあとは、レンズの付け外しの練習です。
まずは、今着けているレンズを外します。
が、私はそこで恐ろしい指示をされました。
「右手の中指で目の下を、左手の中指で目の上を引っ張って、目が大きく開いた瞬間に右手の親指と人差し指でレンズをつまんでください。」
・・・レンズをつまむ・・・?つまむってなんだ?レンズってつまめるのか?
ってか、つまもうと思ったら自分の意識の中では眼球に触れそうなくらい黒目部分を触るってことで・・・きゃ〜と思いつつやってみると出来ました。
レンズと言うと、私は硬いガラスのようなものを想像してしまいます。でも、取れたレンズはどちらかというと布のようにふにゃふにゃしていて、見た目はまるでクラゲです。
そこで、私の恐怖心は少しだけ小さくなりました。
目に異物を入れる・・・まつげが入っても虫が入ってもいたいですが、このふにゃふにゃとした、1cm弱のクラゲは痛いと思うには頼りない姿をしている・・・そう思ったのです。
が、次はレンズを入れる練習です。
これが難しい・・・だって、目にクラゲ入れるんだよ?誰がそんなことできるよ?
結局、片方の目にレンズを入れるのに30分以上かかりました。
カウンセラーが苛立っているのを肌で感じます。でもさ、しょうがないだろ〜できないものはできないんだ〜!
なんとかレンズを入れることができたものの、私はくたくたでした。カウンセラーもくたくたでした。
もう一回やれ、と言われたら泣くところでしたが、幸い疲れたカウンセラーからは「がんばって下さい。」との言葉しかなく、やっと私は解放されました。
あとはお店でレンズその他のケア用品を買って帰るだけです。
「ここで着けて帰りますか?」店員さんに聞かれましたが、私は「いいです!」と即答しました。そんなことをすれば、これから1時間の地獄が始まってしまいます。
でも、家に帰ったあと、早速着けてみました。家だとリラックスしているのか、5分程度でつけることが出来ます。
で、早速買物に行ったところ・・・
町の様子はちょっぴり変わっていました。たとえば黄色い看板だとずっと思っていた看板に、実は文字が書かれていたり、太い線が細く見えたり(今まではぼやけて見えていた。)
確かに世界はちょっぴり変わっています。なかなか面白いです。
が、唯一面白くなかったのは、自分の顔を見た時でしょうか。
見えなかったものが見える・・・その残酷さを知らないことの幸せを教えてくれた私の顔・・・・。(号泣)
まあ、面白かったです。レンズをつけて見た世界。今日は4時間で終了でしたが、明日からちょっとずつ長くして着けるようにして、いつかレンズを着けてる方が日常になるんですね。
黄色い看板に文字がある、と分かったあの新鮮な気持ちを少しずつ味わえなくなっていくのは寂しいような気もします。
でも、1日目は、コンタクトを買って良かったのかな、と思えました。目の病気にならないよう、ぐうたら病を克服してちゃんとレンズのケアをしないとね。
6月27日(水)
連日暑い日が続いています。
そんな中、大阪なのに南半球にあってとっても寒いわが社では、何故か内装工事をしていました。
ううう・・・シンナー臭い・・・。
どうしてこんなものをビニル袋に入れて吸いながら喜んでいる人がいるんだろう?非常に不思議です。
しかし首を傾げている瞬間にもシンナーは広がってきていて、頭が痛くなるくらいにおいが部屋に満ちています。
とはいえ冷房中・・・窓は開けてないし、第1うちの部署は窓一つない部屋の吹き溜まり部分にあるのです。
「ああもうだめだ・・・。」
私は唯一窓を開けている場所、トイレに逃げ込もうとしました。
が、一歩一歩トイレに近づくごとに吹いてくる生暖かい風・・・。
これは、予想以上に暑いのでは・・・?
その予想は当たりました。トイレに入ると、真正面から蒸しタオルをかけられたかのような熱気と湿気を含んだ風が襲ってきます。
それでもシンナーよりはましだと思い、とどまること約1分・・・すでに汗がじわじわと体中から涌き出ています。
これはもしや、サウナでは?
服を着たままサウナに入ると、きっと気色悪いことでしょう。私は今日、そんな気色の悪い思いをしました。
門前のシンナー、後門のトイレサウナ・・・。
こうして私は、汗にびっしょり濡れながら一層シンナー臭くなった部屋へと戻っていったのでした。
そして、シンナーの吸いすぎてちょっぴりバカになった私は(もとからそこそこアホなのに・・・)、もうすぐ「キ○ン端○生」のペアジョッキの締めきりだというのにシールがあと9枚足りないため、6本入りのケース2本+夕食のおかずその他を抱えてやっぱり汗だくで家に帰りついたのでした。
なんにせよ、わが社にはサウナがあることが判明した1日でした。
6月24日(日)
相変わらず土日ともなるとだらだらしています。(いや、平日もだらだらしてるけど・・・。)
いつものようにごろごろとしたまま休日は終わるのかと思っていた午後4時過ぎ、突然電話が鳴りました。
電話の主は、高校時代の友人、鎖帷子さん。近くまで来てるので、会えないかとのことです。
断る理由はないし、ちょっと遠くに住んでいて、数ヶ月に一度くらいしか会えないお友達の誘いです。5時に待ち合わせの約束をして、そそくさと出掛けました。
しかし、彼女は私が髪を切ったのを知らなかったため、真横で立っていても数秒気付いてくれませんでした。
しかも、私だと気付いた途端、叫び声を上げたのです。
「ぎゃあ!何!?どーしたん!その髪!」
喚く鎖帷子さんに周囲の注目が集まります。う〜む、面白いけど、恥ずかしい・・・。
さて、そんな元気な鎖帷子さんですが、実は体を壊して1週間仕事を休み、実家で静養していたのです。明日から仕事に復帰するため、一人暮しのマンションに帰るとのことでした。
6月って、じめじめしてるし、暑かったり寒かったりで、私の周囲では。体調を壊す人が他にも結構います。
鎖帷子さんの場合は、4月から会社の組織変更で仕事が3倍に増加した上、休みは日曜のみ、夜11時過ぎまでの残業も日常化し、その上パートのおばちゃん3人組に、ねちねち嫌味を言われたり、あらぬ噂を流されたりして、肉体的にも精神的にも参ってしまった模様です。
どこにでもいるんだよね、そういうの・・・って話で盛りあがりました。
私もな・・・昼休みに一緒にお昼ご飯を食べてる人に変な人がいるんだよな・・・。妙に突っかかってくると言うかなんと言うか・・・。
あまりに根掘り葉掘り立ち入ったことを聞くので、「さあ・・・。」とか生返事をしていると、
「そっか〜父子家庭だからあんまり答えたくないのか〜なるほどなるほど・・・。」
とにやにや笑っているような人で・・・私より年上なんですけどね・・・もうすぐ30歳なのにね・・・。
まあ、そんな感じで、鎖帷子さんと二人で、
「どこにでもいるんだね、そんな人・・・。」「女の敵は女だよ・・・。」
と、溜息をついておりました。
とはいえ私の場合は昼休みだけなので寝たふりをするなり右から左へ聞き流すなりすれば済む話です。でも、体まで壊してしまった鎖帷子さんはかなり深刻です。
と、その時、私は同じく高校時代の友人、Y子さんのことを思い出しました。
Y子さんは非常に個性的で面白いひとでした。なぜかいつも笑っている・・・怒っている時ですら笑っているので本気で怒っているようには見えない人でした。
私達が高校3年生の時でした。体育の授業で硬式テニスをやっていたのですが、いかんせん全員素人・・・不運なことに誰かの打ったテニスボールがものすごい勢いでY子さんの背中を直撃したのです。
ボスッ!と鈍い音がして、私達は一斉に、
「大丈夫!?」
とY子さんに駆け寄ろうとしました。その時です。
「大丈・・・。」
振り返ってそこまで言ったY子さんの顔は、確かに笑顔でした。
が、次の瞬間、
「ぶ〜〜〜〜〜。」と弱々しく言いながら、Y子さんは身をよじりながら倒れました。
で、それでも笑ったまま、相当背中が痛いらしく、じたばたしています。
心配して駆け寄った一同は、あまりのことにしばし呆然とし、次に腹を抱えて笑い始めました。
後にY子さんは、「人がものすごく痛がってるのに笑うなんてひどい〜!」とやっぱり笑顔で怒っていたのですが、「痛いくせに無理して笑ってるからだ。」と逆に責められていました。
さあ、こんな『ベロ出しチョンマ』の生まれ変わりのようなY子さんを思い出し、私と鎖帷子さんは大いに反省しました。
「わずか18歳のY子さんが、テニスの硬球の痛みに耐えようと、笑顔で倒れて行ったんだ・・・私達も見習わないと・・・。」
こうして、お互いがんばろうね、としみじみ語って、鎖帷子さんとは別れました。
Y子さんは、こんな反省の材料に使われたとは露知らず、今日も笑顔で起こっていることでしょう・・・。
日記2001年6月分(前半)へ
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